星穴新道

0 P3a_P38427
     Photo0 星穴岳P3

記録
日程:2015,05,14 Nさん,Wさん、安田

5/14日 天候 晴れ
コースタイム:国民宿舎(7:10)→星穴橋(7:28)→P1基部(8:45)→P2下降点(9:30)→P3下降点(10:40)→星穴沢下降点(11:05)→星穴岳西側ピーク(11:18~11:25)→稜線(11:30~11:50)→星穴沢下降点(12:00)→女坂登山道合流(14:20)→国民宿舎(15:00)      行程10.2km 累積標高1653m

ルートマップは ここ です。 
以前に登った星穴岳の記録は こちら です。

妙義の難所は脆い岩と切り立った岩壁であるがもう一つの難所が良くすべる堆積した落ち葉。この季節ならばかさかさに乾いた滑りやすい落ち葉の堆積も幾分少なく、新緑のはじめとあって多少は視界も確保できるであろうと目論んで星穴新道に出かけた。

尾根取り付き    裏妙義の国民宿舎に駐車し、林道のゲートを越えて進むと左側に慰霊碑が立っている広場がある。ここを左折し女坂登山道を進み直ぐに現れる星穴橋を渡って道なりに進むと左に曲がって星穴沢の堰堤を見下ろす広場に出る。ここから直ぐ右の尾根に取り付き尾根に乗ったところからはリッジを上り詰めてゆく。
1休憩後再び尾根を登る_8395
     Photo1 快適に新緑の尾根を登る 

P1    途中に鉄杭が残っているなどかつての登山道の名残があるがやがて尾根は大岩に突き当たる。
2P1基部の矢印_8398
     Photo2 P1基部大岩の目印 

正面の岩に描かれた黄色ペイントの矢印に従って左から岩を巻くように登って行くと古い鎖が下がった泥付きの岩場が現れるので鎖に体重をかけないように登り、3P1最初の岩場_8399
     Photo3 最初の岩登り 

さらに落ち葉の堆積した泥付き斜面を木の幹や根を使って登るとP1上の尾根に出る。

このルートで現れる鎖、それに鉄杭は星穴新道が開かれた当時のものであろうから50年近くたち風雪に腐食も進んでいる。また、残置去れたフィックスロープやスリング類も退色するほど年月がたっており信頼が置ける代物ではないので我々はこれ以降もロープ出して進み、残置物に頼るときはなるべく体重をかけないようにクライムダウンの手がかり程度とした。
P1の最初の岩登り場面では真新しいリングボルトとRCCが打たれていたが、リングボルトは軸がグラグラ動くし、RCCにいたってはハンガー部分が回転さらに前後に移動するという代物。残置スリングもかかっていたので使用された方もいると思うが危険この上ない代物である。

P2    細尾根を進むと文字の見えなくなった案内板が木に下がっており、
4古い案内板_8404
     Photo4 古い案内板 

さらに少し登るとP2基部の岩が前方に立ちはだかる。案内板まで戻ると左側立ち木の根元に残置スリング、色のわからないくらい古いロープが下がっているが使用せず、30mでは安定したところに立てるかどうか心もとないので50mを出し、懸垂でスリバチ(コップ状岩壁)の中に降り立つ。
5P2下降点を振り返る_8408
     Photo5 スリバチの底から振り返る 

スリバチの底では古い固定ロープにセルフビレーをとり、ロープをたたんで泥つきを急斜面を登り返した。ここからしばらくは泥つきの痩せ尾根となり木の葉越しに西岳から星穴岳にいたる稜線が見え出す。振り返れば裏妙義の稜線と小さな丁須の頭も見える。

P3     やがて再び岩が現れるので今度は突き当たる直前の左足元にある古い残置ロープあるところから木の根を使って泥つきを降り一人が漸く立てるテラスに降りて、ここからは昔の桟道跡と思われる鉄杭を足がかりに鎖を使ってトラバースし泥付きバンドに渡ってからは鎖を頼りに長いバンドトラバースをして対岸に取り付き、登り返して泥付きリッジに上がる。
6P3トラバース_8414
      Photo6 鉄杭を足がかりにトラバース 

リッジを進んでコルに達すると、星穴沢下降の立ち木支点が現れるがここを通り越し、少し登るとまたもや岩が現れる。
ここはリッジをそのまま進んでも登れそうであるが左に廻り落ち葉が堆積したルンゼ状の泥付き急斜面を細い潅木を頼りに登ると星穴岳稜線に出た。
7稜線に出る_8420
     Photo7 星穴岳山頂直下の稜線に出た 

登ってきたところの反対側にある懸垂支点から下を覗くとかなりの大きさのテラスが見え、ここが稜線から結び穴への直接懸垂点ということがわかる。
稜線で右折し登り詰めると直ぐに星穴岳に西側にある岩峰のピークに出た。ここで休憩し展望後、
8星穴新道の稜線_8433
     Photo8 星穴新道の稜線を上から見ると
9相馬岳と星穴岳山頂_8435
     Photo9 星穴岳山頂と相馬岳 

星穴新道と稜線の合流まで戻り昼食休憩。

星穴沢下降     今回は星穴岳の山稜は踏まずに登りのときに通過したP3のコルにある星穴沢懸垂下降点までもどり、ここから両側から岩が迫って薄暗い星穴沢を50mを3ピッチ、25mを1ピッチの計4ピッチで下降。
10懸垂2Pを降る_8437
     Photo10 星穴沢下降2P目 

途中25mでピッチが切れるように支点が設けられているが下がっているスリングは退色。多分ネット情報で見たことのある10数年前のものと思われる。50m懸垂支点にしても、立ち枯れた木に残置があったりという具合でいつまで耐えるか・・・・?新しい支点を取れそうな立ち木もほとんど無い。ロープをたたんで浮石だらけの沢を降り、堆積した落ち葉の下に水流を確認できるようになるとやがて水音が聞こえ始め女坂登山道に近づいたことがわかる。
11女坂登山道のケルン_8452
     Photo11 女坂登山道に出た

上からは見えなかったが大岩にはペイントもあり岩の上に詰まれた小ケルンもあるので登山道へ出たことを確認し、降る途中で一回渡渉すると星穴沢の堰堤が見え出し朝の尾根取付点に出る。ここからは慰霊碑の前を通り往路を国民宿舎まで戻って星穴新道・星穴沢下降の周回山行を終えた。

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