赤城山 銚子の伽藍と乙女の滝

0乙女の滝_5652 A
Photo0 見事な”ひょんぐり(跳ね上がり)“を見せる乙女の滝

記録
日程:2017,06,29
メンバー:安田

6/29日 天候 曇り :
コースタイム:大猿公園駐車場(7:30)→おおさる山乃家登山口(7:35)→東登山口合流(7:49)→さねすり岩(9:02~9:06)→横引尾根出合(9:13~9:30)→銚子の伽藍東展望台(9:42~9:46)→銚子の伽藍(10:02~10:17)→牛石峠(10:38)→軽井沢峠(10:45)→血の池(11:18~11:21)→小沼水門(11:46~12:00)→茶の木畑峠(12:24)→乙女の滝下降点(12:47~12:52)→乙女の滝(13:14~13:29)→林道終点(13:38)→おおさる山乃家(14:01)→大猿の猿(14:03)→澳比古神社(14:11~14:24)→大猿公園駐車場(14:31)
行程14.3km累積標高1206m     ルートマップは ここ です。

気温はさほど高くなくてもやはり梅雨時、湿度が高いので少し歩けば汗まみれになってしまうので涼しいところは?と考えてみるとやはり沢となるが水を浴びるのはどうも。ということで思い立ったのが赤城の銚子山の伽藍と乙女の滝。

大猿川の両岸尾根(右岸のつつじが峰と左岸の小峰)周回をしようと登山口のある大猿公園を目指すが前橋側から入っても桐生側から入っても解りにくい。”おおさる山乃家”の看板を目当てに進みどうにか大猿公園の駐車場に着いて支度を整えて澳比古神社の鳥居横から出発。
1澳比古神社鳥居_5585
     Photo1澳比古神社の鳥居

すぐに”おおさる山乃家”の前を通過し右側に水芭蕉の植生地と東屋を見るとすぐ左側に登山口が現われた。
2おおさる山乃家登山口_5586
     Photo2 おおさる山乃家登山口

笹が刈払われた木段の登山道を登って行くとつつじが峰の稜線に到着。尾根上を登ってきた東登山口からの道と合わさり少し進むと今度は西登山口からの道と合わさった。
歩きやすい尾根道はつつじが峰と名づけられているようにつつじの中に伸びているがこの季節では花は無くみどり一色。時たまサラサドウダンの花が落ちて敷き詰められている所もあった。
しばらく歩くと崩壊した斜面の上のリッジを歩く部分があるが危険箇所はなし。天候は曇り予報の大当たりで谷はガスで埋まり隣の尾根さえ見えない。やがて目の前に蜀山人の歌碑が立つ”さねすり岩”到着。
3さねすり岩_5598
     Photo3 さねすり岩と蜀山人の歌碑

登山道は尖った小岩を乗越し岩の割れ目に伸びている。背の低かった昔の女性がこの小岩を跨ぐときに微妙なところに当たるので”さねすり岩”と呼ばれたらしいが???
小岩を跨いで人一人が通過できる岩の割れ目を抜けるがここが”産道”、なるほどね~。
4産道_5602
     Photo4 岩の間を横になって通り抜ける"産道“

"さねすり岩"を通過するとやがて横引尾根とつつじ峰の交わる横引き尾根出合の広場に出た。
5銚子の伽藍分岐_5605
     Photo5横引尾根出合

ここで休憩を取り左折して横引尾根を進むと東展望台と銚子の伽藍の分岐に到着。東展望台方向に進んで西側と南側が切れ落ちた先端に立つと粕川の谷が見渡せたが今の季節ではみどり一色。
東展望台から引き返し分岐を今度は銚子の伽藍方面に降り、途中からは薄い踏跡に入って北面の支沢の崩落したザレを降り沢床に降り立った。支沢の合流点の対岸にはおそらく”おとぎの森”へと伸びているバリエーションルートと思われるテープが認められたが今回は見送った。
銚子の伽藍上部ではナメになっており水流も穏やかで水の中を歩いて降って銚子の伽藍の落ち口に出た。
6銚子の伽藍_5612
     Photo6 銚子の伽藍落ち口

銚子の伽藍は落ち口からは暗く深いゴルジェとなっており不気味な様相。左岸には登山道が降ってきて落ち口のすぐ上流で横断している。落ち口の左岸で休憩して沢を横断。右岸にあるフィックスロープを使って登り返し牛石山への明瞭な登山道を辿った。
尾根上に出ると左に伸びる踏跡があったが銚子の伽藍西側の展望台へと延びているのであろうか?行ってみるかどうか思案したがここもパス。
登りつめてゆくとやがて東屋がある牛石山山頂に出た。木々の囲まれ展望が無いので先に進むとやがて舗装道路の横を進むようになり"牛石"を過ぎると
7牛石_5621
     Photo7 牛石

牛石峠で道路に出た。
牛石峠からは車道を進み、冬に登った荒山の一方の登山口である軽井沢峠の駐車所を過ぎ、さらに進んで”三途の川”を過ぎたところで右折し関東ふれあいの道に入った。新しい靴跡が無い濡れた道をしばらく進むと”血の池”分岐。
8血の池_5630
     Photo8雑草が茂る”血の池“梅雨が続くと池が出現か?


