日光 社山 大平山 黒檜岳とクリンソウ

0クリンソウ_8819
     Photo0 千手ヶ浜のクリンソウ
記録
日程:2018,06,08
メンバー:Sさん、安田
06/08天候 晴れ :
コースタイム:歌ヶ浜駐車場(5:05)→阿世潟(6:00~6:09)→阿世潟峠(6:26)→アンテナ(6:44~6:54)→社山(7:36~7:58)→屈曲点指導標(8:22)→P1816(9:08~9:26)→H1936(10:00)→大平山分岐(10:07)→大平山(10:28~10:50)→大平山分岐(11:15)→黒檜岳分岐(11:30)→黒檜岳(11:34~12:00)→H1550(12:53~13:04)→黒檜岳登山口(13:39)→千手ヶ浜(14:31~15:26)→菖蒲ヶ浜(15:39~15:51)→歌ヶ浜(16:18)
行程17.6km 累積標高1321m(歌ヶ浜から千手ヶ浜まで)    ルートマップは ここ です。

車移動での山行だとどうしても周回ばかりになってしまうので縦走を試みようとすると登山口と下山口の間は公共交通機関を使うことになる。
この前 茶ノ木平から清滝 まで縦走したときは”いろは坂”でバスを利用したが、今の季節だけ運行する中禅寺湖遊覧船利用を利用する縦走を思いたち日光に出かけた。
今回歩いたのは中禅寺湖畔の歌ヶ浜駐車場に車を停め、南岸遊歩道の阿世潟から取り付き社山を経由し途中大平山に寄り道、黒檜岳山頂から湖畔の登山口に降り、千手ヶ浜までの間にあるクリンソウを観賞後、遊覧船で歌ヶ浜に戻る”山歩き+花観賞+遊覧船”というめったに体験できないコース。

早朝の歌ヶ浜駐車場は車中泊と思しき数台の車が停まっていたが準備をしている人の姿を見ると皆さん釣りが目的のようだ。時々見かける釣り人を横目に湖畔の遊歩道を歩いて阿世潟で早くも休憩。今日は千手ヶ浜から歌ヶ浜に戻る午後の遊覧船の時間に合わせたのんびり歩きとたっぷり休憩。阿世潟から阿世潟峠への登りで汗ばんだがそのまま進んでアンテナのある小ピークで休憩。
左に足尾の銅親水公園右に中禅寺湖を眺めながら休憩するうちに心地良い涼風で汗はいつの間にかに消え去った。
この辺りから尾根の立ち木は疎になり、尾根を越える涼風を受けながら昇り始めの太陽を背に標高を稼いで勾配が緩むと社山山頂に到着。
1社山山頂_8798
     Photo1 社山山頂

山頂は中禅寺湖側が黒檜(ネズコ、クロベ)の樹林で展望が無く足尾方面しか展望が得られない。
休憩後山頂から少し進んだ広場の右から黒檜の密林に突入。良く見れば踏跡があるような無いような急斜面を歩きやすそうなところ選びながら降ると、古い目印テープが現われるがすぐに密林は終わりガレた尾根に出た。尾根上を直進し笹の急斜面の中に伸びる明瞭な踏跡を辿ると笹原の中に指導標が現われた。
積雪期に歩いたとき はここで右折し中禅寺湖の大日崎へと続く尾根を降ったが今日はここで左折し黒檜岳方面日進んだ。
やがて踏跡は笹に覆われ解りにくくなるが足で笹を掻き分けるとしっかりした踏跡が現われる。同時に縦横無尽に獣道が現われ所によっては人間の踏跡よりも濃い。
2 P1792から先の尾根を望む_8802
     Photo2 三角点P1796から黒檜岳方面の笹尾根を望む

