石楠花満開の白毛門 笠ヶ岳

0谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8714
     Photo0 石楠花の向こうに見える谷川岳と一ノ倉岳
記録
日程:2018,05,21

メンバー:安田
05/21天候 晴れ :
コースタイム:白毛門登山口駐車場(6:42)→松ノ木沢ノ頭(8:29~8:47)→白毛門山頂(9:29~9:42)→笠ヶ岳山頂(10:39~11:11)→白毛門山頂(11:56)→松ノ木沢ノ頭(12:37~12:48)→白毛門登山口駐車場(14:23)
行程10.0km 累積標高1532m     ルートマップは ここ です。

尼ヶ禿山に登ったときに上越国境の山々にまだ残雪があるのは認識出来たが、木々の間からの眺めでしっかりとその姿を捉えることが出来なかった。週末はシーズン最後の足掻きの寒気が南下して天候が荒れそうだったので寒気が立ち戻るのを狙って残雪の山を観に谷川連方が一望できる白毛門に出かけた。(一昨日は雪が降り、ササも白くなったとか。当日は雪は姿を消し元の春山になっていました)

水上ICで関越を降り白毛門を目指して谷川岳方面に進み土合橋の白毛門登山口駐車場に車を停めて、駐車場奥の登山口から東黒沢の橋を渡って尾根に取り付いた。
1白毛門登山口_8693
     Photo1 白毛門登山口 奥に見えるのは東黒沢の橋

新緑に囲まれた道を木の根に掴まりながら急登を登って尾根に乗り、展望が無いまましばらく登ると右隣の赤沢山が見え出すと左側には雪が消えたロープウエー終点の天神平も時折見え隠れする。周囲の木の樹高がだんだん低くなり、陽光が眩しくなってくると時折足元にピンクの花の残骸が散っていた。
アカヤシオやヤマツツジと違い石楠花の花は木に付いたまま茶色に褪色して萎んで落ちるのでどうやら風に煽られて褪色する前に落ちてしまったたようだ。
濃い緑の葉だけでもう石楠花の花は終わったかと思いつつ登るうちに白いタムシバの花が目に入るようになってきた。
2タムシバ_8696
     Photo2 満開のタムシバ

谷川岳を背景に石楠花の写真を撮ろうと思い一気に松ノ木沢ノ頭まで登ってきたが期待していた石楠花は既に時遅し、茶色く縮れた無残な姿になっていた。
3松ノ木沢ノ頭からの白毛門_8704
     Photo3 松ノ木沢ノ頭から白毛門を望む

休憩後白毛門への最後の登りは雪が消えていたので潅木越しの景色を楽しみながら進み、ジジ岩ババ岩が横に並んで見える位置まで来ると西側の岩の上にはかすかにピンクの石楠花の花が見えた。
4ババ岩とジジ岩_8743
     Photo4 ジジ岩とババ岩 ジジ岩の上に石楠花が(帰路撮影)

ババ岩チョット色気づいて簪でも挿したかと思ったがジジ岩とババ岩、どっちがどっちだったか記憶が曖昧なので帰路に上のほうからもう一度観察してみることにして先に進むと、白毛門山頂手前辺りから登山道横にも石楠花の花が現われ始めた。白毛門山頂からは360°の素晴らしい展望が広がり暫し休憩。
5白毛門山頂_8742
     Photo5 白毛門山頂

以前、積雪期に土合橋の駐車場から赤沢山に登り尾根を伝って途中で泊まり、白毛門を経て周回したときに雪洞を掘ったのはどのあたりだったか探してみたが雪山とはすっかり景色が違っていて良くわからない。そのとき周回した尾根は今はササに覆われ積雪期しか歩けない。
逆ルートでも歩いたがそのときは4月だったので雪がたっぷり。白毛門直下のクレバスのところでTシャツ姿で休憩した。

白毛門からは残雪の谷川馬蹄形を見渡せたが朝日岳が見えないので更に先に進んで笠ヶ岳まで足を伸ばすことした。
笠ヶ岳までの一旦下り登り返しとなり、何回か雪田を通過したが滑り止めは全く必要なかった。
6雪田_8727
     Photo6 笠ヶ岳への途中の雪田

途中の小ピークへの登りでは登山道に雪田の雪解け水が流れていたが両脇の滑りやすい土手を登るより泥が洗われた水流の中のほうがむしろ歩き易かった。
水流源頭の雪田を越えると道の両側には満開の石楠花、左に見える谷川岳正面に見える
7谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8733
     Photo7 谷川岳 一ノ倉岳 武能岳

笠ヶ岳ともに石楠花越しになった。
8笠ヶ岳大烏帽子_8729
     Photo8 笠ヶ岳と右奥大烏帽子 朝日岳は大烏帽子の陰

石楠花はせいぜい人間の背丈以下なので見渡しながら歩くことができ、まさに花街道。
足元にはイワウチワ、ショウジョウバカマも咲き始めそろそろ高山植物の花の季節の到来をうかがわせた。黄色・紫・白。ブルーといろいろな小さな花が咲いていたが・・・名前がわからないというか思い出せない。
9猩猩袴_8731
     Photo9 咲き始めたショウジョウバカマ(猩猩袴)

笠ヶ岳山頂からは馬蹄形全体が見渡すことができ、朝日岳の先から分岐したところどころ雪が残る稜線の先には巻機山の姿も見えた。
苗場山、大源太山、平ヶ岳、燧ケ岳、至仏山、尾瀬の笠ヶ岳、日光白根山、赤城山、子持山、榛名山、浅間山、吾妻耶山・・・特徴的な山容の山は解ってもそのほかの山々は地図から大きくはみ出しているので山名が良く解らん。
10谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8739
     Photo10 笠ヶ岳山頂からの谷川岳 一ノ倉岳 武能岳

この季節にしては空気が澄んでいて微風も気持ちよいので山頂で大休止の後来た道を戻って下山した。
11笠ヶ岳から白毛門への稜線_8740
     Photo11 笠ヶ岳から白毛門への稜線 遠くに赤城山と子持山が霞んでいる

雨水で侵食され露出した木の根登りの登山道は登るより降るほうが大変だった。
駐車場中ほどにある赤沢山からの冷たい湧き水で喉を潤し上半身裸になって汗をぬぐって帰路に就いた。

帰宅後ジジ岩ババ岩を調べてみたら東側の大きな岩がババ岩、西側の小さいほうがジジ岩だったのでどうやら簪を挿していたのはジジ岩だったようだ。
群馬県にはもう一箇所御堂山にジジ岩とババ岩があります。こちらも大きいほうをババ岩小さいほうをジジ岩というらしいが・・・・




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

迦葉山(かしょうさん)  尼ヶ禿山(あまがはげやま)

0新緑のブナ_8681
     Photo0 玉原高原の新緑のブナ
記録
日程:2018,05,16

メンバー:安田
05/16天候 晴れ :
コースタイム:玉原スキーパーク駐車場(6:42)→最終トイレ(7:01~7:05)→弥勒寺山門(7:30)→弥勒寺(7:58~8:05)→胎内潜岩(8:27~9:15)→迦葉山山頂(9:40~9:52)→白樺湿原(10:10)→玉原ダム分岐(11:02)→尼ヶ禿山山頂(11:30~11:52)→尼ヶ禿山への分岐(12:26)→センターハウス(12:44)→玉原スキーパーク駐車場(13:00)
行程13.9km 累積標高1180m     ルートマップは ここ です。

ゴールデンウィークまででスキー場の営業が終わり7月からはラベンダーが咲き賑わいを見せるまでの閑散期、ブナの新緑の中の静かな山歩きを楽のしもうと玉原に出かけた。

玉原高原にはこの時期バスの運行が無いのでピストンあるいは周回かと考えあぐねた結果思いついたのが自転車の利用。標高が高いところに車を停め自転車で降って自転車をデポし、山歩きで車に戻って帰路で自転車を回収すれば交通機関が運行していなくても山歩きを楽しめる。

以前に 獅子ヶ鼻の雪山 を楽しんだときと同様、今は閑散とした玉原スキーパークの駐車場に車を停め、自転車で迦葉山入口の少し手前にある"最終トイレ"の看板のある公共トイレの駐車場に自転車をデポした。
1最終トイレ_8635
     Photo1 沼田からに県道横の公共トイレ "最終トイレ“ 

スキーパークからここまで昇りは一切無いので自転車を漕ぐことはなく使ったのはブレーキだけで8.7kmを20分弱で降った。
”最終トイレ”からは徒歩で道路を下り迦葉山入口で右折し、
2迦葉山入口_8636
     Photo2 迦葉山入口

坂道を登って行くと店を閉じた土産物屋が何軒かあった。右手に現われた弥勒寺の山門前から遊歩道に入り
3山門_8637
     Photo3 弥勒寺山門入口 奥に山門が見えます

山門を潜って行くと再び舗装道路に出た。
道路を少し進み道路が大きくカーブするところで正面に”慈愍門(じみんもん)”という黒い門が現われたので、門を潜って再び遊歩道に入り大きな倒木を越えて弥勒沢沿いに進み東屋や“馬かくれ杉”を過ぎると弥勒寺の駐車場に出た。この遊歩道はかつて弥勒寺の参道だったが今は歩く人も少なく路面も苔むしていて最近踏まれたような形跡は無かった。
今まで迦葉山という天狗で有名なお寺の山号は知っていたが今回寺の名が弥勒寺ということを始めて知った。

弥勒寺駐車場で境内の案内板を見て迦葉山への登山道を確認して歩き出したが・・・・境内が複雑でオタオタ、あちこちのお堂に入ってみたり庭をうろついたり。
漸く見つけた境内からの登山道入口は龍願閣のとなり中雀門という建物の左右を結ぶ渡り廊下の下のコンクリート階段を降って昇って潜り抜けねばならなかった。
4中雀門_8649
     Photo4 登山口へ通じる中雀門 赤白コーンの間を進む

潜り抜けた先にある洗心池の橋を渡り迦葉堂への石段の手前で右折、漸くここから登山道が始まり登り詰めて行くと正面に古いお堂とその背後にクラックのある胎内潜岩といわれる大岩が現れた。
5胎内潜岩のクラック_8659
     Photo5 胎内潜岩 クラックの中を登る

分岐道標があり直進は和尚台、左折は迦葉山となっていたのでここにザックをデポして和尚台を目指した。

岩のクラックを見上げるとクラックを跨ぐようにお堂があり、クサリを使ってクラックの中を昇りお堂の向こう側に登り詰めた。バンドに出て木の根を掴んで踏跡を辿り鎖のさがったフェースを発見。何段かの鎖場はかつては穿たれていたであろうステップはかなり磨耗しているので足の置き場を探しながら鎖を握り締めて登った。
6和尚台_8653
     Photo6 胎内潜岩のピーク和尚台 三峰山や子持山が良く見える

上に登るにつれ視界が開け胎内潜岩のピーク和尚台からは沼田へと延びている県道沿いの発知の田園風景、以前登った 戸神山 や子持山・榛名山も展望できた。
和尚台から引き返しデポしたザックを回収し迦葉山方面に向かって岩の間をすり抜ける道を進み、やがて御嶽山大神の石碑を過ぎると尾根歩きとなり迦葉山山頂に到着。
樹林に囲まれた山頂からは展望が無いがここで休憩を取り、尼ヶ禿山に向かって尾根を降って行くと道は次第に尾根から離れ沢を渡ると白樺湿原になったか湿原はバイケイソウに埋め尽くされていた。
白樺湿原から緩やかな昇りで再び尾に復帰した。時折咲き残ったミツバツツジのピンクが現われるが道の左右は新緑の樹林で展望なし。やがて白い花が目につくようになり近づいてみると辛夷の花のようだが・・・?樹木の形や葉を観察し帰宅後調べてみたらタムシバの花らしい。
7タムシバ_8667
     Photo7 白い大きな花 コブシに良く似たタムシバ

やがて樹林越しに送電線が見え出すと玉原ダムへの分岐、更に直進すると玉原湿原への巻き道分岐が現われたがそのまま直進して尼ヶ禿山山頂への分岐で左折するとすぐに尼ヶ禿山山頂に出た。
8尼ヶ禿山山頂_8673
     Photo8 尼ヶ禿山山頂

昇って来た迦葉山からの尾根や沼田方面、玉原湖、上州武尊山方面の展望はあるが残雪の谷川岳方面は樹林で遮られて良く見えない。
9上州武尊山剣ヶ峰鹿俣山_8680
     Photo9 まだ雪が残る上州武尊山と剣ヶ峰 手前が鹿俣山と玉原スキー場

尼ヶ禿山山頂から分岐に戻り、玉原湿原目指して降ると次第にブナが目立つようになり上空はブナの新緑で覆われた。送電鉄塔下の分岐を更に直進し降ってゆくとやがて舗装道路に飛び出し山歩きは終了。
舗装道路を進みゲートを越えるとやがて道は玉原湖の湖面近くまで下りの登り返すと玉原自然環境センターに到着。更に進んでセンターハウス横のゲートを越えると大きな駐車場に数台の車が駐車していた。
10センターハウス_8691
     Photo10 センターハウス ここまで一般車が入れる

一般車両が入れるセンターハウス前から中心広場を横切る砂利道に入りショートカット。
11中央広場と尼ヶ禿山_8692
     Photo11 中央広場からの尼ヶ禿山

再び舗装道路に出て坂道を昇り玉原スキーパークの駐車場へ戻り、帰路途中でデポしておいた自転車を回収した。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

高原山 釈迦ヶ岳 鶏頂山

0御岳山釈迦ヶ岳中岳_8506
Photo0 鶏頂山山頂からの御岳山 釈迦ヶ岳 中岳
記録
日程:2018,04,27

メンバー:安田
04/27天候 曇り :
コースタイム:大間々駐車場(5:55)→やしおコース分岐(5:57)→ミツモチ(6:47~6:55)→見晴コース登山口(7:30)→八海山神社(8:03~8:14)→矢板市最高点(8:21)→剣ヶ峰(8:33)→釈迦ヶ岳分岐(9:37)→釈迦ヶ岳山頂(9:42~9:57)→御岳山(10:29)→藤原コース分岐(10:35)→鶏頂山山頂(10:59~11:16)→釈迦ヶ岳分岐(12:12~12:19)→剣ヶ峰分岐(13:21)→八海山神社(13:41~13:48)→大間々駐車場(14:31)
行程18.7km 累積標高1438m     ルートマップは ここ です。

日留賀岳から眺めた雪を戴いた高原山の山容が印象的だったので登って見たいと思っているうちに雪が消えてしまった。しかしこれから花の季節を迎えるということなのでその前に様子見を兼ねて出かけた。
東北道の矢板西那須野の辺りから西のほうに見える高原山は鶏頂山・釈迦ヶ岳・中岳・西平岳などの山々の総称で今回は北東部の裾野の八方ヶ原からミツモチ・鶏頂山・釈迦ヶ岳を歩いた。

東北道矢板ICで降りてすぐに左折、県道30号矢板那須線を那須方面にしばらく進んで泉交差点で左折。県民の森、山の駅高原の看板に従って道なりに進み、山の駅高原の少し手前で左折して道なりに登って行き止まりが展望台やトイレもある大間々の駐車場。大間々の駐車場まで道は全て舗装路。
1大間々駐車場_8473
     Photo1 大間々駐車場 正面の道を”やしおコース“へ進みます

大間々駐車場から”やしおコース”へ進むとハイキンコースは降り始め、すぐに山襞をトラバースするようになった。まだ早朝で日差しも弱く道の両脇にはカタクリの花が閉じたままうなだれている。漸く緑の新芽が出だした斜面の横切る道を歩いていると前方にアカヤシオが咲いているのに気付いたがトラバース道はなかなか花のところまでたどり着かない。やがて斜面の傾斜が緩むと道はアカヤシオを左右に見ながら進むようになり大丸あたりからはアカヤシオの木が増してきた。
2アカヤシオ_8478
     Photo2 アカヤシオ 尾根に生えている西上州の潅木のような木に比べると大木

緩斜面を降ると展望台のあるミツモチに到着。
3ミツモチ展望台_8482
     Photo3 ミツモチの展望台

展望台に登ってみたが南に広がる山麓は靄が掛かってハッキリしない。
展望台から降りて少し降るとベンチやテーブルのある広場に出てUターン気味に折り返し、木の枝越しに時折見える釈迦ヶ岳を左に見て歩きやすい林道(青空コース)を戻った。
4西平岳中岳釈迦ヶ岳_8484
     Photo4 青空コース途中からの西平山 中岳 釈迦ヶ岳

大間々近くまで来ると八海山神社への登山道(見晴コース)入口があり、ここで左折して山道を八海山神社へと向かった。

見晴コースは始めは自然林の中を登って行くがやがて尾根道となり左側(西側)の展望が開けてくると八海山神社に到着。
5八海山神社_8487
     Photo5 八海山神社 大間々からの見晴コースと林間コースはここで合流

風が出てきたので祠横の石積みの陰で休憩後剣ヶ峰を目指して進み樹林の中の矢板市最高点(1590m)を通過すると程なく剣ヶ峰への分岐に差し掛かった。地図では剣ヶ峰を越えるものだと思っていたがここで右折。分岐から登るとすぐに剣ヶ峰山頂であった。
6剣ヶ峰山頂_8490
     Photo6 剣ヶ峰山頂

剣ヶ峰は名前から想像すると尖った岩峰かと思っていたが樹林に囲まれた展望が無い山で登山道の途中にある小ピークといった雰囲気の山頂がなだらかな山であった。
分岐まで戻り良く歩かれて踏跡が濃い道を進み、アップダウンを繰り返すうちに登り勾配が増してきてロープが登場、雨水で侵食された道を登ると釈迦ヶ岳山頂への分岐に出た。
分岐から釈迦ヶ岳山頂を目指すとすぐに登山道に残雪が現われたが踏跡を外さなければ踏み抜くことも無かった。
7鶏頂山残雪_8504
     Photo7 釈迦ヶ岳山頂直下の登山道残雪

釈迦ヶ岳の山頂広場からは靄で薄らと姿が解る日光の山々や麓の塩谷方面が見渡せたが北方の日留賀岳や大佐飛山・那須方面は木の枝越しにしか見ることが出来ない。
8釈迦ヶ岳山頂_8496
     Photo8 釈迦ヶ岳山頂 広場の一隅には釈迦如来の石像も(写真右隅)

広場の一隅に釈迦如来の石仏のある山頂から分岐まで戻り、左折して鶏頂山に向かって進むと分岐からすぐに雪解け水でグチャグチャの泥から岩が飛び出した侵食された急勾配の道となった。
木の根ロープ岩を掴んで降り勾配が緩むと再び道は歩きやすくなり、南側が釈迦ヶ岳火山郡のカルデラの言われる火口壁の上の尾根道を登り返して道標の無い塩原コース分岐を過ぎると石祠のある御岳山。
9御岳山石祠_8510
     Photo9 何処が山頂か解りにくいが・・・登山道横に石祠

御岳山から降ってゆくと日光藤原方面から鶏頂山への登山道(藤原コース)と合流、更にコルで近道とも合流。
10鶏頂山_8502
     Photo10 鶏頂山 尾根南側の崩落が痛々しい

この辺りからは南側が馬蹄形のカルデラの火口壁だったようであちこちに崩落が見られた。

高原山は矢板・塩谷・日光・塩原と四つの行政区に跨っていて、鶏頂山は山頂にある鶏頂山神社の大鳥居のある日光藤原から、釈迦ヶ岳は塩谷方面から西平山中岳を経て、八海山神社は矢板の八方ヶ原からというようにそれぞれ道があり
鶏頂山へは大鳥居のある日光市藤原方面からの登山が距離・時間ともに短いので一般的なようだ。

更に尾根を進むと急勾配となり雪が残る侵食された急登の道を進み勾配が緩むと鶏頂山神社の社殿のある山頂に出た。
11鶏頂山山頂_8509
     Photo11 鶏頂山神社のある鶏頂山山頂 社殿の向こう側が広場

ここも日光や塩原方面の展望が得られるが釈迦ヶ岳同様北方の展望は木の枝越し。

帰路は鶏頂山からか来た道を八海山神社まで戻り、今度は林間コースを降って大間々の駐車場へ戻った。大間々の駐車場が近づくと花びらを朝は閉じていた花びらを広げたカタクリが散見されるようになった。
12カタクリ_8512
     Photo12 早朝は閉じていた花びらが開いたカタクリ

大間々駐車場周辺は牧場跡で季節になるとレンゲツツジが咲き誇るらしいが今はまだ硬い小さな蕾だった。



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西上州上野 諏訪山

0ミツバツツジ越しの諏訪山_8421
     Photo0 湯ノ沢の頭手前の尾根で漸く姿を現した三笠山と諏訪山 
記録
日程:2018,04,13

メンバー:安田
04/13 天候 晴 :
コースタイム:登山口駐車場(7:54)→堰堤(8:12)→湯ノ沢の頭(9:26)→避難小屋跡(10:05)→三笠山山頂(10:36~10:56)→諏訪山山頂(11:19~11:32)→三笠山山頂(11:54~12:03)→湯ノ沢の頭(13:08)→登山口駐車場(14:16)
行程11.6km 累積標高1405m     ルートマップは ここ です。

展望が無い樹林帯の長い山歩きしかもピストンとなる山にはなかなか出かけてみようという気持ちにならないが,葉が繁る前なら山腹に咲く花を追って歩けるのではないかと思い立ち諏訪山に出掛けた。目的地まで道は舗装、駐車場もしっかりあってわかりやすいというのも一因。

西上州には諏訪山が2座ありそれぞれを区別するため神流町の志賀坂峠近くの諏訪山は志賀坂諏訪山、上信国境に近い上野村にあるほうを上野諏訪山と区別している。今回出かけたのは後者の上野諏訪山。

おなじみのR299を佐久方面に走り、”川の駅上野(上野村ふれあい館)"を過ぎた分岐でR299と別れぶどう峠方面に進んだ。次に出てくる案内板に従って"上野ダム、御巣鷹の尾根方面へ左折しトンネルを2つ通過すると左側に諏訪山登山口の標識がある広い駐車場がありそこに車を停めた。
ただしこの駐車場、広いが道路とはガードレールで仕切られガードレールの隙間から入り込むようになっているので快適な道路をボヤッとして走っていると通り過ぎてしまう。

駐車場の隅から見える赤い鳥居を目指して下降、さらに下に見える橋を目指して踏跡を追い大神楽沢を渡ると諏訪山登山口の案内板が立っていた。
案内に従って大神楽沢と合流した神流川沿いに進み、隣の湯ノ沢に沿って黒い水道管が施設された高巻きの登山道を進むとやがて沢床に降りその先に堰堤が現われた。堰堤は初めて見る様式で鉄枠の中に石が詰め込まれたもので"鋼鉄枠石止”というらしい。
1鋼鉄枠石止_8427
     Photo1 湯ノ沢の鋼鉄枠石止(堰堤)

堰堤を越えると沢床歩きとなるが目印テープが在るものの岩ゴロゴロで歩きにくい。木橋を渡ったり渡渉を繰り返したり、右岸にある桟道を登ったりと沢を詰めると二俣に出た。
2桟道_8425
     Photo2 湯ノ沢左岸の桟道

水流がある左沢を飛び石で越えて右沢右岸を少し進むとやがて水は涸れ苔むした岩の沢地形となった。このあたりまでくると荒れていた登山道も漸く踏跡がしっかりした登山道になった。両側の斜面に咲くミツバツツジを見ながら進み湯ノ沢右岸の岩壁基部部を歩く頃には雑木林は眩しいほどの緑の若葉となってきた。
3若葉が目立ちだした_8422
     Photo3 西日を受ける右岸の岩壁付近には若葉の緑が目立ちだした

沢上部の急勾配につけられた九十九折れの登山道を登り詰め、漸く尾根に乗ると木々で展望は妨げられもののあちこちにミツバツツジが咲き乱れその後ろに諏訪山が姿を現した。

尾根に乗ったところで左折し少し登って湯ノ沢の頭に出ると楢原からの道と合流し、
4湯の沢ノ頭_8393
     Photo4 楢原からの道と合わさる湯ノ沢の頭

途中の小ピークのほとんど巻いて通過するアップダウンの少ない登山道を進むと屋根が敗れ崩れがかった避難小屋跡にでた。
5廃小屋_8396
     Photo5 避難小屋跡

標高が上がったこの辺りの雑木林の斜面にはまだ緑の若葉は見られず、色物といえば時折現れるミツバツツジの花のみ。

避難小屋跡を過ぎるとすぐに最初のロープが現われ次いでアルミ梯子を2箇所越えると
6最初のアルミ梯子_8399
Photo6 アルミ梯子

眼前に三笠山が姿を現した。
7三笠山_8400
     Photo7 モッコリした三笠山 ここから急登暖連続

鉄梯子を登り、木の根に掴まりながら急登を登り西側に巻き上がると明るい岩場基部に出た。ここを一気に登って露岩の上に社が建つ三笠山山頂に到着。
8三笠山山頂_8413
     Photo8 三笠山山頂

吹き抜ける風はまだ冷たいが陽光は燦燦、アカヤシオと上信国境に山々や西上州の山並みの展望を棚しみながら休憩し、
9三笠山山頂からの諏訪山_8405
     Photo9 諏訪山はもうすぐ

一旦岩場を降ってコルに降り立ち諏訪山を目指した。
10三笠山山頂直下のロープ場_8414
     Photo10 三笠山からの降りの岩場

ロープが設けられた岩のヤセ尾根を伝って登り返すと樹林に囲まれ周囲の展望が無い諏訪山山頂。
11諏訪山山頂_8415
     Photo11 樹林に囲まれ展望が無い諏訪山山頂

踏跡は薄いもののこの時間ならブドー沢ノ頭、滝谷山へと続く尾根に進んでみようかと一瞬思い浮かぶが・・・・・地形図を見ると滝谷山あたりに降れそうなところもありそうだが、駐車場へ戻るまでの道路歩きが長くその間には長いトンネルもあるので断念。

展望の無い諏訪山山頂から引き返し三笠山山頂で再び休憩。登ったことのある山でも見る方向が違えば姿が変わってしまい山座同定を試みるも???
三笠山山頂からは往路を駐車場に戻りピストン山行を終えた。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

神成山 九連峰

0ハイキングコース東側方面_8196
     Photo0コースの途中から登ってきた富岡方面を振り返る
記録
日程:2018,03,23

メンバー:安田
03/23 天候 晴れ :
コースタイム:宮崎公園駐車場(8:01)→見晴台・姫天狗(8:16~8:19)→龍王山(8:33~8:37)→旧宇芸神社跡(8:51~8:56)→オキナグサ自生地 (9:18~9:23)→吾妻山(9:25~9:28)→新堀神社(9:34)→古代蓮の里(9:44~9:48)→宮崎公園駐車場(10:18)
行程6.3km 累積標高347m     ルートマップは ここ です。

春彼岸の入りにお寺に出向いて墓掃除して中日を迎えたら春の嵐到来で季節代わりの挨拶のような置き土産をどっさり残していった。自宅周辺から見える山も薄っすら白くなったが漸く週後半で再び春が勢力を増してきて、これから夏に備えて畑の準備を開始と意気込んでみたものの土は水分たっぷり含んで如何ともしがたし。土の水分が抜けるまでの間、西上州の山の様子見を兼ねて以前からチャンスがあればとリストアップしておいた里山の神成山ハイキングコースに出かけた。

上信越自動車道を富岡ICで降りてR254に出て貫前神社前から宮崎公園を目指し公園の駐車場に車を停めた。駐車場にはトイレもあり神成山ハイキングコースの基点にもなっている。ハイキングコースのもう一方の基点、新堀神社前にも駐車場がありどちら側からでも取り付きやすい。

駐車場の案内板を見てコース全体を頭に入れ、道標に従って歩き出すと富岡市立西中学校のグランド横にハイキングコースの登山口が現われ入山。
1西中学校登山口_8170
     Photo1 西中学校横の神成山ハイキングコース登山口

校舎北側に沿って進んで行くと雑木林の中の緩やかな上りとなり不動尊を右に見て登って行くと見晴台(姫天狗)に出た。富岡方面や正面には予想通り置き土産の雪が残っている稲含山の展望が広がった。
2稲含山_8174
     Photo2 稲含山 置き土産の残雪あり

ハイキングコースを周回しても然程時間が掛からないので今日はのんびりブラブラ歩きで各所で休憩。

見晴台で喉を潤し先に進むと神成城址に到着。ここにはランが自生しているらしくロープが張られていたが今の季節ではそれらしきものは見当たらず。
神成城址から少し南に進むと宮崎公園の案内板に書かれていた神成山九連峰のP1だが雑木林のピークで踏跡も薄かったのでパス。濃い踏跡に従って階段のある急登を登ると龍王山(両山、神成山)山頂に到着。
3龍王山山頂_8181
     Photo3 龍王山山頂 登山者名簿の入った葉穂があります

ベンチもあり箱の中に登山者名簿が用意されていたので開いて見ると毎日のように歩いている人もいる。上田の太郎山、沼田の戸神山と同じように地元の人にとっては散歩コースとして愛されているようだ。

龍王山から降って登り返しP3を過ぎると旧宇芸神社跡のP4に出た。
4宇芸神社跡山頂ミニ自然博物館_8186
     Photo4 旧宇芸神社跡山頂

P4山頂には”ミニ自然博物館”と書かれたガラス戸の木棚があり、中にはいろいろ展示されていたが綺麗に管理され素晴らしい。

P4から先に進むと明るい雑木林の中に咲くミツバツツジを発見。いよいよこれから山にも花の季節が訪れる。
5ミツバツツジ_8189
     Photo5 登山道横の雑木林のなかのミツバツツジ

歩いていると電車の走行音が聞こえてきたので麓を見ると田園の中をおもちゃのような上信電鉄の電車が走っていた。
6麓を走る電車_8195
Photo6 麓の田園の中を走る上信電鉄

陽射しポカポカ、のどかな電車の眺めとハイキングコースの条件最高。"日本一きれいなハイキングコース"との看板に偽りなし。

石祠のあるP5,石塔のあるP6、見逃してしまいそうなP7を過ぎると露岩のあるP8に出た。P8の露岩の上からはすぐ隣の鍬柄岳の岩峰や下仁田の奥にある4つのピークを持つ四ツ又山、2本の角のよう見える鹿岳が見渡せた。
7四ッ又山鹿岳鍬柄岳_8204
     Photo7 四ツ又山 鹿岳鍬 柄岳

P8から降りコルから登りに差し掛かるとニホンオキナグサの看板。登山道の中ほどに保護するように竹串で囲まれたところや南斜面のロープで囲われた部分が自生地のようであるが葉が出ているのは数株、花は2,3輪しかなかった。
8オキナグサ_8199
     Photo8 ニホンオキナグサ

コルから登り返すとハイキングコース最高峰の石祠のある吾妻山山頂、ここから一気に降るとは新堀神社前の登山口に降り立った。
9新堀神社_8206
     Photo9 新堀神社

コンクリート舗道を降って突き当たりでキョロキョロすると、二階の屋根の高さを越える大サボテンを発見。”大サボテンの家”というらしい。
10大サボテンの家_8208
     Photo10 大サボテンの家

左折して山際に沿った道を進み、歩き出した宮崎公園を目指すが途中には白木蓮やオレンジのボケなどが咲き誇っていた。
途中”古代蓮の里”のベンチで一休み、宮崎公園に戻ってから”旧茂木家住宅”を覗き見して周回ハイキングを終えた。


Appendix
文中にあるオキナグサは正しくは“ニホンオキナグサ(日本翁草)”。自生ではなく絶滅危惧種のニホンオキナグサを保護するために移植されたもののようです。
神成山のニホンオキナグサは数が少ないですが麓の上信電鉄南蛇井駅構内にはたくさん咲いているようです。
駅構内なら無人駅とは言ってもそれなりに人目があるので盗掘されにくい。野山に自生できれば良いのですが数が増えるまでの間の保護地としては最適かも。
赤城山の船ヶ鼻山にもニホンオキナグサが移植されているようです。


テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

王岳 鬼ヶ岳 雪頭ヶ岳

0富士山_7710
Photo0 西湖畔から見た富士山 雪が少ないので“黒富士”
記録
日程:2018,01,06

メンバー:Sさん、安田
01/06 天候 晴れ :
コースタイム:根場駐車スペース(7:55)→王岳登山口(8:40~8:49) →五湖山分岐(9:55)→王岳(9:58~10:19)→鶯宿分岐(11:26~11:37)→鍵掛峠(11:39)→P1700(12:34~12:43)→鬼ヶ岳(12:51~13:05)→雪頭ヶ岳(13:20)→雪頭ヶ岳登山口(14:34)→根場駐車スペース(14:50)
行程11.3km 累積標高1340m     ルートマップは ここ です。

ラニーニャの影響で今シーズンは太平洋側の降水量が極端に少なく、例年なら自宅から見える関東周辺の山も白くなっているのだが今年は黒い山並みしか見えない。正月連休明けなので帰りの中央高速小仏トンネル渋滞も少ないと思い日帰りで雪が少ない富士山を直近で見ようと富士山を取り囲む山の1つ王岳に出掛けた。

中央高速で山梨県内に入っても例年と違い周囲の山には雪が無く、河口湖ICから西湖畔までの道路横にもいつもなら除雪後の汚れた雪があるのだがそれも見当たらなかった。道の駅”かつやま”の前を通り抜け西湖畔根場の魚眠荘前の駐車スペースに着くとやはり登山準備中のグループがいた。
我々も準備を済ませ王岳目指して歩き出すが、先行者は逆ルートで鬼ヶ岳から王岳を周回するらしくすぐに右折して視界から消えた。

根場から道標に従って西入川に沿いに徐々に高度を上げてゆくが堰堤工事用道路跡らしくコンクリート舗装されているので靴底の固い登山靴では歩きにくい。コンクリート道路歩きに飽き飽きしてくると漸く王岳への登山道入口に到着し
1王岳登山口_7684
     Photo1 工事道路終点の王岳登山口

休憩を取るが山の南面なので北風も当らず陽光燦燦で暖かい。
急斜面につけられた九十九折れの道を登って行くとやがて稜線に出て右折。この頃になると弱い北風を受ける体の前面は寒くズボンに陽の当たる足の背面はポカポカ。
帰宅して麓の河口湖町の気温を調べるとこの日の最高気温5.7℃朝の気温-9.8℃だった。
稜線上を進み五湖山への分岐を過ぎるとすぐに王岳山頂に到着。
2王岳山頂_7687
     Photo2 王岳山頂

正面に富士山が見えたが噂どおり雪が少なく例年の雪を裾まで纏った姿とは大違いで、山襞の間に雪が残っているだけで赤富士ならぬ”黒富士”
富士山頂に雲がかかっていたので流れ去るのをまっていたが下山するまで取れることは無かった。
3富士山_7688
     Photo3 王岳山頂からの富士山“黒富士”

稜線上の道は日陰部分では雪下は無く風で木から落ちた霧氷の残骸が乾いた土の上に残っていたし。日当たりの良いところでは乾燥したサラサラの土で何れも滑りやすく歩き難かった。小ピークのアップダウンを繰り返し、鍵掛から降った鞍部の鴬宿分岐で一休みして登り返すとすぐに鍵掛峠に出た。
ここも正面に富士が見えるが先ほどからの時間経過で太陽高度が上がったためか山襞の雪が幾分白さを増したようだ。
P1594からコルの大岩目指して降り大岩南面から巻き上げて
4鬼ヶ岳ロープ場_7695
     Photo4 大岩南面のロープ

登り返すとP1700に到着。ここで一息入れて再び降って薄雪がついたた最後の斜面を登りきると漸く鬼ヶ岳山頂。
5鬼ヶ岳山頂_7700
     Photo5 鬼ヶ岳山頂 鬼の角があります

振り返ると今まで歩いてきた王岳からの尾根、
6王岳方面_7701
     Photo6 王岳への尾根 遠くに見えるはずの南アルプスは雲の中

鬼の角の向こうには節刀ヶ岳・十二ヶ岳その先には山頂にアンテナの立つ三つ峠山が見えた。
7金山と十二ヶ岳_7699
     Photo7 鬼ヶ岳の隣の金山と右奥が十二ヶ岳

鬼ヶ岳山頂から南に伸びる尾根を進みアルミ梯子を降ってコルから登り返すと雪頭ヶ岳。
8鬼ヶ岳からの降りハシゴ_7705
     Photo8 本ルート唯一のアルミ梯子 

この間は陽射しも無く、鬼ヶ岳西側のコルを抜けてきた風が吹きつけて寒かった。漸くこのあたりで斜面に残った雪が現われたが雪頭ヶ岳南面のお花畑に出ると北風も無く陽光が降り注ぎ暖かかった。
9西湖と富士山_7706
     Photo9 お花畑からの富士山 下に見えるのは西湖

道はお花畑からブナの急坂を降りやがて檜の植林帯に入って東入川沿いに高度を下げ、堰堤上で左岸に移り堰堤下で涸れた沢を渡って再び右岸に戻ると工事用道路終点の広場に出た。広場を横切り舗装された道を西湖目指して降り魚眠荘前を通過して駐車スペースに戻った。

例年一月頃は裾のほうまで雪を纏う富士山だが今年は雪が少なく”黒富士”、山麓の茅の原も白くはならず枯れ草色でわずかにスキー場だけが白かったが・・・・。
雪解けのときとは違う山襞模様は必見の価値あり。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

吉井三山 多胡美人 八束山 牛伏山

0朝日岳_7660
     Photo0 多胡美人(朝日岳)
記録
日程:2018,01,02

メンバー:Sさん、安田
01/02 天候 晴れ :
コースタイム:牛伏ドリームセンター(7:32)→朝日岳北登山口(9:16)→朝日岳北峰(8:44~8:53)→朝日岳南峰(9:00)→H300(9:52~10:08)→八束山西ルート登山口(10:31)→八束山山頂(11:17~11:38)→羊の足跡(11:41)→浅間山(11:58)→八束山北ルート登山口(12:12)→北登山道林道交点(12)25)→見晴台(12:51~13:00)→牛伏山山頂(13:28~13:46)→展望台(14:05~14:14)→林道合流(14:44)→牛伏ドリームセンター(15:017)
行程15.6km 累積標高1190m     ルートマップは ここ です。

新年を迎えたが北から強い寒気団がやってきて日本海側は大雪、風も強いので雪山に登るには条件が悪すぎる。一方太平洋側は晴れて乾燥状態で低山は雪なし。いつも上信越道を通るときに吉井から富岡の辺りで南の山の上にお城が見えるので気になっていたが吉井三山と呼ばれる里山があるとのことで低い山なら風も弱いと思い正月早々に出かけた。

吉井の町から山上のお城を目指して進み牛伏ドリームセンターの駐車場に車を停め、舗装道路を歩いて県道71に出る手前で左折、山際に沿って進み県道71を横切って直進するとやがて右手にゴルフ場が迫ってきた。
左側にある朝日岳北登山口から入山し
1朝日岳北登山口_7650
     Photo1 多胡美人(朝日岳)北登山口

落ち葉の登山道を登って行くとトラロープがさがった岩場に出た。ここから山頂までは乾燥した泥斜面の登りとなり、急登にはロープが掛かっていたが落ち葉と浮砂で歩きにくい。
斜面では足をフラットに置かないと滑り、しかも雪山と違って相手が乾燥して硬くなっているのでキックステップも使えず雪山よりも歩行練習には良いかも知れない。
やがて雛段のようなフラット地形が現われそれを越えて登りつめると朝日岳(多胡美人とも呼ばれる)北峰に到着。
2朝日岳北峰_7652
     Photo2 多胡美人(朝日岳)北峰山頂

山名標には天引城址とも書かれていたので先ほどのフラット地形はその名残と思われる。
落葉した木の間からは浅間山や妙義山榛名山が見えるがやはり山頂は北風が冷たかった。

休憩後頂稜を南に進むと両側に道形らしきものが無い天引城の遺構と思われる切通しに出た。切通しを越えるとすぐに露岩の南峰山頂。一般道はここで左折して東尾根を降るようだが、大岩が連なる西尾根にもピンクテープがあったのでそれに従って岩尾根を進み途中から急勾配の北斜面に
3南峰からの急下降_7655
     Photo3 南峰からの北斜面下降 急斜面を長いフィックスロープを握って下降

フィックスされたロープに掴まって急降、尾根を巻くように西に進むとコルに出た。
コルから植林の緩やかな斜面を降って林道に出て落合集落目指して降ると朝日岳南面は北風が遮られ太陽燦燦でポカポカ。思わず林道に腰を降ろして休憩。辺りには水仙も咲き乱れまるで南伊豆のようであった。

林道から県道71に出て北進、神戸集落手前で右折して八束山(地形図では城山であるが道標類は全て八束山と記されていた)を目指した。
大沢川を渡ってすぐに左折、川沿い進むとやがて尾根末端の八束山西ルート入口が現われた。
4八束山西ルート登山口_7658
     Photo4 八束山西ルート登山口

炭焼き窯跡を経て稜線上を登って行くと木々の間からは朝日岳(多胡美人)が見え出し、幾つかの大岩を巻いたり直登して越えるとやがて八束山山頂に出た。
5八束山山頂_7662
     Photo5 八束山(城山)山頂

八束山は吉井三山の中央に位置するので朝日岳それのこれから登る牛伏山が良く見える。
6牛伏山_7663
     Photo6 これから登る牛伏山

山頂からは北ルートを降り途中"羊の足跡”の岩から
7羊の足跡_7665
     Photo7 羊の足跡 岩の中央の窪み 指先のような抉れた部分もあります

浅間山を経て八束山登山道北口に出た。
8浅間山山頂_7666
     Photo8 浅間山山頂 ここからも高崎前橋の展望が得られます

吉井町塩の集落から右折して橋を渡って舗装路を上り詰め舗装が途切れたところにある北登山道との交点から入山し赤谷からの登山道との交点で左折、沢筋を登り詰め尾根に乗るとやがてベンチのある見晴台に出た。この辺りでは北風の収まり梢越しの陽射しも暖かかったので休憩。
休憩後も稜線上を進み2箇所ほど林道を横切ると牛伏山山頂に出た。
9牛伏山山頂_7674
     Photo9 牛伏山山頂

山頂には電波塔が立ち見晴らしも良くないが山名板を埋め込んだ大岩の辺りだけ陽光が射しこみ気持ちよいので岩の基部の落ち葉に腰を下ろし大岩に寄りかかって休憩、ついウトウトしそうになった。

電波塔の横を通り琴平神社前で右折しトラバースするように戻って洞窟観音を訪れ、
10洞窟観音_7676
     Photo10 洞窟観音 おっぱいを含ませているのは慈母観音? 

再び引き返して地面に伏した牛の像を過ぎるとお城の天守閣を模した展望台(一郷山城)に到着。
11牛伏山展望台_7681
     Photo11 いつも高速から見ていたお城 牛伏山展望台(一郷山城)

展望台に上がり最上階から外に出て展望を楽しんだ後、舗装道路を降って途中のカーブのところから再び登山道に入り牛伏山をトラバースするようにつけられた道を進んで小尾根を越えて次の尾根の稜線に出た。右折して良く整備された擬木階段の道を降り再び林道に出る寸前で今度は薄い踏跡を辿って植林の下生えのブッシュを横切り舗装林道に合流した。
舗装林道を降り前方に牛伏ドリームセンターが見えてきたところで左折し林道から外れてショートカット。赤谷公園のため池を半周して牛伏ドリームセンターに戻り周回を終えた。

Appenndix
吉井三山 多胡美人(朝日岳) 八束山(城山) 牛伏山それぞれに伝説のある山です。
たとえば
多胡美人:天狗に言い寄られても心を動かさなかったため山の姿に変えられてしまった山
八束山:羊太夫が都に飛び立ったときの岩を蹴った足跡"羊の足跡"が残る羊太夫伝説の山
牛伏山:頂上の松に住んでいた天狗が牛に乗って娘(多胡美人)に会いに行った。後年山の姿も牛の姿になった。

それぞれの山には時代が異なるもののお城がありました。
多胡美人:天引城、遺構あり
八束山:羊太夫が多胡郡を治める居城nしていた
牛伏山:一郷山城は藤岡の上杉氏の西の守り。武田信玄に滅ぼされた

吉井三山に登ってから近くにある世界記憶遺産”上野三碑”を訪れるのも良いですね。





 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

鉱石山

0鉱石山山頂_7394
     Photo0 鉱石山山頂
記録
日程:2017,12,09

メンバー:安田
12/09 天候 晴れ :
コースタイム:林道入口(11:10)→登山道入口(11:30)→鉱石山東ノ肩(12:23)→木賊山(12:42~12:54)→鉱石山山頂(13:11)→休憩所(13:24)→林道下山口(13:38)→車道(14:02)→県道(14:02)→駐車場スペース(14:18)
行程8.7km 累積標高744m     ルートマップは ここ です。

戸神山から下山してみると正午前、まだ帰路に着くには早過ぎるのでこの時間から登ることのできる山を物色した結果、ここも一山目当てに来るチャンスは少ないと思い川場スキー場への途中にある鉱石山へ向かった。
沼田IC近くまでいったん戻ってから今度は隣の谷を川場スキー場を目指して進み、途中のレンタルショップ樹恵里の前の駐車スペースに車を停めた。
1レンタルショップ樹恵里_7404
     Photo1 レンタルショップ“樹恵里”前の駐車スペース

駐車場使用を店に断ってすぐ横の林道入口から歩き始め、少し進むとやがて日陰に雪が現われだした。
始めのうちは足跡に黒い土が現われたが次第にそれも無くなって雪上歩きとなり、しばらく進むと前方の斜面に簡易トイレ群が現われ林道横には鉱石山登山道入口の道標が現われた。
2登山口7375
     Photo2 簡易トイレが立ち並ぶ登山道入口

登山道はやがて完全に雪道となりに真新しい動物の足跡が現われ始めると延々と鉱石山山頂付近まで続いていた。
3動物の足跡_7378
     Photo3 夕べの降雪後についた動物の足跡

徐々に登山道が細くなり斜面をトラバースし始めると休憩所まで1kmの看板が現われ次いで鉱石運搬に使われた軌跡のレールが現われたが
4軌跡レール_7380
     Photo4 軌跡のレールの間が登山道

片側は土砂に埋まりあるいは斜面から落ちかけていた。
なぜか登山道から外れることなく続く動物の足跡を追うとやがて開けた台地に出て疎林の広場には休憩所の看板があった。
5休憩所_7383
     Photo5 世田谷区民健康村の標識がある休憩所

今の季節は落葉しているがハイキングで訪れる青葉の季節には格好の休憩地となりそう。近くには登山道入口にあったのと同じようなトイレが立ち並び大人数のハイカーや学校登山にも対応可能。

休憩所から先に進むとすぐに鉱石山の東の肩に出た。ここからいったん降って登り返すと三角点のある木賊山(朝倉山とも呼ばれる)の山頂だが今までの登山道からは様相が一変し薄い踏跡が膝丈の笹薮の中に伸びていた。
6木賊山への笹ヤブ_7386
     Photo6 木賊山への膝丈の笹ヤブ

雑木林の中の道であったが陽射しを受けて雪は解けていたものの今度は水滴と笹の下の濡れ落ち葉で滑りやすくなった。木賊山山頂は樹林に覆われ
7木賊山山頂_7388
     Photo7山名標の残骸とピンクテープ、三角点のみの木賊山山頂

落葉した木の間からは山頂が雪で白く輝く武尊山や皇海山が見えた。
8皇海山_7391
     Photo8 木々の間から見えた皇海山 ここから見ると三角形の山頂は1つ

戸神山からの展望と異なりここから見える皇海山は三角形の山が1 つだけ。見る方向によって姿を変えるので山座同定はなかなか難しい。
特に赤城山や榛名山はピークが幾つもあって見る方向によってピークの形が変わったりピーク同士が重なったり隠れたりでも形が変わるので早朝や夕暮れ時には高速道路を走っていても戸惑う。

木賊山から鉱石山の東の肩に戻り疎林の台地を進むと朽ち掛けた山名標と簡易トイレ群が立つ鉱石山山頂に出た。山頂から下山方向を示す標識したがってしばらく進むとまたもや休憩地があり、ここにも少し離れて簡易トイレ群。
9休憩所_7395
     Photo9 疎林の広場が休憩所

鉱石山の休憩所と立て札があるところには広場があり座れるようなベンチは無いが近くにはトイレ群がある。それに山頂からは下山方向を示す道標が要所要所にあるが逆方向を示すものは無くこのルートは一方向のみに歩くようになっている。

休憩所から少し降ると林道の途中に出たがここにも下山方向を示す道標はあっても登山口や下山口とは書かれていなかった。
長い林道歩きの後川場牧場へ向かう車道に出て左折、しばらく舗装道路を降るとやがて川場スキー場に通じる県道が右下に見えてきた。県道に出たところで右折、まもなく歩き出した樹恵里前の駐車スペースに戻り鉱石山周回を終えた。

戸神山では下山する頃には陽射しで雪が解けてしまっていたが少し高い鉱石山では標高900m辺りから上で午後になっても雪が残っていた。全行程とも人の足跡は無く、いろいろな動物の足跡だけだったのでここは動物天国。
スキー、スノボのレンタルショップ樹恵里横のガレージではシャッターを開けて除雪機も待機中、シーズンインも真近い。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

戸神山

0戸神山_7372
     Photo0 尖り三角の戸神山
記録
日程:2017,12,09

メンバー:安田
12/09 天候 晴れ :
コースタイム:戸神山登山口駐車場(7:30)→鉱山跡経由分岐(7:43)→戸神山山頂(8:13~8:20)→林道終点駐車場(8:40)→高王山(8:51~8:53)→林道終点駐車場(9:00~9:03)→戸神山への分岐(9:26)→戸神山山頂(9:33~9:59)→林道終点(10:09)→戸神山登山口駐車場(10:30)
行程6.3km 累積標高714m     ルートマップは ここ です。

関越を新潟方面に向かって走っているといつも沼田のところで正面にある三角形の尖り山が目に飛び込んで来るので気になっていた。登ろうと思っていたがわざわざ出掛けるほどの山ではないしどこかのついでにと思っていたが先日NHKで放送されていたのでこれを機会にと思いたち出かけた。

戸神山は沼田ICからすぐだが高速から見ても住宅が近くまで迫っているので目視山勘で登山口を探すのは大変だと思い出発前に登山口をナビにセットした。沼田市のパンフレットでは高王山と戸神山の鞍部に駐車場が記されているが記録を調べると市街地の外れの虚空蔵尊から登る例が多いのでここを到着目的地とした。

墓地を挟んで向かい側の駐車場に車を停めると既に3台ほど停まっていた。靴を履き替え虚空蔵尊の山門手前の登山口から歩き出し、
1虚空蔵尊山門登山口_7371
     Photo1 虚空蔵尊前の登山口

落ち葉絨毯の林道を登って行くと日蔭では薄っすら白くなっており霜か雪か?と観察するとどうやら雪のようだった。
2林道_7333
     Photo2 白いのは霜ではなく前夜の雪

林道脇の茂みの中に現れる動物の木彫探しながら進み、
3木彫鶏と猿_7332
     Photo3 道の左右の茂みの中に動物の木彫が ぐんまちゃんもいました

やがて道が左に曲がると鉱山跡経由(急坂)と林道終点経由の分岐道標が現われた。どちらも山頂に到達できるが左折して距離が短い鉱山跡経由の道を進むとすぐに露天掘跡のような鉱山跡が現われここから岩登りが始まった。
4岩場_7338
     Photo4 鉱山跡経由(急坂)は岩場の連続

岩の上に踏跡は残らないので適当に岩を登ったが、難しいところは無い代わりに岩場は延々と続きやがて林道経由の道と合わさると戸神山山頂に出た。
5戸神山山頂_7342
     Photo5 石灯篭の立つ山頂 石燈篭下にはノートや山座同定パンフレットが入った箱がある

山頂からの360度展望は素晴らしく、正面眼下に沼田の市街その奥に中腹から獅子岩を突き出した子持山が良く見える。
6子持山_7344
     Photo6 子持山 獅子岩も見えます

体が暖まったところで脱皮して次は高王山に向かうべく降ると気持ちよい尾根歩きとなった。
7高王山_7348
     Photo7 高王山

途中の下発知への分岐には熊避合図のフライパンと棒が下がった分岐道標が立っていた。分岐から先はピークを巻くよう延びるに登山道を進むと大きな広場に出た。
市のパンフレットに記されている駐車場だが轍の跡は無く、登って来る道も同様でどうやら殆ど使われていないようだ。広場を横切って反対側の登山道に入るとすぐにアンテナの立つ高王山山頂に出た。
8高王山山頂_7354
     Photo8 アンテナの立つ高王山山頂

ここは樹林に囲まれ展望が無いので一隅に立つ高王山城の解説板を読んで広場まで引き返した。
周囲は道路に囲まれ何処に降っても車道歩きで駐車場へ戻ることが可能なので今度は下発知町へ降る林道に足を踏み入れた。
ニュースポーツ広場への分岐次いで西ノ入への分岐が現われ、今まで山腹を巻くように降っていた道がいつしか狭い登山道になりやがて支尾根上を降るように方向を変えた。
このままでは駐車場への戻りは車道歩きになってしまうと思い、右折して落ち葉の上残された薄い踏跡を進むとすぐに登山道に出て指道標が現われた。指道標に従い登って行くと往路で通過したフライパンの下がった分岐に出て一登りで戸神山山頂に戻った。

戸神山山頂で登山者に周囲の山の名前を教えていただき、
9浅間山_7367
     Photo9 噴煙のあがる浅間山

10富士山_7366
     Photo10 子持山の稜線に富士山が 見にくいが雲と短い鉄塔を結んだところです

11皇海山_7364
     Photo11 真ん中の二子山のように見えるのが皇海山

石灯籠の足元に置かれた箱の中にある登山者名簿に名前を記入。そうこうしているうちに三々五々登山者が登ってきた。皆さん軽装でハイキングではなくお知り合い同士の朝の散歩といった感じで丁度長野県上田の 太郎山 のときと同じような雰囲気が漂っていた。山頂からは林道終点経由コースを降ったが距離は長いものの勾配が緩やかで歩きやすかった。

小1時間で登ることが出来しかも展望が良く街にも近い戸神山は散歩コースにはもってこいの山、いいですね~。
私は知らずに距離が短い鉱山跡経由のコースから登り林道終点経由で下山したが、地元の人たちは皆同じように歩くそうです。最初は林道歩きでウオームアップ、急坂登りで体に負荷を掛けて山頂で一休み、降りは林道歩きでクールダウン。
関越を走っていて時間があれば立ち寄ってみるのもよいかも。








テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西上州 ジジ岩ババ岩

0ジジ岩ババ岩たんす岩_7063
     Photo0 紅葉の中に屹立するジジ岩ババ岩たんす岩の岩峰群
記録
日程:2017,11,20

メンバー:Sさん、安田
11/20日 天候 晴れ :
コースタイム:旧道分岐駐車スペース(8:07)→ミノ滝(9:05)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(9:20)→展望台(たんす岩テラス)(9:34~9:56)→帝釈岩への分岐(10:14)→P790(10:25~10:39)→御堂山(11:07~11:22)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(11:43)→駐車スペース(12:38)
行程7.4km 累積標高760m     ルートマップは ここ です。

山の麓にまで紅葉が下りてき道路を走っていても陽射しに映えて美しい。昨日今日と一段と冷え込みこれで紅葉が一気に進み見納めになってしまうと思い、陽射しのおかげで暖かく最後に色付く南面に登山道がある低い山は?で思いついたのが 下仁田の御堂山 。
昨年登ったときにはジジ岩ババ岩が展望できるたんす岩基部に着いた時間が早すぎて、昇り始めた太陽を背にして逆光の中に立ち並ぶ姿しか見ることが出来なかったので、今度は時間を遅らせてジジ岩とババ岩の姿をちゃんと見ようと思い下仁田の御堂山に出掛けた。

前回と同じところに車を停め歩き出したが昨年と違っているのは出発時間。2回目なので戸惑うことなく歩けるがその分調子に乗って歩くと予定より早く着いてしまうので途中休憩を取りつつゆっくり歩き。
1西牧関所跡_7052
     Photo1 前回と同じように西牧関所跡の前を通って林道へ 

ミノ滝を過ぎ尾根のコルの分岐まで来ると雲間から漏れた光が樹林越しに射しこみ周囲の紅葉の輝きが増してきた。
2ミノ滝_7054
     Photo2 ミノ滝 黒く見える水流の横の岩を越えて行く。ロープあり 

分岐を左折し尾根を進むとたんす岩の北面の岩峰が行く手に立ち塞がったので基部を右に巻き下り登り返すとたんす岩の南面テラスに出た。
3尾根に立ちふさがるたんす岩_7055
     Photo3 尾根に立ち塞がるたんす岩北面 

テラスの先の露岩上がジジ岩とババ岩を至近に見ることが出来る展望箇所。
4_ババ岩ジジ岩7059
     Photo4 ババ岩(左)とジジ岩(右)

今回は時間が遅いので既に太陽はジジ岩とババ岩の上に昇り、周囲の紅葉の中に屹立する岩峰はなんとも不思議な姿はまさしく奇岩。
露岩上で休憩し次は隣の尾根からの展望を楽しもうと尾根のコルの分岐まで戻りそのまま直進して御堂山を目指して進み、分岐のコルから一登りして御堂山への登山道が北へと折れるところで右折し帝釈岩へと延びる尾根に入った。

急勾配を降る落ち葉の積もった薄い踏跡をたどりコルから登り返して今度はヤセ尾根をトラバース気味に進み、岩を巻き上がると一瞬樹林が切れ右正面にジジ岩ババ岩たんす岩と連なる岩峰群が現われた。
5ジジ岩ババ岩たんす岩_7062
     Photo5 ジジ岩とババ岩たんす岩の岩峰群 奥に見える平らな山容は荒船山

さらに先へ進んで潅木に囲まれたP790に立つと今度は潅木の切れ間から赤城山方面のみ展望が開けた。
6赤城山方面_7060
     Photo6 紅葉の尾根の向こうには薄い雲海の下に高崎前橋の街、さらに奥には赤城山

P790から先へと薄い踏跡は延びている様であったが行き先不明なので陽だまりの中で展望を楽しみながら休憩し御堂山への一般登山道へと戻った。

この帝釈岩へと延びる尾根上でジジ岩ババ岩の岩峰群を遮るものなしに見ることが出来たのは往路で岩を巻き上がったところ一箇所のみであった。落ち葉の斜面はトラバースルートが何本か錯綜しているように見え、岩を巻き上げずに通過してしまうと展望箇所を見逃すかも知れない。

ガイドロープの有る一般登山道の急斜面を登り詰めると御堂山山頂に到着。ガイドブックには妙義山の眺望が良いと書かれているが、今では植林が育ちその枝の間から見えるのみで殆ど展望は無い。良く見れば中ノ嶽神社の金色の大黒様も見ることが出来るが・・・・・。
御堂山からは寄り道せずに往路を登山口へと戻った。

休憩ごとにしっかりと食料補給はしていたが下山してみると丁度昼食時で小腹がすいたので帰宅途中飲食店に立ち寄り名物の下仁田カツ丼を食した。
秩父小鹿野のわらじカツ丼、伊那の味噌カツ丼、それに下仁田カツ丼、どうして山の麓に名物カツ丼が多いのか?う~ん、山から降りたらカツ丼・カツカレー・てんぷら蕎麦食べたくなりますよね。特にテント泊の後。それからなぜかコーラも飲みたくなる。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

有笠山

0有笠山_6914
     Photo0 県道55から見た有笠山
記録
日程:2017,11,05
メンバー:安田

11/05日 天候 晴れ :
コースタイム:林道分岐駐車スペース(11:30)→西登山口(11:45)→西石門(11:56)→分岐(12:13)→有笠山頂(12:32)→展望露岩(12:33~12:45)→分岐(12:56)→東登山口(13:12)→林道分岐駐車スペース(13:27)
行程4.2km 累積標高400m     ルートマップは ここ です。

古界名山から下山したらまだ正午前。連休最後の日の夕方の道路混雑を考えてもまだ帰路に就くのは早いと思いすぐ近くのクライミングで有名な有笠山に登った。
古界名山から県道55に戻り沢渡温泉方面に進んで上沢渡川の橋を渡ってすぐ右折、有笠山登山口を目指すとすぐに林道分岐となった。分岐の間の三角スペースに車を停め有笠山ハイキングを開始。
1林道分岐_6898
     Photo1 林道分岐点の駐車スペース

西登山口へ向かい林道をしばらく歩くとクライマーたちの駐車している車が見え出した。駐車場まで来るとすぐ左に西登山口。
2西登山口_6899
     Photo2 西登山口

ここから入山し山道を登って行くとすぐに東屋が現れ、さらに先へ進み分岐右折すると西の石門に到着。
3西石門_6901
     Photo3 西石門

石門を潜っては見たもののその先の岩が落ち葉で覆われているので分岐に引き返し先へ進んだ。やがて岩場が見え始め岩に取り付いているクライマーの姿もチラホラ見え出したがこの辺りまで来ると、乾燥した落ち葉が敷き詰められていて岩場への道か登山道か解らなくなった。
笹斜面の古界名山に比べればなんと言うことも無い斜面なので直登して尾根上に出ると道標があり登山道に復帰、尾根上を進み右にトラバースしてゆくと山頂と東登山口への分岐に出た。
分岐からは山頂目指して進みやがてクサリ場下のテラスに出た。
4クサリ場_6904
P     hoto4 クサリ場 一部アルミ梯子

ここで漸く南方面の展望が開けたが先ほど登った古界名山見は北西方向に位置するので見えなかった。クサリと梯子の組み合わさった岩場を通過し山腹をトラバースしてゆくと再び梯子登場。これを登ってUターンするように登って行くと有笠山山頂に出た。
5有笠山山頂_6907
     Photo5 有笠山山頂

山頂は樹林で取り囲まれ展望なし。山名標には"八八八m"とあったが地形図の三角点は873m。地形からみて標高差が15mはちょっと大きいように感じるが・・・・・? どちらにしての展望が無いのですぐに引き返し、頂稜末端の展望が得られる露岩上で休憩をとった。
6山頂展望岩_6908
     Photo6 頂稜末端の展望露岩

この展望露岩からも南の方向しか見えない。下山してみれば有笠山で展望が得られる場所はこの展望露岩とクサリ場のテラスだけであった。
休憩後は分岐まで戻り東登山口目指して降った。途中”南国エリア”の下に差し掛かると数パーティがクライミング中、
7南国エリア_6911
     Photo7 “南国エリア”

帰り支度中のパーティもいた。
このあたりには岩場が幾つかあるのでゲレンデ巡りをしてみようかとも思ったが・・・帰路での道路状況を考え寄り道せずに東登山口へ降った。
東登山口の駐車場もクライマー車で満車状態。しばらく林道を歩いて車を停めた分岐に戻った。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

吾妻耶山 大峰山

0吾妻耶山_6742
Photo0 ノルンシキー場からの吾妻耶山
記録
日程:2017,10,24
メンバー:安田

10/24日 天候 曇り :
コースタイム:大峰沼登山口(7:09)→大峰沼(7:35)→大沼越(7:53)→キレット(8:12)→大峰山山頂(8:38)→赤谷越峠(9:04)→吾妻耶山頂 (9:33~9:58)→リフトトップ(10:09)→林道分岐(10:35)→一本鳥居(10:41)→上牧への分岐(10:56)→大峰沼(11:01)→古池(11:17)→大峰沼登山口(11:28)
行程11.1km 累積標高790m     ルートマップは ここ です。

10月も末になってやってきた季節はずれの超大型台風21号が過ぎ去り、置き土産で北海道は吹雪とか?なんだか季節が解らなくなってしまったがそろそろ紅葉が低いところへ降りてくる頃なので、スキー場を山腹に抱えた吾妻耶山からは谷川岳をはじめ上越国境の山並みや水上の街が見渡せ、偵察ハイキングには最適だと思い群馬の吾妻耶山にでかけた。

関越を月夜野ICで降りて新幹線の上毛高原駅前を通って水上方面に向かい、途中左折して大峰沼登山口に到着。
1大峰沼登山口_6754
     Photo1 大峰沼登山口

昨日朝までの台風で道路は落ち葉や折れた小枝で埋め尽くされていた。

トイレと案内板のある登山口広場の一段上に駐車場があり、ここには台風の置き土産の小枝や木の葉は無かった。準備をして駐車場奥からショートカットして登山道に出た。
すぐに”モリアオガエル”の生息する古池への分岐が現われるが帰路で立ち寄ることにして直進。
2登山道_6751
     Photo2 色付き始めた登山道を歩く

やがて沢の水音が聞こえだすと程なく大峰沼に到着。
3大峰沼_6750
     Photo3 大峰沼

今は沼を周回できないようだが左折して時廻りに大峰沼を半周し、登りに差し掛かると落ち葉に埋もれた木段が現われた。木段を登り終えると大峰山へと続く稜線上の大沼越に出た。
ここからは稜線歩きとなり徐々に高度を上げてゆくと樹林越しに大峰沼がチラホラ見えるが周囲の山々は靄で見えず。P1179に立つと漸く大峰山が姿を現したが稜線方向から見たのですっきりした山容。しかし歩いてみるとアンテナ群のある稜線がダラダラ続きガックリ。P1179からは大峰山目指して鉄階段を降り登り返してキレット通過。
4キレット降り階段_6707
     Photo4 階段を降りるとキレット

少し進むとNHKのアンテナ横に出た。
5 NHKアンテナ_6709
     Photo5 大峰山アンテナ群の始まり NHKアンテナ

やがて左からの林道が合わさり尾根上を直進すると大峰山展望台が現われたが周囲の木が生長してしまい展望が得られそうに無い。
6大峰山展望台_6711
     Photo6 大峰山展望台

展望台へ登らずに進んだが大峰山山頂手前まではアンテナ群の管理道路になっているためか車の轍もあり路面はドロドロ、とにかく歩きにくい。
大峰山を通過し降って行くと登山道は歩きやすくなりやがて赤谷越峠に出た。指導標には右折しても吾妻耶山、直進しても吾妻耶山とあるがここは直進。
九十九折れの登山道を登りやがて勾配が緩むと仏岩方面への分岐に出た。ここは吾妻耶山山頂を目指して進むと今度は帰路に歩くスキー場方面への分岐に出た。分岐から一登りで吾妻耶山山頂広場、奥には山座同定の看板がありここから展望を堪能。
7吾妻耶山山山頂_6729
     Photo7 吾妻耶山山頂

正面には冠雪した谷川岳、
8谷川岳_6728
     Photo8 冠雪した谷川岳 左奥は一ノ倉岳

左に目を移すと先日歩いた万太郎山、さらに左に仙ノ倉山も冠雪。
9仙ノ倉山_6722
     Photo9 仙ノ倉山

手前のマナイタ嵓や阿能川岳はまだ冠雪していない。
南面から見て冠雪しているということは越後湯沢方面から見るとさらに雪の範囲は広がっているかもなどと想像しながら帰宅後NHKニュースを見れば今年の初冠雪とアナウスされていた。

山頂から見える白毛門や至仏山、武尊山も冠雪し上のほうは真っ白。今年は少し早いということだからこれもまた季節はずれの台風通過による強い北風の置き土産かも。
吾妻屋山山頂を後に今度はノルンスキー場目指して降り、
10第1クワッド下車点_6734
     Photo10 ノルンスキー場第1クワッドリフトトップ

スキー場の第1クワッドのリフトトップを通り過ぎるとスキー場の斜面横に出た。ここからはスキー場の真ん中にある管理道に出て道なりに降ると第3クワッドリフトトップに出た。
リフトトップの上の林道分岐で左に進み一本鳥居を過ぎると道は轍の水溜りで歩きにくくなってきた。
11一本鳥居_6745
     Photo11 一本鳥居(鳥居平)

水溜りを避けながらヌタヌタの林道を進み指導標にしたがって左折、再び登山道になったが今度は枝打ちされた杉の小枝で滑りやすくなった。登山道を降るとやがて大峰山への登山道分岐、そしてすぐに上牧方面への分岐が現れ、上牧とは逆の大峰沼方面に右折するとすぐに大峰沼に着いた。
大峰沼に沿って少し進むと往路で左折した分岐に到着。ここからは途中古池に立ち寄って大峰沼登山口の駐車場へと戻った。
12古池_6752
     Photo12 “モリアオガエル”生息地の古池

古池には周囲から伸びた木の枝が水面の上までせりだし、”なるほどここにカエルが卵を産みつけ、孵化したオタマジャクシが水面に落ちるのか”。なるほどなるほど。冬に備えネグラ探し中か?早々寝込んでしまったか?今の季節、残念ながらカエルの姿は無かった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

鳥甲山 周回

0鳥甲山_6673
Photo0 鳥甲山
記録
日程:2017,10,18
メンバー:安田

10/18日 天候 曇り :
コースタイム:ムジナ平登山口(6:12)→H1640(7:44~7:55)→白嵓ノ頭(8:42)→カミソリ岩(9:12)→山頂分岐(9:53)→鳥甲山山頂(9:59~10:21)→山頂分岐(10:26)→崩壊地(10:45)→赤嵓ノ頭(10:58)→赤嵓ノ肩(11:33)→H1510(11:51~12:01)→下降点(12:08)→上の堰堤(12:550)→屋敷登山口(13:14)→ムジナ平登山口(14:31)
行程14.5km 累積標高1598m     ルートマップは ここ です。

このところ雨続きでその合間の一日を見つけて秋になったら行きたいと思っていた鳥甲山へ出かけてきた。
関越を越後湯沢ICで降り、一般道を新潟長野県境を越えて栄村の秋山郷までひた走り。この山域に足を踏み入れるのは初めてであるがとにかく長い。
津南を過ぎ県境直前で20時~翌朝5時まで道路工事で通行止めになっており解除を待って通過、6時少し前に鳥甲山和山道の登山口であるムジナ平に着いた。途中道路が濡れているところもあったが、駐車場は雨が降った気配はないものの鳥甲山を含め周囲はガスで周辺の山は全く見えず。
先着の車が2台停まっていたがまだ登山に出発した気配は無く空模様を確認しながら悩んでいる様子であったが、昨夕の天気予報では昼前後は雲が切れそうなので躊躇することなく登山準備に取り掛かった。

鳥甲山にはムジナ平から山頂を目指す和山道と屋敷からの屋敷道の2つのルートがある。2つの登山口は一本の道路で結ばれているので三角形に繋いで周回コースを歩く予定で出発。

ムジナ平駐車場の片隅から伸びる登山道を歩き出すと
1ムジナ平登山口_6697
Photo1 鳥甲山ムジナ平登山口

これまでの雨で湿った土とその上に積もった濡れ落ち葉でとにかく滑る。注意深く足を置きながら紅葉した樹林帯を抜ければ堆積した落葉も少なくなると思いとにかく上へ上へと進んだが、ペースが上がらずこの分ではコースタイムはいかほどかと思いつつ尾根に出た。
一旦尾根に乗ると落ち葉は少なくなり多少歩きやすくなったが相変わらず周囲はガスで展望は無い。風が無かったのでガスは流れず、取り囲まれたままなので自分の前後しか視界に入らず位置も良くわからない。
前方に薄っすらとピークが見えるが登ってみると尾根の肩。
2和山道の小ピーク_6662
     Photo2 前方に薄っすらとピークが  登ってみると尾根の肩

何度か繰り返すとやがて鉄梯子とクサリが懸かった岩場が現われた。
3鉄梯後+クサリ場_6663
     Photo3 鉄梯子とクサリの掛かった万仏岩の岩場

取り付こうとすると岩は濡れていて、クサリの表面には水滴がビッシリ。どうにかこうにか岩場を越えるが周囲の展望が無いのが幸い、尾根の両側はかなりの急勾配のようだ。岩場を越えしばらく歩いた潅木の尾根で休憩を取り、さらに進むとやがて登山道の両脇は潅木からネマガリタケの笹薮になった。
登山道は刈り払われているのでコースを失うことは無いが大量に水分を含んだ黒土はよく滑る。やがて登り詰めた白嵓ノ頭で登山道は大きく右に曲がりやがて下降するが、この辺りから泥濘地帯となり避ける場所も無いので浅そうなところを探してウロウロしながら進んだ。
最低鞍部を過ぎカミソリ岩目指して登り返すとやがてと斜面のラバース道でクサリが現われた。
4カミソリ岩_6669
     Photo4 カミソリ岩斜面のトラバース

ガスで下は見えないが切れ落ちているようなので慎重に通過し、ヤセ尾根を過ぎると登山道は岩峰の基部を巻き進み残置ロープを伝って急降下。しやがて水平移動になったところでカミソリ岩の岩峰巻いて通過した。
5ヤセ尾根_6670
     Photo5 カミソリ岩 ヤセ尾根

すぐにネット状にワイヤーが張られた泥のヤセ尾根が現われ、
6崩壊地_6672
     Photo6 ネット状にワイヤーが張られた泥のヤセ尾根

ここを通過すると道は落ち着き、登って行くと周囲のガスは一瞬で消え去り左前方に鳥甲山の山頂が姿を現した。山頂目指して急登を登るとやがて山頂分岐に出て左折少しの登りで山頂に出た。
7鳥甲山山頂_6676
     Photo7 鳥甲山山頂

分岐からは雲海の中に浮かぶ苗場山が姿バッチリ。
8苗場山_6685
     Photo8 山頂が平らな苗場山

登ってきた白嵓ノ頭も良く見えた。山頂は笹の中の広場で周囲には木立もあり多少展望には難があるが正面の雲海の中に浮かんでいる黒姫山妙高山見える。
9黒姫妙高山_6677
     Photo9 雲海に浮かぶ左が黒姫山 右が妙高山

反時計周りに周囲を展望すると後立山は木立で見えず。槍穂高は小さなシルエットに、八間山から左へ続く濃いシルエットは奥志賀方面の山並み。
先日登った 白砂山 とそのとなりには佐武流山も見えるが全て雲海が山裾を覆っている。
10佐武流白砂山_6681
     Photo10 左が佐武流山と右が白砂山

鳥甲山山頂で展望堪能後再び分岐まで戻り
11カミソリ岩白嵓ノ頭_6687
     Photo11 登ってきた和山道 カミソリ岩と白嵓ノ頭

今度は屋敷道を降った。尾根上の伸びる屋敷道を
12屋敷道_6682
     Photo12 屋敷道の尾根

小ピークを越えながら徐々に下降するとやがて分岐から見えていた崩壊地の上を通過したがここには空中に設けられたクサリが
13_空中クサリの崩壊地6688
     Photo13 崩壊地の空中クサリ

注意深く崩落地の上縁を進み、やがて赤嵓ノ頭へ差し掛かったところで振り返ってみれば既に鳥甲山との間にはガスが湧き、山頂はガスの中でどうにか確認できるレベルになっていた。
14赤嵓ノ頭から鳥甲山を振り返る_6689
Photo14赤嵓ノ頭から振り返ると鳥甲山はガスの中

尾根の小ピークを登ったりくだったり徐々に高度を下げるが前回休憩からしばらく経ったので登山道横で休憩。
道が樹林の中に入るとここもまた登りのときと同じで良く滑る。この高度だとすっかり落葉し、登山道に濡れて堆積いているのでその下が土か岩か木の根か全くわからない。注意深く足の置き場を選び、周囲に木があるところではそれを掴んで降りスリップはしなかったが予想ほか時間が掛かってしまった。
尾根下降点からしばらく降り、一旦樹林から抜け出したと思ったら谷を塞ぐような堰堤らしきものが現われた。
15上の堰堤_6693
Photo15普通の堰堤とはチョット違う堰堤? 実は雪崩防止堰堤

しかしその両脇と斜面の間は空間が広がり見慣れた谷を堰き止める形ではないので堰堤かどうかは?堰堤ではなく上からの大きな岩の落下を受け止める防御壁ものようなものか?とにかく不思議な構造物であった。
堰堤下を横切り歩きやすくなった道を降るとさらに下に古い同形の構造物があった。その下には工事用道路跡と思われる道が伸びていたがロープで塞がれ進入禁止。地形図にある破線と思われる。
再び登山道となりスリップに気を付けながら降ると屋敷登山口に出た。
16屋敷登山口_6695
      Photo16屋敷登山口 登山道に積もった落ち葉がすごい

左折して車が走り抜ける舗装道路を少し進むとトンネルがあり、それ抜けると屋敷集落からの道と合流した。車に注意しながら1時間少しの道路歩きでムジナ平登山口の駐車場へと戻った。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

谷川岳 万太郎山 電車で周回

0谷川岳北面の樹氷_6540
     Photo0 初冠雪の谷川岳北面
記録
日程:2017,10,05
メンバー:安田

10/05日 天候 晴れ :
コースタイム:土合駅(6:25)→西黒尾根登山口(6:57)→ラクダノコル(8:47~8:59)→トマノ耳(10:03~10:15)→肩ノ小屋(10:20~10:34)→オジカ沢ノ頭(11:25~11:39)→小障子ノ頭(12:04)→大障子ノ頭(12:36~12:49)→吾策新道分岐(13:31)→万太郎山(13:34~13:45)→吾策新道分岐(13:48)→井戸小屋沢ノ頭(14:24)→大ベタテノ頭(14:54~15:04)→吾策新道登山口(16:10~16:18)→関越下り線下(16:41)→土樽駅(17:06~18:07)→土合駅(18:16)
行程19.8km 累積標高2187m     ルートマップは ここ です。

各地から紅葉情報が発せられているが平地は晴れでも山は好天が続かず山行を躊躇。そんな中今週末頃が谷川岳の紅葉が狙い目との情報があり、丁度高気圧が真上に来て1日だけ天気が良さそうなので上越国境の谷川岳に出かけた。
谷川岳から平標山まで縦走をしたことがあるがこの季節では日没が早いのでチョット無理。そこで前々から歩いてみたいと思っていた万太郎山から土樽へのルート。土樽駅に降れば上越線の電車を使って周回することが出来るので土合駅に車を止め歩き出した。
1土合駅_6520
     Photo1 土合駅

土合駅から舗装道路を歩き、途中谷川岳登山指導センターに立ち寄って登山届けを出した。西黒尾根登山口から登りだし送電鉄塔下で衣替え。ここからラクダノ背の手前で樹林帯から抜け出すまで昨日の雨で滑りやすい登山道を黙々と登ると、熊鈴が聞こえ出し先行者がいることがわかった。
樹林帯を抜け岩場に差し掛かると熊鈴を鳴らした先行者以外にも数名岩場を登っている姿が確認できた。
2ラクダノ背クサリ場_6526
     Photo2 ラヌダノ背手前の岩場 

どうやら皆さん天候狙いのようだ。
ラクダノ背からは白毛門や笠ヶ岳、左側には天神平が見渡せた。ラクダノコルで休憩していると巌剛新道からも登山者が現れ西黒尾根はかなりの賑わい。先行者が尾根上のピークを登って姿が見えなくなると次の登山者が出発といった具合で
3トマノ耳とオキノ耳_6534
     Photo3 トマノ耳とオキノ耳 

トマノ耳までお互いに適当な間合いを取って景色を見ながら歩くがトマノ耳に着いてみれば登山口から3時間強。
この時期、ロープウエーを使わず西黒尾根を登る人はある程度歩ける人限定か。
トマノ耳手前で笹の根元に白いものがあったがピーク手前で正体を現した。谷川岳は昨日発冠雪したようでピーク直前の登山道脇には真っ赤に紅葉したカエデが樹氷に包まれていた。
4カエデの紅葉_6539
     Photo4 初冠雪の樹氷を纏った紅葉したカエデ 

トマノ耳で休憩していると西黒尾根からの登山者が続々到着。
5カエデの紅葉とオジカ沢ノ頭_6548
     Photo5 これから向かうオシカ沢ノ頭万太郎山への稜線 左はマナイタ嵓

北風が冷たいので肩ノ小屋まで降って
6肩ノ小屋_6549
     Photo6 肩ノ小屋 

休んでいるとやがて始発ロープウエーからの登山者が到着しだしたので肩ノ小屋を後にオジカ沢ノ頭を目指して降り、中ゴウ尾根の分岐辺りから振り返るとトマノ耳オキノ耳ともに登山者の姿がいっぱい。しかしこちらに降りてくる人は皆無だった。
岩の小ピークを越え、クサリ場を登るとオジカ沢ノ頭に到着。
7オジカ沢ノ頭_6556
     Photo7 オジカ沢ノ頭

マナイタ嵓、川棚ノ頭、小出俣山へと続く稜線がすばらしい。一方これから進む稜線を見れば延々と続く登山道が目に入るが万太郎山への途中には小障子ノ頭、大障子ノ頭とピークが続き全てが万太郎山の山容に中に入ってしまっているので距離感が掴みにくい。
8大障子ノ頭と万太郎山_6560
     Photo8 小障子ノ頭 大障子ノ頭 万太郎山へと続く尾根 

土樽から土合に戻る上越線は本数が少なく15時24分発に乗るのは無理、次の電車は終電で18時7分発。これを目標にペース配分を考えながら歩くことにした。といっても日没は5時半ごろなので暗くなる前に山を降らなければ・・・・・

オジカ沢ノ頭から降るとすぐに避難小屋。中を覗いてみれば床のスノコがかなり痛んでいた。ドアも開きっぱなし。以前残雪期にマナイタ嵓山稜を縦走したときにもドアが開きっぱなしで中は雪室状態だった。

さらに笹の斜面を降って登り返すと小障子ノ頭。振り返るとオジカ沢ノ頭の北斜面はみどりの笹の中に赤や黄色の紅葉が島状になっていた。
小障子ノ頭から降って大障子ノ頭への登り返し、途中にある避難小屋は水場も近くに在り中は覗かなかったが一見良さそう。
大障子ノ頭に立つと遮るものがなくなり万太郎山本体の姿が目の前に現れた。右側の土樽へと降る尾根には紅葉が美しい小ピークが連なりすばらしい景色が広がるが・・・・・尾根の先の土樽までの降りの道のりは長い。
9万太郎山_6573
     Photo9 大障子ノ頭からの万太郎山 右の連続した小ピークのある尾根を降る(吾策新道)

大障子ノ頭から降って目の前の急坂をあえぎながら登りきると漸く吾策新道の分岐に到着。
時間があるので直ぐの万太郎山山頂まで足を伸ばしてしばらく休憩。
10万太郎山山頂_6575
     Photo10 万太郎山山頂

以前残雪期に登った仙ノ倉山と北尾根を見れば・・・・ラッセルしながら2日かかった北尾根も吾策新道と比べればはるかに短い。北尾根の向こうには群大ヒュッテから日白山へ突き上げる長釣尾根も見えた。
11仙ノ倉山_6582
     Photo11 仙ノ倉山と群大ヒュッテへ降る北尾根

さらにその奥には日白山からタカマタギへと続く稜線も見えた。
何れも道が無いので雪が着いた時期で無いと無理。平標山は仙ノ倉山に隠れ一部しか見えない。

万太郎山山頂から吾策新道分岐まで戻り長い尾根降りを開始。最初は紅葉に包まれた小ピーク群の北面を巻くように
12吾策新道小ピーク_6584
     Photo12 紅葉を纏った小ピークを巻き降る

高度を落とし、少し登り返すと古い看板の錆びた鉄枠が残る井戸小屋沢ノ頭に到着。
13井戸小屋沢ノ頭_6588
     Photo13 井戸小屋沢ノ頭

オジカ沢ノ頭の更に向こうには谷川岳が小さく見えた。
谷川岳から一ノ倉岳、茂倉岳と茂倉新道の姿もよく見える。景色を見る限り土樽から茂倉新道、茂倉岳、谷川岳、万太郎山、吾策新道の周回も出来そうだなと思ったが・・・・・昼間が長くないと無理。
吾策新道には数箇所崩落したところもあったが殆どフィックスロープが有りやはり一般道は歩きやすい。アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げるとやがて大ベタテノ頭に到着。目印となるものは無いが登山道南側は刈り払われ気持ちよい景色が広がっている。茂倉新道の矢場ノ頭を正面に見ながら登山道横に腰を下ろして休憩。
14吾策新道からの茂倉岳_6586
     Photo14 大ベタテノ頭からの茂倉岳と茂倉新道

大ベタテノ頭から少し降ると潅木帯から背の高い雑木林になり景色を楽しむことは出来なくなった。その上赤土の登山道となり急坂と相まって良く滑る。先行者のスリップ跡を見るとどうやら今日ここを歩いた人は1、2名か?
地図にある清水嵓からの尾根と合わさる舟窪はどこかわからずに通過。登山道がやがて尾根筋から側面を下り始めたので舟窪を通りすぎたことがわかった。
浸食され溝になった登山道に落ち葉が堆積、更に昨日の雨?雪?で濡れているので斜面をかなり難儀しながら降った。過剰なほどロープがフィックスされていたが泥汚れがひどく掴むのもチョット躊躇するほど。
やがて水音が聞こえ始めると登山道は植林の中に入り、木の根の露出もあり更に滑りやすくなった。勾配が緩みそろそろ林道かと思うと突然急坂となりやがて周囲が明るくなってきたと思うと吾策新道登山口のある林道に飛び出した。
15吾策新道登山口_6590
     Photo15 吾策新道登山口

舗装された林道にザックを降ろして休憩。時間を見ると最終電車までまだ2時間近くあったのでノンビリと林道を歩き土樽駅に到着。
16土樽駅_6593
     Photo16 土樽駅 冬は登山者が仮眠する土樽ステーションホテル。

発車時刻まで1時間あったので汗で濡れたシャツを着替えていると茂倉林道を降ってきたという登山者が1名やってきた。山談義をしているうちに日が暮れて周囲は真っ暗。やがてやってきた最終電車に乗り込み土合駅で下車して帰路に着いた。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名山 鏡台山 天狗山 大・小鐘ヶ原山

0掃部ヶ岳方面_6509
     Photo0 ガスが流れ一瞬見えた掃部ヶ岳方面
記録
日程:2017,09,27
メンバー:安田

9/27日 天候 曇り :
コースタイム:高崎市営駐車場(7:08)→榛名神社随身門前(7:15)→天狗山登山口(7:23)→鏡台山コル(7:42)→鏡台山南峰(8:00~8:15)→鐘ヶ原山分岐(8:44)→天狗山東峰(9:00~9:13)→鐘ヶ原山分岐(9:24)→大鐘ヶ原山(9:51~9:58)→展望ポイント(10:13~10:20)→地蔵峠(10:27)→林道分岐(10:50)→高崎市営駐車場(10:57)
行程8.1km 累積標高771m     ルートマップは ここ です。

榛名湖を取り巻く山々は遠くから見てもその山容から名前がわかるが榛名湖からちょっと離れた中腹の山は榛名山の大きな山容に埋もれてしまい姿さえ解らない。榛名山中腹の榛名神社近辺の”山と高原地図”に赤線ルートが記されている鏡台山や天狗山は遠くから目立つ山でもなく登山者も少ないようだ。今回は鏡台山、天狗山、大・小鐘ヶ原山というマイナーな山を巡ってみた。

榛名神社参拝者向けの高崎市営駐車場に車を止め、榛名神社の大鳥居をくぐって宿坊や土産物店が並ぶ参道を進むとやがて随身門が見えてくる。
1榛名神社随身門_6478
     Photo1 榛名神社随身門 赤い欄干の手前で右折

以前榛名神社に参拝したときには林道入口などは全く気に留めず全く記憶に無かったが、今回は登山目的なので林道入口を探しながら歩いてきた。歩いてみて初めて随身門手前に林道入口があることがわかった(地図通りといえばそれまでだが)。やはり目的意識がないと記憶に残らないものだ。

随身門前の赤い欄干の橋の手前で右折して林道を進み、林道分岐を過ぎるとやがて左側に赤い天狗山への登山口の鳥居が見えてきた。
2天狗山登山口_6480
     Photo2 天狗山登山口 一合目

登山口から登山道を進むと鏡台山コル。
3鏡台山コル_6481
     Photo3 鏡台山コル

ここで指導標に従って鏡台山を目指して右折するとすぐに尾根に出てまた右折すると樹林に覆われ展望が無い鏡台山北峰に到着。ピストンで戻って今度は南峰に向かった。南峯は低潅木に囲まれた大岩で、上に立ってみたが周囲はガスでホワイトアウト。
4鏡台山南峰大岩_6485
     Photo4 鏡台山南峰の大岩

駐車場からここまで時折青空が覗くこともあったが、湿度の高い空気が流れ込んでいるためガスが立ち込め微風でガスの流れがわかる程度。
天気予報ではこの時間晴れ予報だったので山にはガスがかかっていてもおそらく麓のほうは晴れあるいは曇りであろう。南峰の大岩の上で休憩後鏡台山コルまで引き返し次は天狗山を目指した、

山腹をトラバースする登山道を大・小鐘ヶ原山への分岐ポイントを探しつつ進むと漸く文字が書かれていることがわかる程度の朽ち果てた指導標の残骸?が木にくくりつけられていた。
5鐘ヶ原山への分岐_6487
     Photo5 大・小鐘ヶ原山への分岐

分岐する道の踏跡は薄いが位置的にもほぼ間違いは無いと確信し、天狗山に登ってから戻って大・小鐘ヶ原山へと向かうことにして登山道を直進、天狗山を目指した。
やがて天狗山西峰と東峰の尾根のコルに出たところで右折し天狗山西峰に着いた。途中古い鳥居があったものの山頂は樹林の中で展望は無い。一旦コルまで戻って今度は東峰を目指した。
コルから東峰に向かって赤い鳥居をくぐり、右手に小さな鳥居が立ち並ぶ登山道を登ると
6天狗山南峰への登り_6491
     Photo6 天狗山東峰への登路 小さな鳥居の列の横を登る

すぐに東峰に到着。石碑が立つ岩の列に沿って登山道を直進し少し降ると露岩に出た。
天候がよければ麓の箕郷や高崎さらには関東平野を一望と思われるが今日の天候では全くダメ。先端が裂けた岩を見ながら休憩し、
7天狗山尾根南端_6494
     Photo7 天狗山東峰尾根端の先端が裂けた岩

先ほど確認しておいた大・小鐘ヶ原山への分岐まで戻った。

大・小鐘ヶ原山への分岐から先は薄い踏跡が笹が茂った薄い雑木林の中へと伸びており少し進むと踏跡が消えてしまった。時折古いマーキングテープがあるものの生茂る笹の中に一部背丈の低いところを見出しながら進むと
8鐘ヶ原山への笹原_6499
     Photo8 生茂る笹を掻き分けて登る

やがて岩の上に立つ石碑群を発見。
9小鐘ヶ原山の石像群_6501
     Photo9 小鐘ヶ原山根の途中の石碑群

石碑群に沿って尾根に乗り先へと進むとやがて踏跡が現われてきた。踏跡が明瞭になると小鐘ヶ原山山頂。更に稜線を進むと大鐘ヶ原山山頂に出た。
大鐘ヶ原山山頂で休憩を取り更に稜線を進むとすぐに急勾配の降りととなり、周囲の木を手掛かりに下降。
途中展望のある露岩の上に出ると三ツ峰山が正面に見えたがあっという間にガスが流れて姿を消した。
10三ツ峰山_6504
     Photo10 瞬間ガスが途切れて三ツ峰山が見えた

更に降って低潅木の痩せ尾根端の展望ポイントに出ると隣の覗岩が見えたがすぐにガスの中に消えた。
尾根末端は切れ落ちており潅木に掴まっても下りられるそうであったが無理せず20mほど引き返して古いマーキングテープを見出して尾根から下降。
下降点から尾根末端までの踏跡が特に濃いのは下降点を見落として進んでしまい降れなくなって戻る人が多いからか?
下降した尾根側面には何箇所かかなり怪しい古いフィックスがあったが逸れに頼らず木に掴まって下降。先ほどの行き止まりになった尾根端を巻き降ると指導標とケルンのある荒れた林道跡に出た。
11地蔵峠_6512
     Photo11 地蔵峠

現在位置の書かれていなかったが位置的に地蔵峠と判断、指導標に従って榛名神社方面に降ると往路で分けた林道分岐に出た。林道分岐からは往路を駐車場へと戻った。

地図上で登山道が赤線になっているとはいえよく踏まれている登山道と比べれば今回歩いた道は破線レベル。山頂には指導標が立っていたが分岐では朽ちていたり無かったり。天狗山から小鐘ヶ原山間では不明瞭な踏跡を笹を掻き分けながら進んだ。先日歩いた 黒髪尾根・相馬山周回 時のスルス岩から林道までのバリルートの降りと同程度であった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

女峰山 霧降高原から

0女峰山_6456
Photo0 P2209を過ぎた痩尾根から見た女峰山
記録
日程:2017,09,24
メンバー:安田

9/24日 天候 晴れ :
コースタイム:霧降高原レストハウス(7:00)→小丸山展望台(7:28)→赤薙山(8:30~8:42)→奥社跡(9:23)→一里ヶ曽根(10:08~10:21)→水場(10:29)→女峰山山頂(11:21~11:53)→水場(12:28)→一里ヶ曽根(12:48~13:00)→奥社跡(13:44)→赤薙山(14:24~14:30)→小丸展望台(15:14)→霧降高原レストハウス(15:40)
行程14.1km 累積標高1615m     ルートマップは ここ です。

先日登った 温泉ヶ岳と根名草山 からは太郎山に妨げられて女峰山を見ることが出来なかった。宇都宮から日光への途中で女峰山が良く見えるがやはり山の上から見てみたいと思い、どうせなら登ってみようと思い出かけた。
女峰山への登路は幾つかのルートがあるが一番距離が短かった志津乗越からのルートは林道が途中で封鎖され、志津乗越まで車で入ることが出来なくなってしまって今では女峰山へはバス便もあり交通至便な霧降高原からがメインルートになっているようだ。
今回は霧降高原レストハウスの大きな駐車場に車を停めて入山。
1霧降高原レストハウス_6448
     Photo1 霧降高原レストハウス 左横の階段から上り始める

駐車場すぐの霧降高原レストハウスの横にある階段が1445段あるという天空回廊を登って行くと、
2天空回廊_6451
     Photo2 天空回廊の階段 青空へとのびる

途中までは上部が見渡せないのでよかったが登るに従い直線状に伸びた階段が目に入り気力喪失。女峰山への試練と思いなおして上を目指した。登山中の階段登りが疲れることを知っていたのでゆっくり登って階段終点の小丸山展望台に到着。階段1445段で標高を230m稼いだ。
展望デッキの横を通り、鹿柵の回転ドアを過ぎるとすぐに小丸山山頂。
3小丸山山頂と赤薙山_6453
     Photo3 小丸山山頂 奥にはこれから登る赤薙山

正面には赤薙山が見えた。
赤薙山の途中までは背の低い笹の中を登るがいったいどれが登山道かわからないほど踏跡が錯綜し中には深く侵食された道もあって、どこを歩くか先を見ながら登りやすそうなところを選んで登った。
やがて笹原が途切れて樹林の中に入ると土が流され木の根がむき出しの踏跡があちこちに。迷うようなことは無いので山頂を目指してのここも歩きやすそうなところを登った。

鳥居と祠のある赤薙山山頂に着くと先行者休憩中。
4赤薙山_6474
     Photo4 赤薙山山頂

先行者が全て出発するまで休憩し後を追うように歩きだした。ここからは明瞭な一本の登山道になり樹林の尾根を進む。気持ちよい道をアップダウンを繰り返して進むと山頂が木立に囲まれた広場、雪が付いた季節には格好のテント場になりそうな奥社跡に出た。
5奥社跡_6455
     Photo5 平らな広場のある奥社跡

奥社跡で道は左に折れ、アップダウンを繰り返しながら尾根を進むと左眼下には川又湖、更に遠くには会津方面の山並みが見えたが・・・・どれがどの山か解らず知識不足。
道が珍しく岩稜に差し掛かったところでは左手に女峰山の姿が見え白い雲は上空に留まったまま。
6痩尾根_6457
     Photo6 稜線上の登山道 色付いた葉もチラホラ

爽やかな微風もあり気持ちよい。
やがて尾根道は岩がゴロゴロ積み重なった一里ヶ曽根(独標)でた。
7独標_6459
     Photo7 一里ケ曽根(独標) 目指す女峰山が一望できる

目指す女峰山は左から右に弧を描いた尾根の先にある。日光市街から直登する尾根もはっきり見渡せた。このあたりでは男体山は女峰山に隠れ見ることが出来ず。女峰山からの展望を楽しみに先を急いだ。
一里ヶ曽根(独票)を降りはガレて歩きにくく、その下の樹林帯へ入り込む登山道がよく解らない。ガレを降るとやがて侵食された岩ゴロゴロの登山道に自然に導かれ水溜りのあるコルまで降った。
8水場分岐_6461
     Photo8 水場分岐 水場は指導標からすぐ

コルからは歩きやすい道となりすぐに水場分岐の到着。分岐といっても水場までは20m足らずであった。
コルから登り返し、P1318で道が左へ曲がると周囲の木立も低くなり正面にP2463.7とその奥の女峰山山頂に人の姿が見え出した。
女峰山北斜面では葉が色付き始めていてあと1、2週で紅葉を迎えそう。
9女峰山北斜面の紅葉_6464
     Photo9 女峰山北斜面は色付き始め

気持ちよく稜線を歩きP2463.7へフィックスロープのある岩場を登れば頂稜歩きとなり、背の低い樹林の中を進むと山頂の祠前に出た。
10女峰山山頂の祠_6466
     Photo10 女峰山山頂の祠

更に少し進むと岩の積み重なった山頂。
11女峰山山頂_6469
     Photo11 女峰山山頂

数人の登山者が休んでいたがやがて日光方面からガスが湧きあがり写真を撮る間のなく大真名子小真名子は見えなくなってしまった。
昼食で時間を過ごすがやがてガスが隣の帝釈山とのコルを越えるようになってきた。
天気予報によれば”夕方は関東周辺の山ではところによって雨”を思い出し展望が得られるほどに回復は無理と判断し山頂を後にした。
下山途中一里ヶ曽根辺りからは周囲はガスに包まれ全く展望なし。
休憩途中山頂で知り合った水戸からの登山者に追いつかれ、以降は山談義をしながら下山。ガスでホワイトアウトしただただ踏跡を追っての下山。単独行にとっては景色が見られず黙々と歩く修行のような歩きから逃れることが出来た。感謝。
12_天空回廊6475
     Photo12 ガスに覆われた帰路の天空階層の階段 降る先は奈落?

登りのときの青い天に登って行くような階段、降りの時は白い底なしの世界へ降る階段。まさしく天空回廊であった。季節によってはキスゲ見物、時期によっては雲海を見ることが出来るらしいが、今回は幸運というべきか否か判断に迷うところ。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

温泉ヶ岳(ゆせんがたけ) 根名草山

0温泉ヶ岳_6427
     Photo0 根名草山からの下山途中に漸く姿を現した温泉ヶ岳
記録
日程:2017,09,19
メンバー:安田

9/19日 天候 晴れ :
コースタイム:金精トンネル駐車場(7:42)→金精峠(8:08)→温泉ヶ岳分岐(8:47)→温泉平(8:57)→水場(9:20)→念仏平非難小屋(9:32)→根名草山(10:11~10:30)→念仏平非難小屋(11:09~11:18)→温泉平(11:49)→温泉ヶ岳分岐(12:04)→温泉ヶ岳(12:12~12:32)→温泉ヶ岳分岐(12:38)→金精峠(13:08)→金精トンネル駐車場(13:27)
行程10.7km 累積標高1053m     ルートマップは ここ です。

台風一過で天気が良さそうなので、連休も過ぎたことだし山行する人が少ないだろうと思い奥日光に出かけた。
自宅からだと奥日光は東北道経由、関越経由にしてもほぼ同距離なので関越経由として沼田ICで降り、沼田から金精峠までR120を走って金精トンネルを通過、群馬県から栃木県に入るとトンネル出入口にある金精峠駐車場に車を停めた。
駐車場には7時30分に到着したが20台は停められそうな駐車場は8割がた埋まっていた。紅葉シーズンには路上駐車もあるというほど混雑するようであるがまだシーズン前さらには連休明けとあって空いていると思ったのだが・・・・。

金精峠駐車場のすぐ横の登山口から金精峠を目指して登りだしたが急登で木段のステップも大きく、場所によっては道が侵食されていたりしてかなり大変。
崩壊地をトラバースして登り詰めると勾配が緩み、斜面をトラバースするようになるとやがて金精神社の祠が見え出して金精峠に到着。
1金精峠_6395
     Photo1 金精峠 温泉ヶ岳と金精山の鞍部

日光方面は展望が開けているが群馬県側はわずかに菅沼?のみの展望。(後で沼の形を検討したら大尻沼。手前の丸沼菅沼は足元の樹林に隠れていた。)
金精神社の背後には金精山が見えるがガスで覆われて山頂までは見えず。
ここまで30分弱の急登であったが一休みするには早すぎ、尾根を右折して温泉ヶ岳・根名草山へ向かっての尾根を歩き、途中何箇所か展望の開けるところがあったが登山道は殆ど樹林の中を進み温泉ヶ岳山頂への分岐に到着した。
2温泉ヶ岳分岐_6434
     Photo2 温泉ヶ岳分岐

ガスで山頂からの展望が期待できないので帰路に立ち寄ることにして先へ進んだ。
温泉ヶ岳山頂を巻くように笹の茂る登山道を進み温泉平と書かれた鞍部に出ると漸くガスが切れ始め右手に太郎山、大真名子、男体山が見え出し、切込湖の姿も確認できた。
ガスが無くなれば展望が得られるので岐路での回復を願って更に先へ進むと、やがてチョロチョロ流れる沢に出合い渡渉、すぐに旧念仏平避難小屋跡に到着。すぐに最終水場との看板があり念仏平避難小屋までは15分と書かれていた。
3水場_6411
     Photo3 水場 旧念仏平避難小屋跡

樹林の中を進んで念仏平避難小屋前を通過、シラビソの樹林の中をダラダラ登って降り登り返すと露岩のある細尾根に出た。ここからは群馬方面栃木方面と左右の展望が得られたが帰路に立ち寄ることにして先へ進むとすぐに根名草山山頂に到着。
4根名草山山頂_6415
     Photo4 根名草山山頂

山頂からは右に高薙山が見える程度で尾瀬方面は樹林に遮られて見えず。
5高薙山_6418
     Photo5 根名草山からの展望は高薙山くらい

日光沢へと降って行く道の単なる通過点といったところだが、ここから先へ進むと車まで戻るのが困難になるので山頂で休憩して引き返した。
細尾根の露岩の上に立って展望を楽しみ、念仏平避難小屋目指して下りながら途中樹林が切れた斜面で温泉ヶ岳のお椀を伏せたような姿を見出した。
6念仏避難小屋_6424
     Photo6 念仏平避難小屋

念仏平避難小屋の内部を覗いてみると整理整頓清掃が行き届き非常に綺麗でその上積雪期用の出入り口も用意されていてすばらしい。
7念仏避難小屋内部_6425
     Photo7 念仏平避難小屋内部

小屋から降って旧避難小屋跡を通り、温泉平まで来ると予想通りガスが消え上空の雲だけとなり日光の山々が先ほどよりくっきり見えていた。

いつもの事ながら山行中にもっと良い景色があるだろうと思いそのまま通過すると、天候が変わったり位置関係が変わったりして写真を撮るチャンスを逃してしまうことが間々あるのでここでパチリパチリ。
8正面太郎右が小真名子大真名子_6432
     Photo8 中央が太郎山 右が大真名子山 間に見えるのが小真名子山 切込湖 刈込湖

温泉ヶ岳の笹の巻き道は往路で通過したときよりも案外簡単に通過。やはり初体験のときは笹に覆われた踏跡を探してキョロキョロ、次のときは解っているので心の余裕が違うからであろう。

温泉ヶ岳の分岐で右折して樹林の中を登って行くとあっと井馬に山頂に出た。
9温泉ヶ岳山頂_6435
     Photo9 温泉ヶ岳山頂

ここは先へと伸びる登山道が無く行き止まり。三角点を中央にした広場で展望休憩。残念ながら日光白根山はガスの中だったが群馬方面の菅沼丸沼大尻沼その先には尾瀬への入り口片品村まで見えた。
尾瀬の燧ケ岳、先ほど登った根名草山は山頂も姿を現し、中腹の樹林の中には念仏平避難小屋の姿もあった。
10燧ケ岳根名草山の頭がチョッピリ_6437
     Photo10 シルエットが燧ケ岳 隣が根名草山のピーク

太郎山大真名子山は良く見えるが女峰山太郎山の後ろに隠れてわずかに山頂のみ見えた。見えるのは男どもと子供だけで・・・・女峰山は女性らしく慎み深くといったところか。
11男体山と戦場ヶ原_6442
     Photo11 手前から湯ノ湖 戦場ヶ原 中禅寺湖 左のシルエットが男体山

温泉ヶ岳山頂をあとに尾根道を金精峠まで戻り、金精山もついでにピストンで登ろうかと思案したが・・・・。
12金精神社と金精山_6397
     Photo12 金精峠 金精神社とその後ろに金精山

登山道は金精山を越えて白根山方面まで伸びているし周回も可能なので次の機会に登ることにし急登を降り駐車所へと戻った。
金精山と温泉ヶ岳は紅葉の時期に戦場ヶ原から見るのが良いようだ。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

白砂山・八間山周回

0白砂山_6374
     Photo0 白砂山 左の稜線は佐武流山へ 右の稜線は稲含山三国峠へ続く
記録
日程:2017,09,15
メンバー:Sさん、安田

9/15日 天候 曇りのち晴れ :
コースタイム:白砂山登山口(6:17)→ハンノキ沢(6:31)→地蔵峠(7:01~7:06)→地蔵山(7:26)→堂岩の泊地(8:17~8:28)→堂岩山(8:55)→堂岩山分岐(9:01)→猟師の頭(9:28)→白砂山(10:25~10:53)→猟師の頭(11:42~11:51)→堂岩山分岐(12:01)→中尾根の頭(12:29)→黒渋の頭(13:10~13:34)→八間山(14:07~14:37)→野反湖見晴(15:18)→八間山登山口(15:48)→池の峠(15:58~16:12)→白砂山登山口(16:30)
行程16.3km 累積標高1800m     ルートマップは ここ です。

思いもよらぬ台風18号の進路変更で予定していた山行は×。別案検討結果、台風とそれに伴う秋雨前線の影響がすくない群馬の白砂山に出かけてきた。
車のエアコンを働かせながら走っていて途中のコンビニに立ち寄って車から降りると・・・・・外のほうが涼しい。標高差による気温変化よりも一日の寒暖差が大きくなって秋の到来を体感した。

関越高速を渋川ICで降り、長野原経由で野反湖を目指し、以前 野反湖に来たとき に目をつけておいた野反湖展望台の駐車場に車を止め前泊。夜半に風が強くなってきたが想定内。
朝目覚めると周囲はガスで真っ白視界なし、肌に当たる霧雨を感じたがこの天気は9時頃までといった予報なのでゆっくり出発。
1白砂山登山口_6357
     Photo1 白砂山登山口

白砂山登山口から入山し、最初は細い登山道を登るがすぐに広く笹が刈られた道に出てダラダラと登りやがて下り始めるとハンノキ沢にでた。
2ハンノキ沢_6358
     Photo2 ハンノキ沢 木橋を渡って対岸へ

しっかり整備された木橋を対岸に渡り支沢に沿って登って行くとやがて登山道は沢を離れ一登りで地蔵峠に着いた。地蔵峠で休憩を取り歩き出すが依然周囲はガス。樹林帯を抜ける頃にはガスも晴れると思い先へ進む。尾根に乗るときにはても天候が回復してくるどころか雨粒を感じるようになってきた。
地蔵山を通過し堂岩の泊場へ登り返すところでは登山道が雨水で洗われ上から流されてきた石が堆積しザレ場となっていた。所々に苔むした石も見受けられるので、登山道が小岩でザレてしまってからはそう時間が経っていないようだ。
ザレ場が終わるとやがて勾配が緩み堂岩の泊場に到着。テントを設営できる平坦なスペースがあったが幕営するには駐車場から近く最近は使われていないのか?水場のへの案内板も下がっていた。

堂岩の泊場で休憩後尾根のアップダウンを繰り返すとやがて堂岩山山頂に到着。
3堂岩山_6360
     Photo3 堂岩山山頂 樹林の中で展望なし

展望が得られない山頂を通過して降るとすぐに八間山への登山道との分岐。
4堂岩山分岐_6361
     Photo4 白砂山と八間山への分岐 行きは直進白砂山へ 帰路は八間山方面へ

白砂山目指して直進するとやがてガスが消え始めこれから進む稜線が見え始めた。なだらかな稜線上を進み登り返すと猟師の頭に到着。振り返ると通過してきた堂岩山の姿が目に入った。
北斜面は既に色付き始め、日当たりの良い南斜面は一面の笹の緑、ところどころに立つ白樺の葉もまだ緑。稜線を境に季節が分かれていた。やがて北斜面から南斜面に彩が移るのもまもなくのことであろう。
5猟師ノ頭_6363
     Photo5 猟師の頭

猟師の頭から降り小さなアップダウンを繰り返すとやがて金沢レリーフといわれる本ルート唯一のちょっとした岩場が現われた。ここを過ぎると白砂山への最後の登りとなり登山道は尾根から南側の笹斜面へと移った。登り詰めた頂稜を更に進むと白砂山山頂。
6白砂山山頂_6368
     Photo6 白砂山山頂

天気予報どおり山頂では天候が回復し、赤城山・榛名山・浅間山と360°の展望が得られた。いつもの関東平野のほうから見える榛名山と違い逆に並んだ山々のシルエットが新鮮だった。
7榛名山_6376
     Photo7 榛名山のシルエット 左から水沢山・二ツ岳・相馬山・・・・・

休憩後来た道を堂岩山山頂手前の分岐まで戻り八間山へと伸びる尾根道に進路をとった。
8八間山への尾根_6379
     Photo8 八間山へ向かって快適な尾根道進む

分岐からは南斜面の笹の中に伸びた快適な登山道を左手に赤城山や榛名山を見ながら進み中尾根の頭に到着。
中尾根の頭から笹の中に伸びる快適な登山道を進み尾根の最低鞍部にまで下降。急登(ここまでがあまりにも緩やかだったので急登に感じた)を登り返すと黒渋の頭に到着。登山道を塞ぐように横たわった太い倒木に腰を下ろして休憩後、尾根上八間山へと伸びる登山道を進むと
9八間山への尾根_6381
     Photo9 黒渋の頭から八間山へと伸びる登山道

やがて八間山登山口からの道と合わさり、広場の片隅に崩れかかった雨量観測所が建つ八間山山頂に到着。
10八間山山頂_6384
     Photo10 広々とした八間山山頂 山名標柱の彼方には榛名山が

広々とした山頂からは浅間山や草津方面の展望も広がり榛名山や赤城山山麓まで見渡すことができるので昼間だけでなく夜景も楽しめる。
八間山から直進する登山道は富士見峠の登山口に降っているのでここで引き返し、もう一方の池の峠の八間山登山口を目指して降った。
先ほど通過した堂岩山からの尾根道との合流点を通過し、登山口へと降ってゆくと野反湖見晴と書かれた道標が立っていたが木が生長して展望なし。道標を立てたときには眼下に野反湖を見渡せたのであろう。
やがて登山道の勾配が緩み樹林の中を降って行くと登山口に到着。
11八間山登山口_6390
     Photo11 池の峠八間山登山口

登山口のある池の峠パーキングを横切って舗装道路に平行した登山道を進み池の峠への指導標を過ぎるとまもなく展望が開けた池の峠に到着。池の峠からは野反湖とそれを取り囲むエビ山を中心とした山々が見えた。富士見峠の向こうには浅間山篭ノ塔山の山塊がくっきり。
12野反湖と浅間山_6391
     Photo12 池の峠からの野反湖展望中央のシルエットは浅間山篭ノ塔山塊

普段見慣れている八ヶ岳方面からとは違って逆に並んでいる山々のシルエットも新鮮であった。

池の峠で一休みして木段の道を降りやがて笹が刈り払われた道となると朝通過した白砂山への登山道と合流し、まもなく白砂山登山口へ出て白砂山八間山の周回を終えた。

岐路で立ち寄った道の駅六合の応徳温泉くつろぎの湯は内湯のみであったが掛け流し。休憩できる大広間まであって400円。湯がすばらしかった。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

上州武尊山・剣ヶ峰山周回

0武尊山への稜線_6338
     Photo0 剣ケ峰山からの上州武尊山
記録
日程:2017,09,09
メンバー:安田

9/9日 天候 晴れ :
コースタイム:裏見の滝駐車場(7:24)→林道終点駐車場(7:54)→須原尾根分岐(8:04)→武尊神社下降点(8:54~9:00)→最初のクサリ場(9:46)→武尊山山頂(10:28~11:10)→剣ヶ峰山分岐(11:57)→剣ヶ峰山(12:05~12:24)→剣ヶ峰山分岐(12:32)→H1590(13:28~13:35)→武尊沢渡渉点(13:42~13:47)→須原尾根分岐(14:26)→林道終点駐車場(14:37)→裏見の滝駐車場(15:02)
行程13.5km 累積標高1360m     ルートマップは ここ です。

漸く雨があがって青空が出てきたので上州武尊山に出かけてきた。2,3日晴れるらしいが土曜日曜は高速割引があり日曜日は帰りのときに関越の渋滞にかかるのでそれを避けようと、登山道はまだ濡れて歩きにくいかもと思いつつ出発。
今まで武尊山には2度ほど登ったが今回は一般的な穂高神社から歩き始め、武尊山から剣ヶ峰山を周回するコース。
残雪期に川場スキー場から登ったとき にちょっと難儀した剣ヶ峰山からの下りが雪が無いときにはどうなっているかの確認の意味もある。

舗装路が終わる武尊神社裏見の滝駐車所から歩き出し林道を進むと林道終点の駐車場にも既に数台が駐車。ここまで車で入ればよかったと思ったが満車を懸念して手前で駐車した。
1裏見の滝駐車場_6289
     Photo1 武尊神社 裏見の滝駐車場から歩き出します

林道終点の駐車場から更に林道を進み、直進すると剣ヶ峰山へのルートを須原尾根分岐で左折して
2須原尾根分岐_6291
     Photo2 武尊山へのコースと剣ケ峰山へのコースの分岐点 須原尾根分岐

尾根斜面を登ると須原尾根稜線に出た。
樹林の中であるが漸く隣の尾根も樹林越に垣間見ることが出来るようになったところで休憩。休憩後武尊山に向かって尾根を進むとすぐに手小屋沢避難小屋への分岐、直下にはカマボコのような屋根が見えた。
ドロドロヌタヌタでしかもところどころに露出した木の根で歩きにくい登山道を進むと最初のクサリ場が登場。
3クサリ場Ⅰ_6296
     Photo3 濡れてスベスベ・ドロドロのクサリ場

岩も濡れて滑りやすくなっているのでクサリを使うとステップがどうも具合悪いのでクサリを使わずに自分に合ったステップとホールドを選んで登った。
次がロープの下がった岩場で先ほどのクサリ岩場同様ロープを使うと岩が濡れ先行者の靴の土も付いているのでここもロープを使わずに突破。
少し歩くとクサリ場が連続して現われ、これを越えると道の周りは疎林になってきた。
やがて樹林を抜け出すと正面には剣ヶ峰山や獅子ヶ鼻が見え出し、武尊山山頂まであと少し。しかし登山道は水で侵食されて抉られていて両側はハイマツで遮られ展墓が無い。
ハイマツの中を進み突然開けた山頂に飛び出すとさすがに土曜日何組何人かの登山者が休憩、景色堪能中。
4上州武尊山山頂_6306
     Photo4 上州武尊山山頂

谷川岳、巻機山、越後駒ケ岳、平ヶ岳、至仏山、燧ケ岳、会津駒ケ岳、男体山、日光白根山、皇海山、赤城山・・・・・・。数多くの百名山が見えるが富士山は見えず。
5至仏山と燧ケ岳_6311
     Photo5 左:至仏山 右:燧ケ岳 奥に見えるのが会津駒ケ岳

八ヶ岳はそれらしき姿はあるものの・・・・・。もう少し気温が下がり空気が澄んでくるとさらにすばらしい展望になる。
6家ノ串と前武尊山_6315
     Photo6 中ノ岳 家ノ串 前武尊へと続く稜線

武尊山山頂で大休止の後、中ノ岳方面に進み右折。剣ヶ峰山を目指して平らなスレート破片が積み重なった歩きにくい急斜面を降った。
7剣ヶ峰山_6318
     Photo7 剣ケ峰山への稜線 尖っているのが剣ケ峰山

分岐左側にはロープが張られ整備中と書かれた笹を刈り取った道が下に伸びていた。登ってきたときに手小屋沢避難小屋を過ぎたところにも同じようなところがあったのでおそらく今までのルートとは違った登山道が切り開かれているのかも?
トレールランの大会があるようなのでそのときに使われる道かも?両方の入口から道が切り開かれていれば、クサリ場を通過せずに武尊山へ登ることが出来そうある。

急斜面を降り終えると尾根筋に出てここからは両側に展望が広がるスカイラインとなった。残雪期に来たときは笹は雪の下になり、所々に生えている松は樹氷になっていた。雪の無いときに歩いてみるとやはり残雪期のほうが歩きやすい。

やがて道は剣ヶ峰山尾根からはずれ下りだすと剣ヶ峰山から武尊神社へのコースの分岐に出た。分岐からは濡れて滑る岩がゴロゴロの急斜面を登りだし、岩場を登ると剣ヶ峰山山頂。
8剣ヶ峰山山頂_6335
     Photo8 剣ケ峰山山頂 川場スキー場から武尊山への登山道の一部

道標に山名と標子を書いた板がさがっているが、登山道の通過点といった感じ。登ってきた山頂直前の岩場が残雪期に難儀したところ。雪が付くと降るときにはちょっと嫌らしい。

剣ヶ峰山山頂から分岐まで戻り、武尊神社へのルートに入った。水に洗われて露出し、濡れて滑りやすくなった機の根、表面に苔が生えていかにも滑るといった岩、ドロドロヌルヌルの泥と格闘しながら降るがかなり手ごわい。
9獅子ヶ鼻_6345
     Photo9 降る途中から見た獅子ヶ鼻(積雪期のみ登れる)と左に玉原湖

勾配が緩んで木の根を掴んでの下降もそろそろ終わるかと思われたH1590mあたりで休憩して更に降ると武尊沢渡渉点に到着。
10武尊沢_6348
     Photo10 武尊沢渡渉点

武尊沢渡渉点からは尾根の襞を巻くようにトラバース気味に降り、途中何箇所かの小沢を横切るとやがて丸太が数本丸木橋のように折り重なった沢に出た。対岸からは道幅が広がり砂利道となったのでこの沢が林道終点と思われる。
林道を進むとすぐに今朝右折した須原尾根分岐。ここからが林道をダラダラと降り、駐車場を横目に見て林道歩きに飽き飽きすると武尊神社が見え出した。武尊神社を過ぎるとすぐに裏見の滝駐車場、武尊山周回山行を終えた。







テーマ : 山登り
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御陵山(おみはか山)

0御陵山_6066
     Photo0川上村越しに見える御陵山(右奥の濃い色の山)

記録
日程:2017,08,09
メンバー:Sさん、Mさん、安田

8/09日 天候 晴れ :
コースタイム:馬越峠駐車場(9:02)→P1720(9:48~10:04)→御陵山(10:30)→三角点(10:35)→御陵山(10:39~11:08)→馬越峠駐車場(12:19)
行程13.2km 累積標高1264m     ルートマップは ここ です。

太平洋高気圧が弱いとかいろいろ原因が重なって日本の近くでウロウロしていた台風5号、”長寿台風”と言うらしい。長寿社会を迎えているので台風まで長寿になった?  まぁ、長寿社会で老害が叫ばれている折、台風も長寿だとやはり害が大きく招く混乱も大きい。
昔学校で学んだ夏の気圧配置”南高北低”にならないので梅雨明け10日も???晴れ間は殆ど行方不明。お日様が顔を出さないならそれなりに涼しくても良さそうだが・・・・。そうは問屋がおろさず、高湿度のオマケ付き。

天気予報を眺めていると久しぶりに雨マークが消えたので貴重な一日を楽しもうと長野県の川上村と南相木村の境にある御陵山(おみはか山)へ出かけてきた。
登山口は昨年登った 男山・天狗山 登山口の道路を隔てた反対側にあるので昨年同様馬越峠の駐車場を利用。
1御陵山登山口_6056
     Photo1 御陵山登山口(左の斜面にある踏跡から入山)

駐車場から道路を横切って落石防止用の金網の横から昨日の雨で滑りやすくなっている急登の登山道を登るとすぐに尾根に出た。
2木漏れ日の登山道_6057
     Photo2 尾根上の登山道

ここからは両側雑木林の尾根上の歩き易い登山道を進むとやがてロープのある岩場が登場。岩の周囲が濡れているので慎重を期してロープに頼って登り更に先に進むと2番目のロープ場登場。
3ロープの架かった岩場_6058
     Photo3 2番目のロープ岩場 登ると展望露岩

これを登ると南相木村が見下ろせる露岩上に出た。登ってきた尾根のほうを見ると天狗山、更にその奥には男山が見えたが背景の八ヶ岳は雲に隠れていた。
4天狗山 _6061
     Photo4 天狗山奥は男山 雲に隠れて八ヶ岳は見えず

八ヶ岳のほうから眺めると男山が雲で隠れていることが多く、丁度小海線に沿って雲がでることが多いようだ。日本海側から千曲川に沿って登ってきた空気と富士川沿いに登ってきた太平洋側の空気がちょうど交わる地点となっているからか?

露岩から再び雑木林の尾根を進むと木の葉越しに麓の川上村のレタス畑が見え隠れする。本日の東京の気温予想は37℃との予報だったが尾根を越ええる北からの風は爽やかそのもの。ザックを背負った背中には多少発汗で濡れたものの、半袖の腕は汗が風で蒸発し汗ばむことは無かった。気持ち良いことこの上なし。
やがて送電鉄塔が見え出したP1720で休憩。一旦降って送電鉄塔下を通りやや勾配が増した登山を進むと崩れかかった社のある御陵山山頂に出た。
5御陵山山頂_6060
     Photo5 御陵山山頂

川上村方面と、南相木村の御座山(おぐら山)の展望が良いが
6御座山_6059
     Photo6 隣の御座山

休憩する木陰が殆ど無いので更に先へ伸びている登山道を進み三角点のあるピークまで進んだ。しかしここは樹林に覆われ展望無し。
7三角点のあるP1822_6062
     Photo7 三角点のあるP1822.5

再び御陵山山頂まで引き返し、どうにか登山道横の小さな木陰を見つけて暫しの休憩。
やがて我々の後からやってきたパーティも見ていると我々と同じような行動をとっていた。早いところで休憩ポイントをきめたのは大正解で照りつける太陽光を浴びず、尾根を渡る涼風の気持ちよさで大休止となってしまった。

御陵山からは来た道を戻り、駐車場に着いたのが正午ちょっと過ぎだったので3時間ほどで尾根歩きハイキングを終えた。
このとき駐車所に停めておいた車で気温を確認すると22℃。3000m級の尾根を歩くのと同じような温度、しかも直射日光を受けなかったので日焼けによる皮膚のピリピリ感も無し。ちょっとした避暑山行の穴場かも。

下山後は川上村に来るたびに立ち寄るマーケットに向かい、同行者はワンコインでお釣りのくる新鮮レタスとキャベツを購入。お次はこれまた良く立ちよるヘルシーパーク川上で開いたばかりの風呂で汗を流しついでに新鮮野菜サラダがたっぷり添えられた食事を摂って満腹。いつもの生活習慣で建物の外はサウナ状態かと覚悟をきめてドアを開けると外も室内と同じで快適。帰宅して車の外に出たらやはりムシムシしている現実に戻ってしまった。

今回の山行で味をしめどこか手軽に楽しめる良いところはないかと探しながら天気予報を見ればまたこの先しばらくは天候が思わしくなく雨マークの行列。
今年の夏山はどうなってしまうのでしょうか?



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