西上州 ジジ岩ババ岩

0ジジ岩ババ岩たんす岩_7063
     Photo0 紅葉の中に屹立するジジ岩ババ岩たんす岩の岩峰群
記録
日程:2017,11,20

メンバー:Sさん、安田
11/20日 天候 晴れ :
コースタイム:旧道分岐駐車スペース(8:07)→ミノ滝(9:05)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(9:20)→展望台(たんす岩テラス)(9:34~9:56)→帝釈岩への分岐(10:14)→P790(10:25~10:39)→御堂山(11:07~11:22)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(11:43)→駐車スペース(12:38)
行程7.4km 累積標高760m     ルートマップは ここ です。

山の麓にまで紅葉が下りてき道路を走っていても陽射しに映えて美しい。昨日今日と一段と冷え込みこれで紅葉が一気に進み見納めになってしまうと思い、陽射しのおかげで暖かく最後に色付く南面に登山道がある低い山は?で思いついたのが 下仁田の御堂山 。
昨年登ったときにはジジ岩ババ岩が展望できるたんす岩基部に着いた時間が早すぎて、昇り始めた太陽を背にして逆光の中に立ち並ぶ姿しか見ることが出来なかったので、今度は時間を遅らせてジジ岩とババ岩の姿をちゃんと見ようと思い下仁田の御堂山に出掛けた。

前回と同じところに車を停め歩き出したが昨年と違っているのは出発時間。2回目なので戸惑うことなく歩けるがその分調子に乗って歩くと予定より早く着いてしまうので途中休憩を取りつつゆっくり歩き。
1西牧関所跡_7052
     Photo1 前回と同じように西牧関所跡の前を通って林道へ 

ミノ滝を過ぎ尾根のコルの分岐まで来ると雲間から漏れた光が樹林越しに射しこみ周囲の紅葉の輝きが増してきた。
2ミノ滝_7054
     Photo2 ミノ滝 黒く見える水流の横の岩を越えて行く。ロープあり 

分岐を左折し尾根を進むとたんす岩の北面の岩峰が行く手に立ち塞がったので基部を右に巻き下り登り返すとたんす岩の南面テラスに出た。
3尾根に立ちふさがるたんす岩_7055
     Photo3 尾根に立ち塞がるたんす岩北面 

テラスの先の露岩上がジジ岩とババ岩を至近に見ることが出来る展望箇所。
4_ババ岩ジジ岩7059
     Photo4 ババ岩(左)とジジ岩(右)

今回は時間が遅いので既に太陽はジジ岩とババ岩の上に昇り、周囲の紅葉の中に屹立する岩峰はなんとも不思議な姿はまさしく奇岩。
露岩上で休憩し次は隣の尾根からの展望を楽しもうと尾根のコルの分岐まで戻りそのまま直進して御堂山を目指して進み、分岐のコルから一登りして御堂山への登山道が北へと折れるところで右折し帝釈岩へと延びる尾根に入った。

急勾配を降る落ち葉の積もった薄い踏跡をたどりコルから登り返して今度はヤセ尾根をトラバース気味に進み、岩を巻き上がると一瞬樹林が切れ右正面にジジ岩ババ岩たんす岩と連なる岩峰群が現われた。
5ジジ岩ババ岩たんす岩_7062
     Photo5 ジジ岩とババ岩たんす岩の岩峰群 奥に見える平らな山容は荒船山

さらに先へ進んで潅木に囲まれたP790に立つと今度は潅木の切れ間から赤城山方面のみ展望が開けた。
6赤城山方面_7060
     Photo6 紅葉の尾根の向こうには薄い雲海の下に高崎前橋の街、さらに奥には赤城山

P790から先へと薄い踏跡は延びている様であったが行き先不明なので陽だまりの中で展望を楽しみながら休憩し御堂山への一般登山道へと戻った。

この帝釈岩へと延びる尾根上でジジ岩ババ岩の岩峰群を遮るものなしに見ることが出来たのは往路で岩を巻き上がったところ一箇所のみであった。落ち葉の斜面はトラバースルートが何本か錯綜しているように見え、岩を巻き上げずに通過してしまうと展望箇所を見逃すかも知れない。

ガイドロープの有る一般登山道の急斜面を登り詰めると御堂山山頂に到着。ガイドブックには妙義山の眺望が良いと書かれているが、今では植林が育ちその枝の間から見えるのみで殆ど展望は無い。良く見れば中ノ嶽神社の金色の大黒様も見ることが出来るが・・・・・。
御堂山からは寄り道せずに往路を登山口へと戻った。

休憩ごとにしっかりと食料補給はしていたが下山してみると丁度昼食時で小腹がすいたので帰宅途中飲食店に立ち寄り名物の下仁田カツ丼を食した。
秩父小鹿野のわらじカツ丼、伊那の味噌カツ丼、それに下仁田カツ丼、どうして山の麓に名物カツ丼が多いのか?う~ん、山から降りたらカツ丼・カツカレー・てんぷら蕎麦食べたくなりますよね。特にテント泊の後。それからなぜかコーラも飲みたくなる。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

有笠山

0有笠山_6914
     Photo0 県道55から見た有笠山
記録
日程:2017,11,05
メンバー:安田

11/05日 天候 晴れ :
コースタイム:林道分岐駐車スペース(11:30)→西登山口(11:45)→西石門(11:56)→分岐(12:13)→有笠山頂(12:32)→展望露岩(12:33~12:45)→分岐(12:56)→東登山口(13:12)→林道分岐駐車スペース(13:27)
行程4.2km 累積標高400m     ルートマップは ここ です。

古界名山から下山したらまだ正午前。連休最後の日の夕方の道路混雑を考えてもまだ帰路に就くのは早いと思いすぐ近くのクライミングで有名な有笠山に登った。
古界名山から県道55に戻り沢渡温泉方面に進んで上沢渡川の橋を渡ってすぐ右折、有笠山登山口を目指すとすぐに林道分岐となった。分岐の間の三角スペースに車を停め有笠山ハイキングを開始。
1林道分岐_6898
     Photo1 林道分岐点の駐車スペース

西登山口へ向かい林道をしばらく歩くとクライマーたちの駐車している車が見え出した。駐車場まで来るとすぐ左に西登山口。
2西登山口_6899
     Photo2 西登山口

ここから入山し山道を登って行くとすぐに東屋が現れ、さらに先へ進み分岐右折すると西の石門に到着。
3西石門_6901
     Photo3 西石門

石門を潜っては見たもののその先の岩が落ち葉で覆われているので分岐に引き返し先へ進んだ。やがて岩場が見え始め岩に取り付いているクライマーの姿もチラホラ見え出したがこの辺りまで来ると、乾燥した落ち葉が敷き詰められていて岩場への道か登山道か解らなくなった。
笹斜面の古界名山に比べればなんと言うことも無い斜面なので直登して尾根上に出ると道標があり登山道に復帰、尾根上を進み右にトラバースしてゆくと山頂と東登山口への分岐に出た。
分岐からは山頂目指して進みやがてクサリ場下のテラスに出た。
4クサリ場_6904
P     hoto4 クサリ場 一部アルミ梯子

ここで漸く南方面の展望が開けたが先ほど登った古界名山見は北西方向に位置するので見えなかった。クサリと梯子の組み合わさった岩場を通過し山腹をトラバースしてゆくと再び梯子登場。これを登ってUターンするように登って行くと有笠山山頂に出た。
5有笠山山頂_6907
     Photo5 有笠山山頂

山頂は樹林で取り囲まれ展望なし。山名標には"八八八m"とあったが地形図の三角点は873m。地形からみて標高差が15mはちょっと大きいように感じるが・・・・・? どちらにしての展望が無いのですぐに引き返し、頂稜末端の展望が得られる露岩上で休憩をとった。
6山頂展望岩_6908
     Photo6 頂稜末端の展望露岩

この展望露岩からも南の方向しか見えない。下山してみれば有笠山で展望が得られる場所はこの展望露岩とクサリ場のテラスだけであった。
休憩後は分岐まで戻り東登山口目指して降った。途中”南国エリア”の下に差し掛かると数パーティがクライミング中、
7南国エリア_6911
     Photo7 “南国エリア”

帰り支度中のパーティもいた。
このあたりには岩場が幾つかあるのでゲレンデ巡りをしてみようかとも思ったが・・・帰路での道路状況を考え寄り道せずに東登山口へ降った。
東登山口の駐車場もクライマー車で満車状態。しばらく林道を歩いて車を停めた分岐に戻った。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

吾妻耶山 大峰山

0吾妻耶山_6742
Photo0 ノルンシキー場からの吾妻耶山
記録
日程:2017,10,24
メンバー:安田

10/24日 天候 曇り :
コースタイム:大峰沼登山口(7:09)→大峰沼(7:35)→大沼越(7:53)→キレット(8:12)→大峰山山頂(8:38)→赤谷越峠(9:04)→吾妻耶山頂 (9:33~9:58)→リフトトップ(10:09)→林道分岐(10:35)→一本鳥居(10:41)→上牧への分岐(10:56)→大峰沼(11:01)→古池(11:17)→大峰沼登山口(11:28)
行程11.1km 累積標高790m     ルートマップは ここ です。

10月も末になってやってきた季節はずれの超大型台風21号が過ぎ去り、置き土産で北海道は吹雪とか?なんだか季節が解らなくなってしまったがそろそろ紅葉が低いところへ降りてくる頃なので、スキー場を山腹に抱えた吾妻耶山からは谷川岳をはじめ上越国境の山並みや水上の街が見渡せ、偵察ハイキングには最適だと思い群馬の吾妻耶山にでかけた。

関越を月夜野ICで降りて新幹線の上毛高原駅前を通って水上方面に向かい、途中左折して大峰沼登山口に到着。
1大峰沼登山口_6754
     Photo1 大峰沼登山口

昨日朝までの台風で道路は落ち葉や折れた小枝で埋め尽くされていた。

トイレと案内板のある登山口広場の一段上に駐車場があり、ここには台風の置き土産の小枝や木の葉は無かった。準備をして駐車場奥からショートカットして登山道に出た。
すぐに”モリアオガエル”の生息する古池への分岐が現われるが帰路で立ち寄ることにして直進。
2登山道_6751
     Photo2 色付き始めた登山道を歩く

やがて沢の水音が聞こえだすと程なく大峰沼に到着。
3大峰沼_6750
     Photo3 大峰沼

今は沼を周回できないようだが左折して時廻りに大峰沼を半周し、登りに差し掛かると落ち葉に埋もれた木段が現われた。木段を登り終えると大峰山へと続く稜線上の大沼越に出た。
ここからは稜線歩きとなり徐々に高度を上げてゆくと樹林越しに大峰沼がチラホラ見えるが周囲の山々は靄で見えず。P1179に立つと漸く大峰山が姿を現したが稜線方向から見たのですっきりした山容。しかし歩いてみるとアンテナ群のある稜線がダラダラ続きガックリ。P1179からは大峰山目指して鉄階段を降り登り返してキレット通過。
4キレット降り階段_6707
     Photo4 階段を降りるとキレット

少し進むとNHKのアンテナ横に出た。
5 NHKアンテナ_6709
     Photo5 大峰山アンテナ群の始まり NHKアンテナ

やがて左からの林道が合わさり尾根上を直進すると大峰山展望台が現われたが周囲の木が生長してしまい展望が得られそうに無い。
6大峰山展望台_6711
     Photo6 大峰山展望台

展望台へ登らずに進んだが大峰山山頂手前まではアンテナ群の管理道路になっているためか車の轍もあり路面はドロドロ、とにかく歩きにくい。
大峰山を通過し降って行くと登山道は歩きやすくなりやがて赤谷越峠に出た。指導標には右折しても吾妻耶山、直進しても吾妻耶山とあるがここは直進。
九十九折れの登山道を登りやがて勾配が緩むと仏岩方面への分岐に出た。ここは吾妻耶山山頂を目指して進むと今度は帰路に歩くスキー場方面への分岐に出た。分岐から一登りで吾妻耶山山頂広場、奥には山座同定の看板がありここから展望を堪能。
7吾妻耶山山山頂_6729
     Photo7 吾妻耶山山頂

正面には冠雪した谷川岳、
8谷川岳_6728
     Photo8 冠雪した谷川岳 左奥は一ノ倉岳

左に目を移すと先日歩いた万太郎山、さらに左に仙ノ倉山も冠雪。
9仙ノ倉山_6722
     Photo9 仙ノ倉山

手前のマナイタ嵓や阿能川岳はまだ冠雪していない。
南面から見て冠雪しているということは越後湯沢方面から見るとさらに雪の範囲は広がっているかもなどと想像しながら帰宅後NHKニュースを見れば今年の初冠雪とアナウスされていた。

山頂から見える白毛門や至仏山、武尊山も冠雪し上のほうは真っ白。今年は少し早いということだからこれもまた季節はずれの台風通過による強い北風の置き土産かも。
吾妻屋山山頂を後に今度はノルンスキー場目指して降り、
10第1クワッド下車点_6734
     Photo10 ノルンスキー場第1クワッドリフトトップ

スキー場の第1クワッドのリフトトップを通り過ぎるとスキー場の斜面横に出た。ここからはスキー場の真ん中にある管理道に出て道なりに降ると第3クワッドリフトトップに出た。
リフトトップの上の林道分岐で左に進み一本鳥居を過ぎると道は轍の水溜りで歩きにくくなってきた。
11一本鳥居_6745
     Photo11 一本鳥居(鳥居平)

水溜りを避けながらヌタヌタの林道を進み指導標にしたがって左折、再び登山道になったが今度は枝打ちされた杉の小枝で滑りやすくなった。登山道を降るとやがて大峰山への登山道分岐、そしてすぐに上牧方面への分岐が現れ、上牧とは逆の大峰沼方面に右折するとすぐに大峰沼に着いた。
大峰沼に沿って少し進むと往路で左折した分岐に到着。ここからは途中古池に立ち寄って大峰沼登山口の駐車場へと戻った。
12古池_6752
     Photo12 “モリアオガエル”生息地の古池

古池には周囲から伸びた木の枝が水面の上までせりだし、”なるほどここにカエルが卵を産みつけ、孵化したオタマジャクシが水面に落ちるのか”。なるほどなるほど。冬に備えネグラ探し中か?早々寝込んでしまったか?今の季節、残念ながらカエルの姿は無かった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

鳥甲山 周回

0鳥甲山_6673
Photo0 鳥甲山
記録
日程:2017,10,18
メンバー:安田

10/18日 天候 曇り :
コースタイム:ムジナ平登山口(6:12)→H1640(7:44~7:55)→白嵓ノ頭(8:42)→カミソリ岩(9:12)→山頂分岐(9:53)→鳥甲山山頂(9:59~10:21)→山頂分岐(10:26)→崩壊地(10:45)→赤嵓ノ頭(10:58)→赤嵓ノ肩(11:33)→H1510(11:51~12:01)→下降点(12:08)→上の堰堤(12:550)→屋敷登山口(13:14)→ムジナ平登山口(14:31)
行程14.5km 累積標高1598m     ルートマップは ここ です。

このところ雨続きでその合間の一日を見つけて秋になったら行きたいと思っていた鳥甲山へ出かけてきた。
関越を越後湯沢ICで降り、一般道を新潟長野県境を越えて栄村の秋山郷までひた走り。この山域に足を踏み入れるのは初めてであるがとにかく長い。
津南を過ぎ県境直前で20時~翌朝5時まで道路工事で通行止めになっており解除を待って通過、6時少し前に鳥甲山和山道の登山口であるムジナ平に着いた。途中道路が濡れているところもあったが、駐車場は雨が降った気配はないものの鳥甲山を含め周囲はガスで周辺の山は全く見えず。
先着の車が2台停まっていたがまだ登山に出発した気配は無く空模様を確認しながら悩んでいる様子であったが、昨夕の天気予報では昼前後は雲が切れそうなので躊躇することなく登山準備に取り掛かった。

鳥甲山にはムジナ平から山頂を目指す和山道と屋敷からの屋敷道の2つのルートがある。2つの登山口は一本の道路で結ばれているので三角形に繋いで周回コースを歩く予定で出発。