ついつい獣道に入り込んでしまうが・・・・獣道はピークを巻くように進むが人の踏跡はピークを踏むようについている。
時々惑わされるがそのたびに膝丈の笹原の中を"ヤブ漕ぎ”。
北アルプスかと勘違いするような視界の開けた尾根を進むとコルではところどころに笹が剥げた小さな土面が現われた。中は動物の足跡だらけなので降雨後はどうやらヌタ場になっているようだ。
ヌタ場にはあちこちから獣道が来ているので人間の踏跡と判別するのが大変。とにかく一番近いピークを目指すとやがて消えていた踏跡が現われる。
笹尾根の途中からはガレて茶色に見える足尾の 中倉山から沢入山 へ続く尾根が良く見え、コルには"孤高のブナ"孤高のブナ" も見えた。
3中倉山_8808
     Photo3 足尾の中倉山から沢入山へと続く尾根

笹原の尾根を進むとやがて左前方に大平山が見え出し、
4大平山が見えてきた_8809
    Photo4 左前方に見えるのが大平山

もう少しで樹林帯へ入るという地点で久々に指導標が現われたが大平山方面を指示す標記はない。
5太平山分岐_8810
     Photo5 大平山分岐 大平山への指導標は無い

しかし分岐する踏跡があったので辿るとすぐに薄くなりやがて消えてしまった。
地形図上は大平山へと続く広い尾根なので帰路の目印代わりに左側の笹原と樹林の境界に沿って進むと古い目印テープが時折現われるものの倒木と腐りかけた落ち葉で道が良く解らない。
適当に前進するとやがて足尾方面の展望が開けた太平山山頂に到着。
6太平山山頂_8811
     Photo6 樹林の中の大平山山頂 足尾方面展望あり

さらに薄い踏跡が伸びているがおそらく足尾へ尾根を降る道であろう。

大平山から分岐まで引き返し黒檜岳へ方面に進むとすぐに踏跡は樹林の中を進むようになった。今までと違い目印が豊富で次々にそれを追うように進むと黒檜岳分岐に到着しここを左折するとすぐに樹林に囲まれ全く展望が得られない黒檜岳山頂に着いた。
7黒檜山山頂_8813
     Photo7 樹林で展望が全く無い黒檜岳山頂

黒檜山から栃木群馬県境の尾根へと続くのであろう登山道を遮るように横たわる倒木に腰掛けて、遊覧船の時間を見計りながらたっぷり休憩を取るが樹林に遮られて日差しが届かないのでチョット肌寒い。黒檜岳から分岐まで戻り指導標に従って直進、千手ヶ浜目指して降った。

始めは比較的樹高が高い黒檜の森、次第に林層が変わって咲き終わりのシロヤシオ、やがてわずかに花が残る石楠花のヤブを抜け、降り勾配が増したH1550で休憩をとった。
左手の樹林の中に時折覗く中禅寺湖の青い水面を見ながら降るとやがて傾斜が緩みと歌ヶ浜から続く中禅寺湖畔南岸遊歩道の黒檜岳登山口に出た。

黒檜岳登山口からすぐの真新しい千手堂の前を横切って
8男体山_8821
     Photo8 千手堂付近の橋の上から見た男体山

すぐの沢の両岸に色とりどりのクリンソウを発見。しばらく花観賞であちこちうろついた後遊歩道に戻り、千手ヶ浜を目指すと徐々に人出が多くなりやがてネット情報やパンフレットで紹介されているクリンソウ自生地が現われた。
9クリンソウ_8823
     Photo9 沢の水辺に咲くクリンソウ

周囲は鹿防御ネットで囲まれ中一面クリンソウが咲き誇っていたが先ほど沢の水際に咲く色とりどりのクリンソウを堪能したばかりなのでここは素通り。

千手ヶ浜に着いて水辺で遊覧船乗船まで間、湖面を渡る風にあたって過ごすうちの船が到着。
10千手ヶ浜_8827
     Photo10 千手ヶ浜に近づく遊覧船 これに乗って歌ヶ浜に戻ります

乗船した船は菖蒲ヶ浜から船の液に向かうため、菖蒲ヶ浜で一旦下船し次の船に乗り換えて歌ヶ浜に戻った。

歌ヶ浜から阿世潟・社山までは一般ルート。社山から黒檜岳までは破線ルートだが笹原の尾根歩きで日光とは思えない好展望の尾根歩き。
黒檜岳からの降りは一般ルートだが樹林の中で展望全くなく、我慢して降り千手ヶ浜が近づくと様々な色のクリンソウが咲き乱れ中には斑入りの花も見られた。
距離も長く時間も掛かったが素晴らしい山行であった。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

金峰山 八丁平

0金峰山山頂_8772
     Photo0 大賑わいの金峰山山頂
記録
日程:2018,06,02
メンバー:安田
06/02天候 晴れ :
コースタイム:瑞牆山荘(7:06)→富士見平小屋(7:38)→鷹見岩(8:26~ 8:42)→大日小屋(8:59)→大日岩分岐(9:25)→砂払ノ頭(10:08~10:17)→金峰山山頂(11:02~11:20)→金峰山小屋(11:40)→砂払ノ頭(12:09)→大日岩分岐(12:46~12:54)→八丁平登山道分岐(13:34~13:37)→小川山瑞牆山分岐(14:15~14:24)→ 富士見平小屋(14:38)→瑞牆山荘(15:05)
行程14.4km 累積標高1495m     ルートマップは ここ です。

長野・群馬・埼玉の県境の山、三国山に群馬県側から登ったとき山頂から長野県川上村の彼方に小川山と金峰山が見えた。金峰山は奥秩父の甲武信ヶ岳から続く山梨・長野県境の大弛峠からと積雪期に川上村の廻り目平から登ったことがあるが、今まで金峰山へのメインルート瑞牆山荘の登山口からは登ったことが無かった。今年は例年より季節の移ろいが1、2週間早いのでそろそろ石楠花が終わって山が静かになってきただろうと思い金峰山・瑞牆山へのメインルートである瑞牆山荘から登ろうと思い出かけた。

中央高速を須玉ICで降りて右折、R141を清里方面に進み西川橋西詰の交差点で右折、道なりに進んで塩川ダムに突き当たったところで左折し信州峠手前で瑞牆山荘目指して右折した。林間の快適な舗装道路を走って瑞牆山荘前で左折し、市営駐車場に着いてみると広い駐車場が満車。仕方が無いので林道ゲート直前の路上駐車の列の最後尾に車を停めた。

瑞牆山荘前の登山口から
1瑞牆山荘_8795
     Photo1 瑞牆山荘 

良く踏まれて緩勾配の歩き易い登山道を瑞牆山と金峰山への登山道が分岐する富士見平目指して歩き出したがすぐにガイド登山のパーティに追いついてしまった。人数が多いので一気抜きさるとこちらのペースが崩れて後が思いやられるので、まだ歩き始めなので後についてトボトボ。少しして漸く気付くと道を譲ってくれた。交差する林道を横断して尾根に乗ると正面に瑞牆山と大ヤスリ岩が見えたが展望ベンチには休憩中の登山者がいっぱい。

富士見平小屋前には幾張りかのテントがあったが、そこかしに休憩中の登山者の姿があったので脱皮着替えも諦めて金峰山への登山道を進んだ。
樹林の中に伸びる黒土の緩勾配の道をダラダラと進み鷹見岩分岐で右折。鷹見岩目指して進むうちに今までの登山道とは一変して落ち葉が堆積し両側が石楠花のヤブの細い道になった。
石楠花の花のトンネルを抜けると大岩が現れ、真新しい鎖を使って登ると鷹見岩山頂に出た。
2鷹見岩山頂_8753
     Photo2 鷹見岩山頂 

鷹見岩からは多少ガスがかかっているものの瑞牆山や
3瑞牆山と飯森山_8754
     Photo3 瑞牆山と飯森山(手前) 

金峰山は良く見えたが、
4金峰山_8755
     Photo4 金峰山への尾根 左奥にピョコンと飛び出ているのが五丈岩 

南アルプスや八ヶ岳は雲がかかり、それぞれ幾つが頂が見えるものの全体像は見えなかった。全く登山者が登って来ないのでしばらく休憩し、鷹見岩分岐まで戻って再び良く踏まれた歩き易い黒土の道を進み大日小屋を通過する頃にはメインの登山道にも石楠花の花がチラホラ見え出した。

大日岩基部から急登になり登り切って尾根に出ると大日岩分岐のある広場に出た。ここからは樹林の尾根歩きとなり現在位置さえ解らないまま進んで小ピークを登り詰めると砂払の頭に到着。登山道横の露岩の上に出てみたが周囲の山々はガスで展望なし。
ここからは潅木帯になるので金峰山への尾根を見渡すことができ登山者が多いことに驚いた。登山路上は早朝から登り始めて既に山頂を踏み降ってくる登山者とのすれ違いや先行する登山者の追い越しもままならず、列の流れに身をゆだねて歩くうちに千代ノ吹上を通過、やがて五丈岩が近づいてくると金峰山山頂や下の広場は色とりどりの登山者で大賑わいだった。
5小川山_8775
     Photo5 金峰山山頂から正面に見える小川山 

山頂の岩場の上で休憩していると反対側の大弛峠からの登山者も続々到着。しかし川上村の廻り目平方面から登ってくる登山者は殆ど見受けられないので、休憩後の下山ルートは金峰山小屋経由で千代ノ吹上まで戻ることにした。
6瑞牆山と金峰山小屋_8776
     Photo6 遠くに瑞牆山 直下には金峰山小屋の屋根が見える

金峰山山頂からハイマツの中の道を金峰山小屋まで降り、小屋直前の分岐からトラバース道を歩いて千代ノ吹上直前でメインの登山道に合流したが山頂からここまでにすれ違った登山者は3名。自分のペースで歩くことが出来たが登山道の様子からも歩く人は少ないようだ。
再びメインの登山道に出て立ち止まって写真を撮って登山者や路端の岩に腰を下ろして休憩中の登山者を避けながら大日岩分岐まで戻り、休憩後は分岐で曲がって大日小屋方面に降るメインルートから離れて大日岩に向かう破線ルートを直進した。
7大日岩分岐の石楠花_8780
     Photo7 分岐の広場の石楠花の向こうに大日岩が見える

すぐ前に見える大日岩に取り付くと古くて色あせた赤ペンキの矢印や丸印×印が登場。
マーキングに従って登るがルートが解りにくい。どうにか基部から岩の上に出ると前方には大岩がゴロリ。ペイントは岩のほうを指示しているので岩の下を潜ってみたが・・・・・この先かなり怪しげ。
8大日岩_8784
     Photo8 大日岩 大石の手前で左折し下段のテラスに降りる

傾斜も緩く岩肌は滑りにくいスラブだが手掛かりが無いうえ鎖も無い。ロープを持っていても支点となりそうなものも無いので滑落すれば何処まで落ちるのか解らない。
慎重にルートを見定めてトンネルを潜らずに大岩を巻き降ってみると大岩を潜る直前にあるマーキングを発見。大岩の下を潜る前に一段下のテラスに降りるのが正解だった。テラスから樹林の中に入り、大日岩を巻くように進み登り返すと隣の岩峰も一気に巻いて尾根に出た。
数箇所新しいガイドロープが張られ踏跡も明瞭だったが苔むした道を遮る倒木も多く、苔が踏まれた跡や時々現われる土にも足跡が無かったので殆ど歩かれていないようだ。
9シラビソの森_8786
     Photo9 立ち枯や倒木、幼木が茂るシラビソの森 踏跡は明瞭

明瞭な尾根は降るとともに消滅し勾配が緩むと倒木や枯れたシラビソが目立つ八丁平に出た。廻り目平へと降る”川上村への分岐"を過ぎ道標に従って小川山方面に進むとすぐに”八丁平登山道分岐"に出た。ここで左折しシラビソの幼林の八丁平を降るうちに天鳥川上流の沢音が聞こえ始め、やがて左岸から右岸に渡渉程なく今度は右岸から左岸に戻り、
10天鳥川渡渉左岸から右岸へ_8791
     Photo11 天鳥川の渡渉点 消えかかったペイントマークあり

やがて飯森山の斜面をトラバース気味に降るうちに道は天鳥川からかなり高い位置に離れた。
ここまでずっと樹林歩きで展望が無く位置確認が出来なかったが、やがて人声が聞こえ右下方を歩く人の姿が見え出すとすぐに"小川山瑞牆山分岐”に出た。

分岐で休憩していると瑞牆山からの次々に下山者が富士見平目指して降ってゆくが皆さんバテバテお疲れの様子。分岐から富士見平までの間に何人か追い越したが緩いとはいえここが最後の登りなので耐え切れずに路傍で休憩している人も居た。

富士見平小屋周辺は朝にも増して賑わい、テントの数もかなり増えていた。富士見平から少し降った水場の人だかりを横目に通過し、林道を横断して登山口に戻ると路上駐車の車が少し減ったようだが混雑は相変わらずだった。

久々の百名山だったが登山者の多さにビックリ。登山道には落ち葉もなく踏み均されて登山者の喧騒だけだったが一歩メインルートから外れると奥秩父らしい静かな山歩きを楽しむことが出来た。



 

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

石楠花満開の白毛門 笠ヶ岳

0谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8714
     Photo0 石楠花の向こうに見える谷川岳と一ノ倉岳
記録
日程:2018,05,21

メンバー:安田
05/21天候 晴れ :
コースタイム:白毛門登山口駐車場(6:42)→松ノ木沢ノ頭(8:29~8:47)→白毛門山頂(9:29~9:42)→笠ヶ岳山頂(10:39~11:11)→白毛門山頂(11:56)→松ノ木沢ノ頭(12:37~12:48)→白毛門登山口駐車場(14:23)
行程10.0km 累積標高1532m     ルートマップは ここ です。

尼ヶ禿山に登ったときに上越国境の山々にまだ残雪があるのは認識出来たが、木々の間からの眺めでしっかりとその姿を捉えることが出来なかった。週末はシーズン最後の足掻きの寒気が南下して天候が荒れそうだったので寒気が立ち戻るのを狙って残雪の山を観に谷川連方が一望できる白毛門に出かけた。(一昨日は雪が降り、ササも白くなったとか。当日は雪は姿を消し元の春山になっていました)

水上ICで関越を降り白毛門を目指して谷川岳方面に進み土合橋の白毛門登山口駐車場に車を停めて、駐車場奥の登山口から東黒沢の橋を渡って尾根に取り付いた。
1白毛門登山口_8693
     Photo1 白毛門登山口 奥に見えるのは東黒沢の橋

新緑に囲まれた道を木の根に掴まりながら急登を登って尾根に乗り、展望が無いまましばらく登ると右隣の赤沢山が見え出すと左側には雪が消えたロープウエー終点の天神平も時折見え隠れする。周囲の木の樹高がだんだん低くなり、陽光が眩しくなってくると時折足元にピンクの花の残骸が散っていた。
アカヤシオやヤマツツジと違い石楠花の花は木に付いたまま茶色に褪色して萎んで落ちるのでどうやら風に煽られて褪色する前に落ちてしまったたようだ。
濃い緑の葉だけでもう石楠花の花は終わったかと思いつつ登るうちに白いタムシバの花が目に入るようになってきた。
2タムシバ_8696
     Photo2 満開のタムシバ

谷川岳を背景に石楠花の写真を撮ろうと思い一気に松ノ木沢ノ頭まで登ってきたが期待していた石楠花は既に時遅し、茶色く縮れた無残な姿になっていた。
3松ノ木沢ノ頭からの白毛門_8704
     Photo3 松ノ木沢ノ頭から白毛門を望む

休憩後白毛門への最後の登りは雪が消えていたので潅木越しの景色を楽しみながら進み、ジジ岩ババ岩が横に並んで見える位置まで来ると西側の岩の上にはかすかにピンクの石楠花の花が見えた。
4ババ岩とジジ岩_8743
     Photo4 ジジ岩とババ岩 ジジ岩の上に石楠花が(帰路撮影)

ババ岩チョット色気づいて簪でも挿したかと思ったがジジ岩とババ岩、どっちがどっちだったか記憶が曖昧なので帰路に上のほうからもう一度観察してみることにして先に進むと、白毛門山頂手前辺りから登山道横にも石楠花の花が現われ始めた。白毛門山頂からは360°の素晴らしい展望が広がり暫し休憩。
5白毛門山頂_8742
     Photo5 白毛門山頂

以前、積雪期に土合橋の駐車場から赤沢山に登り尾根を伝って途中で泊まり、白毛門を経て周回したときに雪洞を掘ったのはどのあたりだったか探してみたが雪山とはすっかり景色が違っていて良くわからない。そのとき周回した尾根は今はササに覆われ積雪期しか歩けない。
逆ルートでも歩いたがそのときは4月だったので雪がたっぷり。白毛門直下のクレバスのところでTシャツ姿で休憩した。

白毛門からは残雪の谷川馬蹄形を見渡せたが朝日岳が見えないので更に先に進んで笠ヶ岳まで足を伸ばすことした。
笠ヶ岳までの一旦下り登り返しとなり、何回か雪田を通過したが滑り止めは全く必要なかった。
6雪田_8727
     Photo6 笠ヶ岳への途中の雪田

途中の小ピークへの登りでは登山道に雪田の雪解け水が流れていたが両脇の滑りやすい土手を登るより泥が洗われた水流の中のほうがむしろ歩き易かった。
水流源頭の雪田を越えると道の両側には満開の石楠花、左に見える谷川岳正面に見える
7谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8733
     Photo7 谷川岳 一ノ倉岳 武能岳

笠ヶ岳ともに石楠花越しになった。
8笠ヶ岳大烏帽子_8729
     Photo8 笠ヶ岳と右奥大烏帽子 朝日岳は大烏帽子の陰

石楠花はせいぜい人間の背丈以下なので見渡しながら歩くことができ、まさに花街道。
足元にはイワウチワ、ショウジョウバカマも咲き始めそろそろ高山植物の花の季節の到来をうかがわせた。黄色・紫・白。ブルーといろいろな小さな花が咲いていたが・・・名前がわからないというか思い出せない。
9猩猩袴_8731
     Photo9 咲き始めたショウジョウバカマ(猩猩袴)

笠ヶ岳山頂からは馬蹄形全体が見渡すことができ、朝日岳の先から分岐したところどころ雪が残る稜線の先には巻機山の姿も見えた。
苗場山、大源太山、平ヶ岳、燧ケ岳、至仏山、尾瀬の笠ヶ岳、日光白根山、赤城山、子持山、榛名山、浅間山、吾妻耶山・・・特徴的な山容の山は解ってもそのほかの山々は地図から大きくはみ出しているので山名が良く解らん。
10谷川岳一ノ倉岳茂倉岳_8739
     Photo10 笠ヶ岳山頂からの谷川岳 一ノ倉岳 武能岳

この季節にしては空気が澄んでいて微風も気持ちよいので山頂で大休止の後来た道を戻って下山した。
11笠ヶ岳から白毛門への稜線_8740
     Photo11 笠ヶ岳から白毛門への稜線 遠くに赤城山と子持山が霞んでいる

雨水で侵食され露出した木の根登りの登山道は登るより降るほうが大変だった。
駐車場中ほどにある赤沢山からの冷たい湧き水で喉を潤し上半身裸になって汗をぬぐって帰路に就いた。

帰宅後ジジ岩ババ岩を調べてみたら東側の大きな岩がババ岩、西側の小さいほうがジジ岩だったのでどうやら簪を挿していたのはジジ岩だったようだ。
群馬県にはもう一箇所御堂山にジジ岩とババ岩があります。こちらも大きいほうをババ岩小さいほうをジジ岩というらしいが・・・・




テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

安田 和弘

Author:安田 和弘
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
メールフォーム

お名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

リンク
訪問者数(from20141110)
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる