毛無岩(笠松コース→尾根コース周回)

0毛無岩山頂_4646
     Photo0 毛無岩山頂

記録
日程:2017,04,10
メンバー:安田

4/10日 天候 曇り時々晴れ 
コースタイム:駐車スペース(7:00)→尾根ルート笠松ルート分岐(7:08) →尾根取り付き(7:27)→H920尾根岩上(8:03~8:15)→三又ピーク(8:34)→笠松岩壁突き当たり(9:15)→東コル分岐(9:48)→毛無岩山頂(10:10~10:38)→相沢越(11:02)→スラブのルンゼ下(11:28~11;39)→縦走路分岐(11:46)→赤松の休み場(12:27~12:37)→尾根取り付き(12:52)→尾根ルート笠松ルート分岐(13:07)→駐車スペース(13:17)
行程9.7km 累積標高660m     ルートマップは ここ です。

各地で桜の開花が伝えられ始めたかと思えば寒い日もあり今年の桜は見ごろが長かった。菜種梅雨の影響もありちょっと山行が空いてしまったが漸く訪れた晴れ間を見つけて西上州の毛無岩に出かけてきた。
例によって下仁田ICで高速を降り街中を抜けて南牧川に沿って車を走らせ、以前に行った立岩の登山口方面に向い、途中の分岐を右に進んで道場集落に着いた。
集落の一番奥の駐車スペースに車を停めて山神社の裏側から沢床に降り立って道場川を横断し合流してくる沢を少し遡った毛無岩登山口から取り付いた。
1道場山神宮_4686
     Photo1 山神社の後ろから道場川に降りて伏流を渡る

取り付きまではネット情報や解説本、地図によると山神社のところから道場川に降りて赤い鉄橋、次いで木橋を渡るように書かれているがもはや木橋は跡かたもなくなっている。
2尾根コース取り付き_4685
     Photo2 赤い鉄橋の後の木橋は崩落?

道場川を渡るには山神社下の砂防堰堤の上流を渡るほうが良い。堰堤上部は伏流となっていて流れが消えているので容易に渡ることが出来た。
道場川に合流する沢の右岸に目印テープやペイント矢印があり尾根コース登山口とわかるが指導標など文字が書かれたものは無かった。
今回は笠松コースを登り尾根コースを降るという周回ルートを計画していたので
尾根コース取り付きをやり過ごし、少し先の左岸にあった崩壊した木ハシゴの横を登って左岸沿いの道跡をたどった。
3尾根笠松分岐_4684
     Photo3 笠松コースへ

途中沢床に降りたり合流している涸れた枝沢を越えて進むといつしか道跡も消えた。左の尾根への取り付きを探しながら進むとやがて左岸に古い石積が現われた。
4左岸の石積_4625
     Photo4 笠松コース尾根取り付き 左岸石積が目印

ここから左上に見える右岸尾根を目指して急登を登って尾根に乗り、ここからは尾根歩きとなった。
やがて岩が進路を塞ぐが右側からトラバースするように詰め上げ再び尾根に復帰。
尾根の先端になっている松の木がある岩の上で展望を楽しみつつ休憩を取り、
5 920の岩峰_4627
     Photo5 尾根上のH920の岩棚で休憩 展望抜群

更に尾根を進んで高度を稼ぐ。
途中古いテープがあったが非常に少ないので岩のリッジを越えたりトラバースして巻き上げたりと登りやすそうなところを歩いて右側の大屋山からの稜線と一緒になる三又ピークに到着。ここには進路を示す矢印ペイントがあった。。
6三又ピーク_4632
     Photo6 三又ピーク

左折して歩きやすい尾根を降って登り返すと笠松の岩壁基部に出た。
7笠松の岩壁_4633
     Photo7 笠松の岩壁 

どう考えても登れそうに無いので左折して西側の岩壁基部に沿って進むと大きな岩屋が現れた。
8岩屋_4634
     Photo8 岩屋

登れそうなところを探しながら木の根に掴まって崩落箇所をトラバースしたり、堆積した落ち葉を注意深く掻き分けて徐々に高度を上げてゆくと垂直が岩壁が終わり、どうにか登れそうな泥岩斜面となった。
木に掴まりながら登って尾根に出て一変して歩きやすくなった尾根を進むとP1250で黒瀧山不動寺からの道跡と合流し直ぐに尾根コースとの合流点、毛無岩の東のコルに出た。
9東コル分岐_4639
     Photo9 毛無岩東のコル分岐

前に黒瀧山不動寺から荒船山への縦走路(今では廃道)を歩いてトヤ山まで来ていので直ぐ近くに見えるトヤ山まで足を伸ばそうかとも考えたが単独行動であったので無理せず今回は計画通りとした。
コルからは尾根を直進して岩と木の根を頼りに登ったり降ったりしながら高度を稼ぎ
10リッジ_4653
     Photo10 泥岩のリッジを登って

狭いリッジを登り詰めると毛無岩のピークに到着。
11毛無岩山頂_4645
     Photo11 毛無岩山頂のピーク 左には浅間山が見える

左はすっぱり切れ落ちた岩壁、右は潅木なのですこぶる展望が良い。下仁田方面に見える鹿岳から時計回りに西上州の山は殆ど見えた。更に遠くにはまだ真っ白な八ヶ岳、白いお椀を伏せたような蓼科山。
12八ヶ岳_4651
     Photo12 八ヶ岳の遠望

隣の立岩、長野群馬県境の兜岩山のローソク岩、荒船の行塚山から平らな山容の荒船山、その向こうには浅間山。更らに回ると谷急山、風穴尾根から烏帽子岩・赤岩へと続く裏妙義。星穴岳・西岳から相馬岳に至る表妙義。ちょっと離れてクジラのような金鶏山、三角形の筆頭岩も見えた。
13妙義山方面_4657
     Photo13 妙義山方面の展望

風も無く適度な気温陽光燦燦で毛無岩でしばらく展望を楽しんで尾根を直進しリッジを下降すると歩きやすい尾根道となった。
14リッジ_4662
     Photo14 泥岩リッジを降る

やがて道を塞ぐように現われた岩場は登らずに西側を巻き降ると古い指導標が立っている相沢越に出た。
15相沢越_4664
     Photo15 相沢越の分岐

相沢越で左折し毛無岩を巻いているかつての縦走路を進み小尾根を乗り越えてゆくと、かつて登山道があったことを示すように土止めが残っていた。よく見ればトヤ山に登ったときに歩いた縦走路の廃道にあったものと一緒であった。
毛無岩を巻くように進むとやがて滝が現れた。滝下のルンゼは青白い沢床で岩はボロボロ。
注意深く渡って道に復帰するとやがて左側の木立の切れ目から毛無岩直下のスラブのルンゼが現れ上部にはクライミング対象となっている岩壁が見渡せた。
16スラブのルンゼ_4671
     Photo16 毛無岩西面の岩壁 下部はスラブのルンゼ

岩壁上部の青空の中に飛ぶ大きな鳥を見ながら休憩し、再び歩き出すと直ぐに木段が現われ尾根に登り詰めると尾根コースと縦走路の分岐に出た。目印のテープはあるもののここの指導標も崩れていた。
17縦走路分岐_4674
     Photo17 縦走路分岐 

分岐で右折し尾根コースを降り、途中ロープ場を経て赤松の休み場に出た。ここまで高度を下げるに従い右に見える立岩、左に見える往路で登った尾根や岩壁下を巻いた笠松などの山容の変化を枝越に楽しんだ。
赤松の休み場から尾根を離れ下降となるので下降点を見出したところで休憩。
尾根の先には公共の石標があり更に先の岩峰には岩穴らしきものが見えたのでチョト探検してみると岩峰の岩穴は貫通していた。入り込んでみたが反対側の出口から先は急斜面なので撤退。18岩穴_4678
     hoto18 赤松の休み場の先の小岩峰の岩穴

赤松の休み場から尾根の小砂利の急斜面を降ったが滑りそうでなかなか手強かった。
急斜面を下り終わると道は植林の中へ入りやがて水音が聞こえだすと程なく目印のケルンが積まれた沢床に降り立った。
19尾根への取り付きケルン_4682
     Photo19 尾根コースの取り付き ケルンと右岸石積が目印

降りてきた斜面(右岸)には石積も残っており、この辺りまで生活の場だったようだ。
降り立った沢床から沢を渡渉して左岸につけられた道跡をたどって高度を下げ堰堤を見送り、民家の屋根が見えてくると朝通過した尾根コースの取り付きに出た。ここからは道場川の沢床に降りたち朝と同じように堰堤上流の伏流を渡って神社裏を登り返して駐車スペースへと戻った。

今回歩いたコースは地図上では破線ルートとなっており、廃道となった縦走路の一部に残っている2、3箇所の崩れた指導標を除いて文字が書かれているものは無い。
毛無岩山頂も山名柱は朽ちていたし、名板も然り。ところどころに古い色褪せたテープがあるものの自分でルートを見出さないと歩けない。たとえば小岩峰は乗越すのか巻くのかかなり判断が要求される。明瞭な踏跡があったのは毛無岩の山頂前後の細い稜線部分だけであとは落ち葉に隠されているか踏跡の残らない岩場、ザレ、たまに出てくる泥斜面は霜柱の跡で踏跡は消されていた。




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