”血の池"に立ち寄ってみると水は無く草が茂っていた。解説板によると梅雨時から夏に掛けては水深1mほどになるらしいが・・・
"血の池"から朝香峠に登ると漸く小沼を展望できた。道は尾根上から小沼畔へと降ってゆくが・・・
9小沼と長七郎山_5633
     Photo9 小沼と長七郎山

尾根を反対側に登れば朝香嶺に出るらしく、朝加嶺を越えればこれから向かう小沼の水門へはショートカットできそうであったがここは地図通りに進んで小沼畔を歩き水門に到着。
休憩後、"おとぎの森"方面、”茶の木畑峠”を目指して歩き始めると長七郎山への分岐で”おとぎの森”への指導標が2つありその先にはやはり2本の道が延びている。どちらへ進むべきか思案し表示距離が長い左側の道を選択。
10おとぎの森分岐_5635
     Photo10 長七郎山分岐 指導標の上2枚が“おとぎの森”を示す

長七郎山を巻くように進むとやがて急に左に曲がったところで"おとぎの森”と”茶の木畑峠"への指導標が出てきた。

分岐からは左側は登りで”茶の木畑峠”、右側は降りで”おとぎの森"なので先ほどの分岐で距離が短い”おとぎの森"ルートを進んでいたならここまで来るのに登り返しがあったようだ。結局距離表示の長いほうを選んで正解だった。

”茶の木畑峠”に登り返すと横引尾根には先ほど通過した銚子の伽藍方面への踏跡はあったが指導標はなし。
11茶の木畑峠_5638
     Photo11 茶の木畑峠

高原地図では破線扱いとなっている。

”茶の木畑峠”峠から降り”追分”に出たがこの分岐では尾根から降る道は横木で止められていた。尾根上を降り"岳人岩”を過ぎると”乙女の滝”への下降点を探りながらキョロキョロ。
12岳人岩_5641
     Photo12 岳人岩 

このまま尾根上を降る登山道を大猿公園まで降りてしまっては”乙女の滝”を見るためにはもう一度大猿川を小一時間登り返さなければならないので途中からの出来そうなところを物色。
事前に地形図で登山道を離れ直接"乙女の滝"へ降るルートを検討しておいたものの、実際には降れるかどうかが問題。目星をつけておいた地点手前で登山道横に数本のテープが懸かった木を発見、ここでよいのか立ち止まって検討。
13乙女の滝への下降_5643
     Photo13 乙女の滝への下降点 奥にテープが見えるが踏跡無し

よく見れば左斜面の奥にもテープがありここが下降点と確信したものの、斜面は笹で覆われて登山道から入り込んでいる踏跡は無い。今日はロープを持参していないが、いざとなれば登り返せば良いと覚悟を決めて下降開始。
丹念にテープを追うとやがてザレた沢形に出て少し降ると古い石積堰堤の跡があった。
ザレを横切りさらに目印を追うと今度は水流のある細いナメ沢にでた。この沢を渡渉し右岸を降って行くとやがて水音が聞こえ出し、大猿川が近いことが解った。

ここまで濡れた泥の上にも沢沿いの砂斜面にもどこにも踏跡は無く、小岩は苔むしていて人が石を落とした転石も無かった。テープがあるので先達がいるということ確かなのだがここしばらくは踏み入った人はいないようだ。やがて前方が明るくなると突然地面が切れ、崖を2mほど下ると”乙女の滝”脇の登山道に飛び出した。
”乙女の滝”は見事なひょんぐり滝で一度釜に落ちた水が再び噴き上がっていた。落ち口に行って上から覗いたり横ら見たりで見飽きることが無い。
14乙女の滝_5649
     Photo14 乙女の滝

"乙女の滝"とはよく言ったもので見方によってはなるほど女性の・・・乙女たる所以か?
”乙女の滝”から更に上流には"大猿の滝"があるが今日はここまでかなりの距離を歩いてきたので先には進まずここから大猿川に沿って降った。川沿いの植林の中に張られたロープに沿って降り、渡渉すると林道終点に出てここからは長い林道歩きとなった。
15林道終点_5656
     Photo15 林道終点 上流の堰堤工事用だったのか?

やがて歩き始めに通過した”おおさる山乃家”に出て周回を終えた。


          Appendix さねすり岩と澳比古神社


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Re: No title

コメントありがとうございます。昔オランダ医学書が入ってきたときに造語をつって翻訳するよなことがなかった言葉だと思います。一般的に呼ばれていた。しかし時代が進み西洋かぶれが対応できなくなったので今では”栗と栗鼠”、昔のほうが日本語が豊かだったのではないかな。

No title

安田様

連日精力的に歩かれていらっしゃいますね。うらやましい。

ひょんぐりが跳ね返るの意味ということを初めて知りました。
一ノ倉にもヒョングリの滝の名称がありますが意味を知りませんでした。

そして「さね」は昔の言葉?方言で「おさね」という言いまわしがあったと記憶していますので。こちらはわかりました(笑)
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