ムジナ平駐車場の片隅から伸びる登山道を歩き出すと
1ムジナ平登山口_6697
Photo1 鳥甲山ムジナ平登山口

これまでの雨で湿った土とその上に積もった濡れ落ち葉でとにかく滑る。注意深く足を置きながら紅葉した樹林帯を抜ければ堆積した落葉も少なくなると思いとにかく上へ上へと進んだが、ペースが上がらずこの分ではコースタイムはいかほどかと思いつつ尾根に出た。
一旦尾根に乗ると落ち葉は少なくなり多少歩きやすくなったが相変わらず周囲はガスで展望は無い。風が無かったのでガスは流れず、取り囲まれたままなので自分の前後しか視界に入らず位置も良くわからない。
前方に薄っすらとピークが見えるが登ってみると尾根の肩。
2和山道の小ピーク_6662
     Photo2 前方に薄っすらとピークが  登ってみると尾根の肩

何度か繰り返すとやがて鉄梯子とクサリが懸かった岩場が現われた。
3鉄梯後+クサリ場_6663
     Photo3 鉄梯子とクサリの掛かった万仏岩の岩場

取り付こうとすると岩は濡れていて、クサリの表面には水滴がビッシリ。どうにかこうにか岩場を越えるが周囲の展望が無いのが幸い、尾根の両側はかなりの急勾配のようだ。岩場を越えしばらく歩いた潅木の尾根で休憩を取り、さらに進むとやがて登山道の両脇は潅木からネマガリタケの笹薮になった。
登山道は刈り払われているのでコースを失うことは無いが大量に水分を含んだ黒土はよく滑る。やがて登り詰めた白嵓ノ頭で登山道は大きく右に曲がりやがて下降するが、この辺りから泥濘地帯となり避ける場所も無いので浅そうなところを探してウロウロしながら進んだ。
最低鞍部を過ぎカミソリ岩目指して登り返すとやがてと斜面のラバース道でクサリが現われた。
4カミソリ岩_6669
     Photo4 カミソリ岩斜面のトラバース

ガスで下は見えないが切れ落ちているようなので慎重に通過し、ヤセ尾根を過ぎると登山道は岩峰の基部を巻き進み残置ロープを伝って急降下。しやがて水平移動になったところでカミソリ岩の岩峰巻いて通過した。
5ヤセ尾根_6670
     Photo5 カミソリ岩 ヤセ尾根

すぐにネット状にワイヤーが張られた泥のヤセ尾根が現われ、
6崩壊地_6672
     Photo6 ネット状にワイヤーが張られた泥のヤセ尾根

ここを通過すると道は落ち着き、登って行くと周囲のガスは一瞬で消え去り左前方に鳥甲山の山頂が姿を現した。山頂目指して急登を登るとやがて山頂分岐に出て左折少しの登りで山頂に出た。
7鳥甲山山頂_6676
     Photo7 鳥甲山山頂

分岐からは雲海の中に浮かぶ苗場山が姿バッチリ。
8苗場山_6685
     Photo8 山頂が平らな苗場山

登ってきた白嵓ノ頭も良く見えた。山頂は笹の中の広場で周囲には木立もあり多少展望には難があるが正面の雲海の中に浮かんでいる黒姫山妙高山見える。
9黒姫妙高山_6677
     Photo9 雲海に浮かぶ左が黒姫山 右が妙高山

反時計周りに周囲を展望すると後立山は木立で見えず。槍穂高は小さなシルエットに、八間山から左へ続く濃いシルエットは奥志賀方面の山並み。
先日登った 白砂山 とそのとなりには佐武流山も見えるが全て雲海が山裾を覆っている。
10佐武流白砂山_6681
     Photo10 左が佐武流山と右が白砂山

鳥甲山山頂で展望堪能後再び分岐まで戻り
11カミソリ岩白嵓ノ頭_6687
     Photo11 登ってきた和山道 カミソリ岩と白嵓ノ頭

今度は屋敷道を降った。尾根上の伸びる屋敷道を
12屋敷道_6682
     Photo12 屋敷道の尾根

小ピークを越えながら徐々に下降するとやがて分岐から見えていた崩壊地の上を通過したがここには空中に設けられたクサリが
13_空中クサリの崩壊地6688
     Photo13 崩壊地の空中クサリ

注意深く崩落地の上縁を進み、やがて赤嵓ノ頭へ差し掛かったところで振り返ってみれば既に鳥甲山との間にはガスが湧き、山頂はガスの中でどうにか確認できるレベルになっていた。
14赤嵓ノ頭から鳥甲山を振り返る_6689
Photo14赤嵓ノ頭から振り返ると鳥甲山はガスの中

尾根の小ピークを登ったりくだったり徐々に高度を下げるが前回休憩からしばらく経ったので登山道横で休憩。
道が樹林の中に入るとここもまた登りのときと同じで良く滑る。この高度だとすっかり落葉し、登山道に濡れて堆積いているのでその下が土か岩か木の根か全くわからない。注意深く足の置き場を選び、周囲に木があるところではそれを掴んで降りスリップはしなかったが予想ほか時間が掛かってしまった。
尾根下降点からしばらく降り、一旦樹林から抜け出したと思ったら谷を塞ぐような堰堤らしきものが現われた。
15上の堰堤_6693
Photo15普通の堰堤とはチョット違う堰堤? 実は雪崩防止堰堤

しかしその両脇と斜面の間は空間が広がり見慣れた谷を堰き止める形ではないので堰堤かどうかは?堰堤ではなく上からの大きな岩の落下を受け止める防御壁ものようなものか?とにかく不思議な構造物であった。
堰堤下を横切り歩きやすくなった道を降るとさらに下に古い同形の構造物があった。その下には工事用道路跡と思われる道が伸びていたがロープで塞がれ進入禁止。地形図にある破線と思われる。
再び登山道となりスリップに気を付けながら降ると屋敷登山口に出た。
16屋敷登山口_6695
      Photo16屋敷登山口 登山道に積もった落ち葉がすごい

左折して車が走り抜ける舗装道路を少し進むとトンネルがあり、それ抜けると屋敷集落からの道と合流した。車に注意しながら1時間少しの道路歩きでムジナ平登山口の駐車場へと戻った。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

谷川岳 万太郎山 電車で周回

0谷川岳北面の樹氷_6540
     Photo0 初冠雪の谷川岳北面
記録
日程:2017,10,05
メンバー:安田

10/05日 天候 晴れ :
コースタイム:土合駅(6:25)→西黒尾根登山口(6:57)→ラクダノコル(8:47~8:59)→トマノ耳(10:03~10:15)→肩ノ小屋(10:20~10:34)→オジカ沢ノ頭(11:25~11:39)→小障子ノ頭(12:04)→大障子ノ頭(12:36~12:49)→吾策新道分岐(13:31)→万太郎山(13:34~13:45)→吾策新道分岐(13:48)→井戸小屋沢ノ頭(14:24)→大ベタテノ頭(14:54~15:04)→吾策新道登山口(16:10~16:18)→関越下り線下(16:41)→土樽駅(17:06~18:07)→土合駅(18:16)
行程19.8km 累積標高2187m     ルートマップは ここ です。

各地から紅葉情報が発せられているが平地は晴れでも山は好天が続かず山行を躊躇。そんな中今週末頃が谷川岳の紅葉が狙い目との情報があり、丁度高気圧が真上に来て1日だけ天気が良さそうなので上越国境の谷川岳に出かけた。
谷川岳から平標山まで縦走をしたことがあるがこの季節では日没が早いのでチョット無理。そこで前々から歩いてみたいと思っていた万太郎山から土樽へのルート。土樽駅に降れば上越線の電車を使って周回することが出来るので土合駅に車を止め歩き出した。
1土合駅_6520
     Photo1 土合駅

土合駅から舗装道路を歩き、途中谷川岳登山指導センターに立ち寄って登山届けを出した。西黒尾根登山口から登りだし送電鉄塔下で衣替え。ここからラクダノ背の手前で樹林帯から抜け出すまで昨日の雨で滑りやすい登山道を黙々と登ると、熊鈴が聞こえ出し先行者がいることがわかった。
樹林帯を抜け岩場に差し掛かると熊鈴を鳴らした先行者以外にも数名岩場を登っている姿が確認できた。
2ラクダノ背クサリ場_6526
     Photo2 ラヌダノ背手前の岩場 

どうやら皆さん天候狙いのようだ。
ラクダノ背からは白毛門や笠ヶ岳、左側には天神平が見渡せた。ラクダノコルで休憩していると巌剛新道からも登山者が現れ西黒尾根はかなりの賑わい。先行者が尾根上のピークを登って姿が見えなくなると次の登山者が出発といった具合で
3トマノ耳とオキノ耳_6534
     Photo3 トマノ耳とオキノ耳 

トマノ耳までお互いに適当な間合いを取って景色を見ながら歩くがトマノ耳に着いてみれば登山口から3時間強。
この時期、ロープウエーを使わず西黒尾根を登る人はある程度歩ける人限定か。
トマノ耳手前で笹の根元に白いものがあったがピーク手前で正体を現した。谷川岳は昨日発冠雪したようでピーク直前の登山道脇には真っ赤に紅葉したカエデが樹氷に包まれていた。
4カエデの紅葉_6539
     Photo4 初冠雪の樹氷を纏った紅葉したカエデ 

トマノ耳で休憩していると西黒尾根からの登山者が続々到着。
5カエデの紅葉とオジカ沢ノ頭_6548
     Photo5 これから向かうオシカ沢ノ頭万太郎山への稜線 左はマナイタ嵓

北風が冷たいので肩ノ小屋まで降って
6肩ノ小屋_6549
     Photo6 肩ノ小屋 

休んでいるとやがて始発ロープウエーからの登山者が到着しだしたので肩ノ小屋を後にオジカ沢ノ頭を目指して降り、中ゴウ尾根の分岐辺りから振り返るとトマノ耳オキノ耳ともに登山者の姿がいっぱい。しかしこちらに降りてくる人は皆無だった。
岩の小ピークを越え、クサリ場を登るとオジカ沢ノ頭に到着。
7オジカ沢ノ頭_6556
     Photo7 オジカ沢ノ頭

マナイタ嵓、川棚ノ頭、小出俣山へと続く稜線がすばらしい。一方これから進む稜線を見れば延々と続く登山道が目に入るが万太郎山への途中には小障子ノ頭、大障子ノ頭とピークが続き全てが万太郎山の山容に中に入ってしまっているので距離感が掴みにくい。
8大障子ノ頭と万太郎山_6560
     Photo8 小障子ノ頭 大障子ノ頭 万太郎山へと続く尾根 

土樽から土合に戻る上越線は本数が少なく15時24分発に乗るのは無理、次の電車は終電で18時7分発。これを目標にペース配分を考えながら歩くことにした。といっても日没は5時半ごろなので暗くなる前に山を降らなければ・・・・・

オジカ沢ノ頭から降るとすぐに避難小屋。中を覗いてみれば床のスノコがかなり痛んでいた。ドアも開きっぱなし。以前残雪期にマナイタ嵓山稜を縦走したときにもドアが開きっぱなしで中は雪室状態だった。

さらに笹の斜面を降って登り返すと小障子ノ頭。振り返るとオジカ沢ノ頭の北斜面はみどりの笹の中に赤や黄色の紅葉が島状になっていた。
小障子ノ頭から降って大障子ノ頭への登り返し、途中にある避難小屋は水場も近くに在り中は覗かなかったが一見良さそう。
大障子ノ頭に立つと遮るものがなくなり万太郎山本体の姿が目の前に現れた。右側の土樽へと降る尾根には紅葉が美しい小ピークが連なりすばらしい景色が広がるが・・・・・尾根の先の土樽までの降りの道のりは長い。
9万太郎山_6573
     Photo9 大障子ノ頭からの万太郎山 右の連続した小ピークのある尾根を降る(吾策新道)

大障子ノ頭から降って目の前の急坂をあえぎながら登りきると漸く吾策新道の分岐に到着。
時間があるので直ぐの万太郎山山頂まで足を伸ばしてしばらく休憩。
10万太郎山山頂_6575
     Photo10 万太郎山山頂

以前残雪期に登った仙ノ倉山と北尾根を見れば・・・・ラッセルしながら2日かかった北尾根も吾策新道と比べればはるかに短い。北尾根の向こうには群大ヒュッテから日白山へ突き上げる長釣尾根も見えた。
11仙ノ倉山_6582
     Photo11 仙ノ倉山と群大ヒュッテへ降る北尾根

さらにその奥には日白山からタカマタギへと続く稜線も見えた。
何れも道が無いので雪が着いた時期で無いと無理。平標山は仙ノ倉山に隠れ一部しか見えない。

万太郎山山頂から吾策新道分岐まで戻り長い尾根降りを開始。最初は紅葉に包まれた小ピーク群の北面を巻くように
12吾策新道小ピーク_6584
     Photo12 紅葉を纏った小ピークを巻き降る

高度を落とし、少し登り返すと古い看板の錆びた鉄枠が残る井戸小屋沢ノ頭に到着。
13井戸小屋沢ノ頭_6588
     Photo13 井戸小屋沢ノ頭

オジカ沢ノ頭の更に向こうには谷川岳が小さく見えた。
谷川岳から一ノ倉岳、茂倉岳と茂倉新道の姿もよく見える。景色を見る限り土樽から茂倉新道、茂倉岳、谷川岳、万太郎山、吾策新道の周回も出来そうだなと思ったが・・・・・昼間が長くないと無理。
吾策新道には数箇所崩落したところもあったが殆どフィックスロープが有りやはり一般道は歩きやすい。アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げるとやがて大ベタテノ頭に到着。目印となるものは無いが登山道南側は刈り払われ気持ちよい景色が広がっている。茂倉新道の矢場ノ頭を正面に見ながら登山道横に腰を下ろして休憩。
14吾策新道からの茂倉岳_6586
     Photo14 大ベタテノ頭からの茂倉岳と茂倉新道

大ベタテノ頭から少し降ると潅木帯から背の高い雑木林になり景色を楽しむことは出来なくなった。その上赤土の登山道となり急坂と相まって良く滑る。先行者のスリップ跡を見るとどうやら今日ここを歩いた人は1、2名か?
地図にある清水嵓からの尾根と合わさる舟窪はどこかわからずに通過。登山道がやがて尾根筋から側面を下り始めたので舟窪を通りすぎたことがわかった。
浸食され溝になった登山道に落ち葉が堆積、更に昨日の雨?雪?で濡れているので斜面をかなり難儀しながら降った。過剰なほどロープがフィックスされていたが泥汚れがひどく掴むのもチョット躊躇するほど。
やがて水音が聞こえ始めると登山道は植林の中に入り、木の根の露出もあり更に滑りやすくなった。勾配が緩みそろそろ林道かと思うと突然急坂となりやがて周囲が明るくなってきたと思うと吾策新道登山口のある林道に飛び出した。
15吾策新道登山口_6590
     Photo15 吾策新道登山口

舗装された林道にザックを降ろして休憩。時間を見ると最終電車までまだ2時間近くあったのでノンビリと林道を歩き土樽駅に到着。
16土樽駅_6593
     Photo16 土樽駅 冬は登山者が仮眠する土樽ステーションホテル。

発車時刻まで1時間あったので汗で濡れたシャツを着替えていると茂倉林道を降ってきたという登山者が1名やってきた。山談義をしているうちに日が暮れて周囲は真っ暗。やがてやってきた最終電車に乗り込み土合駅で下車して帰路に着いた。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

鏡台山 天狗山 大・小鐘ヶ原山

0掃部ヶ岳方面_6509
     Photo0 ガスが流れ一瞬見えた掃部ヶ岳方面
記録
日程:2017,09,27
メンバー:安田

9/27日 天候 曇り :
コースタイム:高崎市営駐車場(7:08)→榛名神社随身門前(7:15)→天狗山登山口(7:23)→鏡台山コル(7:42)→鏡台山南峰(8:00~8:15)→鐘ヶ原山分岐(8:44)→天狗山東峰(9:00~9:13)→鐘ヶ原山分岐(9:24)→大鐘ヶ原山(9:51~9:58)→展望ポイント(10:13~10:20)→地蔵峠(10:27)→林道分岐(10:50)→高崎市営駐車場(10:57)
行程8.1km 累積標高771m     ルートマップは ここ です。

榛名湖を取り巻く山々は遠くから見てもその山容から名前がわかるが榛名湖からちょっと離れた中腹の山は榛名山の大きな山容に埋もれてしまい姿さえ解らない。榛名山中腹の榛名神社近辺の”山と高原地図”に赤線ルートが記されている鏡台山や天狗山は遠くから目立つ山でもなく登山者も少ないようだ。今回は鏡台山、天狗山、大・小鐘ヶ原山というマイナーな山を巡ってみた。

榛名神社参拝者向けの高崎市営駐車場に車を止め、榛名神社の大鳥居をくぐって宿坊や土産物店が並ぶ参道を進むとやがて随身門が見えてくる。
1榛名神社随身門_6478
     Photo1 榛名神社随身門 赤い欄干の手前で右折

以前榛名神社に参拝したときには林道入口などは全く気に留めず全く記憶に無かったが、今回は登山目的なので林道入口を探しながら歩いてきた。歩いてみて初めて随身門手前に林道入口があることがわかった(地図通りといえばそれまでだが)。やはり目的意識がないと記憶に残らないものだ。

随身門前の赤い欄干の橋の手前で右折して林道を進み、林道分岐を過ぎるとやがて左側に赤い天狗山への登山口の鳥居が見えてきた。
2天狗山登山口_6480
     Photo2 天狗山登山口 一合目

登山口から登山道を進むと鏡台山コル。
3鏡台山コル_6481
     Photo3 鏡台山コル

ここで指導標に従って鏡台山を目指して右折するとすぐに尾根に出てまた右折すると樹林に覆われ展望が無い鏡台山北峰に到着。ピストンで戻って今度は南峰に向かった。南峯は低潅木に囲まれた大岩で、上に立ってみたが周囲はガスでホワイトアウト。
4鏡台山南峰大岩_6485
     Photo4 鏡台山南峰の大岩

駐車場からここまで時折青空が覗くこともあったが、湿度の高い空気が流れ込んでいるためガスが立ち込め微風でガスの流れがわかる程度。
天気予報ではこの時間晴れ予報だったので山にはガスがかかっていてもおそらく麓のほうは晴れあるいは曇りであろう。南峰の大岩の上で休憩後鏡台山コルまで引き返し次は天狗山を目指した、

山腹をトラバースする登山道を大・小鐘ヶ原山への分岐ポイントを探しつつ進むと漸く文字が書かれていることがわかる程度の朽ち果てた指導標の残骸?が木にくくりつけられていた。
5鐘ヶ原山への分岐_6487
     Photo5 大・小鐘ヶ原山への分岐

分岐する道の踏跡は薄いが位置的にもほぼ間違いは無いと確信し、天狗山に登ってから戻って大・小鐘ヶ原山へと向かうことにして登山道を直進、天狗山を目指した。
やがて天狗山西峰と東峰の尾根のコルに出たところで右折し天狗山西峰に着いた。途中古い鳥居があったものの山頂は樹林の中で展望は無い。一旦コルまで戻って今度は東峰を目指した。
コルから東峰に向かって赤い鳥居をくぐり、右手に小さな鳥居が立ち並ぶ登山道を登ると
6天狗山南峰への登り_6491
     Photo6 天狗山東峰への登路 小さな鳥居の列の横を登る

すぐに東峰に到着。石碑が立つ岩の列に沿って登山道を直進し少し降ると露岩に出た。
天候がよければ麓の箕郷や高崎さらには関東平野を一望と思われるが今日の天候では全くダメ。先端が裂けた岩を見ながら休憩し、
7天狗山尾根南端_6494
     Photo7 天狗山東峰尾根端の先端が裂けた岩

先ほど確認しておいた大・小鐘ヶ原山への分岐まで戻った。

大・小鐘ヶ原山への分岐から先は薄い踏跡が笹が茂った薄い雑木林の中へと伸びており少し進むと踏跡が消えてしまった。時折古いマーキングテープがあるものの生茂る笹の中に一部背丈の低いところを見出しながら進むと
8鐘ヶ原山への笹原_6499
     Photo8 生茂る笹を掻き分けて登る

やがて岩の上に立つ石碑群を発見。
9小鐘ヶ原山の石像群_6501
     Photo9 小鐘ヶ原山根の途中の石碑群

石碑群に沿って尾根に乗り先へと進むとやがて踏跡が現われてきた。踏跡が明瞭になると小鐘ヶ原山山頂。更に稜線を進むと大鐘ヶ原山山頂に出た。
大鐘ヶ原山山頂で休憩を取り更に稜線を進むとすぐに急勾配の降りととなり、周囲の木を手掛かりに下降。
途中展望のある露岩の上に出ると三ツ峰山が正面に見えたがあっという間にガスが流れて姿を消した。
10三ツ峰山_6504
     Photo10 瞬間ガスが途切れて三ツ峰山が見えた

更に降って低潅木の痩せ尾根端の展望ポイントに出ると隣の覗岩が見えたがすぐにガスの中に消えた。
尾根末端は切れ落ちており潅木に掴まっても下りられるそうであったが無理せず20mほど引き返して古いマーキングテープを見出して尾根から下降。
下降点から尾根末端までの踏跡が特に濃いのは下降点を見落として進んでしまい降れなくなって戻る人が多いからか?
下降した尾根側面には何箇所かかなり怪しい古いフィックスがあったが逸れに頼らず木に掴まって下降。先ほどの行き止まりになった尾根端を巻き降ると指導標とケルンのある荒れた林道跡に出た。
11地蔵峠_6512
     Photo11 地蔵峠

現在位置の書かれていなかったが位置的に地蔵峠と判断、指導標に従って榛名神社方面に降ると往路で分けた林道分岐に出た。林道分岐からは往路を駐車場へと戻った。

地図上で登山道が赤線になっているとはいえよく踏まれている登山道と比べれば今回歩いた道は破線レベル。山頂には指導標が立っていたが分岐では朽ちていたり無かったり。天狗山から小鐘ヶ原山間では不明瞭な踏跡を笹を掻き分けながら進んだ。先日歩いた 黒髪尾根・相馬山周回 時のスルス岩から林道までのバリルートの降りと同程度であった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

女峰山 霧降高原から

0女峰山_6456
Photo0 P2209を過ぎた痩尾根から見た女峰山
記録
日程:2017,09,24
メンバー:安田

9/24日 天候 晴れ :
コースタイム:霧降高原レストハウス(7:00)→小丸山展望台(7:28)→赤薙山(8:30~8:42)→奥社跡(9:23)→一里ヶ曽根(10:08~10:21)→水場(10:29)→女峰山山頂(11:21~11:53)→水場(12:28)→一里ヶ曽根(12:48~13:00)→奥社跡(13:44)→赤薙山(14:24~14:30)→小丸展望台(15:14)→霧降高原レストハウス(15:40)
行程14.1km 累積標高1615m     ルートマップは ここ です。

先日登った 温泉ヶ岳と根名草山 からは太郎山に妨げられて女峰山を見ることが出来なかった。宇都宮から日光への途中で女峰山が良く見えるがやはり山の上から見てみたいと思い、どうせなら登ってみようと思い出かけた。
女峰山への登路は幾つかのルートがあるが一番距離が短かった志津乗越からのルートは林道が途中で封鎖され、志津乗越まで車で入ることが出来なくなってしまって今では女峰山へはバス便もあり交通至便な霧降高原からがメインルートになっているようだ。
今回は霧降高原レストハウスの大きな駐車場に車を停めて入山。
1霧降高原レストハウス_6448
     Photo1 霧降高原レストハウス 左横の階段から上り始める

駐車場すぐの霧降高原レストハウスの横にある階段が1445段あるという天空回廊を登って行くと、
2天空回廊_6451
     Photo2 天空回廊の階段 青空へとのびる

途中までは上部が見渡せないのでよかったが登るに従い直線状に伸びた階段が目に入り気力喪失。女峰山への試練と思いなおして上を目指した。登山中の階段登りが疲れることを知っていたのでゆっくり登って階段終点の小丸山展望台に到着。階段1445段で標高を230m稼いだ。
展望デッキの横を通り、鹿柵の回転ドアを過ぎるとすぐに小丸山山頂。
3小丸山山頂と赤薙山_6453
     Photo3 小丸山山頂 奥にはこれから登る赤薙山

正面には赤薙山が見えた。
赤薙山の途中までは背の低い笹の中を登るがいったいどれが登山道かわからないほど踏跡が錯綜し中には深く侵食された道もあって、どこを歩くか先を見ながら登りやすそうなところを選んで登った。
やがて笹原が途切れて樹林の中に入ると土が流され木の根がむき出しの踏跡があちこちに。迷うようなことは無いので山頂を目指してのここも歩きやすそうなところを登った。

鳥居と祠のある赤薙山山頂に着くと先行者休憩中。
4赤薙山_6474
     Photo4 赤薙山山頂

先行者が全て出発するまで休憩し後を追うように歩きだした。ここからは明瞭な一本の登山道になり樹林の尾根を進む。気持ちよい道をアップダウンを繰り返して進むと山頂が木立に囲まれた広場、雪が付いた季節には格好のテント場になりそうな奥社跡に出た。
5奥社跡_6455
     Photo5 平らな広場のある奥社跡

奥社跡で道は左に折れ、アップダウンを繰り返しながら尾根を進むと左眼下には川又湖、更に遠くには会津方面の山並みが見えたが・・・・どれがどの山か解らず知識不足。
道が珍しく岩稜に差し掛かったところでは左手に女峰山の姿が見え白い雲は上空に留まったまま。
6痩尾根_6457
     Photo6 稜線上の登山道 色付いた葉もチラホラ

爽やかな微風もあり気持ちよい。
やがて尾根道は岩がゴロゴロ積み重なった一里ヶ曽根(独標)でた。
7独標_6459
     Photo7 一里ケ曽根(独標) 目指す女峰山が一望できる

目指す女峰山は左から右に弧を描いた尾根の先にある。日光市街から直登する尾根もはっきり見渡せた。このあたりでは男体山は女峰山に隠れ見ることが出来ず。女峰山からの展望を楽しみに先を急いだ。
一里ヶ曽根(独票)を降りはガレて歩きにくく、その下の樹林帯へ入り込む登山道がよく解らない。ガレを降るとやがて侵食された岩ゴロゴロの登山道に自然に導かれ水溜りのあるコルまで降った。
8水場分岐_6461
     Photo8 水場分岐 水場は指導標からすぐ

コルからは歩きやすい道となりすぐに水場分岐の到着。分岐といっても水場までは20m足らずであった。
コルから登り返し、P1318で道が左へ曲がると周囲の木立も低くなり正面にP2463.7とその奥の女峰山山頂に人の姿が見え出した。
女峰山北斜面では葉が色付き始めていてあと1、2週で紅葉を迎えそう。
9女峰山北斜面の紅葉_6464
     Photo9 女峰山北斜面は色付き始め

気持ちよく稜線を歩きP2463.7へフィックスロープのある岩場を登れば頂稜歩きとなり、背の低い樹林の中を進むと山頂の祠前に出た。
10女峰山山頂の祠_6466
     Photo10 女峰山山頂の祠

更に少し進むと岩の積み重なった山頂。
11女峰山山頂_6469
     Photo11 女峰山山頂

数人の登山者が休んでいたがやがて日光方面からガスが湧きあがり写真を撮る間のなく大真名子小真名子は見えなくなってしまった。
昼食で時間を過ごすがやがてガスが隣の帝釈山とのコルを越えるようになってきた。
天気予報によれば”夕方は関東周辺の山ではところによって雨”を思い出し展望が得られるほどに回復は無理と判断し山頂を後にした。
下山途中一里ヶ曽根辺りからは周囲はガスに包まれ全く展望なし。
休憩途中山頂で知り合った水戸からの登山者に追いつかれ、以降は山談義をしながら下山。ガスでホワイトアウトしただただ踏跡を追っての下山。単独行にとっては景色が見られず黙々と歩く修行のような歩きから逃れることが出来た。感謝。
12_天空回廊6475
     Photo12 ガスに覆われた帰路の天空階層の階段 降る先は奈落?

登りのときの青い天に登って行くような階段、降りの時は白い底なしの世界へ降る階段。まさしく天空回廊であった。季節によってはキスゲ見物、時期によっては雲海を見ることが出来るらしいが、今回は幸運というべきか否か判断に迷うところ。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

温泉ヶ岳(ゆせんがたけ) 根名草山

0温泉ヶ岳_6427
     Photo0 根名草山からの下山途中に漸く姿を現した温泉ヶ岳
記録
日程:2017,09,19
メンバー:安田

9/19日 天候 晴れ :
コースタイム:金精トンネル駐車場(7:42)→金精峠(8:08)→温泉ヶ岳分岐(8:47)→温泉平(8:57)→水場(9:20)→念仏平非難小屋(9:32)→根名草山(10:11~10:30)→念仏平非難小屋(11:09~11:18)→温泉平(11:49)→温泉ヶ岳分岐(12:04)→温泉ヶ岳(12:12~12:32)→温泉ヶ岳分岐(12:38)→金精峠(13:08)→金精トンネル駐車場(13:27)
行程10.7km 累積標高1053m     ルートマップは ここ です。

台風一過で天気が良さそうなので、連休も過ぎたことだし山行する人が少ないだろうと思い奥日光に出かけた。
自宅からだと奥日光は東北道経由、関越経由にしてもほぼ同距離なので関越経由として沼田ICで降り、沼田から金精峠までR120を走って金精トンネルを通過、群馬県から栃木県に入るとトンネル出入口にある金精峠駐車場に車を停めた。
駐車場には7時30分に到着したが20台は停められそうな駐車場は8割がた埋まっていた。紅葉シーズンには路上駐車もあるというほど混雑するようであるがまだシーズン前さらには連休明けとあって空いていると思ったのだが・・・・。

金精峠駐車場のすぐ横の登山口から金精峠を目指して登りだしたが急登で木段のステップも大きく、場所によっては道が侵食されていたりしてかなり大変。
崩壊地をトラバースして登り詰めると勾配が緩み、斜面をトラバースするようになるとやがて金精神社の祠が見え出して金精峠に到着。
1金精峠_6395
     Photo1 金精峠 温泉ヶ岳と金精山の鞍部

日光方面は展望が開けているが群馬県側はわずかに菅沼?のみの展望。(後で沼の形を検討したら大尻沼。手前の丸沼菅沼は足元の樹林に隠れていた。)
金精神社の背後には金精山が見えるがガスで覆われて山頂までは見えず。
ここまで30分弱の急登であったが一休みするには早すぎ、尾根を右折して温泉ヶ岳・根名草山へ向かっての尾根を歩き、途中何箇所か展望の開けるところがあったが登山道は殆ど樹林の中を進み温泉ヶ岳山頂への分岐に到着した。
2温泉ヶ岳分岐_6434
     Photo2 温泉ヶ岳分岐

ガスで山頂からの展望が期待できないので帰路に立ち寄ることにして先へ進んだ。
温泉ヶ岳山頂を巻くように笹の茂る登山道を進み温泉平と書かれた鞍部に出ると漸くガスが切れ始め右手に太郎山、大真名子、男体山が見え出し、切込湖の姿も確認できた。
ガスが無くなれば展望が得られるので岐路での回復を願って更に先へ進むと、やがてチョロチョロ流れる沢に出合い渡渉、すぐに旧念仏平避難小屋跡に到着。すぐに最終水場との看板があり念仏平避難小屋までは15分と書かれていた。
3水場_6411
     Photo3 水場 旧念仏平避難小屋跡

樹林の中を進んで念仏平避難小屋前を通過、シラビソの樹林の中をダラダラ登って降り登り返すと露岩のある細尾根に出た。ここからは群馬方面栃木方面と左右の展望が得られたが帰路に立ち寄ることにして先へ進むとすぐに根名草山山頂に到着。
4根名草山山頂_6415
     Photo4 根名草山山頂

山頂からは右に高薙山が見える程度で尾瀬方面は樹林に遮られて見えず。
5高薙山_6418
     Photo5 根名草山からの展望は高薙山くらい

日光沢へと降って行く道の単なる通過点といったところだが、ここから先へ進むと車まで戻るのが困難になるので山頂で休憩して引き返した。
細尾根の露岩の上に立って展望を楽しみ、念仏平避難小屋目指して下りながら途中樹林が切れた斜面で温泉ヶ岳のお椀を伏せたような姿を見出した。
6念仏避難小屋_6424
     Photo6 念仏平避難小屋

念仏平避難小屋の内部を覗いてみると整理整頓清掃が行き届き非常に綺麗でその上積雪期用の出入り口も用意されていてすばらしい。
7念仏避難小屋内部_6425
     Photo7 念仏平避難小屋内部

小屋から降って旧避難小屋跡を通り、温泉平まで来ると予想通りガスが消え上空の雲だけとなり日光の山々が先ほどよりくっきり見えていた。

いつもの事ながら山行中にもっと良い景色があるだろうと思いそのまま通過すると、天候が変わったり位置関係が変わったりして写真を撮るチャンスを逃してしまうことが間々あるのでここでパチリパチリ。
8正面太郎右が小真名子大真名子_6432
     Photo8 中央が太郎山 右が大真名子山 間に見えるのが小真名子山 切込湖 刈込湖

温泉ヶ岳の笹の巻き道は往路で通過したときよりも案外簡単に通過。やはり初体験のときは笹に覆われた踏跡を探してキョロキョロ、次のときは解っているので心の余裕が違うからであろう。

温泉ヶ岳の分岐で右折して樹林の中を登って行くとあっと井馬に山頂に出た。
9温泉ヶ岳山頂_6435
     Photo9 温泉ヶ岳山頂

ここは先へと伸びる登山道が無く行き止まり。三角点を中央にした広場で展望休憩。残念ながら日光白根山はガスの中だったが群馬方面の菅沼丸沼大尻沼その先には尾瀬への入り口片品村まで見えた。
尾瀬の燧ケ岳、先ほど登った根名草山は山頂も姿を現し、中腹の樹林の中には念仏平避難小屋の姿もあった。
10燧ケ岳根名草山の頭がチョッピリ_6437
     Photo10 シルエットが燧ケ岳 隣が根名草山のピーク

太郎山大真名子山は良く見えるが女峰山太郎山の後ろに隠れてわずかに山頂のみ見えた。見えるのは男どもと子供だけで・・・・女峰山は女性らしく慎み深くといったところか。
11男体山と戦場ヶ原_6442
     Photo11 手前から湯ノ湖 戦場ヶ原 中禅寺湖 左のシルエットが男体山

温泉ヶ岳山頂をあとに尾根道を金精峠まで戻り、金精山もついでにピストンで登ろうかと思案したが・・・・。
12金精神社と金精山_6397
     Photo12 金精峠 金精神社とその後ろに金精山

登山道は金精山を越えて白根山方面まで伸びているし周回も可能なので次の機会に登ることにし急登を降り駐車所へと戻った。
金精山と温泉ヶ岳は紅葉の時期に戦場ヶ原から見るのが良いようだ。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

白砂山・八間山周回

0白砂山_6374
     Photo0 白砂山 左の稜線は佐武流山へ 右の稜線は稲含山三国峠へ続く
記録
日程:2017,09,15
メンバー:Sさん、安田

9/15日 天候 曇りのち晴れ :
コースタイム:白砂山登山口(6:17)→ハンノキ沢(6:31)→地蔵峠(7:01~7:06)→地蔵山(7:26)→堂岩の泊地(8:17~8:28)→堂岩山(8:55)→堂岩山分岐(9:01)→猟師の頭(9:28)→白砂山(10:25~10:53)→猟師の頭(11:42~11:51)→堂岩山分岐(12:01)→中尾根の頭(12:29)→黒渋の頭(13:10~13:34)→八間山(14:07~14:37)→野反湖見晴(15:18)→八間山登山口(15:48)→池の峠(15:58~16:12)→白砂山登山口(16:30)
行程16.3km 累積標高1800m     ルートマップは ここ です。

思いもよらぬ台風18号の進路変更で予定していた山行は×。別案検討結果、台風とそれに伴う秋雨前線の影響がすくない群馬の白砂山に出かけてきた。
車のエアコンを働かせながら走っていて途中のコンビニに立ち寄って車から降りると・・・・・外のほうが涼しい。標高差による気温変化よりも一日の寒暖差が大きくなって秋の到来を体感した。

関越高速を渋川ICで降り、長野原経由で野反湖を目指し、以前 野反湖に来たとき に目をつけておいた野反湖展望台の駐車場に車を止め前泊。夜半に風が強くなってきたが想定内。
朝目覚めると周囲はガスで真っ白視界なし、肌に当たる霧雨を感じたがこの天気は9時頃までといった予報なのでゆっくり出発。
1白砂山登山口_6357
     Photo1 白砂山登山口

白砂山登山口から入山し、最初は細い登山道を登るがすぐに広く笹が刈られた道に出てダラダラと登りやがて下り始めるとハンノキ沢にでた。
2ハンノキ沢_6358
     Photo2 ハンノキ沢 木橋を渡って対岸へ

しっかり整備された木橋を対岸に渡り支沢に沿って登って行くとやがて登山道は沢を離れ一登りで地蔵峠に着いた。地蔵峠で休憩を取り歩き出すが依然周囲はガス。樹林帯を抜ける頃にはガスも晴れると思い先へ進む。尾根に乗るときにはても天候が回復してくるどころか雨粒を感じるようになってきた。
地蔵山を通過し堂岩の泊場へ登り返すところでは登山道が雨水で洗われ上から流されてきた石が堆積しザレ場となっていた。所々に苔むした石も見受けられるので、登山道が小岩でザレてしまってからはそう時間が経っていないようだ。
ザレ場が終わるとやがて勾配が緩み堂岩の泊場に到着。テントを設営できる平坦なスペースがあったが幕営するには駐車場から近く最近は使われていないのか?水場のへの案内板も下がっていた。

堂岩の泊場で休憩後尾根のアップダウンを繰り返すとやがて堂岩山山頂に到着。
3堂岩山_6360
     Photo3 堂岩山山頂 樹林の中で展望なし

展望が得られない山頂を通過して降るとすぐに八間山への登山道との分岐。
4堂岩山分岐_6361
     Photo4 白砂山と八間山への分岐 行きは直進白砂山へ 帰路は八間山方面へ

白砂山目指して直進するとやがてガスが消え始めこれから進む稜線が見え始めた。なだらかな稜線上を進み登り返すと猟師の頭に到着。振り返ると通過してきた堂岩山の姿が目に入った。
北斜面は既に色付き始め、日当たりの良い南斜面は一面の笹の緑、ところどころに立つ白樺の葉もまだ緑。稜線を境に季節が分かれていた。やがて北斜面から南斜面に彩が移るのもまもなくのことであろう。
5猟師ノ頭_6363
     Photo5 猟師の頭

猟師の頭から降り小さなアップダウンを繰り返すとやがて金沢レリーフといわれる本ルート唯一のちょっとした岩場が現われた。ここを過ぎると白砂山への最後の登りとなり登山道は尾根から南側の笹斜面へと移った。登り詰めた頂稜を更に進むと白砂山山頂。
6白砂山山頂_6368
     Photo6 白砂山山頂

天気予報どおり山頂では天候が回復し、赤城山・榛名山・浅間山と360°の展望が得られた。いつもの関東平野のほうから見える榛名山と違い逆に並んだ山々のシルエットが新鮮だった。
7榛名山_6376
     Photo7 榛名山のシルエット 左から水沢山・二ツ岳・相馬山・・・・・

休憩後来た道を堂岩山山頂手前の分岐まで戻り八間山へと伸びる尾根道に進路をとった。
8八間山への尾根_6379
     Photo8 八間山へ向かって快適な尾根道進む

分岐からは南斜面の笹の中に伸びた快適な登山道を左手に赤城山や榛名山を見ながら進み中尾根の頭に到着。
中尾根の頭から笹の中に伸びる快適な登山道を進み尾根の最低鞍部にまで下降。急登(ここまでがあまりにも緩やかだったので急登に感じた)を登り返すと黒渋の頭に到着。登山道を塞ぐように横たわった太い倒木に腰を下ろして休憩後、尾根上八間山へと伸びる登山道を進むと
9八間山への尾根_6381
     Photo9 黒渋の頭から八間山へと伸びる登山道

やがて八間山登山口からの道と合わさり、広場の片隅に崩れかかった雨量観測所が建つ八間山山頂に到着。
10八間山山頂_6384
     Photo10 広々とした八間山山頂 山名標柱の彼方には榛名山が

広々とした山頂からは浅間山や草津方面の展望も広がり榛名山や赤城山山麓まで見渡すことができるので昼間だけでなく夜景も楽しめる。
八間山から直進する登山道は富士見峠の登山口に降っているのでここで引き返し、もう一方の池の峠の八間山登山口を目指して降った。
先ほど通過した堂岩山からの尾根道との合流点を通過し、登山口へと降ってゆくと野反湖見晴と書かれた道標が立っていたが木が生長して展望なし。道標を立てたときには眼下に野反湖を見渡せたのであろう。
やがて登山道の勾配が緩み樹林の中を降って行くと登山口に到着。
11八間山登山口_6390
     Photo11 池の峠八間山登山口

登山口のある池の峠パーキングを横切って舗装道路に平行した登山道を進み池の峠への指導標を過ぎるとまもなく展望が開けた池の峠に到着。池の峠からは野反湖とそれを取り囲むエビ山を中心とした山々が見えた。富士見峠の向こうには浅間山篭ノ塔山の山塊がくっきり。
12野反湖と浅間山_6391
     Photo12 池の峠からの野反湖展望中央のシルエットは浅間山篭ノ塔山塊

普段見慣れている八ヶ岳方面からとは違って逆に並んでいる山々のシルエットも新鮮であった。

池の峠で一休みして木段の道を降りやがて笹が刈り払われた道となると朝通過した白砂山への登山道と合流し、まもなく白砂山登山口へ出て白砂山八間山の周回を終えた。

岐路で立ち寄った道の駅六合の応徳温泉くつろぎの湯は内湯のみであったが掛け流し。休憩できる大広間まであって400円。湯がすばらしかった。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

上州武尊山・剣ヶ峰山周回

0武尊山への稜線_6338
     Photo0 剣ケ峰山からの上州武尊山
記録
日程:2017,09,09
メンバー:安田

9/9日 天候 晴れ :
コースタイム:裏見の滝駐車場(7:24)→林道終点駐車場(7:54)→須原尾根分岐(8:04)→武尊神社下降点(8:54~9:00)→最初のクサリ場(9:46)→武尊山山頂(10:28~11:10)→剣ヶ峰山分岐(11:57)→剣ヶ峰山(12:05~12:24)→剣ヶ峰山分岐(12:32)→H1590(13:28~13:35)→武尊沢渡渉点(13:42~13:47)→須原尾根分岐(14:26)→林道終点駐車場(14:37)→裏見の滝駐車場(15:02)
行程13.5km 累積標高1360m     ルートマップは ここ です。

漸く雨があがって青空が出てきたので上州武尊山に出かけてきた。2,3日晴れるらしいが土曜日曜は高速割引があり日曜日は帰りのときに関越の渋滞にかかるのでそれを避けようと、登山道はまだ濡れて歩きにくいかもと思いつつ出発。
今まで武尊山には2度ほど登ったが今回は一般的な穂高神社から歩き始め、武尊山から剣ヶ峰山を周回するコース。
残雪期に川場スキー場から登ったとき にちょっと難儀した剣ヶ峰山からの下りが雪が無いときにはどうなっているかの確認の意味もある。

舗装路が終わる武尊神社裏見の滝駐車所から歩き出し林道を進むと林道終点の駐車場にも既に数台が駐車。ここまで車で入ればよかったと思ったが満車を懸念して手前で駐車した。
1裏見の滝駐車場_6289
     Photo1 武尊神社 裏見の滝駐車場から歩き出します

林道終点の駐車場から更に林道を進み、直進すると剣ヶ峰山へのルートを須原尾根分岐で左折して
2須原尾根分岐_6291
     Photo2 武尊山へのコースと剣ケ峰山へのコースの分岐点 須原尾根分岐

尾根斜面を登ると須原尾根稜線に出た。
樹林の中であるが漸く隣の尾根も樹林越に垣間見ることが出来るようになったところで休憩。休憩後武尊山に向かって尾根を進むとすぐに手小屋沢避難小屋への分岐、直下にはカマボコのような屋根が見えた。
ドロドロヌタヌタでしかもところどころに露出した木の根で歩きにくい登山道を進むと最初のクサリ場が登場。
3クサリ場Ⅰ_6296
     Photo3 濡れてスベスベ・ドロドロのクサリ場

岩も濡れて滑りやすくなっているのでクサリを使うとステップがどうも具合悪いのでクサリを使わずに自分に合ったステップとホールドを選んで登った。
次がロープの下がった岩場で先ほどのクサリ岩場同様ロープを使うと岩が濡れ先行者の靴の土も付いているのでここもロープを使わずに突破。
少し歩くとクサリ場が連続して現われ、これを越えると道の周りは疎林になってきた。
やがて樹林を抜け出すと正面には剣ヶ峰山や獅子ヶ鼻が見え出し、武尊山山頂まであと少し。しかし登山道は水で侵食されて抉られていて両側はハイマツで遮られ展墓が無い。
ハイマツの中を進み突然開けた山頂に飛び出すとさすがに土曜日何組何人かの登山者が休憩、景色堪能中。
4上州武尊山山頂_6306
     Photo4 上州武尊山山頂

谷川岳、巻機山、越後駒ケ岳、平ヶ岳、至仏山、燧ケ岳、会津駒ケ岳、男体山、日光白根山、皇海山、赤城山・・・・・・。数多くの百名山が見えるが富士山は見えず。
5至仏山と燧ケ岳_6311
     Photo5 左:至仏山 右:燧ケ岳 奥に見えるのが会津駒ケ岳

八ヶ岳はそれらしき姿はあるものの・・・・・。もう少し気温が下がり空気が澄んでくるとさらにすばらしい展望になる。
6家ノ串と前武尊山_6315
     Photo6 中ノ岳 家ノ串 前武尊へと続く稜線

武尊山山頂で大休止の後、中ノ岳方面に進み右折。剣ヶ峰山を目指して平らなスレート破片が積み重なった歩きにくい急斜面を降った。
7剣ヶ峰山_6318
     Photo7 剣ケ峰山への稜線 尖っているのが剣ケ峰山

分岐左側にはロープが張られ整備中と書かれた笹を刈り取った道が下に伸びていた。登ってきたときに手小屋沢避難小屋を過ぎたところにも同じようなところがあったのでおそらく今までのルートとは違った登山道が切り開かれているのかも?
トレールランの大会があるようなのでそのときに使われる道かも?両方の入口から道が切り開かれていれば、クサリ場を通過せずに武尊山へ登ることが出来そうある。

急斜面を降り終えると尾根筋に出てここからは両側に展望が広がるスカイラインとなった。残雪期に来たときは笹は雪の下になり、所々に生えている松は樹氷になっていた。雪の無いときに歩いてみるとやはり残雪期のほうが歩きやすい。

やがて道は剣ヶ峰山尾根からはずれ下りだすと剣ヶ峰山から武尊神社へのコースの分岐に出た。分岐からは濡れて滑る岩がゴロゴロの急斜面を登りだし、岩場を登ると剣ヶ峰山山頂。
8剣ヶ峰山山頂_6335
     Photo8 剣ケ峰山山頂 川場スキー場から武尊山への登山道の一部

道標に山名と標子を書いた板がさがっているが、登山道の通過点といった感じ。登ってきた山頂直前の岩場が残雪期に難儀したところ。雪が付くと降るときにはちょっと嫌らしい。

