日光 社山 大平山 黒檜岳とクリンソウ

0クリンソウ_8819
     Photo0 千手ヶ浜のクリンソウ
記録
日程:2018,06,08
メンバー:Sさん、安田
06/08天候 晴れ :
コースタイム:歌ヶ浜駐車場(5:05)→阿世潟(6:00~6:09)→阿世潟峠(6:26)→アンテナ(6:44~6:54)→社山(7:36~7:58)→屈曲点指導標(8:22)→P1816(9:08~9:26)→H1936(10:00)→大平山分岐(10:07)→大平山(10:28~10:50)→大平山分岐(11:15)→黒檜岳分岐(11:30)→黒檜岳(11:34~12:00)→H1550(12:53~13:04)→黒檜岳登山口(13:39)→千手ヶ浜(14:31~15:26)→菖蒲ヶ浜(15:39~15:51)→歌ヶ浜(16:18)
行程17.6km 累積標高1321m(歌ヶ浜から千手ヶ浜まで)    ルートマップは ここ です。

車移動での山行だとどうしても周回ばかりになってしまうので縦走を試みようとすると登山口と下山口の間は公共交通機関を使うことになる。
この前 茶ノ木平から清滝 まで縦走したときは”いろは坂”でバスを利用したが、今の季節だけ運行する中禅寺湖遊覧船利用を利用する縦走を思いたち日光に出かけた。
今回歩いたのは中禅寺湖畔の歌ヶ浜駐車場に車を停め、南岸遊歩道の阿世潟から取り付き社山を経由し途中大平山に寄り道、黒檜岳山頂から湖畔の登山口に降り、千手ヶ浜までの間にあるクリンソウを観賞後、遊覧船で歌ヶ浜に戻る”山歩き+花観賞+遊覧船”というめったに体験できないコース。

早朝の歌ヶ浜駐車場は車中泊と思しき数台の車が停まっていたが準備をしている人の姿を見ると皆さん釣りが目的のようだ。時々見かける釣り人を横目に湖畔の遊歩道を歩いて阿世潟で早くも休憩。今日は千手ヶ浜から歌ヶ浜に戻る午後の遊覧船の時間に合わせたのんびり歩きとたっぷり休憩。阿世潟から阿世潟峠への登りで汗ばんだがそのまま進んでアンテナのある小ピークで休憩。
左に足尾の銅親水公園右に中禅寺湖を眺めながら休憩するうちに心地良い涼風で汗はいつの間にかに消え去った。
この辺りから尾根の立ち木は疎になり、尾根を越える涼風を受けながら昇り始めの太陽を背に標高を稼いで勾配が緩むと社山山頂に到着。
1社山山頂_8798
     Photo1 社山山頂

山頂は中禅寺湖側が黒檜(ネズコ、クロベ)の樹林で展望が無く足尾方面しか展望が得られない。
休憩後山頂から少し進んだ広場の右から黒檜の密林に突入。良く見れば踏跡があるような無いような急斜面を歩きやすそうなところ選びながら降ると、古い目印テープが現われるがすぐに密林は終わりガレた尾根に出た。尾根上を直進し笹の急斜面の中に伸びる明瞭な踏跡を辿ると笹原の中に指導標が現われた。
積雪期に歩いたとき はここで右折し中禅寺湖の大日崎へと続く尾根を降ったが今日はここで左折し黒檜岳方面日進んだ。
やがて踏跡は笹に覆われ解りにくくなるが足で笹を掻き分けるとしっかりした踏跡が現われる。同時に縦横無尽に獣道が現われ所によっては人間の踏跡よりも濃い。
2 P1792から先の尾根を望む_8802
     Photo2 三角点P1796から黒檜岳方面の笹尾根を望む

ついつい獣道に入り込んでしまうが・・・・獣道はピークを巻くように進むが人の踏跡はピークを踏むようについている。
時々惑わされるがそのたびに膝丈の笹原の中を"ヤブ漕ぎ”。
北アルプスかと勘違いするような視界の開けた尾根を進むとコルではところどころに笹が剥げた小さな土面が現われた。中は動物の足跡だらけなので降雨後はどうやらヌタ場になっているようだ。
ヌタ場にはあちこちから獣道が来ているので人間の踏跡と判別するのが大変。とにかく一番近いピークを目指すとやがて消えていた踏跡が現われる。
笹尾根の途中からはガレて茶色に見える足尾の 中倉山から沢入山 へ続く尾根が良く見え、コルには"孤高のブナ"孤高のブナ" も見えた。
3中倉山_8808
     Photo3 足尾の中倉山から沢入山へと続く尾根

笹原の尾根を進むとやがて左前方に大平山が見え出し、
4大平山が見えてきた_8809
    Photo4 左前方に見えるのが大平山

もう少しで樹林帯へ入るという地点で久々に指導標が現われたが大平山方面を指示す標記はない。
5太平山分岐_8810
     Photo5 大平山分岐 大平山への指導標は無い

しかし分岐する踏跡があったので辿るとすぐに薄くなりやがて消えてしまった。
地形図上は大平山へと続く広い尾根なので帰路の目印代わりに左側の笹原と樹林の境界に沿って進むと古い目印テープが時折現われるものの倒木と腐りかけた落ち葉で道が良く解らない。
適当に前進するとやがて足尾方面の展望が開けた太平山山頂に到着。
6太平山山頂_8811
     Photo6 樹林の中の大平山山頂 足尾方面展望あり

さらに薄い踏跡が伸びているがおそらく足尾へ尾根を降る道であろう。

大平山から分岐まで引き返し黒檜岳へ方面に進むとすぐに踏跡は樹林の中を進むようになった。今までと違い目印が豊富で次々にそれを追うように進むと黒檜岳分岐に到着しここを左折するとすぐに樹林に囲まれ全く展望が得られない黒檜岳山頂に着いた。
7黒檜山山頂_8813
     Photo7 樹林で展望が全く無い黒檜岳山頂

黒檜山から栃木群馬県境の尾根へと続くのであろう登山道を遮るように横たわる倒木に腰掛けて、遊覧船の時間を見計りながらたっぷり休憩を取るが樹林に遮られて日差しが届かないのでチョット肌寒い。黒檜岳から分岐まで戻り指導標に従って直進、千手ヶ浜目指して降った。

始めは比較的樹高が高い黒檜の森、次第に林層が変わって咲き終わりのシロヤシオ、やがてわずかに花が残る石楠花のヤブを抜け、降り勾配が増したH1550で休憩をとった。
左手の樹林の中に時折覗く中禅寺湖の青い水面を見ながら降るとやがて傾斜が緩みと歌ヶ浜から続く中禅寺湖畔南岸遊歩道の黒檜岳登山口に出た。

黒檜岳登山口からすぐの真新しい千手堂の前を横切って
8男体山_8821
     Photo8 千手堂付近の橋の上から見た男体山

すぐの沢の両岸に色とりどりのクリンソウを発見。しばらく花観賞であちこちうろついた後遊歩道に戻り、千手ヶ浜を目指すと徐々に人出が多くなりやがてネット情報やパンフレットで紹介されているクリンソウ自生地が現われた。
9クリンソウ_8823
     Photo9 沢の水辺に咲くクリンソウ

周囲は鹿防御ネットで囲まれ中一面クリンソウが咲き誇っていたが先ほど沢の水際に咲く色とりどりのクリンソウを堪能したばかりなのでここは素通り。

千手ヶ浜に着いて水辺で遊覧船乗船まで間、湖面を渡る風にあたって過ごすうちの船が到着。
10千手ヶ浜_8827
     Photo10 千手ヶ浜に近づく遊覧船 これに乗って歌ヶ浜に戻ります

乗船した船は菖蒲ヶ浜から船の液に向かうため、菖蒲ヶ浜で一旦下船し次の船に乗り換えて歌ヶ浜に戻った。

歌ヶ浜から阿世潟・社山までは一般ルート。社山から黒檜岳までは破線ルートだが笹原の尾根歩きで日光とは思えない好展望の尾根歩き。
黒檜岳からの降りは一般ルートだが樹林の中で展望全くなく、我慢して降り千手ヶ浜が近づくと様々な色のクリンソウが咲き乱れ中には斑入りの花も見られた。
距離も長く時間も掛かったが素晴らしい山行であった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

金峰山 八丁平

0金峰山山頂_8772
     Photo0 大賑わいの金峰山山頂
記録
日程:2018,06,02
メンバー:安田
06/02天候 晴れ :
コースタイム:瑞牆山荘(7:06)→富士見平小屋(7:38)→鷹見岩(8:26~ 8:42)→大日小屋(8:59)→大日岩分岐(9:25)→砂払ノ頭(10:08~10:17)→金峰山山頂(11:02~11:20)→金峰山小屋(11:40)→砂払ノ頭(12:09)→大日岩分岐(12:46~12:54)→八丁平登山道分岐(13:34~13:37)→小川山瑞牆山分岐(14:15~14:24)→ 富士見平小屋(14:38)→瑞牆山荘(15:05)
行程14.4km 累積標高1495m     ルートマップは ここ です。

長野・群馬・埼玉の県境の山、三国山に群馬県側から登ったとき山頂から長野県川上村の彼方に小川山と金峰山が見えた。金峰山は奥秩父の甲武信ヶ岳から続く山梨・長野県境の大弛峠からと積雪期に川上村の廻り目平から登ったことがあるが、今まで金峰山へのメインルート瑞牆山荘の登山口からは登ったことが無かった。今年は例年より季節の移ろいが1、2週間早いのでそろそろ石楠花が終わって山が静かになってきただろうと思い金峰山・瑞牆山へのメインルートである瑞牆山荘から登ろうと思い出かけた。

中央高速を須玉ICで降りて右折、R141を清里方面に進み西川橋西詰の交差点で右折、道なりに進んで塩川ダムに突き当たったところで左折し信州峠手前で瑞牆山荘目指して右折した。林間の快適な舗装道路を走って瑞牆山荘前で左折し、市営駐車場に着いてみると広い駐車場が満車。仕方が無いので林道ゲート直前の路上駐車の列の最後尾に車を停めた。

瑞牆山荘前の登山口から
1瑞牆山荘_8795
     Photo1 瑞牆山荘 

良く踏まれて緩勾配の歩き易い登山道を瑞牆山と金峰山への登山道が分岐する富士見平目指して歩き出したがすぐにガイド登山のパーティに追いついてしまった。人数が多いので一気抜きさるとこちらのペースが崩れて後が思いやられるので、まだ歩き始めなので後についてトボトボ。少しして漸く気付くと道を譲ってくれた。交差する林道を横断して尾根に乗ると正面に瑞牆山と大ヤスリ岩が見えたが展望ベンチには休憩中の登山者がいっぱい。

富士見平小屋前には幾張りかのテントがあったが、そこかしに休憩中の登山者の姿があったので脱皮着替えも諦めて金峰山への登山道を進んだ。
樹林の中に伸びる黒土の緩勾配の道をダラダラと進み鷹見岩分岐で右折。鷹見岩目指して進むうちに今までの登山道とは一変して落ち葉が堆積し両側が石楠花のヤブの細い道になった。
石楠花の花のトンネルを抜けると大岩が現れ、真新しい鎖を使って登ると鷹見岩山頂に出た。
2鷹見岩山頂_8753
     Photo2 鷹見岩山頂 

鷹見岩からは多少ガスがかかっているものの瑞牆山や
3瑞牆山と飯森山_8754
     Photo3 瑞牆山と飯森山(手前) 

金峰山は良く見えたが、
4金峰山_8755
     Photo4 金峰山への尾根 左奥にピョコンと飛び出ているのが五丈岩 

南アルプスや八ヶ岳は雲がかかり、それぞれ幾つが頂が見えるものの全体像は見えなかった。全く登山者が登って来ないのでしばらく休憩し、鷹見岩分岐まで戻って再び良く踏まれた歩き易い黒土の道を進み大日小屋を通過する頃にはメインの登山道にも石楠花の花がチラホラ見え出した。

大日岩基部から急登になり登り切って尾根に出ると大日岩分岐のある広場に出た。ここからは樹林の尾根歩きとなり現在位置さえ解らないまま進んで小ピークを登り詰めると砂払の頭に到着。登山道横の露岩の上に出てみたが周囲の山々はガスで展望なし。
ここからは潅木帯になるので金峰山への尾根を見渡すことができ登山者が多いことに驚いた。登山路上は早朝から登り始めて既に山頂を踏み降ってくる登山者とのすれ違いや先行する登山者の追い越しもままならず、列の流れに身をゆだねて歩くうちに千代ノ吹上を通過、やがて五丈岩が近づいてくると金峰山山頂や下の広場は色とりどりの登山者で大賑わいだった。
5小川山_8775
     Photo5 金峰山山頂から正面に見える小川山 

山頂の岩場の上で休憩していると反対側の大弛峠からの登山者も続々到着。しかし川上村の廻り目平方面から登ってくる登山者は殆ど見受けられないので、休憩後の下山ルートは金峰山小屋経由で千代ノ吹上まで戻ることにした。
6瑞牆山と金峰山小屋_8776
     Photo6 遠くに瑞牆山 直下には金峰山小屋の屋根が見える

金峰山山頂からハイマツの中の道を金峰山小屋まで降り、小屋直前の分岐からトラバース道を歩いて千代ノ吹上直前でメインの登山道に合流したが山頂からここまでにすれ違った登山者は3名。自分のペースで歩くことが出来たが登山道の様子からも歩く人は少ないようだ。
再びメインの登山道に出て立ち止まって写真を撮って登山者や路端の岩に腰を下ろして休憩中の登山者を避けながら大日岩分岐まで戻り、休憩後は分岐で曲がって大日小屋方面に降るメインルートから離れて大日岩に向かう破線ルートを直進した。
7大日岩分岐の石楠花_8780
     Photo7 分岐の広場の石楠花の向こうに大日岩が見える

すぐ前に見える大日岩に取り付くと古くて色あせた赤ペンキの矢印や丸印×印が登場。
マーキングに従って登るがルートが解りにくい。どうにか基部から岩の上に出ると前方には大岩がゴロリ。ペイントは岩のほうを指示しているので岩の下を潜ってみたが・・・・・この先かなり怪しげ。
8大日岩_8784
     Photo8 大日岩 大石の手前で左折し下段のテラスに降りる

傾斜も緩く岩肌は滑りにくいスラブだが手掛かりが無いうえ鎖も無い。ロープを持っていても支点となりそうなものも無いので滑落すれば何処まで落ちるのか解らない。
慎重にルートを見定めてトンネルを潜らずに大岩を巻き降ってみると大岩を潜る直前にあるマーキングを発見。大岩の下を潜る前に一段下のテラスに降りるのが正解だった。テラスから樹林の中に入り、大日岩を巻くように進み登り返すと隣の岩峰も一気に巻いて尾根に出た。
数箇所新しいガイドロープが張られ踏跡も明瞭だったが苔むした道を遮る倒木も多く、苔が踏まれた跡や時々現われる土にも足跡が無かったので殆ど歩かれていないようだ。
9シラビソの森_8786
     Photo9 立ち枯や倒木、幼木が茂るシラビソの森 踏跡は明瞭

明瞭な尾根は降るとともに消滅し勾配が緩むと倒木や枯れたシラビソが目立つ八丁平に出た。廻り目平へと降る”川上村への分岐"を過ぎ道標に従って小川山方面に進むとすぐに”八丁平登山道分岐"に出た。ここで左折しシラビソの幼林の八丁平を降るうちに天鳥川上流の沢音が聞こえ始め、やがて左岸から右岸に渡渉程なく今度は右岸から左岸に戻り、
10天鳥川渡渉左岸から右岸へ_8791
     Photo11 天鳥川の渡渉点 消えかかったペイントマークあり

やがて飯森山の斜面をトラバース気味に降るうちに道は天鳥川からかなり高い位置に離れた。
ここまでずっと樹林歩きで展望が無く位置確認が出来なかったが、やがて人声が聞こえ右下方を歩く人の姿が見え出すとすぐに"小川山瑞牆山分岐”に出た。

分岐で休憩していると瑞牆山からの次々に下山者が富士見平目指して降ってゆくが皆さんバテバテお疲れの様子。分岐から富士見平までの間に何人か追い越したが緩いとはいえここが最後の登りなので耐え切れずに路傍で休憩している人も居た。

富士見平小屋周辺は朝にも増して賑わい、テントの数もかなり増えていた。富士見平から少し降った水場の人だかりを横目に通過し、林道を横断して登山口に戻ると路上駐車の車が少し減ったようだが混雑は相変わらずだった。

久々の百名山だったが登山者の多さにビックリ。登山道には落ち葉もなく踏み均されて登山者の喧騒だけだったが一歩メインルートから外れると奥秩父らしい静かな山歩きを楽しむことが出来た。



 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

日光 茶ノ木平 薬師岳

0ミツバツツジとシロヤシオ_8610
     Photo0 ピンクのミツバツツジとシロヤシオ
記録
日程:2018,05,12

メンバー:Sさん 安田
05/12天候 晴れ :
コースタイム:茶ノ木平山口(8:39)→茶ノ木平(9:30~9:47)→細尾峠分岐(10:11)→篭石(10:21) →細尾峠(11:27)→薬師岳(12:06~12:43)→コル1110(13:24~13:33)→丸山(14:07)→大木戸山(14:30~14:49)→三ノ宿山(15:17)→P1188(15:37)→P1158(16:00)→P1045(16:24~16:33)→送電鉄塔52(16:58)→発電所水槽(17:11)→“やしおの湯“(17:22)
行程16.4km 累積標高↑1311m ↓-1928m    ルートマップは ここ です。

今年はヤシオが当たり年らしく日光足尾方面は特に素晴らしいらしいとの情報があったが情報を得た時点で既に標高が低いところでの花見は出遅れかも?
そこで中禅寺湖の茶ノ木平から日光清滝の”やしおの湯”まで歩けば標高差がかなりあるのでどこかで花に出会うはずと思い出かけた。

宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り終点の清滝IC近くの”やしおの湯”の駐車場に車を停め、清滝1丁目BSから日光レイクサイドホテルBSまでバス移動して茶ノ木平登山口から入山した。

茶ノ木平登山口から樹間越しに中禅寺湖を見ながらかつてのロープウエー終点の茶ノ木平駅まで登ると一気に視界が開け、目前に男体山の姿が現われた。
1男体山_8599
     Photo1 茶ノ木平から見た男体山

白根隠山が立ちはだかって中禅寺湖からは見えない日光白根山の姿も見えた。
茶ノ木平駅跡から少し進んだ登山道横のベンチで休憩し半月山方面に向かうと明智平・細尾峠への分岐が出てきた。
周囲は白樺岳樺の疎林だがまだ若葉が出ていないのでところどころにある石楠花は陽射しを受けて咲き始めていた。

分岐で左折して笹原の中の道を進むとあちこちから踏跡が現われたが道標は一切無い。ほぼ平坦な笹原なのでいろいろな道が錯綜しているので濃い踏跡を辿るとやがて明智平と細尾峠の分岐を示す道標が現われたので細尾峠方面に右折。
2細尾峠分岐_8601
     Photo2 細尾峠への分岐

見上げると漸く芽吹きだした唐松の緑が美しく、笹原のところどころにはアカヤシオの花が残っていた。
3アカヤシオ_8603
     Photo3 残っていたアカヤシオ もうすぐ主役交代

緩勾配の道を降って行くとやがてピンクのアカヤシオの花から今度は蕾がビッシリついたミツバツツジに替わり更に進むと満開の花になった。
4篭石_8602
     Photo4 篭石のあたりはミツバツツジが咲き始め

周囲に咲くミツバつつじに目を奪われながら細尾峠目指して降るとやがてたわわに緑の蕾をつけた木が散見されるようになり、蕾を確認すると中には白い花びらが。やがて枝いっぱいについた蕾はシロヤシオの花に変わった。
5ミツバツツジとシロヤシオ_8608
     Photo5 ミツバツツジとシロヤシオのコラボ もう少し経つと主役はシロヤシオに

目を休める暇も無いほど次々に現われる花を愛でながら道を降ると送電鉄塔の立つ広場に出た。この辺りまで降ると周囲は新緑の世界、その中にときおりヤマツツジのオレンジ色が混じりだした。
6ヤマツツジ_8620
     Photo6 オレンジ色のヤマツツジが登場

新緑で陽光が遮られた尾根を降って細尾峠に到着してみると、旧国道の細尾峠の駐車場は満車、路肩は見える限り登山者の車列だった。
7細尾峠_8613
     Photo7 細尾峠 前日光方面 薬師岳登山口

茶ノ木平から細尾峠までの間に出会ったのは10名ほどのパーティと1組のカップル登山者のみだったので大半の車の持ち主は薬師岳や夕日岳地蔵岳方面の向かったと思われる。
おそらくヤシオが咲くこの季節が年間を通してもっとも細尾峠が賑わう時であろう。

細尾峠で道路を横断し向かい側の登山道を薬師岳目指して登るとこちらの尾根はオレンジ色のヤマツツジのオンパレード。
やがて崩落箇所が現われロープに従って通過すると勾配が増してきて、ここまで下りばかりの道を歩いてきて足には厳しい。喘ぎながら登りきると薬師岳山頂に出たが山頂からは展望が無かったので先に進み一段降るとこれから歩く稜線を見渡せる休憩適地があったので休憩。
8薬師岳山頂_8615
     Photo8 薬師岳山頂

地図と展望から長い稜線を確認して歩き出し、肩のような小ピークを越えてP1159手前のコルで一休みしたが、ここから幾つかのピークを越えることになるがなかなか高度は落ちない。時折南斜面の樹林が途切れて隣の夕日岳を見ることが出来るが、大半は展望が無い樹林の尾根歩きで、丸山、大木戸山、三ノ宿山それに無名のピークを幾つか越えるがそれぞれ進路の方向転換が必要で、直進方向の派生尾根に引き込まれないように注意を払った。

これで最後というP1047.8は三角点のある山頂を通らずに左折するがここからの下りで踏跡が薄くなり戸惑う。良く見れば”やしおの湯”への進路を示した案内板がぶらさがっているが見落としてしまいそうだった。
9P1487道標_8626
     Photo9 P1047.8 やしおの湯への案内板

降る尾根は踏跡が殆ど無いが尾根幅が狭いので降りやすそうなところを選んで尾根筋を降ると送電線中禅寺線鉄塔52の見晴らしの良い広場に出た。
送電線下は帯状に伐採されているので麓の清滝の町や”やしおの湯”の建物の屋根、遥か彼方には先日歩いた高原山が見渡せた。
10清滝の町と高原山_8629
     Photo10 送電鉄塔52の広場から見た清滝の町 遥か遠くに高原山が

送電鉄塔下を通過すると道は巡視路らしく明瞭な道になりやがて古河日光発電上ノ代発電所の水槽に突き当たった。
11上ノ代発電所水槽_8632
     Photo11 上ノ代発電所水槽 ここから導水管をなれて発電機へ

水槽に水が渦巻く様子をフェンス越しに見て折り返すように谷に降る道を進み、木橋を渡って対岸の道を進むと今度は送電鉄塔51の広場に出た。
鉄塔下で左折し凹地に降って斜めに登り返し、土手を越えると”やしおの湯”入口分岐近くに立つ送電鉄塔51の標柱のところで道路に飛び出した。

取り付きを示すようなテープ類等は無く、唯一目印になるのは標柱のみだった。“やしおの湯”入口分岐から車道の坂道を下って建物正面の駐車場に戻り、登りより下りが長いいつもとは違った山行を終えた。



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

赤城山 利平茶屋ルート

0覚満淵_8558
     Photo0 アカヤシオ咲き乱れる篭山山頂から見下ろした覚満淵(手前)と大沼(奥)
記録
日程:2018,05,06

メンバー:安田
05/06天候 晴れ :
コースタイム:利平森林公園駐車場(7:10)→取り付き(7:13)→P1207(7:389)→ビジターセンター分岐(8:26~8:36)→篭山(8:44)→鳥居峠(8:55~9:03)→林道終点(9:19)→激ヤセ尾根(9:30)→一般道行き止まり(9:42~9:50)→三階の滝(10:11)→利平茶屋(10:28)→利平森林公園駐車場(10:39)
行程5.8km 累積標高670m     ルートマップは ここ です。

ゴールデンウィークが終わって世の中が静かになったら出かけようと思っていたがどうも天候が良く無さそう。では連休最終日、それも交通が混雑する前に帰宅できれば良いのだと考え,人があまり行きそうも無くしかも今が花盛りのところはと探して思いついたのが赤城山の東面。
昔はケーブルカーがあって赤城山への登り口だったらしいが今は時代が変わってケーブルカーも廃止され訪れる人も少なそうなので出かけてみた。

大間々(今はみどり市大間々)からR122を足尾方面に向かい、桐生市に入って黒保根の下田沢で沼田方面に左折、県道62を登って一の鳥居交差点で左折し県道70に入り道なりに進んで利平茶屋森林公園の駐車場に車を停めた。

駐車場のトイレ裏にある舗装林道に入りゲートを過ぎると左側の大岩のところに踏跡がありここからダイレクトに駒ケ岳に突き上げる尾根に取り付き、
1尾根取り付き_8545
     Photo1 林道からの尾根取り付き 大石が目印

ジグザクに斜面を登り尾根に出て新緑の中に延びる薄い踏跡を辿ると花末期のアカヤシオの花が残っていた。足元に散乱するピンクの花びらを踏んで進むとやがてシロヤシオやオレンジ色のヤマツツジも登場。
2シロヤシオ_8547
     Photo2 シロヤシオとムラサキヤシオ

登るに従い緑が少なくなり、岩場やヤセ尾根を越えて高度を上げるとやがて木に薄いピンクの花をいっぱいつけたアカヤシオと濃いピンクのムラサキヤシオに取り囲まれる尾根道になった。
3アカヤシオ_8550
     Photo3 標高が上がると満開のムラサキヤシオ

勾配が緩みササ原の尾根になるとすぐに黒檜山・駒ケ岳からに道に出た。駒ヶ岳方面に進むと降ってきた本日はじめての登山者と遭遇。これより先には花がないようなので合流点近くでアカヤシオを観察しながら一休み。
休憩後は合流点まで戻り指導標に従って鳥居峠・大沼・ビジターセンター方面に降り、途中で鳥居峠に直行する道から分かれて篭山を経由して鳥居峠へ降る道に入った。

大岩の隙間にアカヤシオの木が生育しているような篭山に登って行くと風も無いのに不自然に木の枝が揺れていた。
4アカヤシオ_8556
     Photo4 篭山のアカヤシオ
一瞬動物かと思ったが踏跡があちこちにありアカヤシオがそこかしこに咲いているので花の写真を狙うカメラマンが岩の間を木に掴まりながら移動していた。
篭山からアカヤシオ越しに覚満淵や大沼を見ながら鳥居峠に降ると峠の駐車場まで車で来たハイカーがチラホラ。
5鳥居峠_8562
     Photo5 鳥居峠のレストラン

レストランはまだ営業前なので横の展望台ベンチで利平茶屋方面を展望しながら休憩。
6覚満淵_8563
     Photo6 大沼、覚満淵など外輪山の内側は花も緑もなし

ここは関東の街並みが見える夜景スポットらしいがこの時間は漸く緑を取り戻した景色が気持ちよく広がっていた。休憩後はレストラン裏のゲートから林道に入り、林道横の土手に登るとレストランの後ろにかつてのケーブルカーの赤城山頂駅の遺構が残っていた。
7利平茶屋方面_8566
     Photo7利平茶屋方面を見下ろすと下のほうは新緑 写真左隅には鉄道遺構

林道を進み、御神水を経て利平茶屋への分岐を過ぎると小地蔵岳東面の崩落が道を埋めていた。
8崩落地_8570
     Photo8 崩落のデブリ

崩落のデブリを注意深く越えて再び現われた林道を進むとすぐ終点となり、ここからはササ原の急斜面の尾根を降った。
消えたり現われたりする踏跡を木に掴まりながら降り、分岐する小尾根を左へ左へと降ったが忠実の尾根を降らないと凹地に降りてしまい、崩落したザレ場の下の出て動きが取れなくないそうだ。
ヤセ尾根を行き詰まったところで左へと降る薄い踏跡を見つけ隣の尾根に乗り換え、更に降ると両側が崩落しわずかにその境界を渡る激ヤセ尾根に出た。
9ヤセ尾根_8575
     Photo9 両側崩落のいつ崩れるかわからない激ヤセ尾根 

これを越えると漸く左右にムラサキヤシオが咲き乱れる尾根になりやがて石楠花の花も混じりだし、
10ムラサキヤシオ_8576
     Photo10 ムラサキヤシオに石楠花が混じりだした

行き止まりの標識の後ろから一般道に飛び出してベンチで一休み。ここからは石楠花自生地を通り抜けて三階の滝(山崖の滝)を目指して降ったが途中のアルミ梯子の桟道は崩れガイドのクサリも握りたくないほど錆びていた。
11三段の滝_8589
     Photo11 三階の滝(山崖の滝) 上にもう一段あるのか?

一般道は飛び出してきた行き止まりの標識を最高点に利平茶屋から周回する道だが殆ど歩かれていないようだ。
三階の滝(山崖の滝)から沢床歩きとなり林道終点に出ると大きなレンズ持ったカメラマンの姿が散見されるようになり、吊橋を渡ると標高1030mの利平茶屋に出た。
12吊橋_8591
     Photo12 吊橋をわたるとり平茶屋の広場

大きな東屋風の休憩所の裏にはかつてここから標高1390mの鳥居峠にあった赤城山頂駅を結んだケーブルカー(赤城登山鉄道)の遺構のコンクリート階段があった。
13ケーブルカー跡_8593
     Photo13 赤城登山鉄道の利平駅の階段状の遺構

利平茶屋からはバンガローが立ち並ぶ森林公園キャンプ場横の車道を歩いて駐車場へと戻った。

前橋方面から鳥居峠まで道があるので近くの覚満淵や篭山を訪れる人あるいは夜景を見る人の大半は車道終点の鳥居峠の駐車場まで車を利用する。この道が開通したために利平茶屋から登ってくる人が激減し赤城登山鉄道は廃止され、今では利平茶屋からは静かな山歩きが楽しめるようになった。
このルートには登るにつれツツジ類や石楠花と花の種類も変わるので緑と色物を楽しみ、ちょっとハラハラするようなヤセ尾根もある短いルートだが地図には記載が無く赤城山の穴場といえる。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

大蛇倉山 高天原山 三国山

0三国山_8534
     Photo0 三国山山頂 埼玉群馬長野の県境はピーク奥です
記録
日程:2018,05,01

メンバー:安田
05/01天候 晴れ :
コースタイム:御巣鷹の尾根登山口(7:18)→昇魂之碑(7:42)→H1790(8:19~9:29)→昇魂之碑分岐(8:41)→大蛇倉山(9:06~9:17)→昇魂之碑分岐(9:44)→展望岩場(10:05)→高天原山(蟻ヶ峰)(10:21~10:33)→U字溝登山口分岐(10:52)→P1818 (11:25~11:30)→三国山(11:46~12:06)→高天原山(蟻ヶ峰)(13:32~13:40)→昇魂之碑分岐(14:07)→御巣鷹の尾根水道(14:45~14:52)→御巣鷹の尾根登山口(15:10)
行程13.6km 累積標高1540m     ルートマップは ここ です。

ゴールデンウィーク中にどこかへ出かけてみたいが高速道路は早朝はともかく帰りに混雑が予想されるので検討対象は自宅から高速道路を使わずに行ける範囲。秩父を越えるときに芝桜見物で混雑しているかも知れないが平日ならさほどでも無いだろうと思い御巣鷹の尾根に出かけた。
日航機墜落事故から既に30年以上経過したが事故現場は整備維持管理され、御巣鷹の尾根登山口までは舗装道路が通じていて駐車場もある。しかも群馬長野の県境尾根に上がれば八ヶ岳も見えるであろうといったことも選択の理由の一つ。

先日出かけた 諏訪山 の登山口駐車場を過ぎ、道なりに進んで幾つかのトンネル抜け、上野ダムの最奥から道案内に従って道なりに進むと道路終点で御巣鷹の尾根登山口の駐車場に着いた。

駐車場入口にある御巣鷹の尾根登山口からスゲノ沢に沿って登って行くと
1御巣鷹の尾根登山口_8516
     Photo1 御巣鷹の尾根登山口

やがて石碑や慰霊登山や墓参のための山小屋やトイレ・水道施設があり、次第に墓標や慰霊碑が目立つようになった。
2昇魂之碑_8517
     Photo2 昇魂之碑

墜落現場の最上部付近の広場の一隅にある昇魂之碑に一礼し、更に登って墓標群が途切れてくると大蛇山高天原登山口の道標が下がっていた。
3大蛇倉山高天原山登山口_8518
     Photo3 大蛇倉 山高天原山 登山口

この辺りからアセビが現われ始め、掻き分けて踏跡を辿ると次第に傾斜を増し急登となった。
おそらく事故後に植えられたであろう唐松の植林を過ぎダケカンバや白樺の自然林に植生が変わったところで休憩脱皮。まだ新緑前であるが御巣鷹の尾根の事故現場を見渡すことは出来なかった。
尾根を登り詰めると群馬長野県境の稜線にある昇魂之碑分岐に出た。
4昇魂之碑分岐_8520
     Photo4 尾根上にある昇魂之碑分岐 右:大蛇倉山 左:高天原山

右折して大蛇倉山を目指しスゲノ沢ノ頭(日航ノ頭)を越えると倒木が目立ち始め、右往左往しながら倒木帯を抜けて枯れ草の斜面を登り詰めると大蛇倉山山頂に到着。山頂広場奥は石楠花が生茂り、わずかに東側の自然林の枝の間から西上州の山並みが見えるのみだった。
5大蛇倉山_8522
     Photo5 大蛇倉山山頂

休憩後、長野県側の展望ができるかと思い隣のピークに向かったがやはりここも展望が無かった。帰宅後調べるとどうやら大蛇山の石楠花を掻き分けて少し進んだ露岩上からは展望が得られたようであるが・・・・・残念。
隣のピークからトラバースして尾根に復帰、来た道を戻り昇魂之碑分岐を通り越して高天原山を目指した。

県界尾根を降ってゆくとこのルート唯一のロープのある岩場が出現。右側からロープを使って降り、長野県側は唐松植林群馬側は切れ落ち気味の自然林の歩きやすい尾根を進むと登山道右側(長野県側)に石楠花の繁った岩場があった。
登山道から逸れて石楠花を掻き分けて露岩上に出ると南相木湖や残雪の八ヶ岳を背景にした天狗山や男山が見ることが出来た。
6天狗山男山と八ヶ岳_8528
     Photo6 真ん中丸いのが天狗山となりが男山 背後は残雪の八ヶ岳

登山道に戻り先に進んでアセビの中を登って行くと高天原山山頂。
7高天原山_8529
     Photo7 高天原山山頂

群馬長野の県界尾根と男山天狗山御稜山からの連なる川上村南相木村の村界尾根が交わる高天原山山頂からは小川山の姿と高原野菜のマルチが銀色に輝く川上村が見渡せた。
8小川山と川上村_8530
     Photo8 小川山と麓の川上村

高天原山頂から途中あるU字溝登山口分岐を経て
9 U字溝登山口分岐_8531
     Photo9 日航機事故の跡 U字溝への分岐

P1818との鞍部まで時々獣道が交わる枯れスズタケの中を進み、鞍部からは唐松の落ち葉に変わった道を登り返すとP1818で大岩が現れた。
大岩を右から巻き、緑が出始めた唐松の尾根を進むと再び岩場が登場、岩溝を登ると三国山山頂の一端、埼玉群馬長野県の県境分岐(一本カラマツへの分岐)に出た。
この分岐からはすぐに三国山山頂到着。

気温適度、涼風が極めて気持ち良い三国山山頂で休憩し来た道を戻ったが、途中大岩を巻いたP1818は獣道を歩いて山頂を巻いた。
10 P1848巻き道_8538
     Photo10 P1818の獣道巻き道

往路で獣道があるのは解っていたがやはり始めてのルートでは何処に行ってしまうのか解らない。帰路では凡その地形が解っているので躊躇うこと無く獣道の巻き道を利用した。
県界尾根は歩いている人が少ないので所によっては目印テープの下がっている登山道より獣道のほうが濃かった。

途中高天原山で休憩を取り往路を戻ったが御巣鷹の尾根を降っていると時折鐘の音が聞こえた。昇魂之碑を過ぎると慰霊登山者の姿を見かけるようになり、墓参のための水道のところで管理人と出会った。
水道周辺には山桜が咲き、赤い石楠花が咲き始めていた。今年は例年に比べ2週間ほどは早いらしい。
途中にあった”U字溝登山口分岐”"一本カラマツ分岐"について伺うと、何れも日航機事故の現場に至るとのこと。

一本カラマツ(から松):機体が数本の木と接触。第4エンジンが脱落した地点。

U字溝:機体が接触し尾根をえぐった地点で御巣鷹の尾根から見るとえぐられた跡がU字溝に見えるらしい。

御巣鷹の尾根:墜落現場

地図には無いがU字溝登山口分岐からは御巣鷹の尾根登山口駐車場まで目印テープがあるので三国山からは高天原山を通らずに下山できたらしい。
昔はシャクナゲ峠という登山道だったが既に日航機事故以前に道が消えてしまっていたとか。




 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

秩父から奥多摩へ 熊倉山 酉谷山

0酉谷山山頂_8453
     Photo0 酉谷山(天目山) 山頂
記録
日程:2018,04,19

メンバー:安田
04/19天候 晴れ :
コースタイム:城山コース登山口(6:35)→H1170(7:56~8:06)→熊倉山(8:36)→シラカケ岩(9:07~9:22)→檜岳(9:41)→東大演習林分岐(10:18)→小黒(10:47)→酉谷山(11:10~11:28)→小黒(11:49)→檜岳(12:47~12:57)→熊倉山(13:50~13:59)→日野コース分岐(14:03)→笹平(14:26)→官舎跡(15:00~15:08) →三ツ又(15:18)→日野コース登山口(15:36)→三ツ又林道分岐(15:51)→城山コース登山口駐車場(16:00)
行程16.6km 累積標高1986m     ルートマップは ここ です。

東京都と埼玉県の境界にある長沢背稜は南側は奥多摩、北側は秩父で越えるルートはいくつかある。
奥多摩側は日原までバスが入り込んでいるが秩父側は秩父鉄道のみでいささか不便なので、以前から長沢背稜越えをしてみたいと思っていたが、自宅から取り付きまでと下山後後に帰宅するのにかかる時間が長く、その上歩行距離も長いので今まで躊躇していた。長沢背稜にある避難小屋利用という方法もあるが・・・・・
縦走ではなく片側からのピストンを2回すれば縦走としてルートが繋がるのでそれも良いかもしれないと考え、青葉が繁ってしまうと見通しが利かないので登山適期は落葉した晩秋か青葉以前の季節なのでここで逃すと次のチャンスは年末になってしまうということで出かけることにした。

奥多摩側は以前良く歩いたことがあい酉多に山にも何度か登っているので今回は秩父側から思い、熊倉山から長沢背稜の酉谷山(天目山)を目指した。
こうすれば一応踏破したルートが奥多摩から秩父まで繋がる。

いつものようにR299で正丸峠を越えて秩父市内に入り、左折してR140を甲府方面に進んで秩父鉄道の武州日野駅手前の荒川中学校入口交差点で左折、しばらく走って熊倉山城山コース登山口の駐車場に車を停めた。

道路反対側にある登山口から入山すると
1城山コース登山口_8432
     Photo1 熊倉山城山コース登山口

すぐに植林の中の急斜面登りが始まり良く踏まれた九十九折れの登山道で高度を稼いだ。前日までの雨で濡れた泥道は良く滑り、下降には歩きたくないような登山道を進むとH1080を過ぎた辺りから岩場が出てきた。
道標No5で一休みした後はアカヤシオの花が目につくようになりやがて日野コースとの分岐を過ぎ急登を登ると熊倉山山頂に到着。
2熊倉山山頂_8438
     Photo2 熊倉山山頂

山頂を越えいろいろな注意書きの横から酉谷山への縦走尾根に突入。踏跡はしっかりしているが岩場に差し掛かると岩の割れ目には泥、コケ、落ち葉が詰まり何処を登るか戸惑う。昔は良く歩かれていたようだが今は人が少なく土の上の踏跡に対して岩場は歩かれた跡が殆ど無かった。
岩を巻くのか登るのか状況判断しながら進むと宗屋敷尾根への分岐がある頂笹山山頂に到着。更に尾根を直進し前方の木々の間から展望が広がりそうな岩尾根を進むとシラカケ岩の上に出た。
3長沢背稜方面_8446
     Photo3 シラカケ岩先端から見えるアカヤシオ越しの都県境の長沢背稜の山並み

アカヤシオの咲く露岩上で休憩を取ると両神山の右には再び雪化粧で白くなった浅間山が見えた。
4両神山と浅間山_8444
     Photo4 両神山と再度雪化粧した浅間山

シラカケ岩から少し戻り、左側に岩を巻き降る薄い踏跡を辿ってシラカケ岩の基部に降り立って再び縦走尾根を進むうちに次第に岩が少なくなった。

木々に囲まれた見通しの無い尾根を進むと道の両側にアセビが目立つようになり、登山道に伸びた枝を掻き分けて進むと檜岳山頂に到着。
5檜岳山頂_8460
     Photo5 三角点だけで展望が無い檜岳山頂

展望が無いのでそのまま通過し、帰路は嫌だなーと思いつつ東側植林帯、西側広葉雑木林の急斜面を降ってコルから登り返すと周囲の状況は一変し、なだらかな斜面の雑木林となってきた。
広くなった尾根では踏跡が薄くなって遂には解らなくなった。岐路では迷いそうだと思いつつ、とにかく標高が高いほうへと進むと東大演習林の看板が現われた。
6東大演習林分岐_8449
     Photo6 東大演習林分岐

ここで進路を左にとって進むうちに林相は針葉樹になってきて突然現われたロープに導かれるまま急登を登り詰めると鬱蒼とした小黒に到着。
7小黒_8451
     Photo7 小黒

小黒から降ると再び雑木林の尾根となり苔むした小岩や倒木を越えて登り詰めると酉谷山山頂に出た。
0酉谷山山頂_8453
     Photo8 酉谷山(天目山)山頂

奥多摩方面はまだ青葉が無く、陽光が降り注ぎ爽やかな微風も吹き気持ちよい。眼下に見える奥多摩の倉沢谷や日原方面を展望しながら休憩を取り復路を確認したが・・・・
酉谷山山名標柱横から入る熊倉山への道は長沢背稜縦走路に比べると非常に薄く、熊倉山方面への指導標も無いので非常に解りにくい。
歩く人も少なく都県境でもあるし・・・よほど注意して探さなければ奥多摩から秩父へ抜けるのは大変だ。

酉谷山からは往路をピストンで途中檜岳での休憩を挟んで熊倉山まで戻り、熊倉山から少し降った城山コースと日野コースの分岐から
8城山コース日野コース分岐_8462
     Photo8 日野コース城山コース分岐

今度は日野コースに入った。

分岐からしばらくは植林の中の九十九折れの道を降り、一旦勾配が緩むと笹平、すぐに水場への分岐を過ぎ延々と続く植林帯から沢沿いの道になると官舎跡に出た。
官舎跡で休憩後尾根末端を回りこんで隣の谷を降ると沢が合流する三ツ又に出た。
9三ツ又渡渉点_8467
     Phot10 三ツ又

木橋が朽ちて落ちてしまっているので石飛びで渡渉し右岸を降ると今度は道が左岸へ移るといった具合で何回か渡渉を繰り返すとやがて左岸の上方に三ツ又林道のガードレールが見えてきた。朽ち果ていつ落ちるとも解らない2箇所の木橋を慎重に渡って階段を登ると三ツ又林道終点(日野コース登山口)に出た。
10三ツ又林道終点_8469
     Photo11 三ツ又林道終点 日野コース登山口

ここから砂利道の三ツ又林道を歩き、三ツ又林道分岐から舗装された市道に出て城山コース登山口まで登り返して駐車場へと戻った。

周辺の山j丁度山桜があちこちで咲き乱れていたが写真に撮ると周囲の若葉に埋もれ判別しがたい。やはり山桜は実際に肉眼で見てみないとダメですね。



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西上州 夜叉の瓔珞 (やしゃのようらく)

0夜叉山アカヤシオ_8381
     Photo0 夜叉山の瓔珞(アカヤシオ) 
記録
日程:2018,04,09

メンバー:安田
04/09 天候 晴 :
コースタイム:瓔珞橋(8:44)→お天狗様(9:04)→第3展望台(9:21~9:33)→第5展望台(9:59)→持倉越(10:31)→境沢ノ頭(10:43~10:52)→南小太郎山(11:18)→白髪山(11:50~12:02)→杖植峠(12:27)→萱の平分岐(13:01)→H1140(13:26~13:34)→南小太郎山登山口萱の平口(13:40)→お天狗様(13:52)→夜叉山(14:00~14:17)→瓔珞橋(14:39)
行程13.1km 累積標高1277m     ルートマップは ここ です。

昨年の春 サス尾根 を歩いたとき、稜線上のみならず谷間の斜面にもアカヤシオが咲いていた。帰宅後調べてみると隣の尾根の夜叉尾根にも登山ルートがあることがわかり、アカヤシオが咲き乱れることを知ったので一年越しで訪れた。

夜叉の瓔珞の”夜叉”は南小太郎山の夜叉尾根あるいは尾根末端にある夜叉山のこと。一方アカヤシオのことを神流町では”瓔珞(ようらく)”、隣の南牧村では”ヒトツバナ”と呼ぶらしい。従って"夜叉の瓔珞"とは夜叉山あるいは尾根一帯に咲くアカヤシオのことを言います。

R299で秩父から志賀坂峠を越え神流川の古鉄橋を渡るとすぐにT字路でR462と合わさる。上野村方面に左折し中里合同庁舎前を通ってすぐの東福寺川を渡ったところで右折し七久保橋倉林道に入った。舗装された林道を道なりにしばらく進んで高度を上げ、尾根を回り込んで降りに差し掛かると境沢川の瓔珞橋に到着。橋の畔の小スペースに車を停めた。
1瓔珞橋_8320
     Photo1 七久保橋倉林道 瓔珞橋

瓔珞橋を渡り左側の荒れた林道に入り、枝打ちされた杉の枝や小岩の散乱する九十九折れの道を登って行くと”お天狗様"に到着。
2お天狗様_8322
     Photo2 お天狗様"の社 木製の天狗面がある

更に少し進むと左に南小太郎山・持倉越方面の道標にある分岐に出た。ここから山道に入るとすぐに南小太郎山と持倉越の分岐。
周回してここに戻る予定であるが先ずは直進して持倉越方面に進んだ。
薄暗い植林の斜面をトラバースする薄い踏跡を辿ると枝尾根先端の第3展望台に到着。芽吹き前の樹林の中にアカヤシオ(瓔珞)が咲いていたが目を見張るほどでもなかった。境沢川の谷の対岸の斜面にも咲いているのがわかるが小枝と伸び始まった冬芽の表皮の色が山全体を支配しその中に花の色が埋もれている。

休憩後枝尾根基部に戻り更に薄い踏跡を進むと第4展望台でここも第3展望台同様。先に進むうちに踏跡は更に薄くなり遂には消えてしまったが斜面をトラバースして進むと水流のある沢に出た。
3二俣_8331
     Photo3 二俣の沢

水量がないので沢の二俣の出合を渡渉すると行く手に岩と泥の急斜面の枝尾根が立ちはだかった。
トラバースが困難なので枝尾根行け根の斜面を登って枝尾根上に出ると第5展望台だった。踏跡が解らなかったので直登してしまったがかつてはもっと楽な登路があったのであろう。

第5展望台からすぐに幅の狭い崩落地が現われた。木に掴まって対岸に上がると薄い踏跡が出てきたので辿ると多数の凹地形出合に出た。枝尾根凹地ともにザレているので右に回りこんで上部に空が見える凹地を探して登りつめると持倉越に出た。
4持倉越_8338
     Photo4 持倉越

持倉越は栗原山と境沢ノ頭の稜線上のコルで、サス尾根を歩いたときの見覚えがあるがそのときに歩いた大栂尾根への巻道は昨年より更に解りづらくなっていた。

持倉越で左折し南小太郎山目指して尾根を進むとすぐに境沢ノ頭の岩場に出た。
5境沢ノ頭岩場_8339
     Photo5 境沢ノ頭への岩場 福数人ならロープがあったほうが良さそう

岩壁を登り境沢ノ頭に出ると潅木があるものの眼下の展望が開け、周辺はアカヤシオが5分咲き。風で花が揺れるので写真は難しいが陽射しポカポかで休憩には最適。岩場を通過しなければならないので訪れる人が少ないらしく足跡も見当たらなかった。
6境沢ノ頭山頂_8340
     Photo6 境沢ノ頭 周囲はアカヤシオ

境沢ノ頭から南小太郎山目指して膝丈のササの中を進むと耶ガレ勾配が増して急登となり、少し右に回り込んで登りきると大栂尾根に出た。
大栂尾根に乗って左折し、登り詰めると樹林で展望が無い南小太郎山山頂。
7南小太郎山山頂_8345
     Photo7 展望が無い南小太郎山山頂

白髪山目指して進むと南子太郎山から薄い踏跡が現われ、神流トレイルランのコースがある萱の平分岐以降は歩きやすい道となり、南小太郎山分岐、杖植峠(てたてとうげ)分岐を経て白髪山山頂に到着。
8白髪山山頂_8350
     Photo8 ここも展望が無い白髪山山頂

休憩後、予定には無かったが更に進んで御荷鉾スーパー林道を見てみようと思い立ち林道に出てみると路肩に残雪があった。林道は現在冬期通行止めで開通するのは4月20日らしい。
林道に飛び出した地点は藤岡市、杖植峠方面に進むとすぐに下仁田町、チョット歩くと神流町に入ったので、御荷鉾スパー林道が稜線を縫うように進んでいることが道路の境界標識から解った。途中下仁田の町が眼下に見えたにはビックリ。

白髪山の北を巻くように御荷鉾スーパー林道を進み、杖植峠(つえたてとうげ)手前の南側の擁壁が切れところで左折して林道支線に入るとすぐに行き止まり広場となった。
9杖植峠作業道分岐_8357
     Photo9 杖植峠 南側の擁壁画途切れたところから林道視線に入る

杖植峠分岐で杖植峠への道があったことを思い出し、広場奥から薄い踏跡に突入するとすぐに崩落地が現われたがその先にも踏跡があったので、崩落地をトラバースしてササの中を進むとすぐに踏跡は消えてしまった。先の進むと道跡が現われたり消えたりしたがこのまま進めば分岐に出ると思い小沢を横切り、白髪山の岩壁の基部を進むうちに前方に稜線のコルが見えてきた。
コル寸前で踏まれた跡は無いがハッキリした道跡に出たのでそのまま進むと往路で通過した杖植峠分岐に出た。

ここまでのルート上のトレイルランコース以外の重要ポイントでその地点を示す小さな看板が出てきたが、その間の道は土砂や植物で消えていたので殆ど歩かれていないようだ。しかし地図を頼りに歩けば崩落地を除いて危険なところは無い。

杖植峠分岐からトレイルランコースを辿り南小太郎山分岐で右折、落ち葉が敷き詰められたなだらかな斜面の中の道を
10トレイルランコース_8365
     Photo10夜叉尾根のトレイルランコース

途中で休憩を取って南小太郎山登山口萱の平口まで降った。
11南小太郎山登山口萱の平口_8368
     Photo11 南小太郎山登山口 萱の平口

トレイルランコースは林道を降って行くが登山口萱の平口から2.30m進んで再び山道に突入。今ではかなり荒れているが林道が出来るまでは登山道だったと思われる凹状の道を降ると、往路で通過した南小太郎山と持倉越の分岐に出て周回は終わった。

来た道を”お天狗様”まで戻り、今度はお天狗様の向かいにある大岩から夜叉山に向かって右折。
12夜叉山取り付き分岐_8372
     Photo12 お天狗様の向かいにある夜叉や目への取り付きの大岩

大岩を登って越えるのかどうか解らなかったので右側にあった夜叉山林道の看板にしたがって薄い踏跡を辿って岩の基部を進み尾根のコルに近づいたところで尾根上に上がり、さらに進んで再び現われた岩を松の根を使って越えると岩のヤセ尾根に出た。
ヤセ尾根の両側はピンクのアカヤシオ満開、素晴らしい!
13夜叉山アカヤシオ_8375
     Photo13 夜叉山の瓔珞(アカヤシオ)

アカヤシオの花を堪能しコルまで戻ると大岩を巻き降る踏跡を発見、辿ると”お天狗様”前に戻らず、瓔珞橋への下山路の途中に出たのでそのまま降り瓔珞橋へと戻った。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

物語山 周回

0物語山西峰_8309
     Photo0 物語山西峰山頂 アカヤシオ満開 
記録
日程:2018,04,04

メンバー:安田
04/04 天候 晴 :
コースタイム:サンスポーツランド駐車場(7:23)→小坂生活改善センター(7:36~7:41)→林道終点広場(8:57~9:06) →尾根下降点石標476(9:15)→P970 (9:57~10:03)→分岐ピーク(10:40~10:49)→崩落スラブ(11:18)→P980Ⅰ(11:45~11:53)→P960(11:53)→P980Ⅱ(12:30~12:34)→物語山東峰(113:17)→物語山西峰(13:32~13:52)→コル(13:55)→林道終点(14:47~14:22)→サンスポーツランド駐車場(14:59)
行程12.1km(自転車を除く歩行区間) 累積標高1323m     ルートマップは ここ です。

このところの高温で今年は桜の見ごろが早く、車で走っていてもそこかしこで目に入る。山の麓で桜が咲けば山はそろそろアカヤシオが咲きだす頃と思い偵察に出かけることにした。アカヤシオ目当てでは咲いていなかったときに残念なので、花がなくても山歩きが堪能できしかもある程度周囲の地形的が解っていて更に未踏なところという幾つかの条件を満たしているのが西上州物語山。
一般道のハイキングコースの往復ではなく、物語山を周回した。

上信越道の下仁田ICからR254を佐久方面に進み荒船湖入口で左折、橋を渡ってすぐ右側のサンスポーツランドに車を停めた。
1サンスポーツランド_8319
     Photo1 桜満開のサンスポーツランド駐車場

サンスポーツランド駐車場は物語山登山口が近いので利用者が多いらしいが桜満開にもかかわらず停まっている車が無かった。

サンスポーツランド駐車場から自転車で秋葉山登山口のある馬居沢集落を目指して移動。途中の小坂生活改善センターに自転車をデポして
2小坂生活改善センター_8274
     Photo2 小坂生活改善センター 前の駐車スペースがあり自転車回収に好都合

馬居沢に沿って林道(とはいっても集落を抜けるまで舗装道路)を進むと、集落中ほどから正面に見える秋葉山の山頂付近には遠目でもそれと解るアカヤシオのピンクの花が咲いていた。
3秋葉山_8275
     Photo3 写真では見にくいが山頂付近にアカヤシオ

秋葉山登山口の目印となる不動明王を過ぎ、荒れた林道を進むと終点の広場に到着。
4林道終点広場_8280
     Photo4 林道終点の広場 ズリズリの斜面を登る

広場で休憩を取り登り易そうな小尾根を選んで適当に登ると石標476のある縦走尾根(鹿岳から木々岩峠、ゴシュウ山を経てトヤ山、毛無岩に至る)のコルに出た。以前馬居沢集落から登り、木々岩峠から縦走路を歩いてコルから林道に降ったので今回は逆にたどってきた。馬居沢集落から縦走尾根に乗るルートとして最短であるがネット上で見かけないし、今回も足跡は無かった。

コルから歩きやすい縦走尾根を進み、どこが縦走路か解らないような急登を登りきると再び歩きやすい尾根道となった。尾根上は落ち葉もなく乾いた地面が露出しているが両側ともに木の枝で視界が遮られ周囲の山も見渡すことが出来ない。
図根点の石標を追って幾つか小ピークを越えるとやがて乾いた苔がのった岩のヤセ尾根となり注意深く登ると
5ヤセ尾根_8289
     Photo5 乾いた苔がのる岩のヤセ尾根

縦走路分岐(物語山への尾根の分岐)のピークに出た。
6縦走路分岐ピーク石標_8290
     Photo6 縦走路と物語山への尾根の分岐ピーク

分岐ピークへはどこが登山道だか解らないので登り詰めてしまい、木の枝越しに漸く周囲の地形から分岐ピークとわかったが、青葉が繁る季節では標識が無いのでかなり解りがたいと思う。
分岐ピークから薄い踏跡らしきものに従ってトヤ山方面に降ると目印のテープがあったので縦走路はピークを通らないようだ。
目印から薄い踏跡を辿って分岐ピーク西側を書くように進むとやがて荒船湖上流の沢に落ち込むような緩斜面となり、トラバースして尾根のコルを過ぎると前方に一本岩が現われた。
7一本岩_8294
     Photo7 一本岩 ルートの正誤を判断する良い目印になる

西側を巻き降ると今度は遥か下まで続くスラグの崩壊が出てきた。
8崩落スラブ_8297
     Photo8 遥か下まで続く崩落スラブ 遠くに見えるのは荒船湖です

スラブの狭いバンドを渡り樹林の中を降ると再び快適な尾根歩きとなった。
分岐ピーク手前のヤセ尾根、分岐点の発見、スラブトラバースが今回のルートの核心部だろう。

スラブのトラバース以降はアップダウンを繰り返すが、小ピークからは尾根が派生しており今度は進路の判断が難しくなった。
小ピークから荒船湖側への派生尾根は落ち葉の堆積もなく路面が出ていて一見歩きやすそうだが、進路のほうは落ち葉に覆われた急斜面くだりとなるところが多々あった。
9 P980Ⅰ_8299
     Photo9 P980Ⅰ歩きやすそうなので直進すると・・・物語山への尾根から外れます

小ピーク上ニ出るたびに休憩ついでに地図を確認しながら進むと、
10秋葉山_8303
     Photo10 尾根の視界が開けて右を見ると秋葉山 登山道途中の岩窟が見えます

やがて隠れていた物語山が見えてきた。
斜面を登り物語山東峰の道標の後ろから一般道に出て合流、すぐに東峰山頂に出たが雑木林の中で展望なし。
引き返して降ると東峰と西峰の分岐のコルに出た。すぐ目の前に見える西峰目指して直進すると北方の展望が開けた西峰山頂に到着。
11浅間隠山裏妙義方面_8311
     Photo11 浅間隠山から裏妙義方面の展望 白い残りものは無い

周囲は潅木帯でアカヤシオがほぼ満開。花を愛でながら休憩し、再び分岐のコルまで戻ってザレた九十九折れの一般道を下山。
メンベ岩取り付きを探しながら林道終点近くまで降ると話し声が聞こえてきて漸く本日始めての登山者に出会った。途中でメンベ岩を横から見て荒れた林道を降り、
12横から見上げたメンベ岩_8317
     Photo12 メンベ岩を横から見ると 板ではなくて一本岩のようだ

阿唱念の滝との分岐を過ぎると車を停めたサンスポーツランド駐車場出て周回を終えた。

縦走路分岐ピークから物語山までの尾根歩きはアップダウンの繰り返しで標高変化が少なく、葉が繁っていない今の季節でも木の枝で視界が遮られているので自分の位置確認が難しい。その上枝尾根も多いので進路確認は慎重に!

駐車場から車で自転車をデポした小坂生活改善ヘンター戻り、自転車を回収して帰途に着いた。

山を歩いているとこの季節としては薄着だったにもかかわらず暑かった。風が心地良いピークで幾たびか休憩を取ったが、帰宅後気温を確認したら麓の西野牧で28,7℃とのこと。まだ4月になったばかりですよ。夏なら涼しく感じる気温だが・・・・・まだ冬の体調なので暑い暑い。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

足尾 備前楯山 有越山 金龍山周回

0黒岩備後縦山備前楯山_8154
     Photo0 P990からの眺め 右から黒岩・備後楯山・備前楯山
記録
日程:2018,03,13

メンバー:安田
03/13 天候 快晴 :
コースタイム:足尾歴史館駐車場(7:02)→南有越山(8:02~8:12)→三吉転峠(9:13)→有越山コース金龍山コース分岐(9:53)→備前楯山(10:03~10:34)→分岐(10:44)→大田峠(11:20)→石垣山(11:35~11:46)→P990(12:30~12:38)→背戸山(12:54) →連慶寺前踏み切り(13:44)→歴史館駐車場(13:50)
行程8.7km 累積標高1211m     ルートマップは ここ です。

那須方面はまだ雪が残っていて残雪期の山を楽しめたが氷子が低い足尾山塊は雪が消えたかどうか確認に出かけた。昨年登った備前楯山は舟石峠からの一般道のほかにいろいろなバリエーションルートがあるので、今回はチョットレベルを上げて有越山から備前楯山に至り(有越山コース)、金龍山経由で下降する(金龍山コース)周回ルートを歩いた。取り付きが市街地なので雪が無いのも一つの理由。

大間々から渡良瀬川沿いにR122を足尾方面に進み、足尾に入ってすぐの遠下でR122から別れて通洞駅を目指し途中の足尾歴史館の駐車場に車を停めた。
1駐車場億の稲荷神社_8108
     Photo1 足尾歴史館駐車場 赤い鳥居手前から急斜面に取り付く

歴史館駐車場の奥にある稲荷神社の赤鳥居横から左トラバース気味に急登を上にある道路目指してよじ登り左に回りこんで尾根末端を目指した。道標、目印、踏跡が全く無いので谷筋から尾根に上がろうと良く滑る松の落ち葉が敷き詰められた急登を登り始めたが、歩き出しとあって脛の筋肉が悲鳴をあげる。
目印が無いので下から眺めて登りやすそうなルート取りをしながら急登を詰めると1時間かかって漸く南有越山山頂に出た。
2南有越山山頂_8111
     Photo2 南有越山山頂

歩き出しは肌寒かったが既に汗びっしょりなので脱皮して休憩。ここで漸く今日歩く周回コースの山々が見渡せ、眼下には足尾鉱山の残滓ダム簀子橋堆積場が見えてきた。

南有越山から稜線を進むと北有越山手前で鉄筋コンクリート製の鉄索跡が現われ、北有越山は展望が開けているがここにもコンクリート製の産業遺跡があった。
北有越山から降ってゆくと次々に遺棄された鉄塔や機械類が現われ、さながらミュージアムの様相。
3産業機械_8120
     Photo3 いろいろな機械や設備が取り残されたススキ平周辺

ススキの繁る広場の横には捨てられたプレハブ小屋、その奥にはナンバープレートを外された車も放置されていたので鉱山稼動時にはここまで道路が通じていたと思われるが・・・・それらしきものは不明。
4ブルドーザー_8121
     Photo4 形は古そうだが今も動きそうなブルドーザー

ススキ平から奥水山に登り返し、
5ススキ平_8124
     Photo5 ススキ平からの登り返し

大水山への北面の尾根を降ると残雪があったが歩くのには支障なし。なだらかな大水山山頂を過ぎ、崖のような急斜面になりコルから登り返すと小水山山頂、ここから降ると三吉転峠に出た。

三吉転峠の鉄索跡(通洞から文象沢を降り小滝に至る鉄索の要所、三吉ころがし停車場)を右から巻き上がり、陽射しを受けながら岩場の斜面を登ると黒岩に到着。
6産業遺産_8131
     Photo6 三吉転峠の鉄索跡

雑木林の稜線歩きとなり、備後楯山山頂手前で帰路に歩く金龍コースとの分岐の赤テープを見出した。
7金龍山コース分岐_8147
     Photo7 金龍山コースへの分岐 ここだけ明瞭な赤テープあり

備後縦山を越え舟石峠からの一般道に合流し間もなく備前楯山山頂に出た。
8備前楯山山頂_8134
     Photo8 備前楯山山頂

今回歩いたルートには2.3箇所目印テープがあったが、有越コースと金龍山コースの分岐以外はっきりそれと解る目印は無かった。一般コースとバリルートとの合流点にも目印はなかった。
一般道の舟石峠への帰路は途中から右折して尾根を降るがバリルートは直進なので、備後楯山あたりから現われた比較的濃い踏跡はルートミスに気がついて引き返した登山者が多いのであろう。

備前楯山山頂で陽射しを浴びながらシャツを脱いで汗を乾かし、
9中倉山孤高のブナ_8136
     Photo9 備前楯山山頂から中倉山の“孤高のブナ”も見えた

展望を楽しんで下山開始。
10社山阿世潟峠中禅寺山半月山奥に男体山__8138
     Photo10 日光方面の山々 社山 阿世潟峠 中禅寺山・半月山 奥に男体山

備後楯山まで戻り赤テープに従って金龍山コースへと入り、松の落ち葉の堆積した急斜面を木に掴まりながら下降。
次第に潅木が増しやがてヤブに突入すると視界が遮られてきたので尾根筋を見極めながら降ると、
11潅木のヤブ_8144
     Photo11 大田峠まで激ヤブコギ

鉱山の煙害で植物が枯れ岩肌がむき出しになった北面がガレた急斜面の尾根になった。
谷底へ落ち込むガレと潅木ヤブの境界を注意深く降り、コルの大田峠から石垣山への登りは激ヤブコギ。
12大田峠向こうには石垣山_8152
     Photo12 大峠から石垣山への尾根 ヤブとガレの境界を進む

石垣山からの降りの尾根を見極めようと周囲を見回し漸く進路が確認できたところで一休み。
13石垣山_8155
     Photo13 石垣山山頂

潅木や松に掴まりながら降ってゆくとやがて前方の視界が開け、脆そうな岩のヤセ尾根の先には小ピークが連なっていた。

コルまで降りズルズル滑る風化した岩の破片が堆積した尾根を進み、手を掛けるとすぐに剥がれる岩を相手に悪戦苦闘しながらP990に登り返して一休み。
14 P990_8159
     Photo14 P990への登り コルはズリズリ 登りの岩はグラグラ

やがて背戸山に差し掛かると今までの尾根が全くウソだったように歩きやすくなり、背戸山山頂は平坦でのどかだった。
15背戸山山頂_8162
     Photo15 雰囲気一転のどかな背戸山山頂

右手に毒々しい緑と赤い水を湛えた簀子橋堆積場を見ながら降ると
16簀子橋堆積場と有越山_8156
     Photo16 正面は南有越山 毒々しい色の水を湛える簀子橋堆積場

平和すぎて緊張感から開放され金龍山を通り過ぎてしまった。やがて送電鉄塔の建つ広場に出たので道を探すが明瞭な踏跡なし。やがて左下にわたらせ渓谷鉄道の線路が見えてくると漸く道跡に出た。
尾根末端で神社跡の平地を横切りコンクリートの坂道を降ると、金龍山連慶寺の参道に合流、
17連慶寺門前_8167
     Photo17 連慶寺の右側 コンクリート道から下山 すぐに踏切

わたらせ渓谷鉄道の踏切を渡って右折し、通洞駅前を通って鉄道敷を歩き駐車場へと戻った。

歩き出しの急登、岩斜面、踏跡不明の尾根道、潅木激ヤブ、ガレ場、風化したズリズリ斜面に脆い岩登り、更には目印なしと山歩きの要素満載で距離は短くてもひじょうに面白い山歩きであった。

陽射しでポカポカの南斜面を降っているとき岩の上に蠢く赤いタカラダニを発見。タカラダニは吸血しないが吸血するマダニは要注意。備前楯山周辺は吸血するマダニの生息地なので活動するこれからの季節はそれなりの防御を!



  

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

高反山南稜 道の駅から周回

0高反山_8062
     Photo0 R299から見上げた高反山 
記録
日程:2018,02,28

メンバー:安田
02/28 天候 晴れ :
コースタイム:道の駅上野駐車場(7:44)→檜峠口(8:20)→送電鉄塔下(8:48)→林道出合(8:59)→高反山山頂(9:48)→展望露岩(9:50~10:11)→林道終点(10:31)→道の駅上野駐車場(11:28)
行程8.6km 累積標高764m     ルートマップは ここ です。

春の嵐が近づいているのでその前に西上州の山の様子を見ようと半日で登れる山を探したところ、良く通るR299の道の駅上野の正面にある高反山を思い出し、道の駅を起点に周回すれば駐車場探しの手間が省けると思い出かけた。

車で山に出掛けると駐車場探しが第一の核心、次いで取り付き探し、これを上手くこなせば山行の半分は終了だ。高反山の情報を集めてみると取り付きが情報によってまちまちなので今日の核心は上手く取り付を見出せるかどうかだ。往々にして里山は人家に近いので山への取り付き道が複雑で、庭先だったり家の裏に込んだりと難しい。

秩父から小鹿野を越えて神流町に入り神流川の橋を渡って右折、R299を十石峠方面に進むとすぐに上野村に入り周囲が開けてくると道の駅上野が現われる。
道路脇の道の駅の駐車場に車を停め高反山への取り付きを探すが駐車場横の大きな上野村地図には高反山のイラストは描かれているが登山道は描かれていない。道路を越えた正面には高反山が見えるのだが・・・・。

高反山へと伸びる尾根に上がれば登山道があると、思い道の駅の向かい側にあるトイレ横から森林科学館に登ってみると右奥に勝山遊歩道の案内板があり、それに従って石段を登ると民家の門のような立派な獣害対策のゲートがあった。
1動物防御ゲート_8032
     Photo1 勝山遊歩道入口の獣害対策ゲート

扉を開けて勝山遊歩道に入り尾根を目指して九十九折れを登って行くと分岐が出てくるが道標が無いので高反山にはどちらに進めばよいのかわからない。
兎に角尾根に乗ろうと高みを目指して進むと遊歩道は目指す方向とは逆に尾根を巻くように進むがやがて尾根端で曲がり尾根に乗ると快適な遊歩道となった。
2勝山遊歩道_8036
     Photo2 勝山遊歩道

P634を越えてなだらかに降って行くと左から上がってきた遊歩道と合流、更に進んで水道施設を回りこむと檜峠に出た。
3檜峠_8038
     Photo3 檜峠 勝山遊歩道はここまで ここから破線ルートです

檜峠はかつて勝山集落と乙母集落を隔てる尾根を越える峠だったのであろう。遊歩道はここまで伸びており、途中分岐した遊歩道でも檜峠に出られたようだ。

檜峠からは登山道になり、侵食され落ち葉が吹き溜まって川のようになった道を登って行くとやがて周囲が開けた送電鉄塔下に出た。
4送電鉄塔_8039
     Photo4 送電鉄塔 麓からも良く見えます

送電鉄塔からは涸れた夏草を掻き分けて進むと雑木林の尾根歩きとなり、コンクリート舗装の林道に出たので林道を進むとやがて尾根筋から離れだした。
ここからは林道を離れ踏跡が消えた尾根を登るとやがて正面に岩場が現われ、直登出来そうであったが無理せず右に回りこんでみると古いトラロープがあったのでそれを使って岩場の上に出て尾根に復帰。
5岩場トラロープ_8044
     Photo5 岩場は落ち葉に埋もれ 足の置き場探しで大変

林道から離れて以降、地面の土が霜柱のフリーズドライ効果でホカホカにされたためか踏跡は消え失せていた。
離れていても色が鮮やかなら進むべき目標となる目印テープも、褪色しているので遠目だと全く見つけることが出来ない。登山ルートはこのあたりと見当を付けて登って行くと目の前の木に巻きつけられた古いテープが現われ間違っていないこと確認しつつ進んだが、岩場下では目印テープを巻きつけた小枝が落ちていたので右に巻くか左にするかで悩んだ。

樹間から周囲の山々を遠望しながら尾根を進むと漸く高反山山頂に到着。
6高反山山頂_8046
     Photo6 高反山山頂

山頂から少し南に下った小尾根先端の露岩上で麓の勝山集落を俯瞰しながら休憩し
7勝山集落_8047
     Photo7 麓を俯瞰 上辺のギザギザは埼群県境の山々

再び山頂に戻り下山に移った。

山頂から古くて太いロープの設けられた急斜面を降るとロープ末端から下部には残雪が現われ、雪の下の地面も凍っていて夏なら取り立てて苦労するような斜面ではないが一苦労。
尾根のコルに降り立ち登り返すと雪が残っているものの歩きやすくなり、
8尾根道_8056
     Photo8 北面には残雪 尾根道は歩きやすくなった

やがて雪が消えると高反山への道標が現われ林道へ降り立った。
9林道終点_8057
     Photo9 林道終点 ここからは長い林道歩き

ここから長い林道歩きの途中で何箇所か分岐が現われたが要所には道標があり、それに従うと曲がりくねった林道はやがて勝山集落へと降った。
R299に出ると程なく道の駅に戻り周回を終えた。

山と高原地図記載の東稜ルートを地形図で検討したが良く解らないし、南稜ルートと東稜ルートを一気に歩いて周回するとR299歩きが長いので周回は気が進まない。東稜ルートは別途チャンスを見つけて登ることにしよう。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

御場山

0小平集落からの御場山_8004
     Photo0 小平集落付近から見た御場山(おんばやま) 
記録
日程:2018,02,20

メンバー:安田
02/20 天候 晴れ :
コースタイム:御場山林道入口(7:12)→林道支線分岐(8:19)→御場山登山口(8:21)→御場山山頂(8:43)→頂稜北端(8:53~9:11)→御場山登山口(9:34)→御場山林道入口(10:28)
行程8.7km 累積標高594m     ルートマップは ここ です。

日本の南方太平洋上に前線が居座っているおかげでやって来る高気圧は小者ばかりで関東地方は暖かいが関東を取り囲む山々の向こう側では雪あるいは曇り。大きな高気圧が上空に来てくれれば雪山にでかけたいのだが・・・・と嘆いたところでどうにもならない。天気予報によると平地は晴れで風も平穏だが山の上は10m以上らしいのでさっさと頭を切り替え風の影響を受けにくい西上州の御場山に出掛けた。

下仁田からR254を佐久方面に向かい西野牧で右折、軽井沢に行く県道43に入り和美峠手前の初鳥屋を過ぎたところで左折して御場山林道入口の萱倉橋の橋畔にある駐車スペースに車を停めた。廃道にも興味をそそられたが氷と雪が中途半端にある時期なので新しいルートから登ることにした。

駐車スペースから萱倉橋を渡って神津牧場へ通じる御場山林道を進むと山の北面では轍が凍ってツルツル。
1御場山林道_7998
     Photo1 御場山林道は轍が凍ってツルツル

轍の様子から多くの登山者が入った跡かと思ったが、林道途中の待避所や登山者用駐車スペースと思われるところには轍が無かったので作業用の車が通ったのであろう。
日陰はツルツル、陽射しの当るところは乾いた砂利道なのでチェーンアイゼンを着けるかどうするか思案しながらダラダラと林道を登るうちに一般車通行止めの林道支線分岐が現われた。
2林道支線入口_7983
     Photo2 林道支線の分岐 御場山への目印の⇒あり

林道支線に右折する辺りからトレースが現われ始めたがもちろん新しいものは無く通過した人数も少ない。

林道支線に入り坂を登って行くと沢の堰堤が見えたが見事に氷結していて、足跡もあったのでアイスクライミングに使用されたのか見知れない。
程なく尾根のコルが近づいてくると御場山登山口の標識が現われ、コルに向かって右折し雪が消えた尾根上の明瞭な踏跡を追って北に進むが踏跡はすぐに消えてザレた急登になった。
3コルの尾根_7997
     Photo3 尾根のコル 明瞭な登山道

既に雪は無く解けた水分で霜柱が出来ては消えを繰り返し丁度フリーズドライを繰り返したようで表面の土はサラサラになっていて登りにくかった。
踏跡不明の斜面を立ち木に掴まって登りわずかに残っている残雪を通渇すると雑木林の御場山山頂に出た。
4御場山山頂_7986
     Photo4 御場山山頂

山頂は落葉しているので周囲の山々が見えるが葉が繁れば全く展望無しと思われる。
山頂から北に向かう残雪の尾根を進むと木間から浅間山が見えたが先日とは違いすで部分的に雪が消えた跡を示す幾筋かの黒い帯が下に延びていた。

妙義方面(北東)が切れ落ち展望が開けた頂稜端に出て陽射しを浴びて休憩を取りながら、
5頂稜北端_7987
     Photo5 頂稜北端 周囲は切れ落ちている

上信越道の大山トンネルがある大山、
6大山_7990
     Photo6 大山の山腹に残る妙義荒船林道跡 左中段に見えるのは上信越道和美沢橋

妙義方面には先日登った千駄木山やジャンクションピーク、表妙義の山々の展望楽しむが裏妙義は谷急山の陰になっていて見えない。
7妙義方面_7991
     Photo7 妙義方面の展望

上信越道の開通以前からあった妙義荒船林道(今は廃道)は山腹に沿ってウネウネと跡を残しているが、上信越道は山腹を貫きわずかに現われるトンネルの間を結ぶ橋梁でしかその存在が解らない。

天気予報どおり上信国境の山々から東側は晴れて陽光がたっぷり降り注いでいるが、西側からの風は冷たい。浅間山も姿を現しているが下部と国境の山々の山頂付近の高度に雲がかかり、時折漏れ出した雲が流れてくる。なるほど雪山は強風、関東平野は晴れで天気予報どおりと納得。
天気予報の天候は人々の生活圏の予報なので山の天気を予報するものではないの。麓の町の晴れ予報で山に出掛けると思わぬ天候に遭遇することになる。

頂稜端での休憩後はピストンで下山したが山頂から登山口までは登ったときの踏跡が残っていないので解りにくい。途中テープも見かけたが古く殆ど残骸というレベルだった。落葉した時期だったから良いものの葉が繁っていると目標を見失いそうだ。

下山後は某有名クライマーが登ったという高立の一本岩を見学。さらに帰路途中で夫婦岩に立ち寄って早々と帰宅した。




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名山 三ツ峰山 旭岳

0三ツ峰山_7795
     Photo0 天目山からの三ツ峰山東峰(左)と西峰(右) 間に2つの小ピークがあります
記録
日程:2018,01,18

メンバー:安田
01/18 天候 晴れ :
コースタイム:救世真教駐車場(7:29)→奥の院(7:42) →P1010(8:32)→三ツ峰山東峰(9:37~9:48)→旭岳(10:29~10:42)→七曲峠(11:25)→天目山(11:43~11:59)→三峰山分岐(12:25)→三峰山西峰(12:57~13:11)→P1133(13:38)→林道ゲート(14:15)→救世真教駐車場(14:36)
行程13.5km 累積標高1430m     ルートマップは ここ です。

このところ冷えこむ日が続き天気予報ではこの冬一番の冷え込みを連発。しかし18日はその中でたったの1日、寒の中休みとも言える桜の咲く頃の気温になるというので榛名山でまだ未踏の三ツ峰山に出かけてきた。
三ツ峰山は榛名湖を取り囲む外輪山の1つで関東ふれあいの道からの登るのが一般的であるが今回は麓から踏跡が有るか無いかの尾根を登り、ついでに三ツ峰山の両脇の天目山と旭岳を含めて周回するルートを歩いた。

高崎から県道126で箕郷を経て榛名湖方面に向かい最終の民家のある唐松集落の手前右側にある救世真教の駐車場に車を停めた。
1_救世真教入口7765
     Photo1 駐車場横の救世真教施設への道路入口

駐車場横の宗教施設へと繋がる舗装路を登って行くとすぐの流汗悟道の分岐から奥の院目指して進み、尾根上に向かう踏跡を進むと石祠の中に金竜神が祀られた奥の院に出た。
2奥の院_7768
     Photo2 奥の院 中央の石祠の中には玉を掴んだ龍のが祀られていた

奥の院から薄い踏跡を辿り交差する作業道を横断。この辺りから何回か作業道に出会うが尾根を登る踏跡は無く兎に角高みを目指して進んだ。
途中幾つかの小ピークを越え、音羽山からの尾根と合わさるP1010を越えると勾配が増すとともに顕著な尾根になり木々の間から見える周囲の山より高度が高くなるとP1280に到着。今まで行程では昨夜の雨と今朝の陽射しで地面の凍結は無かったがP1280からの北斜面では雪は無いがしっかり凍っており下降に気を使った。コルに降り立つとヤセ尾根にホッカリ開いた岩窓があった。
3岩窓_7773
     Photo3 コルにある岩窓

岩窓を左に見て稜線に復帰するとすぐに三ツ峰山東峰山頂に出た。
4三ツ峰山東峰_7774
     Photo4 三つ峰山東峰

ここには石祠があるものの周囲は雑木林で殆ど展望無し。しかし榛名湖周辺を歩く関東ふれあいの道から登ってくる登山者が多いのかここまで濃い踏跡有った。
三ツ峰山東峰で休憩後濃い踏跡を辿るとすぐに西峰との分岐に出た。ここは関東ふれあいの道方面に右折して一旦降り登り返すと関東ふれあいの道に出た。ここも右折し正面に三角形の旭岳を見ながら木段を降ってゆくと
5相馬山旭岳_7778
     Photo5 正面に見える三角形の山容が旭岳

やがてベンチのある広場に出た。指道標はここで左折し松之沢峠に降ってゆく関東ふれあいの道が記されていたが直進する旭岳を示すものは簡素で目立ちにくい手書きの指導標だった。
分岐から防火帯のカヤトの中の踏跡を辿るとすぐに山道となり潅木に掴まって急登を登ると旭岳山頂に出た。周囲は潅木で素晴らしい展望が広がり、榛名外輪山の山々や沼原の中を一直線に通り抜けるメロディーライン、
6蛇ヶ岳伏牛山_7787
     Photo6 蛇ヶ岳(左)と臥牛山(右) 中央の平地は沼原 一直線の道路は県道33

7榛名湖_7790
     Photo7 結氷し始めた榛名湖 背景は掃部ヶ岳

南面には高崎から関東平野を見渡せる休憩適地もあるので冷たい北風を避けてここで休憩。

休憩後は旭岳分岐まで戻り関東ふれあいの道を松之沢峠に進み、松之沢峠で県道28に出て榛名湖方面に降りしばらく舗装道路歩きの後箕郷方面に向かう県道26を七曲峠まで登り返した。七曲峠で右折し関東ふれあいの道を天目山に登り、山頂から三ツ峰山を見ながら休憩。

天目山から再び七曲峠に戻り、今度は県道126を横断し木段を上り三ツ峰山分岐を経て三ツ峰山東峰西峰分岐に戻った。今度は右折して西峰目指して進み最初の小ピークを過ぎる頃には踏跡が薄くなり、次の岩峰右側を巻き降って
8第2峰_7800
     Photo8 東峰西峰間にある2つの小ピーク 西峰寄りの小ピークは岩峰だった

トラバースする頃には殆ど解らなくなった。
稜線に戻り防火帯に出て笹原の中を登り返すと西峰山頂に出た。西峰山頂は南方面の木の枝が払われていて前橋高崎方面の展望が開けているが今日は残念ながら靄が掛かり県庁や高崎市役所のビルがやっと見える程度だった。
9前橋高崎方面_7803
     Photo9 三つ峰山西峰からの前橋高崎方面の展望

防火帯は山頂から更に北西に延びているがそちらには進まず南に延びる雑木とササに覆われた細尾根を降った。山頂から踏跡は無く下生の潅木を掻き分けて進むとすぐに大岩が出てきて進路に迷いつつ大岩右側の急斜面を木に掴まりながら尾根筋を外さないように下降。
10西峰南尾根1290_7804
     Photo10 南尾根の稜線上の大岩 急斜面を巻いて通過

やがて幾つかの大岩を過ぎ稜線上を歩くことが出来るようになったが次々現われる岩を乗越すのか岩の間を降るのかあるいは左右どちらを巻き降るのか緊張の連続でどうにかP1133まで辿りついた。
11大岩が連続する南尾根_7810
     Photo11 尾根には苔むした岩がゴロゴロ

この先まだ同じような状態が続いたが標高が下がったためか獣道が時折現われ、イノシシの休んだ跡か笹がなぎ倒されたスペースや餌を探して掘り起こした跡もあった。
尾根が広くなり植林が始まると獣道はその中に消えて行き、代わって作業道が幾筋も現われだした。尾根を跨ぐ作業道に惑わされること無く横切って降るとやがて左に白い堰堤が見え出し、丸太で塞がれた作業道のゲートが現われほど無く林道ゲートに出た。
12林道位置口_7815
     Photo12 閉鎖された林道ゲート横を通り抜けて県道126に出た

林道を降るとすぐに県道126に合流、そのまま県道を歩いて車を停めた救世真教の駐車場に戻り周回を終えた。

今まで榛名山のいろいろな峰の頂を踏んだが今回登った旭岳からは関東平野や榛名湖を取り囲む峰々と結氷しつつある榛名湖、そして遠くには雪で白くなった県境の山々の素晴らしい展望が広がっており1、2を競う好展望の頂であった。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西上州 秋葉山 ゴシュウ山

0秋葉山_7749
     Photo0 ゴシュウ山山頂からの秋葉山山頂 石造物が見えます
記録
日程:2018,01,15

メンバー:安田
01/15 天候 晴れ :
コースタイム:林道奥山六車線舗装終点(7:56)→不動明王(8:06) →秋葉山のコル(9:03)→秋葉山山頂(9:08~9:29)→秋葉山のコル(9:33)→ゴシュウ山山頂(10:00~10:11)→秋葉山のコル(10:33)→東面三角岩窟(10:47)→作業道(11:07)→林道(11:30)→林道奥山六車線舗装終点(11:33)
行程4.7km 累積標高6260m     ルートマップは ここ です。

この前 木々岩峠を歩いたとき にゴシュウ山(仏岩山)山頂から秋葉山を探したが何処が秋葉山か解らなかった。しかし下山途中で秋葉山の取り付けだけは確認しておいたので秋葉山を確認しようと出かけた。

下仁田からR254で内山峠に向かう途中、西牧の手前左側の鏑川沿いにある”おかた茶屋"を過ぎたところで左折し橋を渡って林道奥山六車線に入り、道なりに進んで馬居沢集落を過ぎてしばらく進むと林道の舗装が無くなった。
舗装終了点横にある駐車スペースに車を止め、装備を整えて更に林道を進み右側に不動明王のブロック積の小屋が現われると秋葉山への取り付きに到着した。
1不動明王登山口_7728
     Photo1 不動明王 (ブロック小屋の中)

不動明王の前から水量が少ない馬居沢に降り、石飛び対岸に渡り急登に取り付いた。
目印テープが沢山あるがかなり怪しげなものもあったので従うことなく踏跡を辿りやがて岩壁沿いをジグザグに登りだすと左岩壁に岩窟が現われた。
2岩窟2_7731
     Photo2 次々現われる岩窟の1つ

登るに従い次々と岩窟が現われ、中を覗くとそれぞれ石碑があるが知識が無い私には良くわからない。岩壁に沿って4窟ある岩窟群を過ぎ、ザレた急登を登って支尾根に出ると麓の馬居沢集落や沢の対岸の物語山が木の間から見え出した。
尾根の先は岩峰がありのそのまま尾根上を進めそうも無く、踏跡は右へ一旦降りトラバースするように隣の尾根目指して進んでいる。
乗換えた尾根を登って行くとやがて秋葉山のコルに出た。ここで左折し大岩を巻くように登って潅木の中を進むと展望が開けた秋葉山山頂に到着。
3秋葉山山頂_7737
     Photo3 秋葉山山頂

取り付きからここまで陽射し無かったが山頂には陽光が降り注ぎ石仏や御嶽三座神、2基の石祠があった。浅間山や物語山、
4物語山と浅間山_7738
     Photo4 物語山(左) 遠くに冠雪した浅間山

妙義山、ゴシュウ山、
5ゴシュウ山_7741
     Photo5 御嶽三座神の向こうにはゴシュウ山

角が重なって1つの塊に見える鹿岳を見ながら休憩し、コルまで戻って尾根を直進しゴシュウ山を目指した。

コルから急登を登って次の小ピークに出ると日野大権現の石碑と3基の石祠が並んでいた。
6三基の石祠_7743
     Photo6 三基の石祠のうちのニ基

ここから降ってヤセ尾根を通過すると
7ヤセ尾根_7755
     Photo7 ヤセ尾根

ゴシュウ山山頂までの間の小ピークには石碑や石像が次々祀られていた。(地図参照)
やがて尾根が先日歩いた木々岩峠からの尾根(鏑川・南牧川分水尾根)に突き上げたところで左折し登り詰めるとゴシュウ山山頂に出た。
8ゴシュウ山山頂_7748
     Photo8 ゴシュウ山山頂

ここからは漸く鹿岳の角が2つの角(一ノ岳・ニノ岳)が認識できた。登ってきた尾根の先に秋葉山山頂のある石造物群が白く見えたが、標高が低い秋葉山は背景に埋もれてしまって山容が解り難く、やはり秋葉山から登ってこないと認識できない。
0秋葉山_7749
     Photo9 ゴシュウ山山頂からの秋葉山山頂(石造物が見えます)

ゴシュウ山から秋葉山のコルまで戻って右折、登ってきたときとは反対側の斜面(東面)を降った。植林の急斜面を薄い踏跡を辿ってジグザクに降り、やがてカエデの落ち葉で殆ど踏跡が消えた斜面を隠れた石車に注意しながら降り、漸く見つけた目印テープで右折して少し登り返すと東面の三角岩窟に到着した。
10東面の三角穴_7756
     Photo10 東面の三角岩窟

中に石碑のある三角洞窟をチョット覗いて引き返し、時折踏跡や獣道らしきものが現われる急勾配を適当に降るとやがてしばらく歩かれていない作業道らしき道形に出た。

ここで左折し道形を進んで秋葉山からの尾根のコルが見えてきたところで作業道から離れてコルを目指して登り尾根に出た。
コルで尾根を乗越し凹地形を降るとやがて涸れ沢となり勾配が緩んで現われた小さな堰堤群の横を降ると林道に出た。
11林道脇の堰堤_7762
     Photo11 林道から見た堰堤群と水路

上手く地形図どおりに歩けたので林道着地点からは駐車スペースまで至近だった。
距離も短く下山したのは正午前だったが生憎他山の地図を持ち合わせなかったので久しぶりにのんびり車を走らせ家路に着いた。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名山 幡矢ヶ岳 氷室山 天目山

0覗岩_7606
     Photo0 先端が別れ爪のように尖った覗岩 背景は鐘ヶ原山
記録
日程:2017,12,26

メンバー:安田
12/26 天候 晴れ :
コースタイム:カーブ17駐車スペース(7:15)→幡矢ヶ岳取付き(7:34)→大岩(7:55~8:00)→旗矢ヶ岳(8:26)→コル(8:44)→九折岩(9:31~9:44)→天神峠広場(10:27~10:51)→氷室山(10:52)→天目山(11:17~11:33)→コル(11:51)→駐車スペース(12:00)
行程8.9km 累積標高955m     ルートマップは ここ です。

秋に榛名神社から 鏡台山 天狗山 鐘ヶ原山 を歩いたときに隣の山の中腹に覗岩が時折ガスの中に見えたが
1硯岩_6508
     Photo1 ガスが切れると見えた幡矢ヶ岳中腹の覗岩

覗岩に行く登山道は無いので山に分け入って近くに行っても葉が繁っている時期では見つけることが出来ないと思い落葉する時期を待って幡矢ヶ岳に出掛けた。

高崎から県道126を進み箕郷を過ぎ榛名山への登りが始まり道がクネクネ曲がりだしたカーブ17のところに駐車スペースを見つけて車を停めた。

駐車スペースから少し戻り”ぐんま未来の森"看板のところからゲートを越えて林道に入り、
2ぐんま未来の森入口_7599
     Photo2 “ぐんま未来の森”看板 ここから林道に入った

地形図にあるように林道から幾筋かの遊歩道が分岐しているので適当に道を選んで幡矢ヶ岳南尾根の末端を目指した。
等高線に沿って進みこの先は破線の道が降りになってしまう尾根末端から南尾根に取り付き、落葉した樹林の中を進むとやがて岩混じりになり尾根の狭くなってきた。
稜線を進むと潅木越しに覗岩の姿が見え隠れしやがて現われた大岩を右から巻いて岩の上に出ると眼下に動物の爪のような覗岩を見ることが出来た。前回は遠くから見たので覗岩の形状はわからなかったが天狗山の東峰尾根端の先端が裂けた岩の大規模版といったところか。

大岩から更に尾根歩きで標高を上げ潅木のヤブを過ぎると幡矢ヶ岳山頂に出た。
3幡矢ヶ岳山頂_7609
     Photo3 幡矢ヶ岳山頂 木の間から朝日が差し込む

ここまで一箇所潅木に囲まれたヤセ尾根を通過するが程よいアクセント。
山頂は疎林越しに朝日が射しこみ気持ちよいが北風が冷たいで通過し下山に移った。
降り始めると正面に天目山が見え出し、やがて山容がわからなくなると幡矢ヶ岳と天目山のコルに出た。
4コル_7612
     Photo4 天目山と幡矢ヶ岳のコル

ここは冷たい北風が当たらない代わりに陽射しも無いので左折して地形図の破線を歩いて榛名神社方面へと沢筋を降った。
かつては登山道があったようだが沢の左右の斜面の崩落が進みのデブリと相まって道跡も殆ど解らない。幸い上部は涸沢、下部も水量が少ないので沢筋を右へ左へと歩きやすいところを選んで下降するとやがて古い堰堤の上に出た。堰堤右岸の獣道?らしき踏跡を辿って堰堤下に降ると
5堰堤下_7618
     Photo5 古い堰堤を見上げる 山の斜面には落ち葉の堆積の中に獣道?踏跡

沢床は広がり正面上方にクネクネ曲がった奇岩、九折岩(つづらいわ)が現われるとすぐに榛名神社から天神峠に至る”関東ふれあいの道"に出た。
6九折岩_7619
     Photo6 九折岩(つづらいわ)

ここは北風も無く陽射しが心地よいので暫し休憩後、右折して"関東ふれあいの道"を天神峠へと向かった。落ち葉が敷き詰められ陽射しポカポカの道を進むと
7関東ふれあいの道_7623
     Photo7 陽射しポカポカの”関東ふれあいの道“

やがて常滑の滝が現れるが、このところ降水量も少なく凍結するまでには冷え込んでいないので水量が少なく一筋落ちるナメ滝だった。
常滑の滝から更に登って高度を増して谷間から抜け出すと背後の視界が広がり同時に北風を感じるようになってきた。
8天神峠広場_7629
     Photo8 登り詰めたところが天神峠広場

天神峠の広場で一休みして氷室山に向かって登りだすと木の間から榛名湖や烏帽子岳榛名富士が見えてきた。
9烏帽子岳榛名富士榛名湖_7633
     Photo9 木の間から見えた烏帽子岳 榛名富士 榛名湖

間隔が広くて一段の高さが高い木階段を登りつめると山名標の無い氷室山山頂に出た。
10氷室山_7634
     Photo10 氷室山山頂 天目山への単なる通過点なのか?山名標葉無かった

一般道は左に折れ曲がって天目山との鞍部に降って行くが氷室山山頂から南西の尾根に踏跡が伸びているので少し進んでみたが、地形図ではこの先等高線が密集しているのでどこかへ降る道では無いと思い引き返した。

天目山までの道は相変わらず間隔が広い木段が続くが、一体どんな体格の持ち主が設計したのやら?木段の脇のササ斜面を登ったほうが格段に楽だった。もう少し間隔が狭くて登りやすければ皆さん木段を使うと思うけど・・・

木の間から見える幡矢ヶ岳を見ながら進み
11幡矢ヶ岳_7635
     Photo11 歩いてきた幡矢ヶ岳 これから向かう天目山との標高差は30mほど

漸く木段が終わって地面の上が歩けるようになると天目山山頂に出た。
山頂広場にはベンチもあり、木の間越しではあるが展望が得られるので休憩。
12天目山山頂_7637
     Photo12 天目山山頂

七曲峠へと降りてゆく登山道の上の空間には相馬山の姿、ベンチの横からは隣の三ツ峰山も良く見えたがここからでは樹林で遮られて南の幡矢ヶ岳は見えない。
13三ツ峰山_7639
     Photo13 三ツ峰山

天目山山頂からはササの繁った雑木林の尾根を幡矢ヶ岳とのコルを目指し時折出てくる目印テープに従ってほほ急斜面を下降。やがて左側に凹地形が出てきたら凹地を渡って隣の尾根に乗り移ると左からトラバースしてくる踏跡に合流、右折して踏跡を辿って降ると先ほどの尾根下部に戻ってすぐにコルに出た。
朝は幡矢ヶ岳から降ってきてコルで左折し榛名神社方面に向かって沢を下ったが、今度は左折して植林の中へ伸びる沢沿い道をカーブ17目指して降るとやがて道幅は広がり林道の様相を呈してきた。道が右にカーブし沢から離れるところで県道のガードレールが見だしたので林道から離れてガードレール目指して降るとすぐに駐車スペースに出た。

天目山からコルまでは地形図で見るとかなりの急斜面で上手く降れるか心配したが木に掴まることも無くスリップすることも無く標高差200mを下降出来た。
天目山から降る途中で見かけた目印テープはコルから駐車スペース寸前までの間にもあり林道からかなり外れたところにも見受けられたのでハイカー用の道を示すものではなく林業用だったようだ。朝方のコルから九折岩までの沢筋のピンクテープは手にとって見れば地籍調査と書かれていた。
人里近くの林業が行われている山だと目印が多く時たま混乱することがあるが相手は仕事の目印、こちらは遊びと心得てしっかり地図とコンパスで行動せねば。






 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西上州 木々岩峠 ゴシュウ山(仏岩山)周回

0仏岩山物語山_7557
     Photo0 ゴシュウ山と物語山
記録
日程:2017,12,21

メンバー:安田
12/21 天候 晴れ :
コースタイム:馬居沢集落駐車スペース(8:27)→林道終点(9:01)→二股(9:11~9:22)→尾根乗上げ点(10:05~10:15)→木々岩峠(10:22)→尾根先端(10:42~10:05)→展望ポイント(10:56~11:03)→尾根乗上げ点(11:25) →林道切通通過(11:30~11:45)→H810(11:53~12:03)→ゴシュウ山(12:30~12:53)→下降点(13:34)→林道終点(13:41)→不動明王(14:20)→水道施設(14:34)→馬居沢集落駐車スペース(14:43)
行程10.5km 累積標高994m     ルートマップは ここ です。

地形図を見ていると西上州の鹿岳(かなたけ)の西、ゴシュウ山との間に"木々岩峠"というのがあり、かつては南牧と西牧を繋ぐ道が在ったと思うのだが、各種情報を集めてみると南牧側には"木々岩峠登山口”があるが下仁田の西牧地区には見当たらない。今ではそこに至る道が記載されていないので木々岩峠はどうなっているのかと出かけてみた。

下仁田からR254を佐久方面に向かい御堂山(ジジ岩ババ岩)の登山口のある西牧関所跡の手前、左側にある”おかた茶屋”を過ぎてすぐに鏑川のかかる橋を渡り馬居沢集落を目指した。
馬居沢集落に入ると分岐が出てきたので右側の馬居沢沿いの道(地形図にある道)に入り集落の中ほどにスペースを見つけ車を停めた。分岐の左側の道は地形図に無いがやがて両者は集落の最後のあたりで合流するのでバイパス的な道路になっている。

駐車スペースから橋を渡り上記の左側の道に出て少し降り、尾根末端を回って沢沿いの林道に入るとすぐに民家は無くなり舗装も切れるが直進すると林道分岐に出た。
1林道分岐_7528
     Photo1 分岐を左側の道に進む

轍が濃い左側の道を進み、次の分岐は尾根末端に当たるがここも左折して木々岩峠に向かいそうな林道を進むと沢の右岸で林道終点となり、沢床に降り立って涸沢を詰めてゆくと二俣が現われ、沢筋の合流点の岩陰には赤いプラ標識を発見。
2二俣_7533
     Photo2 二俣を右沢へ進む

ここで一休みして右沢を進むと程なくして右岸支沢からのデブリが出てきた。
3デブリ_7534
     Photo3 デブリを左へ

ここで左折しデブリの元になった支沢を詰めてゆくと正面に切り立った壁が見えてきたので左側の尾根に乗り土砂の急登を木の根を掴んで登り稜線に乗上げた。
4尾根乗上げ点_7540
     Photo4 稜線乗上げ点

ここでも休憩し左折して稜線上を進むと小ピークを越えたところで立ち木に木々岩峠と書かれたテープが巻きつけられていた。
5木々岩峠_7542
     Photo5 木々岩峠

ここから南牧側に下る薄い道形を辿ると小尾根を越えたところで道形は植林の中に入っていったので
6作業道下降点_7544
      Photo6 高原に下る作業道 忘れ去られた道の南半分?

おそらくこれが地形図の黒破線と思い、ここまま進むと下ってしまうので小尾根で左折し稜線を目指すと大岩が出てきたので獣道を進んで大岩を巻き稜線に出た。
東(鹿岳)に進み小ピークを1つ巻くとやがて切れ落ちた尾根端に出た。潅木に囲まれた尾根端の先は切れ落ちているのかどうか確認できなかったが正面には間近に迫った鹿岳と高原下降点下部の伐採跡が見えた。
7鹿岳_7547
     Photo7 鹿岳(かなたけ)

鹿岳、高原集落それに一本岩の展望が良いので一休みして折り返し、
8高原の一本岩_7550
     Photo8 高原の一本岩

今度は稜線上を辿って先ほどの乗上げ点まで戻った。途中の巻いた小ピークは妙義や浅間山方面の好展望ポイントで先日歩いた ジャンクション岩峰や千駄木山 も良く見えた。
9浅間山_7556
     Photo9 晴の日が続き真っ白だった浅間山南面が黒くなり始めている

乗上げ点まで戻り西に向かうとすぐに林道切通で尾根が寸断されていた。南面を降って林道に降り、南牧側に進んでコンクリート擁壁に設けられたハシゴ段で擁壁の上に出てそこから急斜面を登って稜線に復帰したが切通し通過に思わぬ時間が掛かってしまった。
10林道切通_7563
     Photo10 林道切通

稜線を進み南斜面が滑り台のようなヤセ尾根を通過して
11ヤセ尾根_7565
     Photo11 南面が滑り台のようなヤセ尾根

ゴシュウ山への登りに差し掛かったところで斜面を見上げて一休み。

乾燥して土砂斜面ズリズリ、疎林なので掴まる木の根を探しながら緊張感いっぱいで登り岩場が出てきたところで岩斜面に移って一安心、更に登り詰めて潅木に逃げ込むと漸くゴシュウ山(仏岩山)山頂に出た。
12仏岩山山頂_7566
      Photo12 ゴシュウ山(仏岩山とも言う)山頂

石祠のある山頂は展望が良く陽射しを浴びて休憩。

ゴシュウ山から降り稜線を進むとすっぱり切れ落ちた岩の上に出たので少し戻って北側から岩を巻いて稜線に復帰した。
13大岩トラバース_7575
     Photo13 岩基部を巻く

更に稜線上を降ってゆくと再び切れ落ちて行き止まり。今度は南斜面を降るとすぐに鞍部に降り、地形図には現われないような小ピークを越えると下降点の石標476がある最低鞍部に出た。
14下降点の石標476_7582
     Photo14 ここから下降、目印の石標476

ここで右折し植林帯目指して北斜面を降ったが小ピークの前後で同じような地形でしかもどちらにも石標がり混乱しやすい。
北斜面に幾つかの小尾根があり沢の源頭地形で何処を降っても皆馬居沢に落ちこむので、下降点から左寄りの小尾根を降るとすぐに林道終点の広場に出た。
15林道終点広場_7584
 Photo15 林道?堰堤工事用道路?終点の広場

ここからすぐ下部には堰堤があったのでおそらく工事用道路跡と思われるがかなり荒れていて落石や崩落箇所もあったがやがて道幅が広くなり路面も整備された歩きやすい道となった。

しばらく進むと秋葉山登山口の目印になっているブロック囲いの不動明王が現われた。
16不動尊_7593
     Photo16 ブロックに囲まれて扉が施錠された不動明王の祠

秋葉山へはここから馬居沢を渡渉して対岸を登るようだが今日はパスして更に降るとやがて舗装路になり左側の水道施設を過ぎると道は二俣分岐になり沢に沿った左側の道を降ると駐車スペースに出た。

木々岩峠は確認できたが尾根端から戻るときに稜線上の小ピーク北側の巻き道を通ったとき、小ピークから北に下る尾根にジグザクに降る道形があった。丁度南牧側から稜線に出て少し稜線上を歩いてから西牧へと下るような位置関係で、おそらく登りのときに沢筋から離れたデブリと二俣の間の尾根筋を下る忘れ去られた道の跡かも知れない。(茶色は線で書き入れてみた)

下山に使った林道(堰堤工事道路跡)も地図上には描かれておらず情報も殆ど無いので下降点のコル直近まで延びることが歩いてみてわかった。
西上州の山は険しさとは裏腹に標高が低く人家も近いので沢山の林道やその支線が入り込んでいて分岐も多い。獣道同様惑わされ易いので気が抜けない。

鹿岳とゴシュウ山の稜線を寸断して林道が通されているが、南牧側から稜線を越えたところで  止まっているとのこと。西牧側の何処に出てくるのか?あるいは止まったままなのかは地元の人も知らなかった。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

日本で1番海に遠い地点と榊山 霊仙峰

0海遠点_7478
     Photo0 日本で1番海に遠い地点
記録
日程:2017,12,17

メンバー:安田
12/17 天候 曇り :
コースタイム:駐車スペース(7:44)→林道終点(8:09)→日本で1番海から遠い点の地点(8:45)→榊山(9:10)→H1255(9:14~9:27)→右の耳(10:01)→H1210(10:23~10:32)→小唐沢山(10:49~10:57)→霊仙峰(11:33~11:46)→樽ヶ久保橋(12:20~12:23)→駐車スペース(13:20)
行程12.0km 累積標高1022m     ルートマップは ここ です。

日本で1番海に遠い地点(海遠点)が北海道ではなく長野県、それも群馬県との県境近くにあると知り出かけてきた。1番海に遠い地点は田口峠の近くであるが地形図を眺めていると県境が複雑に折れ曲がり群馬県側が動物の耳のように見えるので右の耳と左の耳というらしい。(ルートマップをご覧ください)
折角なので1番海に遠い地点を含め耳の部分の県境も歩いてみた。

下仁田から南牧村を通り県道93を進むと吹き溜まりや日陰部分に雪が現われだした。新雪で轍の無い九十九折れの峠道を注意深く進み県境の田口峠を通過して少し降ると樽ヶ久保橋に差しかかった。一旦停車して下山ポイントを確認後、更に降って”日本で1番海から遠い点の地点”の看板を見て左折、橋を渡って右側の駐車スペースに車を停めた。

駐車スペースから少し戻り滝ヶ沢林道のゲートをくぐって
1林道ゲート_7470
     Photo1 滝ヶ沢林道のゲート

薄っすら雪が積もった林道を進むと"海から一番遠い地点まで1800m"の看板が現われた。
看板の指示通りに進み、
2林道終点_7472
     Photo2 林道終点 登山口から丸木橋を渡って進む

1kmの看板のある林道終点からは丸木橋を渡って登山道に入りセンガ沢の右岸の林の中を行くとやがて道は沢床に降りた。ここから倒木の墓場のようなセンガ沢を 
3センガ沢_7475
     Photo3 倒木がいっぱい センガ沢を詰める

詰め二俣になったところが100m。目の前の開けた広場に"日本で海岸線から一番遠い地点”の標柱が立っていた。
4海遠点_7479
     Photo4 日本で海岸から1番遠い地点

標柱にタッチして正面に見える県界尾根に登り左折、目印テープに従って広い稜線を進むと三角点のある榊山山頂に着いた。
5榊山山頂_7485
     Photo5 榊山山頂

落葉した樹林越しに周囲の山が見えるが風が冷たいので早々に戻り、幾分風が弱まった地点で休憩。ここまではハイキングコースで道案内も豊富だったがここからは時々現われるテープを頼りに県境を進んだ。落ち葉の上に薄っすらと雪があるので踏跡があっても全く解らない。時たま現われるのは降雪後の獣道だけとなった。
6獣道_7486
     Photo6 降雪後につけられた獣道 歩いた跡は雪が無いので良くわかります

地図と落ち葉に埋もれた県界を示す石標を頼りに広い尾根を下り、枯れた笹薮を越えながら右の耳の肩に達するとヤセ尾根が登場。
7ヤセ尾根_7492
     Photo7 右の耳手前のヤセ尾根 地形図からでは予想できない

靴底に着いた雪を取り除いて注意深く渡って登ると右の耳のピーク(P1210)に出た。
8右の耳山頂_7493
     Photo8 右の耳のピーク

樹林の中のピークから小唐沢山へのコルに降り、県境はコルから凹地形に沿って南下しているがそのまま小唐沢山目指して直進。登りに差し掛かり傾斜が増してきたので木を掴まって登ったが靴底についた踏み固まった雪で足が安定せず。立ち止まれそうな所で靴の雪を取り除き久々のチェーンアイゼンを着け、どうにか足元が定まったので木に掴まって登った。
9小唐沢山山頂_7497
     Photo9 小唐沢山山頂

小唐沢山山頂は潅木に囲まれた小広場で乾燥した土の地面は鹿の足跡だらけ。某山岳会お手製の山名板があり、漸く太陽が顔を出したのでここでも休憩。
奥秩父方面は御座山が見えたが
10御座山_7498
     Photo10 御座山

八ヶ岳は雲に覆われて見えず。樹間からは大岩碧岩、奥に両神山のシルエットが見えた。
11大岩奥が両神山_7506
     Photo11 西上州の山々や大岩碧岩 奥には山容が特徴的な両神山

小唐沢山から狭い尾根を降り樹林越しにわずかに見える霊仙峰を目指して進むが二俣に分かれた尾根のどちらが霊仙峰に繋がるのか戸惑う。霊仙峰山頂に出るとテープが賑やかにあったが山名板は地面に散乱していたので拾って三角点近くに集めておいた。
12霊仙峰山頂_7510
     Photo12 霊仙峰山頂

霊仙峰から北東の尾根を降り登り返したP1210で左折し北西に下る尾根の途中から北への尾根を降った。短い距離で同じような尾根が分かれているので難しいが降る尾根を間違えると末端で雨川に突き当たってしまう。
特に尾根下部は植林帯で見通しが悪く、沢源頭の様な凹形状の地形が現われたりと樹間に雨川や県道93が見えてきても油断ならない。樽ヶ久保橋寸前で地形図に無い林道とそれに沿った支沢が出てきて一瞬驚いたが水量が少なく石飛びで渡った。目印テープも色とりどりで各種下がっていたが狙った尾根と違う尾根を降るものや、林業用と思われるものもあり惑わされやすかった。

予定通りに樽ヶ久保橋寸前にある県道横の空きスペースに降り立った後は
13樽ヶ久保橋_7517
     Photo13 樽ヶ久保橋手前の空きスペース 右奥が樽ヶ久保橋

駐車スペースまで車道歩きだったが乾燥路面、積雪路面、凍結路面と次々に変化し、その都度道路右端に寄ったり左に移ったりで普段と違って車道歩きに飽きる前に駐車スペースへと戻った。
左の耳からら樽ヶ久保橋までのバリルートではササヤブコギを覚悟していたが、ササは数年前に花が咲いたのか葉も無く立ち枯れ状態。
この山域はササが枯れている今が狙い目であろう。
 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

ジャンクション岩峰 千駄木山

0千駄木峠の鉄塔と千駄木山_7440
     Photo0 千駄木峠の送電鉄塔66と千駄木山
記録
日程:2017,12,13

メンバー:安田
12/13 天候 晴れ :
コースタイム:駐車スペース(8:23)→バリ取り付き(5:54)→作業小屋(9:18)→支尾根先端(9:50~10:03)→ジャンクション岩峰(10:13)→小烏帽子(10:55~11:04)→支尾根付け根(11:44)→岩峰西側基部(11:54~11:58) →千駄木峠(12:59~13:07)→千駄木山山頂(13:30)→妙義荒船林道(13:50)→千駄木峠(14:08)→66巡視路入口(14:27)→駐車スペース(14:39)
行程10.2km 累積標高1260m     ルートマップは ここ です。

冬将軍が威張りだして日本海側は大雪、関東地方は晴れわたっているものの北風が冷たい。屏風のように北風を遮ってくれてしかも陽当たりが良い南面から登れる山なら気温が低くても登れば気にならない。そんな条件に当てはまったのが先日出掛けた裏妙義小烏帽子から西側の千駄木山への稜線歩き。横川からの入山川沿いではなく、下仁田からの鏑川沿いに入れば南斜面の登りとなる。

下仁田からR254を長野群馬県境の内山峠方面に走り途中の西野牧から県道43に右折、さらに途中から右折して最奥の中野集落を目指した。
徐々に細くなる道を進み中野集落最奥の民家を過ぎると舗装から砂利道になった。地図によると林道が更に奥に伸びているが轍が深くなり始めたので適当なスペースを見つけて車を停めた。

駐車スペースから林道を登って行くと3つめの左カーブに差し掛かったところで右へ下る林道の分岐が出てきた。
1林道分岐右へ_7409
     Photo1 林道分岐 右に進みます 写真では直進になる

ここから右側林道に入り、落石、崩落、草茫々でとても車が入れそうに無い道をしばらく進むと右斜面を登る踏跡(獣道?)があったので取り付いた。
何処を登っても上にある妙義荒船林道に出られると思い薄い踏跡を追うと廃林道の切り通しのところに出た。
2妙義荒船林道に出た_7413
     Photo2 壊れたカーブミラーの後ろから妙義荒船林道に出た

左折して廃林道を西に向かい
3林道崩落箇所_7414
     Photo3 妙義荒船林道崩落箇所 始めてみたガールレール支柱の長さにビックリ

擁壁が途切れた凹地形の所で右折し、稜線を目指して登り枯れ薄の繁る平地に出ると今では多分使われていない作業小屋があった。
4作業小屋_7416
     Photo4 古い作業小屋

作業小屋の右手から幼植林と潅木の境を登ると縦横無尽に錯綜する獣道地帯となったので登りやすそうなところを選んで潅木に掴まりながら稜線に乗り上げた。雑木林の中の稜線は、落ち葉は風で飛ばされ地面が露出し登山道のようであるが注意深く見ると殆ど靴の踏跡はない。
稜線上を北東に向かい樹林越しに見えるジャンクション岩峰の手前の支尾根端で一休み。
5支尾根先端露岩_7422
     Photo5 休憩した支尾根先端

支尾根端は露岩でその先は切れ落ち表裏妙義の展望が良く遠く筑波山のシルエットも見えた。
6表妙義_7425
     Photo6 表妙義 写真では判りにくいが星穴岳の右には筑波山も

稜線に戻り直進し潅木を掻き分けながら登るとジャンクション岩峰南峰の山頂、
7ジャンション岩峰北峰_7427
     Photo7 ジャンクション岩峰南峯から見た北峰東面

更に潅木の繁る頂稜進むと北峰となった。
8P990小烏帽子大烏帽子_7429
     Photo8 北峰からの展望 手前からP990、小烏帽子、大烏帽子左奥が谷急山

ジャンクション岩峰東面はスッパリ切れ落ち、基部からは高さがあるので懸垂下降は無理。引き返すかどうか悩んだが北西に降れそうだったので木を頼りに急斜面を下り始めると右側にスラブのルンゼが出てきた。傾斜もそれほど立っていないので登りなら取り付いてしまうところだが途中には苔が付いていてその上確保も無いので下りは厳しい。ここで久々にロープを取り出し立ち木をアンカーにスラブ下部まで懸垂下降、
9ジャンクション岩峰北スラブ_7437
     Photo9 帰路 ルンゼの中から見上げたジャンクション岩峰のスラブ岩壁

落ち葉の積もったルンゼの泥斜面を登り返して小烏帽子へ続く尾根に復帰した。

尾根を少し降ってみるとスラブ下部の落ち葉の中に獣道らしきものが見えたので帰路はおそらくジャンクション岩峰北側を巻いているのであろう獣道を辿ることにした。ジャンション岩峰から稜線上にあるP990を越え、落ち葉が風に飛ばされて露出した砂礫の急登を登り詰めると見覚えのある小烏帽子山頂に出た。
10小烏帽子からジャンクション岩峰へ_7431
     Photo10 小烏帽子 西峰山頂に出た 厚い落ち葉で動物の寝た跡も

休憩後引き返し、ジャンクション岩峰に差し掛かったところで今度は獣道を辿って離西側急斜面をトラバースし、浅いルンゼを2つ越えて斜面を登り返すと先ほど休憩した支尾根の付け根に出た。
越えたルンゼの中は落ち葉の堆積が深く、尾根筋では風に飛ばされ地面が露出しているので獣道も時々失ってしまった。木の葉が無いので多少周囲の地形が見えるが繁った時期では視界が限られ進路確認が大変になりそう。

更に稜線上を進むと今度は遠くから見ると山頂が平坦に見える岩峰の岩壁が立ち塞がった。
11岩峰南面_7439
     Photo11 無名岩峰の東側岩壁 近くから見ると尖った岩峰に見えるが

南面には幼植林があるので巻くことが出来ると思い左折して岩峰基部に沿って南側を巻き降ると獣道があちこちにあった。動物の足跡だらけの岩屋の前を通過して
12岩峰南基部の岩屋_7441
     Photo12 岩屋の乾燥した土砂の底面は動物の足跡だらけ

巻き上がって稜線に出て振り返るとこちら側は切り立った垂壁ではなくカンテを登れそうであった。両側が切れ落ちていたが途中まで登って見ると岩峰との間に下部が泥で埋まったキレット。
13岩峰西面_7444
     Photo13 岩峰北面には大きく口を開けた猿も 岩が猿の横顔に見えませんか

引き返して更に稜線上を進みP940を越えると稜線は次第に狭くなり千駄木峠の送電鉄塔を前にして行き止まりになってしまった。
14鉄塔列65から6463_7448
     Photo14 高岩と入山川沿いに立つ西群馬幹線の送電鉄塔列

地形図を見ると尾根側面にある林道の斜面にはがけ記号が並んでおり引き返して降っても手持ちロープで林道まで降りられるかどうか確信が得られない。既にジャンクション岩峰下降時に着けたハーネスはそのままだったので尾根端から岩壁を懸垂下降した。
15尾根端_7449
     Photo15 ここから懸垂 正面には千駄木峠の送電鉄塔66が見える

7~8mの垂壁を下降して更に尾根を進み千駄木峠の切り通し部分の勾配が緩んだところで落石防止金属ネットを伝って千駄木峠に降り立った。
16千駄木峠_7453
     Photo16 千駄木峠 正面の尾根から切り通しに降りてきた

千駄木峠から細い尾根を登り
17千駄木山取り付き_7455
     Photo17 千駄木峠からヤセ尾根に取り付き千駄木山へ

いったんコルに降って登り返すと千駄木山山頂。
18千駄木山山頂_7457
      Photo18 千駄木山山頂

ここも展望が無いが落葉した今だけは木々の間から高岩と三角形の山容の稲村山が良く見えた。千駄木山山頂からは広葉樹林の乾燥した砂礫の急斜面を木の幹や露出した根に掴まりながら西に向かって降り妙義荒船林道に降り立った。
千駄木山山頂からは広葉樹林の乾燥した砂礫の急斜面を木の幹や露出した根に掴まりながら西に向かって降り妙義荒船林道に降り立った。

千駄木山を巻く荒れ果てた廃道を千駄木峠まで戻り、西群馬幹線67への道を示す黄色い標柱に従って右折、巡視路を降って中野集落からの林道に出た。
19巡視路入口_7465
     Photo19 中野集落からの林道横に立つ送電鉄塔66と67への黄色い巡視路標柱

巡視路も歩かれていないようで薄い踏跡が時々消たり土砂で埋まっていたが良く探せば巡視路特有の黒いプラスチック階段が設けられているところもあった。
巡視路出口には67と66と書かれた標柱があったので妙義荒船林道にあった鉄塔67への道を示す黄色標柱は林道が廃止される以前に使われていたものかも知れない。妙義荒船林道が廃道となった今は中野集落からの林道から巡視するのであろうか ?

送電線西群馬幹線は地図に記載が無いが裏谷急沢取り付きは61標柱、千駄木峠は66という具合に妙義荒船西上 州を歩きまわるのに非常に役立つ。
中野集落からの林道を降るとすぐに朝通過した分岐が出てきたところで周回を終え、往路を駐車スペースへと戻った。







テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

裏妙義 大烏帽子小烏帽子

0大烏帽子小烏帽子ジャンクション岩峰_7316
     Photo0 大烏帽子小烏帽子ジャンクション岩峰へと続く裏妙義末端
記録
日程:2017,12,05

メンバー:安田
12/05日 天候 晴れ :
コースタイム:正八幡神社(8:16)→尾根取り付き(8:32)→小烏帽子分岐(10:04~10:13)→小烏帽子(10:29~10:37)→大烏帽子(10:58)→P1070(11:03~11:13)→大黒乗越(11:36)→登山道合流(12:24)→谷急山山頂(12:39~12:56)→柱状節理展望箇所(13:46)→入山川渡渉(14:28)→正八幡神社(14:58)
行程9.2km 累積標高1184m     ルートマップは ここ です。

妙義最高峰の谷急山が独立峰でもないのに地図では登山道が行き止まりとなっている。以前 裏谷急沢 や一般道歩きで 谷急山 へ登ったが他にもルートはないかと探してみると隣の大烏帽子経由でも登られているらしい。一般道から登ったときも山頂手前にあった木に打ち付けられていた古い指道標から他にもルートが有るのではと気になっていたので山名が地形図に記されている大烏帽子小烏帽子から谷急山に登った。

登山口は碓氷軽井沢ICで降りて県道92を戻ったほうが良さそうであったがナビが示したのは松井田妙義ICで降りてR18碓氷バイパスから県道92に入るコース。ナビに従って進み碓氷軽井沢ICに向かって道路左側にある正八幡神社前の駐車スペースに車を停めた。
1正八幡神社_7254
     Photo1 正八幡神社 鳥居を潜って橋を渡って対岸へ 右折して石段を登ると社殿

登山口を示すようなものは何も無く、明瞭な踏跡も無いので正八幡神社の鳥居を潜って橋を渡って右折し長い石段を登って神社に出て、神社裏手から植林の中を右手の沢を目指して登るとすぐに林道跡に出たので沢に向かって進むと赤い橋が架かっていた。橋から殆ど水流の無い沢床に降り右岸沿いに沢筋を登って行くと踏跡が現われたり消えたり。
歩き易そうなところを選びながら進むとやがて二俣(見方によっては三俣かも)に出たのでここで沢筋から離れ中央の緩勾配の広い尾根に取り付いた。
2中央尾根取り付き_7256
     Photo2 ここから中央の尾根に取り付く

やがて尾根は勾配を増すとともに細くなってきて雑木林越しに隣の大黒岩が見え出し、
4大黒岩_7261
     Photo3 大黒岩

尾根上の小ピークを3つほど越えると岩場が現われた。
4泥岩_7266
     Photo4 尾根に現われた岩場 正面突破

Ⅲ級程度の岩場を登り更に進んで小ピークを越えると大黒岩は既に左後方眼下、時折開ける展望ではこれから進む大烏帽子から谷急山への尾根が見え出した。
尾根上に現われた大岩を右から巻き細いリッジを渡ると雑木林の中に小烏帽子との分岐点のある小空間が現れ地図を確認すると小烏帽子への分岐。
5小烏帽子分岐_7276
     Photo5 小烏帽子への分岐 ビールの空き缶が2個枝に刺してある 良く見ると木に赤ペイントも

休憩後、小烏帽子目指して歩きやすい尾根を降って行くと横切るように立派な踏跡が幾筋か現われた。皆斜面をトラバースしているし、動物の蹄の跡はあっても靴跡は無いので獣道らしい。
いったん降って登り返し露岩の小ピークを越えるとやがて小烏帽子に到着。小烏帽子の細長い山頂には地図に現われない小ピークがあり何処が山頂かわからなかったのでず西ピークに行ったり東のピークに行ったりウロウロしてみたが山名を示すようなものは見出せなかった。多分最初に到着した中央のピークが"小烏帽子”と思われる。
6小烏帽子山頂_7281
     Photo6 小烏帽子山頂

分岐への帰路、尾根の上から斜面の落ち葉の中に延びる獣道の行き先を目で追うと大烏帽子との間の谷間に水を湛えたヌタ場がありあちこちから動物が集まって来るようだ。この辺りから大黒乗越付近まで獣道があちこちに見受けられ、大黒乗越先から岩峰帯となるし谷急山への一般道は人が入っているが大烏帽子小烏帽子周辺は稀に人が入るだけなので動物天国らしい。
7ヌタ場_7287
     Photo7 谷間のヌタ場 落ち葉の斜面に黒筋の獣道がはっきり解る

小烏帽子への分岐からはすぐに大烏帽子に到着。
8大烏帽子山頂_7289
     Photo8 大烏帽子山頂

山頂は樹林に囲まれて展望は無く山名板が下がっているだけだった。樹林越しに星穴岳の姿が見えるので展望が良いところがないかと思い星穴岳に近づくように少し稜線を南下してみたがやはり展望は得られなかった。ここでも木漏れ陽を受けながら休憩を取り、大烏帽子まで戻って谷急山を目指した。

大烏帽子から北東に降りすぐに北へ延びる尾根に進路を変更し一段降って登り返し山石標のある小ピークから急登を降ると歩きやすい尾根になった。さらにもう一度登降坂すると大黒乗越の尾根鞍部に出た。大黒乗越から登り返すとすぐに第一岩峰の大岩が立ちはだかった。大岩を右から巻き上げ岩上に出て尾根を進むと次が第二岩峰。
9第一岩峰を振り返ると_7297
     Photo9 第一岩峰を振り返る 奥は大烏帽子

第二岩峰の基部を左から巻き進み、途中から岩の上に乗り上げて左に回りこんで基部の落ち葉の中を巻き上がると突然目の前に岩塔が現れた。
10第三岩峰_7299
     Photo10 第三岩峰

第三岩峰の岩塔は左に回りこみ基部をトラバース。やがて落ち葉も堆積できないような急斜面を木に掴まって進み、一瞬岩壁が奥まって途切れたところから一段上の狭いバンドに上がって岩壁沿い進んだ。
11第四岩峰バンドから第三岩峰を振り返る_7302
     Photo11 バンドから第三岩峰を振り返る

バンドに上がったところから第四岩峰になるがやがてバンドは泥斜面で消滅したので今度は登り易そうな泥壁を選んで登り稜線に出た。
12第四岩峰を振り返る_7303
     Photo12 泥壁登り途中から第四岩峰を振り返る

トラバースした斜面は乾燥していて一歩進むたびに踏んだ砂と泥が斜面を流れ降るような土質だったので、岩壁に近く潅木混じりで立ち木もある手掛かり豊富なラインを進んだが、下のほうに見えた踏跡らしきルートでは夏は立ち木で日差しが遮られるため潅木が無く手掛かりに乏しかった。
地面は濡れると滑りやすい黒土ではなく乾燥すると白くなる砂混じりの土だったので乾燥していた今回は手掛かりになる潅木が多いラインを進んだが、地面に湿り気があるときには今よりは滑りにくいので下部のトラバースラインを使い、一気に第三第四岩峰を巻いたほうが良さそうだ。

岩峰群を通過し歩きやすくなった稜線を進むとすぐ見覚えのある朽ち果てた指道標がある一般登山道に合流し、
13合流点_7307
     Photo13 破線一般道との合流点

小ピークを2つ越えて谷急山山頂に到着。
登りだしたときは殆ど無かったが雲が大烏帽子を過ぎた辺りからかかりだし谷急山山頂では上空が雲の覆われてしまった。
14山急山_7312
     Photo14 以前登った 山急山 (岩山です)の谷急山山頂からの眺め

山頂で腹を満たし周囲の山を展望して立ち去ろうとしたが潅木に囲まれた山頂にあるのは家庭用園芸ポールに吊るされた山名板だけで妙義最高峰としてはあまりに寂しい。かといって何もお手持ちが無いので"波平さんの髪の毛"のような枯れ枝を見つけて岩の割れ目に差し込んで立てておいた。
15谷急山山頂_7321
     Photo15 谷急山山頂

谷急山山頂からはブッシュを掻き分けて北稜に入り込み、地図には記載されていないが踏跡がしっかり付いた尾根を降った。
16北稜南面の岩壁_7326
     Photo116 北稜 南面は切れ落ちた岩壁 稜線上の岩リッジを下降

いつ歩いても途中の柱状節理を見ながらのヤセオネ降りは素晴らしい。
17柱状節理_7325
     Photo17 裏谷急沢への斜面にある柱状節理

丁度柱状節理の展望ポイントに差し掛かったあたりで雪混じりの強風にあった が下山して県道に出る頃には青空、風も殆どやんでいた。気圧の谷の通過か?狐の嫁入り?
裏谷急沢の沢登りにも下山時同じコースを歩き、入山川の渡渉前後でヒルに取り付かれたが寒くなったこの季節ではヒルの姿は無く無事渡渉した。
ガードレールの切れ目から県道に上り、途中道路の擁壁工事2箇所での信号で待ちにあい正八幡神社前の駐車スペースに戻った。






テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名山 東北部の山巡り

0獅子岳からの五万石_7209
     Photo0 獅子岳山頂からの五万石
記録
日程:2017,12,02

メンバー:安田
12/02日 天候 晴れ :
コースタイム:ヤセオネ峠駐車場(7:23)→臥牛山(7:37~7:42)→高根(8:17~8:24)→伯耆山(9:02~9:15)→蛇ヶ岳林道(9:31)→五万石(9:44~9:52)→獅子岳(10:17~10:38)→蛇ヶ岳林道(11:03)→蛇ヶ岳登山口(11:47)→蛇ヶ岳山頂(11:58)→オートキャンプ場(12:11)→榛名湖温泉側登山口(12:38)→榛名富士山頂(13:17~13:33)→ロープウエー側登山口(14:05)→つつじの道入口(14:14)→ヤセオネ峠側つつじの道入口(14:38)→ヤセオネ峠駐車場(14:50)
行程16.9km 累積標高1308m     ルートマップは ここ です。

地形図を見ていて”五万石”という変わった名前の山を見つけた。地図にルートは載っていないが落葉した季節なら枝越しに周囲の地形も解りそうなので出かけることにした。といっても林道歩きですぐに登れてしまいそうなので周辺の情報を集め榛名山北東部の低山巡りの周回ルートを設定。
今回欲張った周回は伏牛山(ねうしやま),高根(たかね)、伯耆山(ほうきやま)、五万石(ごまんごく)、獅子岳(ししたけ)、蛇ヶ岳(じゃがたけ)それに榛名富士。

渋川から県道33で伊香保を通過、小さなRのコーナーの連続する坂道を登りきり道路が一直線になったところがヤセオネ峠。峠から緩やかに降るとすぐの右側にあるヤセオネ峠の駐車場に駐車した。

臥牛山
ヤセオネ峠駐車場の伊香保側入口の横の林道ゲートから林道を進み左にカーブすると見過ごしそうな木に下げられた伏牛山への指導板と踏跡が現われた。右折し踏跡を進むとすぐに岩場が現われ、ロープがフィックスされた岩の間の短いルンゼを登り頂稜に上がった。
1臥牛山蛇ルbbゼ_7185
     Photo1 本ルート唯一のフィックスロープ 臥牛山頂稜への登り 

頂稜を進んで途中北見岩の横を過ぎ西端の潅木に囲まれた露岩上に立つと展望が広がり榛名の峰々以外に赤城山まで見渡せた。
2榛名富士掃部ヶ岳烏帽子岳_7186
     Photo2 臥牛山から榛名富士 掃部ヶ岳 烏帽子岳方面の展望 

漸く体が暖まってきたのでここで脱皮し、北見岩まで戻り今度は東吾妻町を見下ろしこれからの進路を確認。

高根
北見岩の横からP1200へと続く尾根を下降するが霜がキラキラ光る落ち葉で覆われていて踏跡が有るのか無いのか解らず、しかも落ち葉の下の地面は凍結していて滑る。木に掴まりながらコルまで降ってP1200に登り返したところで右折し、なだらかな尾根を降って高根を目指した。
陽射しを受けて霜が消え去った落ち葉を踏みながら尾根を降ると道路が接近、少し進んで道路から離れ再び道路に接近。今度は道路より低いところを歩いて登りに差し掛かると道路は再び離れていった。尾根をダラダラと登って行くと何処が山頂か解らないが”高根”の山名板が木に下がっていた。
3高根_7196
     Photo3 朝日を受ける高根山頂 

尾根を先に進んで降りだしやがて前方の尾根端が見えなくなったところで休憩。

伯耆山
尾根の先は道路の擁壁で切れ落ち、道路を挟んで反対側には高根展望台があるのでここから再びP1200目指して上り返し、P1200直前でトラバースして伯耆山へのコルに出ようとしたが潅木のブッシュが煩いのできっちり登り返して尾根を進み一登りで伯耆山山頂に出た。
4伯耆山_7197
     Photo4 木立の中の伯耆山山頂 ここにも朝日が差し込んでいます

樹林と潅木で展望が無いが陽射しはあるので休憩し、五万石へと続く尾根を降るがここもまだ落ち葉の下の地面は凍っていた。やがて勾配が緩むと今度は林道の擁壁の上に出てしまわないように注意して進みプレハブ小屋の横に降り立って蛇ヶ岳林道に出た。
5五万石取り付き_7198
     Photo5 蛇ヶ岳林道横のプレハブ小屋 ミラーの後ろの斜面が五万石への尾根

五万石
五万石へは林道反対側の尾根を登らなければならないが五万石側の林道横は小さな切り通しになっているので、東側斜面から登りだすと植林の中に踏跡が現われたがそれに従うと巻いてしまいそうなので適当なところから雑木林の尾根に登った。
6五万石の斜面_7202
     Photo6 厚く敷き詰められた落ち葉の絨毯 五万石への斜面

右折して尾根を進むとやがて尾根は消え去り落ち葉の分厚い絨毯の急登となり、登りきって頂稜に出た所で左折しそのまま登って行くとここも展望が無い五万石山頂に出た。
7五万石山頂_7201
     Photo7 ここも木立の中 三角点のある五万石山頂 

落ち葉スリップに注意しながら林道目指して降ると、切り通しの西側に出てそこにはちゃんと目印テープと踏跡があった。

大概のところでは山の取り付きには良く見れば目印が下がっているが其の先はブッシュ。ブッシュを掻き分けて進むとやがて踏跡が出てくるので慣れないうちは戸惑うことしきりであった。やはり場数を踏んで慣れないと難しいかも。
はじめのうちは人に入られたくないので隠す意味でブッシュのままなのかと思っていたが、そのうち林道や人通りの多い登山道横は日当たりが良いからブッシュになってしまうのかとも思いだした。隠すにしろ植物の成長にしろ山歩きの第一の核心部は取り付きであることに間違いない。踏跡さえ見出せばあとはそれなり。

獅子岳
五万石から林道に戻って右折、獅子岳への取り付きを探しながら進むと左側に目印テープを発見。左折して作業道らしき踏跡を登って行くとやがて踏跡が交差する尾根のコルに出た。ここを右折し次第に細くなる尾根を登って行くと山頂らしき大岩が現れた。踏跡を辿って岩を巻いて反対側から登りつめると獅子岳山頂の露岩の上に出た。
8獅子岳山頂背景は伯耆山_7207
     Photo8 獅子岳山頂の露岩 後ろに見えるのは伯耆山 

榛名山北東方面の展望が広がり上越国境の真っ白い雪山が良く見えた。前に登ろうとして止めた烏帽子岩からの展望と大差無いと思われる。
獅子岳山頂、風も無く陽射しポカポカ展望良し。
9蛇ヶ岳と榛名富士_7212
     Photo9 蛇ヶ岳(左)と榛名富士(右) 

ここは古い地図では獅子岳と記載されていたが今は記載なし。ネットで調べると獅子岩との記載も見られるが隣の子持山にも獅子岩もあるので両者を区別する上でもここはやはり獅子岳が良いのでは。

獅子岳から尾根のコルまで戻り右折して尾根のコルを横切りトラバースするように延びる作業道に入った。獅子岳から尾根を直進する踏跡は先の登った伯耆山へのルートだと思われる。
植林の中の薄暗い作業道を進むと右に分かれる分岐が現われた。多分地形図に破線で示されている道だと思うが辿ってきた作業道は更に直進しているので先へ進むと尾根を上がってくる踏跡と交差。植林帯なので作業道がいろいろ現われるが、適当なところで見切りをつけ凹地形の踏跡を降るとすぐに蛇ヶ岳林道に出た。
左折し舗装林道を登って行くと地図に無い真新しい林道分岐に出た。名称は"蛇ヶ岳林道支線"と書かれており銘盤には平成27年とあったのでまだ地図には記載されていないようだ。帰宅して調べると地形から見てヤセオネ峠からの林道と繋がるのかも?

蛇ヶ岳
やがて蛇ヶ岳林道はダート路になり間近に烏帽子岳の岩壁が見え出すとゲートが現れすぐに蛇ヶ岳登山口が現われた。
10蛇ヶ岳山頂_7231
     Photo10 蛇ヶ岳山頂 

左折して尾根を登り詰めると蛇ヶ岳山頂に出たが雑木林と笹に覆われ休憩できるような広場も無かった。単なる登山道の通過点といったところで歩いているうちに道は下りだした。降りは笹が刈られた歩きやすい道で休憩場所を探すうちにオートキャンプ場の一隅に出てしまった。
ここからはヤセオネ峠の車に戻る予定であったがまだ正午を少し過ぎたばかりなので、何度も訪れている榛名山だが榛名山を代表する榛名富士に登ったことが無かったのでチャンス到来と思い榛名富士を目指した。

榛名富士
オートキャンプ場内を歩きゲートを出て右折し道路を歩いて蛇ヶ岳登山口まで戻り榛名湖温泉を目指したが、途中から舗装道路歩きに飽きて山麓を歩いて登山口に到着。登山口からは然程急登でも無いのに九十九折れになった登山道を登りきると山頂に到着。
11榛名富士山頂_7243
     Photo11 榛名富士山頂 榛名富士神社

ここまで登山者に出会わなかったがここはロープウエーで登ってくることができるので観光客がチラホラ。中にはハイキング姿でザックを背負ったグループもいたが・・・・別世界に迷い込んだみたいだ。しばらく休憩を取っていなかったがここでの休憩は景色を見るまでも無く広場の片隅でひっそりと休憩。
山頂からは潅木に邪魔され周囲の山々の展望がいまひとつ。山頂からロープウエー駅を目指して一段降り、下山の登山道を漸く探し出して一目散に下山。

麓のロープウエー高原駅前を通り、途中から舗装がされていないつつじの道へ入りヤセオネ峠を目指した。つつじの道の両側は笹が刈り払われていて所々の潅木には目印テープや里程標が掛かっていた。
12つつじの道分岐_7251
     Photo12 つつじの道 季節には両側につつじが咲き誇る 

おそらく積雪期のスノーシューハイキングと思われる。つつじの道はやがてオートキャンプ場からの舗装道路に出て。しばらく歩くと県道に合流。やがて黒髪山神社の赤い鳥居が見え来ると程なく駐車場へと戻った。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

榛名 鬢櫛山 居鞍岳 周回

0烏帽子岩_7177
     Photo0 鬢櫛山尾根の烏帽子岩
記録
日程:2017,11,27

メンバー:安田
11/27日 天候 晴れ :
コースタイム:市営駐車場(7:35)→硯岩(7:56)→沼峠切り通し(8:10)→鬢櫛山(8:43)→H1200(9:24~9:38)→烏帽子岩(9:55~10:24)→榛名自然観察教育林(10:48)→居鞍岳登山口(11:15)→居鞍岳(12:04~12:15)→掃部ヶ岳(13:07~13:29)→湖畔の宿公園(13:58)→市営駐車場(14:02)
行程11.2km 累積標高1180m     ルートマップは ここ です。

群馬県の北西部吾妻方面の山に出かけた際、R145を走っていると榛名山北麓にコブのような山が目につく。調べてみると居鞍岳。夕暮れ時に榛名山を見ると外輪山のそれぞれの山の判別は難しいが、なだらかな稜線のシルエットの中にポンと出っ張った居鞍岳は直ぐわかる。

居鞍岳へのルートは東吾妻町側からの登山ルートと掃部ヶ岳から降ってくるルートが在るがいずれもピストンになってしまう。そこでいろいろ思案した結果、外輪山の鬢櫛山からの尾根を烏帽子岩まで降りそこから林道を歩いて居鞍岳登山口へ移動、居鞍岳に登って更に掃部ヶ岳経て周回するルートを思い立った。
鬢櫛山から烏帽子岩を通って居鞍岳登山口まではバリエーションルートであるが、標高が1350mから950mの範囲の広葉樹林帯なので地形の見通しが利く落葉した季節が最適。 

途中高根展望台に立ち寄り、榛名湖を半周して高崎市営駐車場に着くと停まっている車は1台のみ。紅葉が終わりしかも月曜日なのに他車が停まっていたことに驚く。

駐車場からすぐの高崎市の榛名林間学校"榛名湖荘"の横から登山道に入り掃部ヶ岳と硯岩分岐で右折し硯岩を目指した。
硯岩山頂からは昇ったばかりの太陽が榛名湖面に反射して眩しい。榛名富士を始め見渡せる山々は全て黒いシルエット。
1榛名富士_7128
     Photo1 榛名湖と榛名富士

硯岩から鬢櫛山へはいったん戻って途中から鬢櫛山への登山道に入り県道28の沼峠の切り通しに出て鬢櫛山へ登り返すようだが、途中にある県道28の沼峠の切り通しまでは迷うような地形でもないのでショートカットして切り通しに出た。
2沼峠切り通し_7131
     Photo2 県道28 沼峠の切り通し 陽の当たっている斜面奥から取り付く 気温-1℃

切り通しの擁壁北端には鬢櫛山への取り付きが見つからなかったので榛名湖側に移動すると目印や踏跡は無かったがガードレールの奥に目印と思われるテープを発見。
棘の有る潅木を掻き分けて笹の中を進むすぐに踏跡が出てきたので登って行くと尾根に出た。このルート今では"山と高原地図"に記載されていないが切り通しが出来る前は尾根通しで硯岩から鬢櫛山まで歩けたようだ。
鬢櫛山への尾根を登って行くとやがて疎林に囲まれて展望が無い鬢櫛山山頂に出た。
3鬢櫛山山頂_7133
     Photo3 鬢櫛山山頂

山頂を直進しすぐに樹林の中に北へ延びる尾根を見出したので登山道から外れ膝下丈の笹に覆われた疎林に入った。ここから多少の登り返しはあるものの烏帽子岩まで尾根降りとなる。

冬枯れの枝越しに隣の尾根が見えるが踏み跡は無く、緩やかな降り勾配その上尾根が広いので自分の位置が把握しづらい。次々に現われる支尾根に誘導されないように注意しながら進んだが登りと違い体力は使わないが降りは神経を使う。
4尾根道_7137
     Photo4 烏帽子岩への尾根 うるさくない程度の潅木あり

途中陽だまり休憩を取り更に進むとだbbだbb稲は狭くなり岩が立ち塞がった。一度登って先を窺い戻って右から巻いて稜線に登り返し雑木林に覆われたコブを越えると突然目の前に大岩が現れた。
5烏帽子岩_7143
     Photo5 目の前に現われた烏帽子岩 スラブの岩で上下に走るクラックあり

基部まで進むと崩れた石祠がありその先から大岩に登れそうであった。
一段大岩基部まで戻ってザックを降ろし大岩の登路を検討してウロウロ。
大岩表面はスラブでホールドは無く、大きなクラックの中には潅木が生えていたが登られている様子は無い。大岩の左右側面はクラックも無く切れ落ちていてここも手掛かりなし。
一段目は2mほどでクラックを使えば登れそうなので登ってみるとここにも石祠があり、山名板には”烏帽子岩”と書かれていた。
6中段の石祠_7146
     Photo6 一段上がったところにある石祠 更にもう一段上のピークにもあり 背景は居鞍岳

一段上がってバンドを右に進むと潅木の生えたクラックがあったがバンド直下は切れ落ちていてクラック途中から落ちると怪我では済みそうに無い。岩のピークにも石祠が見えるのでかつては登られていたようであるが・・・・・
ピークの潅木は今の季節では生きているのか枯れているのか解らない。支点を取れるような岩があるかどうかも不明、人工的なものは見当たらなかった。いつだったjか支点を取ろうとしたクラックの中の潅木が根こそぎ抜けたことがあったので今回はあっさり烏帽子岩は諦めた。
7谷川岳_7150
     Photo7 バンド先端から見た谷川連峰

30mロープとハーネス、多少のガチャは用意してきたが・・・・・お守りと思えばなんのその。

烏帽子岩基部から木の幹を手掛かりに急斜面を降りすぐに緩やかな尾根に降りたった。地図には現われない沢の源頭部のような凹地形が幾筋も現われ何処を降ってもすぐに深沢川と合流するが、深沢川の渡渉が嫌なので地形を読みながら忠実に尾根を降るとやがて樹林越しに林道のガードレールが目に入った。
深沢川近くまで降ると榛名自然観察教育林の東屋や案内板が見えだし、
8榛名自然観察教育林_7151
     Photo8 榛名自然観察教育林 東屋やベンチ対岸の林道脇にはトイレ駐車場あり

潅木に隠れた簡易鉄橋を渡って対岸の林道に出た。

ここまでが本日の核心部。降ってきた尾根は膝丈の笹に覆われ背の高い疎林が茂り多少潅木がうるさいところもあったが藪といえるほどではなかった。しかし目印なし、踏跡も無かった。時々イノシシの掘り起こした跡があったのでそこが踏跡だったのかもしれない。

林道に出て少し左に進み沢形で途切れた擁壁の横から斜面を直登。やがて廃林道に出て右折し枯れ草の林道を歩いてゆくと榛名湖と東吾妻舞を結ぶ県道28に出た。
9居鞍岳登山口_7159
     Photo9 左側黄色い看板の手前の垂れ下がったテープが登山口の目印

県道26を東吾妻方面に少し降ると左側に崩れた木段があり目印テープが下がっていた。
居鞍岳登山口かどうか解らないので道路に沿って榛名湖方面に上る木段を登って行くと尾根直登コースと鉄塔巡視路の分岐が現われた。ここまで居鞍岳への指導標は全くなく分岐の板には巡視路を勧めるように書かれていた。

今度は登りで尾根も単純一直線なので所要時間の短い直登ルートを歩いたが、分岐のところで書かれていた通り全く整備されていなくて細い倒木が登山道と思われるところにも散乱。わずかに踏跡が残っているが一般道とは言いがたい。何度か肩のようなところを通過しそのたびに山頂と思いガッカリ。やがて2基の石祠が見えてくると漸く山頂で、少し進むと木に掛けられた山名板と三角点があった。
10居鞍岳石祠_7162
     Photo10 居鞍岳山頂の石祠 背中合わせで2基 尾根の左右の集落を向いているのか?

居鞍岳からはいったん降り登り返すと掃部ヶ岳山頂。
11掃部ヶ岳山頂_7166
     Photo11 掃除部ヶ岳山頂指導標の裏から出てきました。注意書きがあったが文字読めず

居鞍岳からは目印テープや⇒印が時々現われたが、膝丈の笹の中の登山道は登山者が少ないのか笹原の中に筋状跡が見えるようなハッキリした道ではなかった。掃部ヶ岳山頂直前笹が途切れ露地に出たが山頂からは見えない位置なのでどうやらお花畑?笹原の中を迂回した。

掃部ヶ岳山頂からは榛名湖も見えず展望があまり良くないが腰を下ろすのに最適な路岩があるので休憩を取っていると陽射しが翳り始めた。本日始めて登山者と出会い山談義、その後、"湖畔の宿記念公園"を目指して下山。落ち葉に足をとられないように足元を見ながら歩いていてふと横を見たら森の中に黒い裸婦像。
12湖畔の宿公園_7171
     Photo12 突然現われた榛名湖を見つめる裸婦像 山の淋しい湖にひとり来たのも・・・・

驚いて前方を見ればすぐそこが"湖畔の宿公園"であった。
公園からは遊歩道を歩いて駐車場へと戻り周回を終えた。

ご他聞に漏れず榛名山も者ハイカーが良く歩くところとそうでないところがはっきり別れ、登山道の傷みが酷い所がある一方自然に帰りつつある道も多いようだ。榛名最高峰ということで展望を期待して登るハイカーが多いが、登ってみれば期待に反して榛名湖の展望は無く見えるのは榛名神社方面の山と谷だけ。休憩して用を足してここから戻ってしまう人が多いらしい。10年前に比べると登山道の笹も刈り払われず、立ち木も背が伸びて展望は悪化。時代とともに山も変わるとのこと。






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