剣ヶ峰山山頂から分岐まで戻り、武尊神社へのルートに入った。水に洗われて露出し、濡れて滑りやすくなった機の根、表面に苔が生えていかにも滑るといった岩、ドロドロヌルヌルの泥と格闘しながら降るがかなり手ごわい。
9獅子ヶ鼻_6345
     Photo9 降る途中から見た獅子ヶ鼻(積雪期のみ登れる)と左に玉原湖

勾配が緩んで木の根を掴んでの下降もそろそろ終わるかと思われたH1590mあたりで休憩して更に降ると武尊沢渡渉点に到着。
10武尊沢_6348
     Photo10 武尊沢渡渉点

武尊沢渡渉点からは尾根の襞を巻くようにトラバース気味に降り、途中何箇所かの小沢を横切るとやがて丸太が数本丸木橋のように折り重なった沢に出た。対岸からは道幅が広がり砂利道となったのでこの沢が林道終点と思われる。
林道を進むとすぐに今朝右折した須原尾根分岐。ここからが林道をダラダラと降り、駐車場を横目に見て林道歩きに飽き飽きすると武尊神社が見え出した。武尊神社を過ぎるとすぐに裏見の滝駐車場、武尊山周回山行を終えた。







テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

御陵山(おみはか山)

0御陵山_6066
     Photo0川上村越しに見える御陵山(右奥の濃い色の山)

記録
日程:2017,08,09
メンバー:Sさん、Mさん、安田

8/09日 天候 晴れ :
コースタイム:馬越峠駐車場(9:02)→P1720(9:48~10:04)→御陵山(10:30)→三角点(10:35)→御陵山(10:39~11:08)→馬越峠駐車場(12:19)
行程13.2km 累積標高1264m     ルートマップは ここ です。

太平洋高気圧が弱いとかいろいろ原因が重なって日本の近くでウロウロしていた台風5号、”長寿台風”と言うらしい。長寿社会を迎えているので台風まで長寿になった?  まぁ、長寿社会で老害が叫ばれている折、台風も長寿だとやはり害が大きく招く混乱も大きい。
昔学校で学んだ夏の気圧配置”南高北低”にならないので梅雨明け10日も???晴れ間は殆ど行方不明。お日様が顔を出さないならそれなりに涼しくても良さそうだが・・・・。そうは問屋がおろさず、高湿度のオマケ付き。

天気予報を眺めていると久しぶりに雨マークが消えたので貴重な一日を楽しもうと長野県の川上村と南相木村の境にある御陵山(おみはか山)へ出かけてきた。
登山口は昨年登った 男山・天狗山 登山口の道路を隔てた反対側にあるので昨年同様馬越峠の駐車場を利用。
1御陵山登山口_6056
     Photo1 御陵山登山口(左の斜面にある踏跡から入山)

駐車場から道路を横切って落石防止用の金網の横から昨日の雨で滑りやすくなっている急登の登山道を登るとすぐに尾根に出た。
2木漏れ日の登山道_6057
     Photo2 尾根上の登山道

ここからは両側雑木林の尾根上の歩き易い登山道を進むとやがてロープのある岩場が登場。岩の周囲が濡れているので慎重を期してロープに頼って登り更に先に進むと2番目のロープ場登場。
3ロープの架かった岩場_6058
     Photo3 2番目のロープ岩場 登ると展望露岩

これを登ると南相木村が見下ろせる露岩上に出た。登ってきた尾根のほうを見ると天狗山、更にその奥には男山が見えたが背景の八ヶ岳は雲に隠れていた。
4天狗山 _6061
     Photo4 天狗山奥は男山 雲に隠れて八ヶ岳は見えず

八ヶ岳のほうから眺めると男山が雲で隠れていることが多く、丁度小海線に沿って雲がでることが多いようだ。日本海側から千曲川に沿って登ってきた空気と富士川沿いに登ってきた太平洋側の空気がちょうど交わる地点となっているからか?

露岩から再び雑木林の尾根を進むと木の葉越しに麓の川上村のレタス畑が見え隠れする。本日の東京の気温予想は37℃との予報だったが尾根を越ええる北からの風は爽やかそのもの。ザックを背負った背中には多少発汗で濡れたものの、半袖の腕は汗が風で蒸発し汗ばむことは無かった。気持ち良いことこの上なし。
やがて送電鉄塔が見え出したP1720で休憩。一旦降って送電鉄塔下を通りやや勾配が増した登山を進むと崩れかかった社のある御陵山山頂に出た。
5御陵山山頂_6060
     Photo5 御陵山山頂

川上村方面と、南相木村の御座山(おぐら山)の展望が良いが
6御座山_6059
     Photo6 隣の御座山

休憩する木陰が殆ど無いので更に先へ伸びている登山道を進み三角点のあるピークまで進んだ。しかしここは樹林に覆われ展望無し。
7三角点のあるP1822_6062
     Photo7 三角点のあるP1822.5

再び御陵山山頂まで引き返し、どうにか登山道横の小さな木陰を見つけて暫しの休憩。
やがて我々の後からやってきたパーティも見ていると我々と同じような行動をとっていた。早いところで休憩ポイントをきめたのは大正解で照りつける太陽光を浴びず、尾根を渡る涼風の気持ちよさで大休止となってしまった。

御陵山からは来た道を戻り、駐車場に着いたのが正午ちょっと過ぎだったので3時間ほどで尾根歩きハイキングを終えた。
このとき駐車所に停めておいた車で気温を確認すると22℃。3000m級の尾根を歩くのと同じような温度、しかも直射日光を受けなかったので日焼けによる皮膚のピリピリ感も無し。ちょっとした避暑山行の穴場かも。

下山後は川上村に来るたびに立ち寄るマーケットに向かい、同行者はワンコインでお釣りのくる新鮮レタスとキャベツを購入。お次はこれまた良く立ちよるヘルシーパーク川上で開いたばかりの風呂で汗を流しついでに新鮮野菜サラダがたっぷり添えられた食事を摂って満腹。いつもの生活習慣で建物の外はサウナ状態かと覚悟をきめてドアを開けると外も室内と同じで快適。帰宅して車の外に出たらやはりムシムシしている現実に戻ってしまった。

今回の山行で味をしめどこか手軽に楽しめる良いところはないかと探しながら天気予報を見ればまたこの先しばらくは天候が思わしくなく雨マークの行列。
今年の夏山はどうなってしまうのでしょうか?



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

カモシカ平と野反湖周回

0ゼンテイカ_5942
     Photo0 カモシカ平のノゾリキスゲ(ゼンテイカ)

記録
日程:2017,07,21
メンバー:安田

7/21日 天候 曇り :
コースタイム:富士見峠休憩舎(7:50)→弁天山(8:08)→エビ山(9:06~9:28)→高沢山(10:04)→カモシカ平分岐(10:07)→カモシカ平(10:26~10:45)→カモシカ平分岐(11:04)→三壁山(11:33~11:47)→三壁山登山口(12:26)→野反湖展望台(12:41~13:03)→P1619.9(13:23)→湖畔コース入口(13:31)→イカ岩ワンド分岐(14:08~14:19)→富士見峠休憩舎(14:47)
行程14.9km 累積標高1158m     ルートマップは ここ です。

関東地方梅雨あけとは言うものの、北陸東北南部は未だおあずけ。両地方の接する草津志賀高原方面の天気予報を見ると毎日局地的雨。このところの局地豪雨のせいで夕立という言い方が天気予報から消えてしまって”午後は局地的に云々”という言い方が流行っている。
丁度7月20日前後が野反湖周辺のキスゲが見ごろということで、“午後の局地的雨”を覚悟で野反湖へ出かけた。

キスゲ、ゼンテイカのことだが日光ではニッコウキスゲ、野反湖辺りではノゾリキスゲというらしい。まぁどちらにしても綺麗な花が咲いているのが観られれば良いので・・・・

先日の草津白根山山行と同じように渋川伊香保ICで高速を降り、長野原経由で野反湖へ行くのかと思っていたら、ナビの指示は中之条から暮坂峠越えのルート。素直に従って六合でR405に入ると漸く野反湖方面道案内が出てきた。朝なのでまだ降ってくる車は無いと思い、路幅を存分に使って一気に登りつめると野反湖富士見峠の駐車場に着いた。駐車場の上のほうには富士見峠休憩舎がありここから野反湖が一望できる。

野反湖を時計回りに周回しようと先ずは弁天山を目指して進むと、右側の野反湖への斜面にはノゾリキスゲの黄色い花が各所に咲いていた。
1野反湖_5902
     Photo1 野反湖への斜面はノゾリキスゲ満開

お目当てはまだまだと思い登って行くと弁天山南分岐。ここは左側の山頂を通るルートを進み山頂に出た。
2弁天山_5909
     Photo2 弁天山山頂

広場のある山頂を経由して降って行くと前方にはエビ山が見えだした。エビ山までの登山道は一部白樺を交えた樹林一部は笹原となっており、時折照りつける直射日光を避けようと笹原はすばやく通過。
3登山道_5913
     Photo3 笹を抜け出して白樺の森へ

エビ山山頂は広場になっていて見晴らしが良いのだが生憎野反湖の湖面、対岸の八間山も霞んでしまい展望はいまひとつ。
4エビ山到着_5918
     Photo4 エビ(恵比)山山頂

丁度上空の雲で直射日光が遮られていたため着替えしてエネルギー補給。
登山道の様子がわからなかったのでここまで長袖で登ってきたが笹も腕に触れるほどでもなく、虫もいなかったので腕の日焼け覚悟で半袖にした。歩いていると時折蜂がやってきて頭の周りを旋回。追い払いもせず無視して進むとやがて追って来なくなった。蜂のテリトリーに入ってしまった私は闖入者。蜂はF15 ?

エビ山からは正面に見える高沢山を目指すが一旦降っての登り返しが急坂。風が吹き抜ける木陰なら良いが陽射しを受ける笹斜面だと滑りやすい路面と相まってなかなか大変。登り詰めた高沢山山頂は樹林で覆われ涼しいが休憩をとらずに進み
5高沢山_5930
     Photo5 高沢山山頂

少し降ったカモシカ平への分岐で左折。
6カモシカ平分岐_5931
     Photo6 カモシカ平への分岐

樹林の中を降ってゆくとやがて疎林になり笹の中にノゾリキスゲがチラホラ見え出した。カモシカ平を挟んだ大高山方面の斜面は笹に覆われ緑一色だが、鞍部のカモシカ平周辺にはゾリキスゲの群落が黄色い絨毯のように見え出した。
7カモシカ平_5936
     Photo7 カモシカ平

カモシカ平の水場分岐で左折して笹原の中に伸びているにトレースを進むと、周囲一面ノゾリキスゲの群落の中にポッカリ開いた露地が現れた。
8カモシカ平の裸地_5944
     Photo8 ノゾリキスゲ群落の中にポッカリ開いた裸地

丁度カモシカ平は高沢山と大高山の鞍部なので涼しい風が吹きぬけ気持ちよい。分岐から降ってくる途中で登ってくる登山者に出会ったが”ノゾリキスゲの花畑はすばらしい。大満足!”と感想を述べていた。私もガッテン。納得。
 
ノゾリキスゲの花に囲まれて暫し休憩、来た道を登り返して分岐まで戻り三壁山を目指した。
ここも今まで同様笹原と樹林の中の歩きが交互に出てくるが、笹原の中の登山道左側(陽射しを受けるほう)はニガナの黄色い花が道に沿って帯状に続いていた。
9ニガナの登山道_5957
     Photo9 黄色いニガナの帯が続く登山道

三壁山山頂も樹林で覆われた小広場は展望が無いが隅の苔むした岩に腰掛けて休憩。
10三壁山_5948
     Photo10 三壁山山頂

ここからかなた遠くに見える野反湖畔を目指して下降。途中急坂がありそこに宮次郎清水の水場があるがかなり細い。水場を過ぎると勾配は緩みやがて三壁山登山口へ飛び出した。ここからはキャンプ場の中を通って舗装道路が伸びているが案内が無いのでウロウロしながらバンガロー群の中を下ると受付管理事務所前に到着、
11キャンプ場バンガロー_5965
     Photo11 キャンプ場バンガロー群れも花に囲まれて

すぐに野反ダムに出た。
12野反ダム_5967
     Photo12 野反ダム堰堤

ダム堰堤を渡って登り返すと大きな駐車場があり展望台と案内所の建物。ここで自動販売機に誘われて冷えたコーラを一本飲んでしまった。
13野反湖展望台_5970
     Photo13 野反湖展望台権案内所 大駐車場の片隅には白砂山登山口

腹拵えして駐車場の隅にある白砂山登山口から登り始め、途中の標識は無いがしっかりした踏跡のある分岐で右折。やがて現われた木段を登り詰めるとベンチのあるP1619.9にでた。ここからダラダラ降るとやがて舗装道路に出た。池の峠入口。
少し舗装道路を進み、右側の湖畔コース入口から湖畔周回コースに入り、白樺林の中に見える高沢山や三壁山、湖面を見下ろしながら進み湖面に近くなると樹林帯が切れて笹原の中の道となった。
14笹原越の野反湖_5978
     Photo14 湖畔コースからは通ってきた高沢山、三壁山が見える

木のチップが敷き詰められた歩きやすい遊歩道を進むと両側には次々に花が現われ写真を撮りながらのらりくらりと歩いたが・・・帰宅してみればピンボケばかり。アップで正確なピント合わせが出来ないカメラのせいにしているがまぁ未熟なんだな。
15_5987.jpg
     Photo15 アザミの花の向こうの山を見ると空模様が怪しくなってきそう

反対側からはバスツアーの一行が何組か現われだした。そのたびに路端に避けて花観賞。時にはアザミの葉で思わずチクリ。
16湖畔コース_5990
     Photo16 両側花はな華・・・・の湖畔コース遊歩道

17イブキトラノオ_5998
     Photo17 イブキトラノオも・・・・

やがて野反湖端に着き登り返すと朝歩き出した富士見峠休憩舎に到着。かなりの人がノゾリキスゲと野反湖の展望を楽しんでいた。駐車場には大型バスも数台。

野反湖の両端は道路で結ばれ駐車場もある。また湖を一周する木のチップが敷かれた遊歩道もあり道中は花盛りなので山に登らずとも高原植物を手軽に楽しむことが出来る。
標高は1500m前後なのでノンビリ散策を楽しむには申し分の無いロケーションだ。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

草津白根山

0コマクサ_5808
     Photo0本白根山に咲くコマクサ

記録
日程:2017,07,15
メンバー:安田

7/15日 天候 曇り :
コースタイム:レストハウス駐車場(8:11)→白根山火口展望台(8:26)→レストハウス駐車場(8:42)→逢ノ峰(9:00~19:12)→コマクサリフト始点(9:25)→鏡池分岐Ⅰ(10:03)→鏡池(10:09~10:20)→鏡池分岐(10:26)→本白根山展望所(10:50)→本白根山遊歩道最高点(11:07~11:24)→コマクサリフト上部分岐(11:51)→コマクサリフト始点(12:02)→蓬莱岩分岐(12:14) →明治火口(12:27)→レストハウス駐車場(12:36)
行程10.1km累積標高770m     ルートマップは ここ です。

毎日天気図を見ていると梅雨前線が北上したり南下したり、おかげで天気は猫の目変化。例年ならそろそろ梅雨も明けの期待もといったところだが昨今は局所的に大雨が降ったり、子供の頃なら考えられないような暑い日が続いたりとなかなか複雑怪奇な天気が続いている。とはいっても勤労者の頃は天気なんて殆ど気にしていなかったので天気が気になるのは時間を持余しているということか?

暑い暑いと不平不満を言ったところでどうなる訳でもなし。一時的にでも涼しいところに逃げるにしかずと思い思案した結果が、前回の山よりもパワーアップして標高が高い草津の白根山。6月に火山規制が緩められたのでそれまで車を停めることが出来なかったレストハウスの駐車場も使えるとの事で出かけてきた。

渋川伊香保ICで高速を降りて長い長い一般道走行となるが連休初日にもかかわらずスイスイ。長野原を過ぎる頃になって他見ナンバーの車が何台か前を走っていることに気付いたが・・・・どうも同じような考えを持った人がいるらしい。レストハウスの駐車場に着いて見上げると既に白根山の火口展望台(湯釜展望台)から降りてきている人も。

曇り空の一部からは青空が覗いているので気温が上がってガスに取り巻かれる前にと思い、白根山目指して登り出すが規制が解除されているのは火口展望台までの区間のみ。
1湯釜_5780
     Photo1 白根山火口展望台(湯釜展望台)から見た湯釜と手前の涸釜

天展望台から湯釜と涸釜を見下ろしてすぐに駐車場へと戻り、道路を渡って今度は本白根山方面の周回ルートに入った。
2弓池と逢ノ峰_5784
     Photo2 白根山火口展望台(湯釜展望台)から見たレストハウス駐車場と逢ノ峰

目の前の逢ノ峰を目指して登りすぐに山頂の休憩所に入り込み、窓から展望を楽しみながら吹き込む気持ちよい風にあたりながら腹ごしらえ。よく見ると山頂直下の登山道横には名残の石楠花が咲いていた。逢ノ峰からコマクサリフトの始点目指して降り、ローププウエー山頂駅の少し手前から鏡池への遊歩道を進んだ。
3ロープウエー山頂駅_5793
     Photo3 ロープウエー山頂駅と周辺の草原

山頂駅からすぐの草原から潅木帯のトラバース道を進むと高山植物の花盛り。
4ゴゼンタチバナ_5794
     Photo4 ゴゼンタチバナ花盛り

ゴゼンタチバナの花街道を進みルンゼを渡って富貴原の池遊歩道入口を過ぎ木の階段を登って尾根に出ると鏡池分岐。ここで左折してハイマツのトンネルを降って行くと鏡池畔に到着。
休憩しながら風が凪ぎ漣が消えるのを待っていると漸く分岐の解説板に書かれていた”亀甲状模様が現われた。
5鏡池亀甲模様_5799
     Photo5 鏡池湖底の亀甲状模様

観察もそこそこに分岐まで戻り先に進んでザレた尾根を本白根展望台へ登り始めるとコマクサ登場。
6コマクサ_5810
     Photo6 コマクサ ちょっと盛りが過ぎたかも?

この辺りまで来ると登山者も多くなってきた。草津白根山は交通の便もよくアップダウンも少なく歩行時間も短くてすむのでコマクサ見物には一番手ごろなので賑わうようだ。コマクサの写真を撮りながら進んで人でいっぱいの展望台は通過し、本白根山中央火口の分岐から遊歩道最高点を目指したが・・・・
前方には団体さんが蟻の行列のように降ってくる姿が。コマクサが良く見られそうな地点まで進んで団体をやり過ごし、最高点に到着したところで休憩。
7本白根遊歩道最高点_5816
     Photo7 本白根山遊歩道最高点

中央火口周辺から展望台までの景色を眺めながら、どうにか人が少なくなりそうな頃合を見計らって分岐までもどった
a href="http://ogennki3.blog.fc2.com/img/20170716150251aec.jpg/" target="_blank">8展望所_5815
     Photo8 本白根山展望所 登山者の行列が・・・

分岐からは火口壁沿いの道を登って行くがこの辺りに来るとカメラに三脚をつけて担いだ人がチラホラ。
駐車中からは最短距離でコマクサ見物が出来るところなので遊歩道で狙っている人が多い。三脚を担いだままですれ違いざまに振り向かれると危うくカメラにゴツン。・・・・ちょっと注意してほしいものです。

コマクサの咲くザレ場を過ぎるとまもなくコマクサリフト上部への分岐に差し掛かり、樹林のなかの 広くなった道を降ってゆくとやがてスキーゲレンデの隅に飛び出しリフト始点に到着。
ここからは舗装道路を歩いてレストハウスの駐車場を目指すが途中、鏡池が見え出したところで左折し鏡池の周回歩道に入った。
左折した分岐からすぐの蓬莱岩の岩峰を巻き、木道を進むと湿原に白いワタスゲが風に揺れる姿が目に入った。
9蓬莱岩と湿原_5827
     Photo9 蓬莱岩と弓池湿原

始めは弓池を横断するつもりでいたがワタスゲを見ようと湿原を回るルートに変更。
10ワタスゲ_5825
     Photo10 白いワタスゲが風に揺れる

ぐるりと回って国道に出ようと木段を上りだしたら今度は左側の小さな池の解説板が目に入った。この小さな池、明治火口といい明治35年に噴火した火口跡らしい。
11明治火口_5828
     Photo11 明治火口

ゴツゴツした岩で囲まれ噴煙があがっていたであろう火口が、100年そこそこで小さな池になり今ではナナカマドやワタスゲもチラホラ。
自然の力というか植物の生命力はすばらしい。噴火は人にとっては100年前といえばおじいさんの時代、地球にとっては一瞬前だったわけだ。
明治火口を過ぎ階段を上がって国道を横切ればレストハウスの駐車場。車はかなり増えていた。曇り空とはいえ駐車場に停めていた車の温度計は20℃、山から降るうちにあれよあれよという間に上昇し帰宅してみれば36℃。
コマクサにワタスゲ見物のお土産付きで狙い通りの避暑であったが・・・・書いている今は暑さと湿度でウダウダ。


Appendix
ワタスゲ  風に吹かれて
白く見えるのは花ではなく種子の集まりの綿毛なんですね。綿毛が見られる頃は花はすでに終わっています。

A3ワタスゲ_5826


テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

大源太山 七ツ小屋山 周回

0大源太山_5706
     Photo0 大源太山

記録
日程:2017,07,09
メンバー:安田

7/09日 天候 晴れ :
コースタイム:旭原駐車場(4:16)→渡渉点(4:26)→謙信ゆかりの道入口(4:29)→渡渉点(4:44)→H1080(5:12~5:21)→大源太山(6:35~6:57)→H1585(7:36~7:46)→七ツ小屋山(8:04~8:19)→シシゴヤノ頭分岐(8:47)→P1465(9:10~9:23)→シシゴヤノ頭(9:34)→H1175(10:03~10:22)→水場(10:48~10:58)→謙信ゆかりの道入口(11:16)→旭原駐車場(11:30)
行程11.5km累積標高1354m     ルートマップは ここ です。

太陽がギラギラ照りつけ梅雨明けと思うような日々が続いているのでちょいと近場で涼しそうな山はないか?この季節なので陽射しは強いが尾根歩きでも谷間の残雪の上を吹き上がってきた風が心地よいのでは・・・・・と思い上越国境の山に出掛けた。

越後湯沢ICで高速を降り、途中のコンビニで食料飲料を買い込み、大源太山登山口の旭原駐車場に着いて仮眠。涼しいうちに稜線まで上がってしまおうと考えて夜明とともに同時に出発。
1大源太山登山口_5690
     Photo1 早朝の大源太山登山口

植林の中を進むとやがてと北沢の渡渉ポイントに到着。水量はあるがフィックスロープを使って飛び石で対岸にたどり着くことが出来た。
2渡渉点Ⅰ_5691
     Photo2 最初の渡渉点

左岸歩き数分で”謙信ゆかりの道入口”に到着。更に左岸沿いの道を進むと涸れた支沢にでた。対岸が削られアルミハシゴが架っているがかなり破損していて心もとない。
3支沢横断_5693
     Photo 3 支沢の対岸のアルミハシゴ

注意深く登って更に左岸道を進むと今度は右岸への渡渉点。ここもフィックスロープを握って右岸に渡った。
ここからは大源太山へ突き上げる弥助尾根の支尾根登りとなり急登が始まった。しばらく登るとやがて周囲は潅木となり左側が切れ落ち展望が開けたところで休憩。ここまで森林帯だったが微風すらなく湿度が高かったので汗だく。まだ太陽高度が低く虫が飛び交い始める前だったが用心して長袖のままとした。
休憩して少し登ると右手に大源太山が見え出し、
4大源太山_5695
     Photo4 大源太山が見え出した

すぐに弥助尾根稜線に出た。ここからは多少のアップダウンを繰り返しながら次々に現われる岩場を登って行くと
5大源太山_5699
     Photo5 弥助尾根上部 もうすぐ大源太山頂

大源太山山頂に到着。
6大源太山山頂_5704
     Photo6 大源太山頂

360度の展望が広がるが巻機山へ続く上越国境の山々には靄がかかり薄っすらと稜線と谷に残った残雪が確認できるのみ。登ってきた弥助尾根は東側は朝陽を受け緑に輝き始めていた。
7弥助尾根_5701
     Photo7 登ってきた弥助尾根 彼方に越後湯沢の町

しかしここでも空気は微動だにせず蒸し暑くその上直射日光を受けているので素肌露出部分はヒリヒリ。

大源太山で休憩後、クサリとロープが続く岩場を一気に下降。最低鞍部まで降って七ツ小屋山までの登り返しとなるが途中潅木の日陰で涼風が吹きぬける場所に遭遇。七ツ小屋山まで登り稜線に出ると日陰が無いのでここで休憩。
涼んで歩き出だし稜線の縦走路に出たところで右折、笹原の中を歩くとすぐに七つ小屋山山頂。
8谷川岳への稜線_5710
     Photo8 七ツ石小屋山頂からの谷川岳方面への稜線

ここで蓬峠から登ってきたというグループと遭遇してまたもや休憩。
七ツ小屋山からは膝丈ほどの笹の中に延びる登山道をダラダラ降って少し登り返すとシシゴヤノ頭へと延びる尾根の分岐点。
9稜線登山道_5716
     Photo9 笹原の中の登山道 ニッコウキスゲやイブキトラノオの花が咲く

。直進して蓬峠の小屋に立ち寄ろうかと考えたが、ここに戻ってくるためには直射日光の中での登り返しとなるので思い直し右折しシシゴヤノ頭を目指した。
シシゴヤノ頭まではところどころに潅木があるものの陽射しを避けるような場所は無い。通過してきた大源太山と七ツ小屋山を右に見ながら稜線上を進み。
10大源太山と七ツ小屋山_5718
     Photo10 大源太山(左)と七ツ小屋山(右)

シシゴヤノ頭の手前でどうにか潅木の日陰を見つけて休憩。高気圧の真っ只中で風が無かったがこの時間になると日射で気温が上がり空気が動き始めたので谷間の残雪の上を通過した上昇気流で多少涼しさを感じるようになった。
休憩後は一気にシシゴヤノ頭を通過して下降しはじめた。この辺りからは歩く人が少ないのか登山道が一段と細くなり潅木帯の中をツヅラ折れに降り始め、やがて陽射し遮る樹林に入ったところで適当な岩を見つけて休憩。
ここからは駐車場まで一気に降れると思って進むと今度は水場が登場。
11水場_5724
     Photo11 水場

ここで誘惑に負けて再度休憩。顔を洗ったりシャツを脱いで体を拭いたり・・・・
水場では左側にヒロクボ沢の水音が聞こえていたが歩き始めるとやがて沢音は消え、少し進むと今度は正面から北沢の重量感のある流れの音が聞こえてきた。
正面直下に北沢の河原が見え始めるとすぐに朝通過した”謙信ゆかりの道入口”に出た。
12謙信道入口_5725
     Photo12 “謙信ゆかりの道”入口

ここからは朝歩いた道を戻り、渡渉を経て登山口の駐車場へと戻った。
出かけるときには2台だった車も10数台に増え、駐車場からの帰路途中では林道横のスペースにも駐車している車があった。
7月も上旬を終わろうとしているのに国境の山々の谷間にはまだ残雪があった。途中であったグループは谷川馬蹄形の稜線を歩き、清水峠から土合に戻るということで残雪歩きが楽しめるということだった。
正午前に走り出して途中、谷川PAで大清水をボトルに詰め込み帰宅。いつも込み合っている大清水の蛇口はまだ時間が早かったためか順番待ち無しで水を詰めることができた。








テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

利尻山 鷲泊コース

0利尻山_5490
     Photo0 まだ残雪が残る利尻山

記録
日程:2017,06,17
メンバー:安田 他

6/17日 天候 晴れ :
コースタイム:北麓野営場登山口(4:20)→甘露泉水(4:33~4:37)→野鳥の森(5:14~5:27)→雷鳥の道標(6:02~6:05)→第一見晴台(6:27~6:41)→胸突き八丁(7:11)→第二見晴台(7:43~7:54)→長官山(8:10~8:20)→利尻岳避難小屋(8:35~8:48)→9合目(9:25)→沓形コース分岐(9:58)→利尻山山頂(10:29~11:02)→9合目(12:02~12:07)→利尻岳避難小屋(12:30~12:48)→第一見晴台(14:11~14:36)→野鳥の森(15:22~15:39)→甘露泉水(15:54~16:02)→北麓野営場登山口(16:11)
行程15.4km累積標高1808m     ルートマップは ここ です。

ツアー2日目は早朝3時起床で4時出発、4時20分から登山開始。宿では登山中に食べる朝食用のおにぎりを準備してくれたが・・・・、宿でさっさと食べて後は手持ちの行動食で対応。

鷲泊コースの登山口北麓野営場から歩き出すとすぐに3合目の甘露泉水に到着。
1北麓野営場_5481
     Photo1 鷲泊コースの登山口 北麓野営場

水汲みをする人を待って出発。カラマツとトドマツの疎林の中を進み甘露泉水の上流(といっても伏流)の乙女橋を渡る頃になるとどうにか体が目覚めてきた。
ダラダラと登って4合目”野鳥の森”に到着。広場になっているので早くも休憩タイム。
4合目を過ぎても相変わらずダラダラ登りを続け、やがて林相が変わりだしてダケカンバが混じるようになると5合目”雷鳥の道標”に到着。
雷鳥が現われるのかと期待していたら、登山道を開いた頃に雷鳥が先導したという伝説によって道標が立てられたとのこと。
5合目から大分背丈の低くなってきた樹林の中の道を進むとやがて尾根上に上がり6合目の”第一見晴台”に到着。
第一見晴台は周囲に視線を遮るものが無く、昨日訪れた礼文島が雲海の上に姿を現しているのが見えた。
2雲海に浮かぶ礼文島_5486
     Photo2 雲海に浮かぶ礼文島

まだ利尻山は見えず、途中の長官山への尾根が見えるだけであった。
背丈ほどの潅木帯の中の道を登って行くとすぐに6.5合目のトイレブースに到着。6合目見晴台での休憩の折、必要者は先行して用を済ませたので立ち止まることなく通過。
九十九折れの道を登って小広場に出ると7合目”胸突き八丁”であった。この辺りから少し傾斜が増し、小さなジグザクを繰り返しながら尾根を登り詰めると第二見晴台に到着。岩ゴロゴロの広場で休憩。これから登る尾根の先には長官山が迫ってきた。
標高が増して登山道はダケカンバの中を進み始めた。やがて尾根を登り詰めると8合目”長官山”に到着。しかし尾根のすぐ先には更に高いピークがあり、長官山は山ではなく"肩”であった。
3長官山_5492
     Photo3 長官山

開けた尾根の露岩帯となっておりここで休憩。昔の北海道長官が登った記念のモニュメントがあったが周囲には登山者が屯していたので近寄らず、ガイドの説明のみで了。
利尻山は宿から見上げたときと同様かなりの鋭鋒にみえた。
4ペンションからの利尻山_5451
     Photo4 前日、宿から見た利尻山

利尻山は利尻富士とも呼ばれるが・・・・・? 北からの姿は八ヶ岳の赤岳のようだ。
翌日、フェリー乗船中に見た利尻山は東からの眺めだったので南峰と北峰が連なり遠目には富士山のように見えたので”利尻富士”に納得。
5フェリーからの利尻山_5516
     Photo5 翌日、フェリーから見た利尻山

長官山を後にして少し先の無名ピークに登ると山襞に白い残雪を纏った利尻山の山頂部と、それに至る尾根が視界に入った。
6利尻山と避難小屋_5494
     Photo6 目の前には利尻山 眼下には避難小屋の屋根が見える

ここから少し降ったコルにある利尻岳避難小屋の屋根も見えた。
無名ピークから降り避難小屋前で休憩。ここの避難小屋は入口には"利尻岳避難小屋"と書かれていたが、町発行の登山道パンフレットには"利尻山避難小屋”何れが正解やら???

避難小屋にあるトイレブースは順番待ち行列。利尻山登山マナーには携帯トイレ使用となっており携帯トイレを持参。ここで初めて御世話になることになったが、どうも携帯トイレは市販品でなくとも良いらしく空ペットボトルでも可との事。早速ガイドに倣い飲み干した飲料水の空ボトルで小屋の裏側に廻り用足し。
下山後、登山口のトイレの扉の横には一般の空ボトルとは別に中身をトイレに流したあとのペットボトルの回収ボックスがあった。どうしてネットとかパンフレットの情報にはペットボトルの件が載っていないのでしょうかね。
携帯の意味を大きく捉えればよいということか?要求しているマナーの趣旨を考えれば空ペットボトルも可ということに気付き、なんら疑問も感じないで最初から市販の携帯トイレと思い込み、購入してしまったのは発想が貧しい単純脳細胞の極み。勉強になりました。

避難小屋を過ぎ登山道の両脇がハイマツに、やがて笹に覆われるようになると残雪の雪田が登場。斜面の傾斜は小さいので難なく横切って
7残雪の雪田を渡る_5496
     Photo7 雪田をトラバース

徐々に勾配が増す尾根を登り詰めて行くとやがて火山特有のスコリアのガレ場になってきた。9合目から振り返ると雲海の一部が利尻山の影のように切り取られ海面が現われていた。蒸発した海水が南風で冷やされ雲海が出来るが利尻山で風の進路が妨げられた部分では雲が発生しないので海面がまるで影のように見えるらしい。
8利尻山の雲影_5501
     Photo8 長官山の先には雲が途切れ海面が利尻山の影のように見える

9合目を過ぎ、沓形コースとの合流点に差し掛かると前方には登山者のトレースで侵食されたV字のルンゼが現われた。
9沓形コース分岐_5505
     Photo9 沓形コース分岐から見上げた踏跡で侵食されたV字の切れ込み

崩落地を過ぎ、侵食されたV字ルンゼに差し掛かると少し雪が残っており、侵食防止の丸太階段の横木の上にもスコリアが積もりズルズル状態。
注意深く越えると右前方にローソク岩(溶岩岩尖、溶岩塔)が現れた。
10利尻山とローソク岩_5506
     Photo10 利尻山山頂とローソク岩の溶岩塔

脆い岩なので冬期の凍りついたときにしか登れないようであるが4ピッチで登攀、懸垂で降りるらしい。基部まで達するには草地を通過しなくてはならないので雪が積もった時期でなければ基部に近づくことも出来ない。
ローソク岩を横目にスコリアでズルズルの尾根を登ると利尻山北峰山頂に出た。祠が祀られ、その周囲は沢山の人で休憩に腰を下ろすこともままならず立ち去るのを待って昼食休憩。
11利尻山山頂_5508
     Photo11 山頂の祠 割れて踏まえれていた石標を立てかけて置きました。

まわりを伺うと更に先にある南峰へ濃い踏跡が伸びているのが見えたが現在は途中の崩壊と植生保護のため登山禁止。かつては南峰との間のコルにテント場があり、そこをベースにローソク岩に取り付いていたらしいが・・・・・今は兵どもの夢の跡。
しばらく休憩の後、ガレ場のスリップに注意を払いつつ下山。
9合目まで戻ると緊張も緩み、第二見晴台で振り返って利尻山の姿を見納め、要所要所で休憩を取りながら最後に3合目の甘露泉水で喉を潤して登山口に戻った。

日ごろに比べゆっくりペースでの登山だったので立ち止まることも多く、歩いた距離・累積標高の割には一般道であるにもかかわらず時間がかかった。想定していたよりも疲労感大の山行であった。

初めてのツアー登山であったが女性のツアーメンバーの足がつりそうとの訴えに登山者なら必携とも思える特効薬を携行していないガイド。中高年の女性客が多いのだから携行していて当然と思うのは私だけか?

山頂の祠前に破損して横たわっているが祠の名前がはっきり読み取れる石標を“ここで休んでください。これは踏んでも座っても良いのです" と言って踏みつけているガイド。苦言を呈したら、しばらくして戻ってきて私に“石標を立てるのを手伝え!” 客に言う言葉か?
手伝って踏まれないように祠前に立てかけ終わったら"すみませんでした。“しかし下山する頃になって今度は私と同色の上着を着たツアーメンバーにまたもや謝っていた。謝られたメンバーは何のことやら???  人間違いする誠意の無さに唖然。
普段から登山中に客優先で他の登山者に対し傍若無人に振舞うガイドの姿に壁易していたがここまでひどいガイドがいるとは・・・・・・。

多分長い間石標識は崩れたまま放置されていたのであろう。石標を踏みつけていたガイドは祠の周囲の破損した板囲いの補修材を背負って登ってきていたし、その後からは地元の山岳会の人が修繕で登ってきていた。
板囲いは写真に写るから修繕、破損して横たわる石標は写真に写らないからそのまま無視? せめて踏まれないように処置しておくのが当然だと思うが・・・。季節になれば黙っていても人がやってくる最北の百名山は心まで寒々してくれた。







テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

礼文島 桃岩展望台コース

0_知床への途中からの利尻山_5475
     Photo0 利尻山を遠望できる花畑(ちょっと時期が早かったかも?)

記録
日程:2017,06,16
メンバー:安田 他

6/16日 天候 晴れ :
コースタイム:香深港(10:23)→桃岩登山口(10:37)→レンジャーハウス(11:33~12:01)→桃岩展望台(12:07~12:10)→キンバイの谷(12:5~12:52) →ツバメ山(13:22~13:26)→元地灯台(13:38)→知床口ゲート(14:00~14:20)→知床BS(14:30)
行程6.6km累積標高377m     ルートマップは ここ です。

今まであちこちの山に登ったが単独あるいは気心が知れた友人との山行であったが、今回チャンスが巡ってきたので初めてツアー登山に参加して礼文・利尻を巡った。
ツアーなので日程が決まっており、よほどのことが無い限り日程は変更できないらしいので目的地の天候地理を事前に調べそれに対応した衣類の準備などいつもと違ってなんだかんだと気ぜわしい出発となった。1日目は自宅から利尻の宿へ丸一日かかって移動。乗り継ぎ時間待ちで所在無く過ごすがやはり疲れる。貧乏人の性か?

2日目は天候の具合で礼文島に移動、桃岩展望台コースを歩くことになった。利尻山は少しガスっているだけで昇るには支障が無いと思ったが・・・・
まぁガイドの言うことに従って礼文島トレッキングに出発。
利尻島からフェリーで礼文島の香深(カフカ)に上陸。ここから舗装道路を歩いて桃岩展望台コース桃岩登山口まで行列行進。
登山口からは登山道らしくなり谷筋に沿って登って行くが、途中花の名前の説明で進んでは立ち止まりでいつものペースとの違いにビックリ。
いろいろな種類の花が咲いていたらしいが・・・最後尾歩きには聞き散れず???私が解ったのは新芽が伸び始めた”ウド”のみ。これはやわらかくて美味しそうだった。不埒。
何にも考えず行列の後を追い適当に道草。なんだか昔々の悪餓鬼中学生の遠足に戻ったみたいでこれはこれで楽しい。
やがて周囲が開けるとレンジャーハウスという小屋がある広場に出た。ここで休憩、早くも昼食タイム。
1レンジャーハウス_5454
     Photo1 レンジャーハウス


レンジャーハウスから背丈の低い笹に覆われた丘を登りつめると正面に現われたのが溶岩ドームの桃岩。
2桃岩_5458
     Photo2 展望台からの桃岩

桃岩は現在登山禁止とかで展望台から眺めるのみ。桃岩展望台からは右側が海岸に落ち込む丘の稜線歩きとなり
3キンバイの谷へ向かって_5463
     Photo3 キンバイの谷に向かって

右眼下の海岸線とその先にある猫岩、
4猫岩_5464
     Photo4 猫岩

左はなだらかに降る丘を見ながらところどころに咲く高山植物を見学。

道の左右で植生が異なり右の海岸側は草地。左のなだらかな丘は笹に覆われている。
冬期に西風が強く、雪が積もらない海岸側は地温が低く笹が生息できないらしい。尾根の反対側は積雪で覆われ地温が保たれるので笹が繁殖しているとの事。従って高山植物は雪が風で飛ばされる海岸側にしかない!なるほど。

やがて道が降りだしコルの”キンバイの谷”のテラスで休憩。対向して登ってくるハイカーをやり過ごしてから登り返すと”ツバメ山”に到着。来た道を振り返ると桃岩直下の元地集落とその先の海岸線が良く見えた。
5元地の海岸と桃岩_5467
     Photo5 元地集落と横から見た桃岩

”ツバメ山”からはすぐに元地灯台。
6元地灯台_5472
     Photo6 元地灯台

ここからは車の轍が残るなだらかな下り坂で桃岩展望台コース知床口に到着。
途中元地灯台を過ぎたところで海に落ち込む断崖の間からか海岸の岩場で屯するアザラシの集団が見えた。
7ペンサシのアザラシ_5474
     Photo7 ペンサシ付近のアザラシの集団

知床口のゲートを出たところで休憩。
8チシマフウロ_5478
     Photo8 チシマフウロ

更に降って知床のバス停からバスで香深港のフェリー乗り場に戻り、フリーに揺られて利尻島へと戻った。

今回巡った桃岩展望台コースは笹の背丈も低く隠れるところがないので高山植物が咲き乱れるお花畑はあっても花摘みは出来ません。家康と秀吉の会談も無理。頼みの綱はレンジャーハウスのみ。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

大小山 妙義山

0大小山_5445
     Photo0 P240からの大小山 

記録
日程:2017,06,10
メンバー:Sさん、安田

6/10日 天候 曇り :
コースタイム:稲荷神社(13:42)→西場富士(13:59)→ギャップ(14:19)→阿夫利神社ルート合流点(14:42)→妙義山(14:52~15:05)→大小山(15:14)→電波塔阿夫利神社分岐(15:45)→鳳仙寺前(16:07~16:28)→稲荷神社(16:36)
行程4.5km累積標高447m     ルートマップは ここ です。

栃木県の足利にも妙義山があることを知り出かけた。妙義山の隣には富士山、反対となりには”大小山”という変わった名前もあり興味津々。
事前情報によると地形図で大小山(313.8)と示されている場所は実際には妙義山でその隣のピークが大小山(282)らしい。
大小山や西場富士周辺の登山口には駐車場があり車で出かけるには好都合で今回は足利市西場町の稲荷神社の駐車場を利用した。1西場稲荷神社_5427
     Photo1 稲荷神社社務所の駐車場

稲荷神社の社務所前に車を止め、直ぐ横の参道を登って行くと直ぐに稲荷神社に到着。
境内から右に伸びている小径に入り動物防御柵に沿って進と左に西場富士への登山道が現われた。柵の扉を開けて登山道に入り登って行くとベンチのある西場富士山頂に出た。
2西場富士山_5428
     Photo2 西場富士山頂

樹林の間からは水を張った田植え中の水田が眼下に見渡せる。
3大小山_5429
     Photo3 これから向かう大小山 木の陰が妙義山

ここから自然林の中の尾根歩きとなり小ピークを幾つか越えクサリのある急坂を降ると左側は大きなギャップになっていた。コルに降り立ち、次いで対岸のクサリ場を登り返して稜線に復帰。
4ギャップ登りのクサリ場_5433
     Photo4 ギャップから登り返すクサリ場

このギャップ越えはクサリ場の直ぐ横に巻き道があるのでわざわざクサリ場を通過しなくても良いがやはりクサリの垂れ下がった岩場は楽しい。

ギャップを過ぎると次第に岩場が現われだした。簡単な岩場なので直登しても良いし巻いて進むも可能でピークを幾つか過ぎ、やがて妙義山山頂が近づいてきたと思うとロープが下がった岩場が登場。ホールドステップともに豊富なので好き勝手に登ると露岩の妙義山山頂に到着。
5妙義山山頂_5440
     Photo5 妙義山山頂 柱に掛けられた温度計は30℃オーバー

山名柱にぶら下がった温度計を見るとなんと30℃オーバー。暑い訳だ。
曇っていて直射日光が無いのと、微風があるので360°の展望を楽しみながら休憩。ここまでかなり汗をかいだのでたっぷり水分を補給し、南に伸びる尾根を降り登り返すと大小山山頂に到着。麓から見えた”大小”の文字はこのピークの側壁にあるので上からは見えない。
6大小山山頂_5442
     Photo6 大小山山頂

大小山から降って登り返したP252からは里を隔てたお隣の大坊山が良く見え、更にその向こうには赤城山が霞んでいた。
西へ伸びる尾根を降る山百合学園への分岐を過ぎ、次のピーク(P240)からは大小山側壁の”大小”の文字が良く見えた。山百合学園への分岐を過ぎて次のピーク(P240)からは大小山側壁の”大小”の文字が良く見えた。
7大小山からの西場富士山_5446
     Photo7 西場富士も良く見える 

西上州の妙義山にある”大”の字は登山道のすぐ横にあるが大小山の”大小”文字は絶壁の側面にある。他人事ながら設置が大変だったろうなと感心!

尾根道を進み徐々に高度を下げて電波塔と阿夫利神社の分岐で左折し、支尾根を降って沢筋に出てしばらく降るとやがて阿夫利神社、すぐ横にある駐車場へと出た。
8鳳仙寺門前のの休憩所_5449
     Photo8 鳳仙寺門前の休憩所 ”喫茶去”

更に降って鳳仙寺門前に差し掛かると”かき氷”の旗、思わず誘惑に負けてかき氷で喉を潤しやがて汗が引き始めたところで車を駐車した稲荷神社目指してのどかな里歩きで車に戻ってハイキングを終えた。

岩あり好展望ありの里山ハイキング、体感暑さもそこそこで良いコースであった。


テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名山 掃部ヶ岳 耳岩 杏ヶ岳

0耳岩_5405
     Photo0 杖ノ神峠付近から見た耳岩 

記録
日程:2017,06,06
メンバー:Mさん、Sさん、安田

6/06日 天候 晴れ :
コースタイム:掃部ヶ岳登山口(9:27)→硯岩(10:03~10:15)→掃部ヶ岳(10:55~11:19)→西峰(11:36)→耳岩(11:54~11:59)→杖ノ神峠(12:18~12:31)→鷲ノ巣山(12:49)→杏ヶ岳(13:19~13:49)→鷲ノ巣山(14:19)→杖ノ神峠(14:40~14:50)→湖畔の宿記念公園(15:56)→駐車場(16:01)
行程10.5km累積標高1156m     ルートマップは ここ です。

そろそろ入梅の時期。今年の入梅はいつになるのかわからないが雨が降りだす前に新緑を楽しもうと榛名山に出かけた。
榛名湖畔に着くと市営駐車場が各所にあり、平日ということもあってどこでも駐車可能だったので掃部ヶ岳登山口に近い吾妻荘横駐車場に停め、掃部ヶ岳を経て杖ノ神峠から杏ヶ岳(李ヶ岳)をピストンし杖ノ神峠から林道歩きで周回した。
1硯岩_5371
     Photo1 登山口手前より見上げた硯岩

道路脇のガードレールにかかった”掃部ヶ岳登山口"を確認して
2掃部ヶ岳登山口_5372
     Photo2 掃部ヶ岳登山口

雨水による侵食が激しい登山道を登りだし硯岩分岐までの途中で適当に左折、植林の中に見え隠れする岩を目指して踏跡の無い斜面を登った。
直ぐに現われた岩壁を右に巻き、さらに登ると硯岩の垂直に立ち上がる岩壁の基部に出た。
3硯岩下部_5373
     Photo3 硯岩 基部から見上げる

見上げるとアブミ用の古いリングボルトの列、基部はかなり踏固まっていてここがクライミングゲレンデということがわかる。よく見ればかなり年代を感じさせ支点に混じってペツルの支点も幾つか混じっているのでアブミの練習でまだまだ登られているようだ。
岩壁基部を右に回りこんで硯岩の上に出ると確保支点が構築されており、トップロープも直ぐに張ることが出来そうだ。
4硯岩上部_5378
     Photo4 硯岩上部

頂稜を進むと濃い踏跡が現われ、登山道の硯岩分岐からの道を伝って多くのハイカーが硯岩の上からの展望を楽しむようだが今日は平日なので我々のみ。
5榛名富士_5379
     Photo5 硯岩上からの榛名富士

硯岩から硯岩分岐まで降り、ここから新緑の尾根歩きで掃部ヶ岳を目指した。
6掃部ヶ岳_5384
     Photo6 掃部ヶ岳山頂

木段の続く道は下から見ると一見歩きやすそうに見えたが、侵食が進み木段の横木だけが残っているのでそれをステップにして進むのでなかなか歩きにくい。
やがて平らな掃部ヶ岳山頂に出たが榛名湖全体を見渡すことが出来ず、展望休憩とはならなかった。
掃部ヶ岳山頂で指導標に従い、左折するように降ると潅木の中にヤマツツジの花が見られるようになったが時期も遅く、鮮やかなオレンジは既に失われ落花寸前。
途中地蔵岩の指導標があったが新緑に埋もれ地蔵岩はどこどこ?
一旦降って登り返すと西岳山頂に着いたがここも展望は無く単なる通過点。下り始めると樹間からこれから目指す鷲ノ巣山、杏ヶ岳への稜線が見えたが霞んでいてかなりの距離を感じる。
やがて踏跡が2本に別れていたので尾根筋への踏跡を進むと岩場に出た。基部を進んで左側の岩壁の上に上がり岩のテラスに出て見上げれば積み重なった岩の上に先が尖ったピナクルが乗っている。大きなケルンのようにも見える耳岩の片耳だ。
7右耳_5390
     Photo7 耳岩 テラスから見上げた右側の耳

耳岩のテラスから基部に戻り先に進むとやがて巻き道に合流し、その先には指導標の無い分岐が現われた。右下に降ってゆくほうが踏み跡が濃いが、左上の稜線に進む道を選んだ。稜線に出ると再び踏跡は濃くなり、杖ノ髪の頭を過ぎて潅木の中の急坂を降ってゆくと石仏と石祠が表れ直ぐに杖ノ神峠に出た。8杖の神峠杏ヶ岳取り付き_5395
     Photo8 鷲ノ巣山山頂付近の登山道

コンクリート舗装された林道を横切り、指導標に従って対岸を登って行くと新緑で陽射しを遮られ、爽やかな風が吹きぬける自然林の尾根歩きとなった。
先ほどの耳岩を正面から見ようと振り返りつつ進んだか、新緑に阻まれて見出せず。登ったり降ったりを繰り返し鷲ノ巣山を通過、
9杏ヶ岳への登山道_5399
     Photo9 鷲ノ巣山山頂付近の登山道

更にアップダウンを繰り返して幾つピープを通過したかがあやふやになる頃杏ヶ岳山頂に到着。
9杏ヶ岳への登山道_5399
     Photo10 杏ヶ岳山頂

平坦な山頂は樹林に囲まれ周囲の展望ない。上空が空いているので陽射しはあるものの吹き抜ける風が心地よい。
杏ヶ岳から先へここまでよりはずっと薄い踏跡が伸びているが、指導標はここまでで先は何も示されていない。休憩後ピストンで杖ノ神峠まで戻ったが、往路で発見できなかった耳岩の姿を見出そうキョロキョロ。
初めて歩いた往路とは異なり心理的に楽な帰路はあっという間に杖ノ神峠寸前まで戻ってきてしまった。ただし所要時間はあまり変わらず、いつもながら往路帰路の違いに驚く。

杖ノ神峠寸前で新緑の間から漸く耳岩を発見。目を凝らせば耳岩は両耳を立てた猫のようにも、角を持った鬼のようにも見える。2つのピナクルを耳というからにはやはり猫!

杖ノノ神峠からは林道を降り進路が耳岩の方向を向くと再び耳岩の姿が見えたが、今度は節分のときの鬼のお面のように見えなくもない。
先へ進むと直ぐに耳岩は見えなくなり林道歩きで榛名湖畔まで戻降って"湖畔の宿記念公園"横を経由して駐車場へと戻った。

曇りの天気で殆ど直射日光を受けず吹き抜ける風と相まって快適なハイキングであったが空気は霞み遠望は出来ず。

青空を背景に榛名湖に姿を移す榛名富士の姿も今一で残念であった。この季節快適な歩きと景色を堪能望むのはちょっと欲張りすぎか?




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

安倍奥 大谷嶺 山伏

0大谷崩れ_5266
     Photo0 大谷崩れ

記録
日程:2017,05,21
メンバー: Nさん、Sさん、Tさん、安田

5/21日 天候 晴れ :
コースタイム:大谷嶺駐車場(6:17)→登山口(6:21~6:28)→扇の要(6:46)→新窪乗越(8:06~8:13)→大谷嶺(8:53~9:15)→新窪乗越(9:53)→大平沢ノ頭(10:14)→山伏(11:18~11:48)→西日影沢分岐(11:57)→蓬峠(112:44)→大石/ワサビ小屋(13:11)→山伏登山口(13:48)→駐車場(14:05)
行程13.0km累積標高1390m     ルートマップは ここ です。

前日のうちに川根温泉から真富士の里に移動。前回訪れたときにトイレ完備で心地よく過ごすことができたので今回も車中泊し、翌日登山口へと移動した。
今回は車2台なので1台を山伏登山口駐車場にデポし、もう一台で大谷嶺登山口駐車場に向かい大谷嶺と山伏を周回した。

大谷嶺の駐車場で登山準備をして歩き出すと直ぐに幸田文の文学記念碑のある登山口に到着。
1幸田文文学碑_5259
     Photo1 幸田 文 文学碑

綺麗なトイレもあり登山準備万端。
前方に見える稜線を目指して歩き出すと樹林の中に伸びる道からは崩落斜面が見え隠れする。
扇の要を過ぎると赤く塗られた石を頂点に積んだケルンが現われ始め、
2扇の要_5262
     Photo2 扇の要

次第に樹木は少なくなりやがてザレた斜面の登りとなった。
3ガレ場に差し掛かる_5263
     Photo3 視界が開けたルンゼの中を登る

下からは道がどこに伸びているのか判別しがたいが、とにかく直前を見ながら登って行くとやがて道は九十九折れとなり、朝の日光を浴びながら勾配の増した斜面を只管登りつめると漸く稜線に出た。新窪乗越である。
4新窪乗越_5265
     Photo4 新窪乗越

ここで一息入れて右折、右手に崩落を見ながら稜線を登って小ピークに達すると目の前に大谷崩れの崩落斜面が現われた。
5大谷崩れ_5268
     Photo5 大谷崩れ 尾根の向こうには山伏が見える

小ピークから降り登り返すと山頂が広場になった大谷嶺山頂。石碑や山名標柱が立っているが山梨と静岡の県境に位置するので山梨県側からのものが多い。
6大谷嶺山頂_5273
     Photo6 大谷嶺(行田山)山頂

静岡川からだと大谷嶺、山梨側からだと行田山と呼ぶらしいが大きな山名標柱にかかれた文字が切り刻まれて読めなくなっていた。山の字だけが残っていたので行田山と書かれていたのであろう。察するところ文字を消したのは静岡の人か?残念なことである。
安倍川に落ち込む南斜面は大谷崩れの崩落が痛々しく広がり、北方には青薙山から布引山、笊ヶ岳と連なる白根南嶺の山名並が見渡せた。
かつて布引山・笊ヶ岳を歩いたときこちらの山を見たはずであるが記憶を辿っても思い出せない。もっとも山歩きを始めたばかりで景色など楽しむ余裕さえなかったんだな~と自分に言い聞かせ、記憶喪失を年齢のせいにはしたくない。

大谷嶺から折り返し、登ってきた新窪乗越を直進して山伏へと進んだ。新窪乗越から小ピークを越えて次のピークで登山道は左へと曲がってゆくところが大平沢ノ頭というらしいがさしたる起伏も無いので気付かずに通過。アップダウンも少なく膝丈の笹原の広い尾根に伸びている道を進むとかなり以前に切り倒された大木が目に付き始め、やがて伐採した木を降ろすときに使われたであろうワイヤー類が放置されていた。
地形図を見ると丁度蓬沢の上部にあたり、下には林道が延びてきている。山伏からの下山時、蓬沢上流の崩落斜面まで伸びてきている林道が見えたが伐採時の名残であろうか。今ではガードレールがある立派な林道に見えたが崩落防止工事用になっているようである。
広い尾根を進みやがて緩勾配を登ると広々とした山伏山頂に出た。
7山伏山頂_5274
     Photo7 山伏山頂

山頂を歩き回り北方に広がる南アルプスの山並み展望を楽しみ休憩。
8山伏からの富士山_5277
     Photo8 富士山も見えた 雪が解け去ったところは空気と同化

そこかしこで休憩している登山者の姿を見ると???とても長い登山道を登ってきたとは思えない雰囲気のグループも。聞くところによると山伏山頂間際まで林道が伸びてきており、簡単に山頂に達することが出来るとの事であった。なかなか足を踏みいれたことが無い山域なので・・・・つまりは勉強不足。

山伏山頂からはヤナギランの保護地の横を通過して尾根を降り、途中蓬峠で尾根から外れて西日影沢に沿って降った。
9蓬峠_5280
     Photo9 蓬峠

山頂から蓬峠までは尾根筋を右に巻いたり左に巻いたりの巻き降り。蓬峠を過ぎると沢沿いに降り、途中崩落斜面のトラバースあり
10崩落地トラバース_5281
     Photo10 崩落斜面のトラバース

水飲み場ありで距離感がわからないまま急斜面を降るとやがて水音が聞こえだし西日影沢に出た。
西日影沢に架った橋を渡るとやがて数多くの杖?突っ張り棒が?が点てられた大岩に到着。
11大岩_5284
     Photo11 大岩 左上にはワサビ小屋

岩の左上部にはワサビ小屋が確認できた。小屋に向って踏跡が伸びているのでここが今では廃道となっている山伏への西日影沢コースの取り付きか?
大岩を過ぎて沢を渡渉し沢沿いに降るとやがてワサビ田の横を通過。
12ワサビ田跡_5285
     Photo12 登山道横のワサビ田跡

植林の中に伸びる道を降ると山伏登山口に出た。
13山伏登山口_5286
     Photo13 山伏登山口

ここからは林道歩きとなりやがて谷間を抜け出すと西日影沢の川幅が広がり、林道沿いには河川敷の駐車場が現われた。
朝デポしておいた車に乗り、再び大谷嶺駐車場まで戻って車を回収した後黄金の湯に浸かり汗を流して山行を終えた。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

南ア深南部 板取山 沢口山

0ホーキ薙_5231
     Photo0 八丁段からのホーキ薙

記録
日程:2017,05,20
メンバー: Nさん、Sさん、Tさん、安田

5/20日 天候 晴れ 
コースタイム:山犬段(5:44)→八丁段展望台(6:18)→ホーキ薙(6:45)→板取山(7:25~7:36)→天水(8:13~8:28)→ウツナシ峠(8:44)→横沢ノ頭(9:25~9:30)→沢口山(9:51~10:19)→横沢ノ頭(10:34)→ウツナシ峠(11:12)→天水(11:39~12:00)→板取山(12:40~12:44) →ホーキ薙(13:18)→山犬段(13:47)
行程16.1km 累積標高1283m     ルートマップは ここ です。

快適な山犬段の休憩舎で熟睡、長時間睡眠のおかげで前日の車中泊の睡眠不足を一気に取り戻して目覚めれば窓の外は薄明。

朝食も早々に今日は沢口山ピストンの長丁場ということで舗装林道を歩きだした。
静岡大学の建物過ぎると直ぐに林道のゲートがあり横をすり抜け、一段低いところにある古い登山道の左に見て進むと八丁段への分岐が現われた。帰路に歩くことも考えたがここまでさしたる登りも無かったので体を温めついでに分岐から登山道に入った。
1八丁段分岐_5226
     Photo1 八丁段への分岐

登って行くと展望台への道と八丁段の頭への直登ルートとの分岐があったがここは迷わず展望台へ進んだ。
展望台からは麓が朝靄で霞み生憎、更に樹木の妨げもあり展望は今一、あっさりと通過して進むと直登ルートと直ぐに合流した。八丁段の頭は樹林で覆われ展望が無いので降ってゆくとやがて右側が切れ落ちて崩壊の傷跡が広がるホーキ薙の縁を降って林道に合流した。
合流点の広場にはまだホーキ薙の工事が継続しているようで重機が置かれていた。
広場の突き当たりで舗装林道は終点となりいよいよ登山道歩きとなった。
新緑の道を進んで一度降り登り返すと板取山に到着。
2板取山_5253
     Photo2 板取山山頂

ベンチで一休みして先に進み、小ピークを右に巻き気味に下降すると左側が崩落したヤセ尾根となった。
注意深く進み登り返しに差し掛かると花数は少ないものの待望のシロヤシオの花が現われた。
3シロヤシオ_5234
     Photo3 咲き始めたシロヤシオ

陽射しを受け始めたばかりなので帰路での通過時までに花数が増えることを期待して先に進んだ。
ダラダラと登り返してゆくと天水に到着。
4天水_5238
     Photo4 天水

天水の展望台とも呼べる広場は登山道からは一段高いところにあり、左折して広場に出て休憩。ここからは北方の展望が広がり、黒法師・前黒法師・大無限その奥には残雪の聖岳。赤石岳の姿も見えた。
5黒法師前黒法師_5237
     Photo5 目の前に広がる黒法師岳・丸盆岳・前黒法師岳の山並み

天水から降りウツナシ峠を過ぎると
6オツナシ峠_5241
     Photo6 ウツナシ峠

しばらく広い尾根歩きとなるが二重稜線の地形が現われ進路に沿って目印テープあるいは赤ペイントの丸印が次々に現われだす。
今は踏跡が濃く道迷いの心配は無いが、ガスが出たり踏跡が雪で消されると進路確認がかなり困難になりそう。
やがて尾根が狭くなり勾配が増してきてピークを越えると横沢ノ頭に到着。
7横沢の頭_5243
     Photo7 横沢ノ頭

標識があるのはコルなので正しくは越えてきたピークが横沢ノ頭で標識のところは地図にあるように横沢ノ頭のコルと呼ぶのが相応しいと思うが・・・・
標識から勾配が増した登山道を登りつめ、やがて勾配が緩むと寸又峡からの道と合流し直ぐに沢口山山頂に到着。
8沢口山山頂_5246
     Photo8 沢口山山頂

山頂は北方が伐採され大無限方面の展望が広がるが、時間の経過とともに伐採跡の樹木が生長し一部が展望の妨げとなっている。
9聖赤石_5249
     Photo9 テントのような稜線の聖岳と赤石岳

富士山はこの季節雪が少なくなり裾野は空と同色になってしまい判別できず。空中に山頂のみが白く見えるので樹間にちょっと目を凝らさないと見つからなかった。
沢口山山頂で南アルプスの山座同定を楽しみ帰路に着いたが、ヤセ尾根手前のシロヤシオは陽射しを受けて花数が増え、一段と白さを増していた。
帰路では往路と異なりホーキ薙からは工事用舗装林道を歩き山犬段へ戻った。

ホーキ薙の工事用林道終点からは登山道の付け替え工事が行われており、従来崩落斜面の際を通っていた登山道が幾分北側のより安定した斜面を通るようになる。

山犬段到着後は麓の川根温泉まで降り入浴。丁度タイミングよく露天風呂からは白煙をあげながら鉄橋を渡るSLを見ることができた。
川根温泉の休憩処では給茶機から出てくるお茶が新茶、他所と違い香りと風味は最高!
駐車場の隣には製茶工場もあり製茶の香りが漂っていると更にすばらしいかも。残念ながら当日は土曜日だったので休業でした。
とはいえ、道路から見る限りまだ茶摘前。今年はちょっと遅れているとの事だった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

安田 和弘

Author:安田 和弘
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
メールフォーム

お名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

リンク
訪問者数(from20141110)
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる